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日別アーカイブ: 2014年1月16日

風雨終わりて五山の送り火

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今日は8月16日だというのに、京都では1時間に80mmという雨が降りまし
た。

それでも5時40分時点で、五山の送り火の準備は進められ、6時半には雨も収
まって、大文字は予定通り8時に点火されました。

1.家の門前にて、ささやかなる送り火で、御精霊(おしょらい)さんを送りま
した。

2.家から嵐山東公園の堤へ出ると、赤々と大文字が燃えていました。
私のデジカメでは、これが限界で、美しく写ってはいませんが。^^;

家へ戻って、小仏壇前で阿弥陀経を先祖に捧げた後、ゆっくり飲むとしましょう。
^^

母と祖母への回向、存命の父の供養(ケヤーか?笑)、風水を観る仕事も良い出来
で喜んでもらい、充実した1日と仏縁に乾杯です。^0^

原稿少し捗り、水曜日。

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4月16日(水)、遠く日光二荒山では旧暦に則り弥生祭りが行われてるとか。
京都は春曇りにて、風もなくのどかな一日です。

4月の気の講座を終えたので、今日は5月の案内のアップをしました。
ホントは3月の気の講座の内容は一部、著作に回したかったのですが、中折れ、挫折。(ワラ)
自分が1時間余りしゃべったのを思い出しては文字にするのは、なんという手間でしょう。。

マズローの5段階の人間の欲求、生理的欲求、安全・安定の欲求、社会的欲求の
上に、人ならではの他人の承認を必要としない自尊の欲求があり、その上でこう
いう人間になりたい、これを成し遂げたいという自己実現の欲求がある。
トランスパーソナル心理学では、それから自己超越の欲求があると説きますが。

日常意識の中では、意識が全てと思われていますが、それは95%以上の無意識
が支配していて、例えば所見で好悪の判断が起こるのも、今まで無意識に蓄えた
巨大なデータバンクからの情報が意識に上がってくるからです。
ユングは潜在意識のさらに下層には人間が全て共有する集合的無意識があると説
きますが、意識の共時性、物事が新発見されるときの多発性などがそうであると
いいます。

大乗仏教では、意識と五識(=五感)の六識の下に第七識の末那識があって、こ
れが無意識で寝ている間も自己に執着すると言います。
これらはその下にあり、心の全てを支配し識に現す阿頼耶識が根本であると説き
ます。

意識から無意識に深く情報をインプットしたり、潜在意識の奥深くから意識へ情
報をアウトプットするのは、脳波がアルファ波を出している状態で起きます。
日常意識では脳波は13〜40ヘルツのベータ波ですが、アルファ波は7〜13
ヘルツの脳波で、主に後頭葉から発生します。
もし全頭からでれば、完全痴呆状態ですけどね。(笑)
そう、アルファ波は余計な脳の部分を休め、右脳など使う部分をフルに使える状
態になるのです。
コンピュータでも、幾つものコマンドを同時多発させずに、1コマンドに集中させればフルに
働く道理ですね。

アルファ波といっても3つの段階があって、まどろみのうとうと状態はスローアルファで7〜9ヘルツ。
これより低いと浅い眠りのスィータ波になります。
計算などに没頭集中しているときの脳波はファストアルファで11〜13ヘルツ。
この中間のミッドアルファ(9〜11Hz)が、意識は鮮明にして超集中し、右
脳が全開になる脳波です。
朱子語録の精神一到、何事か成らざらんというのはこの脳波のことでしょう。

脳内にセロトニンが多く分泌するとアルファ波が出ることが証明されていますが、
セロトニンは、筋肉の収縮と弛緩を周期的に繰り返すことで分泌しやすくなりま
す。
リラックスした正しい姿勢(脳が働きやすい姿勢)で、腹式呼吸を繰り返し、集
中すること、つまり瞑想が効果的な所以です。

事実、最近の実験によって、座禅直前の尿中からのセロトニンが1ml中平均数
値134ナノグラムだったのに対して、座禅30分後のセロトニン数値は203ナノグラムになっていたことが報告されています。

日常生活から眠りに就くとき、脳波はベータ波からスィータ波になる前にアルファの領域を通過します。
だったら、こうなりたいとか物事が成就していることを眠りに就くとき強くイメー
ジに浮かべ、もうそうであるようにそのシーンを味わい、夢に見るようにして眠
ると良いでしょう。
気功の抜長法を用いて、身体をリラックスしてから行えば、より効果的ですね。
^^

今日は、ギャラクシーエージェンシーから担当者が来てくれたので、図表を手渡して、
こうした話を録音してもらいました。
座談や講話では、例を多く入れたり、話を少し戻して関連性や要点を強調したりとなりますが、
文字にするのはより簡単明瞭で、必要最小限の説明や例示になりますので、まとめが肝要です。
30分ほどお話して、それを文字化してくれたら捗りますね。^^
それでも先は長く、まだまだ掛かりますが。^^;

そんなこんなで日が暮れて、さて本日は水曜会。^^
今日のメニューは、以下の11品です。
オフレコでいいですから、歓談しましょう。(笑)

1.先ずは野菜からと呪をかけられて、サニーレタスとプチトマトのサラダ。いづみ式玉ネギドレッシングで。
2.ポークロースステーキ、キウイ・蜂蜜・醤油ソース。
3.珍しく入手したキンキの一夜干し焼き。
4.大葉としめ鯖。
5.手羽元、ニンニクと干したシイタケ・シメジ・エリンギの酢・バルサミコ酢・羅漢果・ワイン・醤油煮込みしぐれ。
6.スルメイカと小松菜、キムチのレモン風味炒め。
7.牛肉とブナピー、エノキの醤油・ウスター&トンカツソース、赤ワインの時雨煮、ネギ散らし。
8.湯がいたヤマナメタケとオクラのポン酢和え。
9.九条ネギのすり胡麻・酢・カラシ・羅漢果・白味噌和えのヌタてっぱい。
10.ほぐし焼きサバのマヨネーズ和え。
11.カボチャの牛肉風味焼き。

宵山の水曜会

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コン、コン、チキチン、コンチキチン♪と、祇園祭は今がたけなわです。
昨日の宵々山は、一昨日と違って歩行者天国プラス露店の数々があり、
午後11時の歩行者天国の人数は28万人だったとか。

今日の宵山も、さぞ凄い人出でしょうね。
日中気温は34度で、浴衣を着るには暑すぎる。^^;
それより、何より、人混み嫌いだし。w

こういう夜は、浴衣でもバリ・タイ衣装でもいいから、涼しいところでセーンソ
ンウィスキーでハイボールするのが気持ち良いかと?(笑)

烏丸から四条通り界隈は、午後6時からの歩行者天国で凄い人いきれでしょう。
こちら、嵐山は閑散と空いていますよ。^^
祭心で、タイ・フェスティバルでもやりますか?

原稿が全っ然、進まない代わりに、料理作成が早く進んでしまった。w

灼熱のタイを思いつつ、こういうタイ料理は如何でしょう?
冬瓜、ニンジン、鶏肉のグリーンカレー。(くるみパンを付け合わせに)
タイ風鶏のから揚げ、ガイ・トート。(2種のナーム・ニャオの漬けだれで)
生ハム・パパイヤ。

和の夏料理も、一緒にどうぞ。^^
豚ロースの生姜焼き、大葉添え。
鶏ミンチと玉ネギ・フライドガーリックのつくねバーグ。(梅肉かレモンで)
京揚げと椎茸の合わせ煮。
豆腐の田楽焼き。
冷やしたトマトのスライス。
小松菜、キャベツ、ニンジンの野菜炒め。
パプリカとピーマンのガーリック・ショウガ・醤油・オリーブオイルドレスサラダ。
牛ステーキとレタスのサラダ。(ここらになると和を外れてるかも?^^;)
牛角、玉ネギ、パプリカ、ピーマンの甘酢炒め。(これ、中華かも?^^;)

今夜は以上の12品です。
冷やすべきは、冷やしておきましょう。^^v

何はともあれ、宵山に負けずに、ささやかに盛り上がりましょう。(笑)
ピエールの諸子諸君、宵山に行かないならどうぞ、どうぞ。^^v

嵯峨釈迦堂、清凉寺お松明式

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昨日3月15日は、嵯峨の釈迦堂、清凉寺でお松明式が行われました。
この日は釈迦入滅の日に当たり、本堂では涅槃図を掲げ、釈迦の徳が称えられます。

ロープで囲いした大庭には、松の枯れ枝や藤つるを使い漏斗型(ろうとがた)に組み立られた、高さ7mの大松明。
夜8時過ぎに護摩壇に灯明の火が移され、燃え上がった護摩壇からこの大松明に火入れされます。
読経、念仏を唱えながら僧侶の行列が燃え盛る大松明の周りを廻るのですが、境内には幾十の屋台が出て賑わっています。

お松明式は、五山の送り火、鞍馬の火祭と並んで京都三大火祭として受け継がれてきましたのですが、
近隣住民ならともかく、地方から目当てで来る方は少ないものです。
嵐山に住んでから2年のブランクを含む苦節46年、実は一度も来たことがなかったのですよ。^^;

8時前に着いて、牛串焼きやイカ焼き、フランクフルトなどを屋台で買い、本堂の傍のベンチに座って、
持参した魔法瓶の湯割り焼酎「白虎湯」で祭り気分を味わいました。^^

今回、初のお松明式見物でしたが、いやはや間近に火事場を見るような迫力でした。(笑)
愛宕山からの吹き降ろしの風に煽られた火勢で、火の粉、灰が飛ぶこと、降り注ぐこと。^^;
お松明に火を入れると、燃え上がるまでに充満する煙の量も半端ありません。
保存会プラス消防士の皆さんの協力あってのことですね。

1.護摩壇の炎と煙の周りを巡る提灯行列。
2.護摩壇から飛び散る火の粉と灰が、まるで無数のオーパのようです。
3.燃え盛る護摩壇、炎の高さは5mに達し、熱気で火傷しそうです。
4.高さ7mのお松明3基。それぞれ早稲(わせ)・中稲(なかで)・晩稲(おくで)と呼ばれ、
その火の勢いで、今年の農作物の豊凶を占うとされています。
5.上から火入れされた松明が、火を降ろし、中心下から燃えて行きます。
6.燃え上がる火柱と煙ですが、こうなる前に煙が風下に充満します。
7.燃える松明の火と煙の陰陽競演、オーパのように無数の灰が降り注ぎます。
8.燃え上がる瞬間の大松明。
9.愛宕颪に吹き上げられる松明の炎。
10.早稲と中稲の大松明は、上部が燃え残り、再び火入れが為されます。
僧侶の群れは一心に五穀豊穣を祈るのか、念仏を唱和しています。
今年は早稲と中稲は苦心を伴い、晩稲が豊作を告げるようです。
消防士さん達でないと、とても松明の傍には近寄れませんね。^^;

春を告げる火祭りの翌日、今日は春模様で暖かく、良い陽気です。^^
今日のヒーリング講座では、肩こり・五十肩の治療を肩に触れず、肩甲骨と周辺筋肉を動かして治す、
オステオパシー・テクニックをお伝えすることにしましょう。

夜は龍彌が来るので、減量前にフォアグラステーキや和牛しゃぶしゃぶなどで気を養いましょう。
今年になって二度も風邪をひき、昨日は15時間死んだように眠ってた彼でした。(笑)
今夜は楽しく、涅槃会です。(爆)