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日別アーカイブ: 2015年1月19日

五山送り過ぎ、地蔵盆待ち、水曜会

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日中は32℃を超え、まだ暑いものですが、朝方は涼しくなってきましたね。

16日の五山送りが終わると、夏の終わりを感じる京都です。
ツクツクボウシやヒグラシの声が、つくづく夏休みもうじき終わるよ、哀し哀哉と鳴いてるようです。(笑)

京都では、五山全てを見ようとは大概思わず、近くから一山か二山の送り火を見て、手を合わせて帰ることが多いものです。
嵐山からは、鳥居形が目の前に見え、東山の大文字が遠くに見えます。

五山送りの見物客は、今年は6万人だったとか。
嵐山東公園の堤から大文字を眺め、中ノ島公園から鳥居形と精霊流しを見物しました。
1.東山大文字。2.中之島から見る鳥居形。3.嵐山の精霊流し。

年々、外国人観光客が増えてますね。
龍彌は、200kg越えのカップルを人力車に乗せ、渡月橋から鳥居山まで2往復したとか。
さすがにバテてたようですわ。w

今週末の22,23日は地蔵盆で、京都のあちこちの町内で、子供たちのお祭りがあります。
23、24日は化野念仏寺の千灯供養で、石塔や石仏およそ8千体の無縁仏に無数のロウソクを灯して供養します。

それに合わせて、23〜25日は、宕古道街道灯し(あたごふるみちかいどうとぼし)が催されます。
愛宕神社一之鳥居から二尊院、清凉寺までの約1.5キロの街道沿いに、地元の小中高校生たちが絵柄を描いた
およそ800個の行灯が通り沿いの家々の軒先や軒下に灯されます。
また、京都嵯峨芸術大学の学生が製作する巨大な提灯も立てられ、和紙を通したほのかな明かりが古い家並みと相まって、情緒的で優しい空気に一帯が包まれます。

日頃は見えない非日常の風景も、なかなか良いものですよ。^^

さて、本日はご来客の多い日でしたが、水曜会。
タイの友人との連絡やら、カウンセリングやらでバタバタしたものの、料理は仕上がりました。w

今日のメニューは、以下の14品です。
4−1.いづみ式合鴨ロースと玉ネギ・レタスのサラダ合せ、イタリアンドレッシングで。
2.鶏の胸肉とキュウリのバンバンジー、胡麻ドレッシングで。
3.豚バラ肉と小松菜、人参のオリエンタルソース炒め。
4.カニカマと九条ネギ入りフヨウハイ。
5.鶏もも肉のカツレツ。
6.ヒラタケとホワイトブナピーのバター炒め。
7.富山の鮭の昆布巻き。
8.じゃこピーマンの胡麻風味炒め。
9.ヒジキ、刻み揚げ、4種豆のあっさり炊き。
10.焼き茄子のおろしショウガだし浸し。
11.揚げ出しナス。
12.茄子の一夜漬け。
13.大根葉の一夜漬け。
14.冬瓜、人参、ニンニクのスープカレー。

名残の夏の夜を、平和に過ごしましょう。^^

御所蛤御門前、護王神社参拝、その後直会。w

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地下鉄烏丸線を丸太町で降り、御所の前を烏丸通りに沿って北上すると5分ほどで通りに面して護王神社。
平安京建都に貢献した和気清麻呂公がご祭神です。

平安神宮や天満宮もそうですが、普段は私、人神をお祭りする神社にはあまり参拝しないんですが、
山の神が行ってみたいというので(笑)、詣でてきました。w

護王神社は、足腰神社と通称されてるように、足腰の病気や怪我、スポーツの上達などの祈念に有名です。
1.烏丸通りに面した石の鳥居脇には、「足腰の守護神 いのししの護王神社」の幟が立ってます。

和気清麻呂(わけのきよまろ)が宇佐へ配流の際に、道鏡から送り込まれた刺客に襲われたのを、
突如現われた300頭の猪によって難事を救われたとの伝説から、
明治23年(1890年)から狛犬の代わりに「狛猪」が置かれており、「いのしし神社」の俗称もあります。

そのため亥年の参拝者は、例年よりも増加する傾向があるとか。
境内には狛猪のほかにも多くの猪に因むものがありますよ。

この日、木曜の京都は小雨が降ってましたが、なに、神事に往くところ傘は要らない。(謎笑)
2.大きな「足腰御守」と書かれた護符を掲げた山門を入ってみましょう。

山門正面の奥にある本殿前で、略祓、通常祝詞と別詞こと分けてまおさくと祝詞を奏上しました。

本殿に向かって右側の招魂樹(おがたまのき)のそばにある「足萎難儀回復の碑」には、
足腰の病気やけがの回復を願って多くの方がご祈願に来られます。
3.招魂(おがたま)の木と、「護王大明神」の石碑。

参拝者はこの前にある、足形の石の上に乗ったり、碑をさすったりして祈願します。
私も消え去らない膝の疼痛の平癒を祈念しました。w
足形に乗り、石碑を撫でて、その掌で膝をさすって気を入れます。
古神道の呪にいわく「ごおうある、なかあるおうにはこびこられ、やまひはとくにいえさりにけれ」。

境内にはいたるところに猪を目にします。
4.「霊猪(れいちょ)の手水舎」の水の注ぎ口もやはり石のいのししですよ。

毎月21日は午後3時から、足腰祭が行われるそうで、参列者は本殿で祈願祭の後、
表門前のお千度車を回して、足腰の健康安全を祈るのだとか。
毎月その辺りは忙殺されてるから、私には参拝は無理ですが。^^;

5.最後に、和気清麻呂公銅像に一礼して、飲みに出かけました。w

下長者町を烏丸から西へ行くと、井倉木材があり、夕刻5時から立ち飲み酒場に変わるとか。w
ここを目当てにしてたのですが、生憎と臨時休業でした。^^;

それではと、地下鉄で四条に戻り、烏丸通りから四条一筋下の綾小路を西に入って行きます。
室町、新町、西洞院と通りを過ぎて、油小路に至る前に、南に面して京町屋風の居酒屋あり。
6.AKAMARU 赤まるという黒字の「赤」の字を赤い丸で囲んだ提灯と暖簾が。
門上には「笑門」の符を掲げたしめ縄が飾ってあります。

庭を眺めつつ、ここで一杯聞こし召しましょう。w
7.角ハイボールはメガジョッキが500円。^^
卯の花(おから)とカボチャの炊いたんが付き出しに出ましたが、あっさりと京風の味付けでした。

手羽先の唐揚げ4つで500円などを注文して、いづみのおしゃべりにお付き合い。w
烏丸界隈では、こんなところもリーズナブルで味も良かったですね。

これで帰ろう。いやいや、せっかく来たのだからなどと腕を取られて四条を東へ。w
例によって四富会館でエソラの新ちゃんを訪ねて、今度は焼酎数杯。ww
しゃべりが止まりませんので、会館の美代桂で仕上げに連れてきましたが、おしゃべりしつつ歌ってはりました。w

さて、今日からは指示書作成の集中期間です。
散髪済ませて、いざ頑張ろう。w
皆さん、佳きシルバーウィークになりますように。(念)

三条河原町界隈、プチ飲み歩き。

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18日は、東山即成院で二十五菩薩お練り供養がありましたが、とんと失念してました。^^;
即成院のお練り供養は、京洛の秋の名行事として広く知られていますが、阿弥陀如来と二十五菩薩が極楽浄土から現世に現れ出て、衆生を極楽へと導く姿を具現する行事です。

一千年の祈りを今に伝える即成院の阿弥陀如来と二十五菩薩座像は、国の重要文化財ですが、
霊験あらたかで、古来より那須与一公の守り本尊としても「願いが的へ」と祈願することで大変有名です。

永らく行ってないけど、東山通りを七条を過ぎ、泉涌寺道を東に入って行くと即成院がありますので、
機会があれば、ご本尊と25菩薩に、静かに対座しに行きたいものです。

世俗な私は、この日はプチ遊行で、三条河原町付近を飲み歩き探訪してました。w
最近、烏丸ではなく、河原町界隈に安くて美味い店が多くなってきたようですね。

1.時刻は夕刻6時前、先ずは河原町通りを三条から一筋東へ入ったところにある、「鶏野郎」へ。
「トリあえず、鶏野郎へ」というベタな(笑)立て看板のあるこのお店、中は綺麗で広々とした座敷式です。

京赤地鶏と京野菜の焼き専門店ということで、 朝引き京赤地鶏10種類盛り合わせが950円。
角ハイボールは180円、3倍量のメガジョッキは380円でした。

2.鶏が新鮮で、生でもイケる10種盛りは、お値打ちです。
鶏の白子は初めて食べましたが、タラよりクセも臭みもなく、美味でした。^^

この日は、朝から身の節々に痛みがあり、立ち飲みや長距離移動は好まぬところ。^^;
木屋町通りから高瀬川に沿って歩き、三条渡って、西木屋町通りから3筋目を西へ入ります。

西木屋町通り角は木屋町会館で、一階には立ち呑み「傘(きゃさ)」があるのですが、その姉妹店、
「きゃ座」という店に入ってみました。

3.通りに面して、20時まで、ちょい飲みセット1000円の立て看板があります。
生ビールorお好きな飲み物、小鉢4品、串揚げorチューリップ揚げor刺身のセットに誘われました。w

4.通りから覗くと、通路の突当りが「きゃ座」です。
8時以降は混むそうですが、早い時間は二人の貸きりのような状態でした。
ジャズが流れる中、25歳のお兄ちゃんが一人切り盛りしてますが、8時になると援軍が来るとか。

焼酎は400〜600円のものから好きなものを選ぶのですが、先ずは吉兆宝山。
5.小鉢4品はその日の日替わりですが、中でも特に豆乳コンニャクのイクラ乗せは美味でしたよ。^^

6.刺身はマグロとサーモン、チューリップ揚げは2本入って、トータル1000円は値打ちがあります。
7.味も接待も気に入ったので、500円の焼酎を別々に追加しました。

馬刺しユッケ600円で、焼酎を飲み干し、満足、満足。^^
朝5時までやってるそうですが、良い子と年寄りは夜明かしはなりませぬ。(笑)

この日は、〆の一杯?やカラオケは行かず、大人しく帰宅しました。
20日からは指示書作成期間ですが、22日の時代祭、鞍馬の火祭りの夜は、事情が許せばまた飲みに出るかも?w

秋の夕暮れは、どうも気が沈むので苦手ですが、常夏の国は遠く往くにままならず。^^;
京都の秋を遊行して、ほろ酔いのそぞろ歩きが良いかもしれませんねえ。w