オフィシャルブログ

カテゴリー別アーカイブ: 日記

8日の納めと事始め、9日の気の講座を控えて、 12月最初の水曜会

DSC00252_R.JPG

12月に入って、明日で一週間を経過し、いやはや日々の過ぎるのが早いことですね。^^;
明日の7日は二十四節気の「大雪」で、壬子(みずのえね・じんし)の月に入ります。

この頃、寒気はますます盛んとなり、地方によっては大雪を見る処もあり、閑古鳥は寒さのため鳴くことができなくなると暦書にあります。w
3日後の9日は第二土曜日に当たり、十二月度の気の科学体験講座を開催しますが、閑古鳥には鳴いてほしくないものです。(ワラ)

今年は参加者2,3名という寒い月もありましたが、あまり多くても困りもの。w
10日までは宿曜陵逼が続きますので、イレギュラーな事態の発生を用心しつつ、準備を整えて行きましょう。

3日の同宿を最後に、六害宿は禁忌事項を避けて過ごしたので、これから納めの仕事に念を入れます。
期間中のイレギュラーには、飲み歌いに行った店のママさんに高島屋の稲荷ずしをもらったり、常連の気の良い爺ちゃんに生ラーメンもらったりと嬉しいイレギュラーもありました。w
人にも、神仏にも、お礼参りは大事なので、お返しを忘れずにしておきます。w

納めと言えば、明後日の8日が納め薬師で、己巳の日でもあり、弁財天の納め供養日ですね。
この日は、手元の暦書には「事始め」と書かれています。
然るに、別の暮らしの歳時記には、「事納め」と書いてありますが、混乱しますよね。^^;

「事始め」と「事納め」の謎について述べてみましょう。w
元来は、旧暦の12月8日と2月8日を「事八日(ことようか)」といい、様々な行事が行われてきました。

「事八日」というのは、この日が事を始めたり納めたるする大事な日だからです。
事八日には、針供養をしたり、「お事汁」を食べたりする風習があります。

ちなみに、「お事汁(おことじる)」というのは、無病息災を祈って食べる野菜たっぷりのみそ汁です。
おこと汁は別名「六質汁」(むしつじる)とも呼ばれ、元々は芋、大根、にんじん、ごぼう、小豆、こんにゃくの6種類の具を入れて作ったみそ汁です。
地方によって入れる具に違いはありますが、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、寒い季節に体の芯から温まる伝統の健康長寿食といえますね。

では、12月8日が「事始め」なのか、「事納め」なのか、一体どっちが本当なんでしょう?w

「事」とは、もともと祭りあるいは祭り事を表す言葉で、「コトノカミ」という神様を祭るお祭りです。
そのお祭りが12月8日と2月8日の2回あり、「事八日」「事の日」などと言われました。

実は、コトノカミが「年神様」か「田の神様」かで、事始めと事納めの時期が逆転します。
この日付の違いは、この時に始める「事」が新年に迎える神様の「事」なのか、田畑を耕し農耕に勤しむ人の「事」かという違いです。

年を司る神様を年神様といいます。
年神様を迎えるために正月行事の準備を始めるのが12月8日の「事始め」で、年越しの「神事」が始まる日です。

そして、後片付けもすべて納めるのが2月8日の「事納め」です。
こうして神様に関する一連の「事」が終わると、春を迎え田畑を耕す時期となり、人々の日常が始まります。

12月8日は年越し、年迎えの神事の始まる「事始め」、2月8日は神事を納める「事納め」の日。
一方の始まりは、一方の終りを迎えます。
したがって、特に農作業などの日常の人の営みは、12月8日が「事納め」、2月8日が日常生活に戻る「事始め」となります。

現代社会では、年末ぎりぎりまで日常生活の営みは続きますので、仕事の納めに追われますが。^^;
正月準備もたいてい年末ぎりぎりになることが多いものですが、手元の暦書には12月13日が、「正月事始め」と書かれています。

近所のスーパーなんか、11月末にはもう、お鏡餅とか売り出してたし。w
クリスマスも未だというのに、あまり急かされてるように感じて、ボク的には好きくありませんが。^^;

12月13日が「正月事始め」とされてるのも、理由があります。
江戸時代に入ると、旧暦12月13日が、宿曜二十八宿による大吉日とされた鬼宿日に当たることから、この日が江戸城の「御煤納め」と定められました。
このため12月13日が「正月事始め」として定着し、煤払い、松迎えなどの正月の準備にとりかかる日とされてきたのですね。

誰にとっても、12月は忙しく、慌ただしく感じるものでしょう。w
12月の師走の語源に、師匠の僧がお経をあげるために、東西を馳せる月と解釈する「師馳す(しはす)」があります。
この説は、平安末期の「色葉字類抄(いろはじるいしょう)」に、「しはす」の注として説明されています。

現代の陰陽師にとっても、特に顧問先への指示書は、翌年度分と1月分を仕上げねばならず多忙ですが、別に走り回りはしませんが。(笑)
「忙しい」といい、「慌ただしい」というも、リッシンベンは心を表しますので、どなたも心亡くさず、心荒れずに、落ち着いて行きましょうね。^^

心に今年を司る十二支守護仏、不動明王を観想したり、子の月を司る千手観音か大黒天(私の場合三面大暗黒天)を観想して、事の納めを全うしましょう。

さて、今日は12月最初の水曜会ですが、準備の方も整いました。
本夕のメニューは、以下の13品です。
1.水菜とツナの手作りポン酢和え、ロケットトマトを添えて。
2.切り干し大根、ニンジン、エリンギ、煎り胡麻の酒・醤油・味醂・鶏ガラだし・胡麻油炒め。
3.ブナシメジ、エリンギ、紫玉ネギの豆板醤・甜面醤・味噌・酒合わせ炒め。
4.鯖の水煮缶詰めのチーズ・ロケットトマト焼き。
5.牛タンの漬けだれ焼き。
6.馬肉の生姜しぐれ煮。
7.牛肉、白菜、シメジ、マイタケ、ゴボウ、京麩のすき焼き。
8.豚ロースのガーリックカツ、キャベツの千切りを添えて。
9.近江蕪の味噌焚き。
10.ソフトニシンの照り焼き。
11.瀬戸内海のサバの一夜干しの焼いたん。
12.瀬戸内のじゃこ天焼き、生姜と醤油で。
13.ブリカマの塩焼き、レモンを添えて。

宿曜陵逼進行中、イレギュラーな運びに注意して 、11月最終水曜会

DSC00249_R.JPG

11月14日から始まった宿曜陵逼(すくようりょうじ)は、12月10日まで続きます。
空海の持ち帰った宿曜経に、この期間は二十七宿と七曜日が圧迫し、吉凶逆転や良くない因縁生起、イレギュラーな事態が発生しやすい期間と書かれています。

以前の宿曜陵逼期間には、顧問先への翌月の傾向と対策指示書が誤配されてか届きませんでした。ーー
かつて何十回も送ってる住所へ投函したものが、宛先人不明で戻って来たこともあります。^^;

今回もまた、郵便物のイレギュラーが起こり、23日に投函した府内への指示書が4日経っても届かず、行方不明。。
こちらの郵便局、並びに送り先の郵便局にも届けたところ、昨日になって顧問先から連絡あり、郵便局から通知があって、届いたとのこと。w

得てしてこういう時はミスもしやすいもので、先週のブログ投稿が内容ワヤでした。^^;
12月22日と11月22日を混同したような記載になり、とんだ恥さらし。w

冬至の予行演習的に書こうとしたのと、12月度の指示書を作成中だったのが脳の中でクソミソになってたようで。(自爆)
それに気づいたのが昨日のことでしたので、最早訂正も利かず、やんぬるかな。。ヤンバルクイナ。(意味不明呆爆)

顧問先にも期間中は確認・点検が大事とお伝えしてるのに、我ながら何たることよ、サンタルチアよ。(意味不明自己崩爆)
せめて六害宿の禁忌は犯すまいと、自己嫌悪ついでに身を慎みましょう。w

久しく七日を超える行もしてなかったので、食を減じて御行(おんぎょう)し奉るのも良いかも?
運動不足もあるので、少林・八極の動きと刀も振ってみましたが、膝の不完全さを自覚したのみ。^^;

先ずは気分転換に、頭をピエールの田尻店長にQP坊主にしてもらい、頭頂の龍毛をピンと立ててシャンとしなくちゃ。(笑)
自己嫌悪など自分が嫌になってるときは、姿勢や表情も服装も崩れがちになりますからね。w

自己嫌悪や軽度のウツ的心境には、酒飲んではしゃいでぐっすり眠るのが良いのですがねえ。w
も少し陰に傾くと、陽気が発揚できずに、笑顔もはしゃぐ気分も出なくなりますから。。

昨日、高雄病院で検査したところ、自覚症状は全くないものの、ヒドイ点数を喰らってしまいましたわ。^^;
中でもひどいのが、γーGTPの474IU/mlと中性脂肪値482mg/dlと過去最高値を記録。。

3kgほど太ったのと、特に飲みに行くときについ飲み過ぎるのが原因か、はたまたこれも宿曜陵逼のタタリなのか。(違爆)
酒を飲むときは、もっと水も多く併用して飲むことにしましょう。w

明日は11月の末日ですが、つつがなく良い締めくくりができますように。(念)
京都の紅葉も週末がピークで、見頃を過ぎてワビサビの師走に入ります。w

紅葉のシーズンが終われば、嵐山では花灯路があり、なかなか息子カップルと飲みに行く機会がないけど、多忙なるは日々是好日です。
多忙がピークに達する月ですが、忙中の閑を忘れず、年の締めくくりに向かいましょう。

11月を納めるに当たり、この月最終水曜日、11品の料理が揃いました。
アップを終えたら、いざ、散髪へ。(笑)
今日のメニューは以下の品です。
1.アボカドとクリームチーズのワサビ牡蠣醤油和え。
2.水菜、プチトマト、ツナのポン酢サラダ。
3.紫キャベツ、紫玉ネギ、プチトマトのサラダ。
4.いづみ式ふわふわ焼き。(小麦粉を使わず、チーズ・卵・山芋をつなぎのお好み焼き)
5.いづみ式筑前煮(ゴボウ、京揚げ、大根、人参、椎茸、シメジ入り)
6.コンソメ茹で豚足の炙り焼き、ヒマラヤの紅塩で。
7.コンソメ・鶏ガラだしで茹でた手羽元のみぞれポン酢、九条ネギ散らし。
8.子芋の煮っ転がし。
9.辛子納豆と九条ネギのお揚げ包み焼き。
10.カボチャ、蒸し大豆、粗挽きミンチの煮込み餡。
11.日の菜のお漬物。

本日は冬至、勤労感謝の日前夜祭にて、水曜会

DSC00247_R.JPG

明日、11月23日は国民の祝日「勤労感謝の日」ですね。
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨のもと、1948年に国民の祝日として制定されました。

実は、この11月23日という日は、元々「勤労感謝の日」ではなく、「新嘗祭(にいなめさい)」と呼ばれる祭日で、非常に重要な宮中祭祀が行なわれる日でした。

この新嘗祭とは、天皇が日本国民を代表し五穀豊穣(豊作であること)そして命の糧を授けて頂いたことに対する神への感謝を捧げるための祭り、つまり日本の収穫祭なのです。
天皇だけでなく、国民全員も天皇と一体になり、秋の実りを神に感謝する、日本国にとって非常に大切な一日でした。

太平洋戦争敗戦後、昭和20年12月、GHQはいわゆる「神道指令」で、そうした祭祀を皇室の「私的な行事」として祝日から排除したのです。
GHQは日本国民から、天皇や皇室に関係したものを徹底的に切り離そうとしました。

天皇という当時の日本人の絶対的な精神的支柱を失わせることを狙ったのですね。w
そして天皇と国民が一体であった新嘗祭は宮中のみでの祭祀となり、国民からは完全に切り離されてしまいました。

しかもこの「勤労感謝の日」という名称を考えたのは日本政府ではなく、アメリカが自国の祝日にこじつけ適当に付けたものでしかないのです。^^;
「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨にしても、「勤労感謝の日」という名称に合わせて当時の日本政府が考えた「後付け」です。 w

そもそも、新嘗祭が文献上初めて登場するのは、歴史書「日本書紀」からです。
同書中の、皇極天皇元年(642年)11月16日(同月2番目の卯の日)に新嘗祭を執り行ったという記述が最初です。

今日のように11月23日に変わったのは明治以降ですね。
近代国家を装う以上日にちを固定する必要が生じ、新嘗祭のこの日を国民の祝日と定めたのです。

もともとは、大化の改新の時代から11月の「下卯(げのう)の日」、つまり2回目の卯の日に行うよう決まっていました。
それが改暦が行われた明治5年の「下卯の日」が23日だったことから、明治政府がこの日に固定したのです。

「新嘗祭」は「しんじょうさい」ともいい、「新」は新穀を「嘗」はご馳走を意味します。
この日、宮中では天皇が感謝をこめて新穀を神々に奉ってから、自らも召し上がります。

昔は、人々もこの新嘗祭が終わるまでは、決して新米を口にしてはいけないとされていたそうですね。^^;
今は昔の話となりましたがw、米ならぬ米国の呪(しゅ)が効いてるようで。(ワラ)

今は昔と言えば、「ご飯」というのは室町時代に起因し、炊きたての白米だけが「ご飯」と呼び、貴人の食べ物として珍重されたものです。
室町時代から、古くは「飯(いひ)」と呼んでいたのを「めし」と呼ぶようになったようですが、それ以前は「めし」は「召しもの」の意味で、敬語意識を伴った「食事一般」を指していたようです。
ただし、「食事一般」として「めし」が、日常語として用いられたのは江戸時代以降とか。

「深川飯」とか、「釜飯」とか、「握り飯」とか、炊きたての白米以外は「飯」だったものが、「松茸ご飯」や「炊き込みご飯」などと呼ばれるようになったのは、なんと戦後からだそうです。
時代とともに、諸行無常で言葉も変わって行くものですね。w

閑話休題(話を本題に戻して)、11月23日は、いわば日本の「収穫祭」ですね。
新米は買っておらず、今日22日は冬至ということで、何を作れば縁起が良いやら?(笑)

ちなみに冬至の七種(ななくさ)という「ん」のつく縁起食がありますね。
・南瓜(なんきん)※かぼちゃ
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)※うどん

これもこじつけですのでw、拘る必要はないのですが、気づかずに今朝はうどんを食べてた。w
小豆も邪気祓いの冬至食ですが、謎に昼のテーブルの上には赤飯が。(無意識にコソッと内緒で買っちまったもの。^^;)

冬至の風習食には、砂おろしと称してコンニャクもありますね。
コンニャクを買いに行ったら、マツモトの京野菜コーナーで、珍しく京都産ケールが売ってたので、ゲットしてきました。^^

ケールは地中海沿岸に生育しているアブラナ科の植物です。
和名は緑葉甘藍(リョクヨウカンラン)といい、栄養価が豊富に含まれていることから野菜の王様とも呼ばれています。
うん、冬至の縁起食にふさわしく、ちゃんと「ン」が2つ付くし。w

ケールは地中海原産ではあるものの、日本では青汁の原料として、南は沖縄から北は北海道まで1年中栽培されています。
一般的な緑黄色野菜と比較してもビタミン類が非常に多く含まれており、食物繊維や葉緑素、カルシウムといった栄養素も豊富です。

今日は日が月の倍数でめでたげであるのでw、コンニャクやケールなど、一つの食材を2種類出して違う調理で出してみるか。
はたまた「ん」がなるべく付いて、運気盛りになるような洒落を考えた料理を出すことにしましょう。
ちゃっちゃと用意して、顧問先への翌月の傾向と対策の指示書作成に戻らねば。。

てなことで、料理は完成。w
本夕の水曜会のメニューは、以下の10品です。
1.ねじりコンニャク、絹揚げ、大根のおでん、辛子を添えて。
2.京のうらら揚げのネギ焼き、大根おろしと味醂醤油で。
3.ソーセージと卵の煎り焼き、プチトマトを添えて。(ごめん、これだけ「ん」が付かなかった。^^;)
4.生姜・ニンニク・味醂醤油で漬けたコンニャクの唐揚げ、茹でブロッコリーの茎を添えて。
5.コンソメブイヨンで煮たコンニャクのカツ、略してコンカツ(笑)、ブロッコリーを添えて。
6.牛ハラミの焼肉、ケール(緑葉カンラン)のソテーを添えて。
7.ケール(緑葉カンラン)と豚ロース、豆腐の味噌鍋。
8.鶏ミンチ、タイプリック唐辛子、マイタケ、エリンギの肉味噌、刻み大葉と和えて。
9.鶏ミンチ、ガーリック、クミン、塩胡椒、パクチーのポーチドプチトマト。
10.豚ロースと、ニンジン・タケノコの千切りの中華炒め。

宿曜陵逼に入り、本日は七五三にて、水曜会

DSC00245_R.JPG

今日、11月15日は七五三ですね。
通過儀礼として、多くの子供連れが産土(うぶすな)神社や氏神神社にお参りされてることでしょう。^^

七五三の起源は室町時代といわれています。
当時は乳幼児の死亡率が高く、生まれてから3〜4年たってから現在の戸籍にあたる人別帳や氏子台帳に登録したものです。

そのため、七五三のお祝いは今まで無事に成長したことへの感謝と、幼児から少年・少女期への節目にこれからの将来と長寿を願う意味を持っていたようです。
そのような背景から子供の成長と幸せを願い、神様にお祈りと感謝をするお祝として普及し、明治時代に現在の形になったと言われています。
十三参りや成人式と同じく、日本文化の大切な通過儀礼ですね。

三歳は、「髪置(かみおき)の儀」といい、古来、数え三歳まで髪を短くしているとその後美しい髪に恵まれると信じられていました。
三歳になって、髪を伸ばし始めることを祝うのが三つのお祝いです。

五歳は、「袴着(はかまぎ)の儀」といい、数え五歳から袴の着用が許されます。
このことを祝うのが五つのお祝いです。

七歳は、「紐解(ひもとき)の儀」といい、それまで紐のついた子供の着物を着ていたのを、紐を取り大人と同じ形の着物を着ることを祝うのが、七つのお祝いです。
ですから、七歳のお衣装は「腰揚げ(縫揚げ)」をせず、大人と同じように腰ひもで揚げをとり着装します。

七五三の参詣が11月15日になされるのが通例になったのは、江戸時代からです。
徳川幕府三代将軍家光、もしくは五代将軍綱吉が、「袴着の儀」を執り行ったことが由縁となったようです。

当時は、旧暦(太陰太陽暦)でしたので、十一月十五日は満月の晩ですから、祭礼には最適の日だったのでしょう。
ちなみに旧暦11月15日は、六曜では必ず「先勝」となりますので、儀礼や参詣は必ず午前中に行われたと考えられます。

七五三も十三参りも、私にとっては遠い思い出。^^;
いずれは孫を連れて参詣することもあるかもしれませんが、はてさて?w
還暦過ぎて早や4年になろうとしてますが、身体にガタが来ないようにメンテを要します。^^;

昨日はポロリと冠の取れた歯が一部欠け、急遽、歯医者に行ってきました。^^;
折しも二十七宿が宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間に入る日でしたわ。w

翌年は8月14日から9月9日の間ですが、今年は11月14日から12月10日までが宿曜陵逼期間となります。
空海の持ち帰った宿曜経の七曜陵逼口伝によれば、曜日が宿を圧迫して犯す期間とされます。

命、胎の日には厄難に遭いやすいと書かれていますが、歯が欠けたくらいで済んで良かった。^^;
そもそも、命、胎、業の日は業が因縁生起する日とされてますが、悪業あんまり作ってないから。w

宿曜陵逼期間以外では、業日から暗黒の一週間入りになりますが、昔々、2度事故ったの全て業日の虚宿でした。^^;
宿曜陵逼の間は、日々の吉凶が逆転し、イレギュラーな事態が起こりやすいものです。

政治的な問題や事変も起こりやすく、以前与党がコケて逆転したのも、長めの宿曜陵逼期間でした。w
今回は21日の斗宿が火曜日に当たっていますので、国家や国の催し、政治などに、期間中に異変や厄難が生じるかもしれませんね。^^;

宿曜陵逼期間には、六害宿というのがあって、悪い因縁生起がないよう禁忌事項のある日が6つあります。
今回の宿曜陵逼期間は27日間ですので、誰もが期間中に六害宿に遭遇しますね。^^;

ちなみに私の場合、昨日が角宿で命宿に当たり、禁忌事項のある注意日でした。w
命宿の禁忌は、一切の荒い言行、暴飲暴食、見舞い、入院、密談、新薬の使用、薬物の多用などです。
犯すと財産の損失や健康の災厄を招くとありますので、自律自制し車は飛ばさず、飲食を控えめにしました。(笑)

次は17日の房宿が意宿に当たり、移動、移転、建築事、旅行、事業の拡張、設立などが禁忌。
23日の虚宿は事宿に当たり、一切の批判、交渉事、訴え、出張、音信に頼ることが禁忌。
26日の壁宿は克宿に当たり、貯金、投資、金銭貸借、商談、宣伝、講演、政治事、賭け的言行が禁忌。
29日の胃宿は聚宿に当たり、一切の口論・諍い、異性交遊、愛の告白、紹介ごと、趣味の集い、計画の変更が禁忌。
12月3日の参宿は同宿に当たり、冠婚葬祭・パーティの参加、寺社・墓参り、祝儀事、解約などの縁切り事が禁忌。

ま、良くない因縁生起に注意して、不測やイレギュラーな事態や運びの発生に用心して、期間中は確認・点検に念を入れることにしましょう。w
事故も災禍も、不注意や不確認から起こるケースは多く、未然にあるかもと注意することが予防になりますからね。
イレギュラーな事態にも吉凶、良悪がありますから、嬉しいラッキーなことが現れたらいいですね。^^

東方観世音菩薩は六害宿の凶難を避けしめ、普賢菩薩と文殊菩薩は羅刹日の難を避けしむ。
そう空海和上が説かれてますので、当家から東方30度に入る観音様にお参りを。w

東山の清水寺や霊山観音などがその方向ですので、秋の夜の特別拝観に行くのもいいですね。
人の耳目を気にせず、消災妙吉祥陀羅尼を唱えて来ましょう。w

さて、本日は水曜会です。
早目に準備を終え、久しぶりに原稿を進めましょう。w(編集者からはナシのツブテだが^^;)
今日のメニューは、以下の11品です。
1.絹豆腐の白菜と長ネギのオイスターソースとろみ餡掛け。
2.白菜、紫玉ネギ、煎り胡麻の麺つゆ和え。
3.いづみ式モヤシ、シイタケ、豚肉、平天、ニンジン、紫玉ネギ、キャベツ、レタス、ホワイトブナピーの九宝菜。w
4.豚ロースの厚切りピカタ、ケチャップソース添え。
5.フランス産合鴨のロースト。
6.京のうらら揚げの九条ネギ、チーズ焼き、プチトマト乗せ。
7.4種豆とヒジキ、ブナピー、煎り胡麻の炒め煮。
8.合挽きミンチ、刻みシメジ、ガーリック、生姜の和風つくねバーグ焼き。大葉を添えて。
9.鶏ミンチ、エノキダケ、長ネギのカレー粉、クミン、唐辛子そぼろ。スダチを添えて。
10.鶏ハートの塩胡椒山椒焼き。
11.のざきの焼き魚、サバの照り焼き。

11月11日、ゾロ目が揃ってめでたくw、本 日は11月度気の講座

DSC00243_R.JPG

11月11日、いよいよ今夜から12月3日まで、清水寺の夜間特別拝観が始まりますね。
昨日からは、東山の金戒光明寺、嵯峨の大覚寺や天龍寺の宝厳院も夜間特別拝観が始まっています。

明日は、松尾大社で上卯祭が行われます。
古来より卯の字は甘酒、酉の字は酒壺を意味しているといわれており、酒造りは「卯の日」に始め、「酉の日」に完了するという慣わしがあります。
上卯祭は、11月上旬の卯の日に行われ、醸造安全・豊醸並びに業務繁栄・商売繁盛・家内安全を祈願するお祭りです。
全国から和洋酒、味噌、醤油、酢等の醸造業はもとより、卸小売の人々も参集し、盛大に醸造安全を祈願します。

また、嵐山では、もみじ祭が開催されます。
嵐山のもみじを譛え、嵐山一帯を守護する嵐山蔵王権現に感謝する催しであるとともに、広く洛西一帯の由緒ある史蹟や文化が紹介されます。
またこの地にゆかりの深い芸能の数々を、大堰川の清流に浮かぶ船上舞台に盛り上げ、色とりどりの船遊絵巻として錦繍の一日を華やかに繰りひろげられます。
10:30から、河原では数々のイベントが行われますので、大いに賑わうことでしょう。

秋の行楽に観光客の多い京都ですが、どーもこの頃、中国人はじめ外国人が多く、謎に日本人観光客が減ってるような?^^;
多分にこのシーズンは宿が取りにくく、宿泊施設が外国人で満杯になってることが原因かも。w

今日、明日は、気の講座と法則講座があるため、遊行はできませんが、充実した日は送れそうです。^^
これから冬至にかけては、陰気がますます盛んになって行きますので、陽気を養って行きましょう。

また、冷えも寒さも募って行きますが、痛みに冷えは大敵です。
身体の痛みが無くても、筋肉は寒さで収縮しますので、関節などにも不具合が生じやすくなります。
今日の講座では、そうした不具合や不調を予防したり、解消したりする簡単な方法をお伝えしましょう。

例えば、両足を伸ばして座って、両手で爪先から土踏まずの部分が楽に触れるでしょうか?
ストレッチを長時間しても、しんどいし、なかなか効果が出るまでには時日がかかりますね。^^;

拮抗筋の反射反応を使えば、簡単に即座に誰でも楽に触れるようになるはずです。
コツを覚えれば一人でもできますが、最初はちょっとした人の援助を借りましょう。w

両手で両足を取りに行くとき、後ろから人に両肩前方に手をかけてもらって、取りに行く動作を邪魔してもらいましょう。
「いーち」でも「えーい」でもいいから声を出して、取りに行く動作が止まってから、一気に手を放してもらいます。
すると、さっきよりはるかに良く前屈でき、3度もすれば、もう自分一人でも楽に取りに行けるようになります。

また、たいていの人は重心に偏りがあり、左右いずれかの手足に力が入りにくくなっています。
脳皮質脊髄反射の活用で、そうした問題は、一瞬に解決できるものです。

例えば、横向きに寝て、上側になった脚をピンと真っすぐ上に挙げてみましょう。
たいてい、片方の足は挙げにくく、ちょっと上から脚を押さえられると、力が入らず落ちてしまうものです。

これを解決するには、良く挙がり力の入る方の脚を上にして、横向きに寝かします。
そして、床と脚の間に手指を入れ、足と骨盤の付け根に触れておきます。
脚を挙げて、軽い力でその脚を押さえ、落ちない程度に均衡させた上で、吐く息とともに触れてる部分の筋肉を緩めるように意識させます。

特に固くなってる部分があればそれを緩めるのが効果的ですが、力を抜くのが下手な人でも、意識して力を抜こうと脳が命じるだけで効果は表れます。
何度かこの抜長法をしたら、反対側に寝て、さっき力が入らなかった脚が回復していることを実感してください。

その他、 人体の要、仙骨と頸椎後頭下筋を連絡して全身を整える法や、 腰椎付近の固い硬結を中殿筋と連絡してみるみる柔らかくする法も実体験しましょう。

慢性的な疲れや身体の重だるい感じは、副腎皮質の疲労であることも多いものです。
仙骨と腎臓を操作すると、気持ち良く、身体も軽くなり、内臓の調子も整えることができますね。

吐いても残る邪気と緊張を除去する呼吸法と、心身を活性化する完全呼吸で、暖房要らずでポッカポカに温まりましょう。
講座の締めには瞑想で脳を整え、自律神経を整えて、落ち着いて生き生き活きる力を培いましょう。

講座を終えたら会場をこちらに移し、懇親会で盛り上がりましょう。
よもやまのお話で歓談し、楽しい時間をお過ごしください。
今日の懇親会のメニューは、以下の11品です。
1.水菜とツナのマヨポン酢サラダ、クルミ散らし。
2.切り干し大根、ニンジン、刻み揚げの中華炒め煮。
3.豆苗とモヤシのナムル。
4.いづみ式ゴボウとニンジンの掻き揚げ。
5.絹揚げのステーキ、九条ネギ乗せ。
6.鶏ミンチ、紫玉ネギ、プリック、ガーリックの肉味噌、レタスか海苔に包んで。
7.合挽きミンチ、エノキダケ、紫玉ネギ、クミンの肉味噌、レタスか海苔で。
8.京麩と豚バラ肉の丸ごと玉ネギ、じゃが芋、ニンジンの和風鍋。
9.子芋の煮っ転がしとろみ餡。
10.蒸キタアカリジャガイモのチーズ焼き。
11.玉ネギのバター蒸、丸中醤油掛け。

神仏巡りを終え、気の講座を控えて、本日は「三 輪宝」にて水曜会

DSC00229_R.JPG DSC00231_R.JPG DSC00233_R.JPG DSC00234_R.JPG DSC00235_R.JPG DSC00236_R.JPG DSC00237_R.JPG DSC00238_R.JPG DSC00240_R.JPG

昨7日は立冬で辛亥月に入りましたが、いよいよ紅葉の季節ですね。
京都では、東寺や東山の青蓮院、知恩院、清水寺、高台寺、永観堂、金戒光明寺などのライトアップが行われています。

地元、嵐山では大覚寺と天龍寺の宝厳院で、11月11日から12月4日までライトアップがあります。
朝昼の紅葉も綺麗ですが、夜の寺院の紅葉は日頃観ることのできない景観を見せてくれます。
たまには、非日常な体験をして脳に良い刺激を与え、新たな気づきや感動を得るのは良いことですね。

3,4日の連休は、天川、大峯、吉野を巡って来ました。
京都の紅葉はまだ染まり始めたばかりですが、特に大峯山では、すっかり色づいていましたよ。

天川村では過疎化が進んでいて、民宿の経営もお年寄りには大変ですが、今西さんもどうかお元気で。
座敷童や行者さんが、ずっと守ってくれますように。(念)

1.深夜、神殿瞑想をさせてもらい、朝を迎えた天川大弁財天舎。
毎年かなり冷え込むのに、今回は暖かく、天候にも恵まれました。^^
鳥居横の龍口からあふれ出る水は持ち帰ったので、しばらく水割りやお茶、コーヒーを楽しませてくれます。

2.大峯山龍泉寺の境内は、弁天様を祀る池端の紅葉が綺麗ですね。
3.同行した池田君に撮ってもらって、紅葉の下で記念撮影。w
4.紅葉より鮮やかな朱の本殿は、中央が本尊弥勒菩薩です。
5.殿内の右には、一願不動明王がおわします。

龍泉寺には、守護神八大龍王をお祀りする八大龍王堂があります。
岡山にも最上本山御滝龍泉寺という同名の寺がありますが、最上稲荷山妙教寺の八大龍王を訪ね、最終的に私はこの大峯山龍泉寺に辿り着いたものです。
6.龍泉寺八大龍王堂の内陣。

大峯からは今回は林道が通れたので、最短距離を辿って吉野山へ。
狭い悪路続きですが、久しぶりのラリーランに我がエボ龍ションも嬉しそう?でした。(笑)

昼食には禁断のソバ・柿の葉寿司に吉野葛餅というでんぷん・糖質を味わい、駐車場を使わせてもらって蔵王堂にお参りしましたw。
7.吉野蔵王堂の境内。右側の愛染明王、聖観音菩薩にもご挨拶を。

吉野山には如意輪寺があり、日本最古の石像難切り不動明王とご対面しました。
8.本尊は如意輪堂におわす如意輪観音ですが、心経に風が吹き、真言に堂内から物音が響いて歓迎された気分です。^^
ここの如意輪観世音は秘仏にて、4月の7・8・9日にしか御開帳されませんが、蔵王大権現立像も見事なもので、いつかは春に訪れたいところです。

今年は酉年ですので、師走の納め行事には、京都東山を巡って不動明王と対座しましょう。
いつも納めの行事は12月最終日曜ですが、今年は大晦日に当たり、種々の都合で12月23日に行う予定です。

たまには味わいたや非日常ですが、ささやかな非日常の体験が第2土曜の気の科学体験講座です。w
11月度の気の講座は11月11日で、ぞろ目が揃ってめでたい日。(笑)
この日は下弦の月なので、明け方に南中しますが、六曜では先勝日に当たり、早朝の月を見上げると縁起が良いかも?(嘘爆)

ちなみに手元の暦を見ると、本日8日は三隣亡ですね。^^;
建築に関することをすれば、近隣三軒まで災いが及ぶとされる厄日として、今も気にする人が居ますが、全くの迷信です。w
現代の陰陽師、全く気にしませぬ。(怪笑)

「三隣亡」という言葉は、江戸時代以前の文献には登場しないことから、江戸時代に出来たと考えられます。
然るに、江戸時代の書物には「三輪宝」と書かれ、「屋立てよし」、「蔵立てよし」と注記されて吉日の扱いでした。

それがある年、暦の編者がこともあろうに「よ」と「あ」を書き間違え、「屋立てあし」、「蔵立てあし」と悪日、凶日になり、意味が変わってしまったのです。^^;
間違いを調べ直して改めるどころか、「三輪宝」という文字が凶日では具合が悪いので、「三隣亡」に書き改めたという経緯があるのです。w

なので、本日はお日柄も佳く、水曜会。(笑)
伏見稲荷では火焚祭が行われていますが、我関せず、料理に勤しみましょう。w

「三輪宝」にちなんで、3種のミンチで肉味噌の類を作ってみました。w
この頃は、肉味噌に凝ってて、各種ミンチをキノコなどと炒め、味噌・酒・味醂で煮しめるのです。

レタスや大葉・胡麻の葉などに包んでも良く、豆腐と温めれば肉豆腐、白菜やキャベツなどの野菜炒めに混ぜるのもいいし、何にでも使えます。
ヤマノカミの怒る禁断を犯すならば、熱々のご飯に載せたり、茶漬けにしたり、パスタと絡めて水片栗粉で餡かけにしたりも。ww

明日は、息子の龍彌と彼女も一緒に、いづみとともに四条大宮で飲み歌いの予定。w
引っ越し準備で忙しくしてるようなので、もし余れば水曜会の料理をパックに詰めて、二人に渡してやろうかと。
結婚が近づいてる気配ですが、三方よしで祝えると良いですね。^^

さてと、料理の方は仕上がりました。
9.本日の水曜会メニュは、以下の11品です。
1.いづみ式糖質制限お好み焼き、つなぎは卵・チーズ・山芋少々。w
2.小松菜のナムル、ひねり煎り胡麻散らし。
3.牛肉、マイタケ、シメジ、麩のすき焼き、九条ネギを添えて。
4.カボチャの合挽きミンチのクミンソテー乗せチーズ焼き、プチトマトを乗せて。
5.鶏ミンチ、刻み玉ネギ、生姜のそぼろ餡、刻み大葉を添えて。
6.粗挽きミンチ、刻み揚げ、シメジ、エリンギ、万願寺のガーリック風味肉味噌。
7.合挽きミンチ、エノキダケ、紫玉ネギ、万願寺の肉味噌。5〜7はレタスで包んで。
8.吉野の葉唐辛子佃煮とちりめんじゃこの和え物。
9.鯖の水煮、叩きオクラ・梅肉のだしのばしを絡めて。
10.手作り鶏の胸肉ハム、プチトマトを添えて。
11.白菜、万願寺唐辛子、京揚げの炊いたん、仕上げに胡麻油を垂らして。

木枯らし来りて11月入り、風邪に用心して水 曜会

DSC00228_R.JPG

今日は快晴ですが、昨日、東京、関西ともに木枯らし1号が吹いたと発表されましたね。
風も強かったけど、昨日の夜は嵐山では、フリースを着るほど寒かったですよ。^^;

京都市では秒速最大17.1mの北北西の風が吹きましたが、彦根では22.9mの強風だったとか。
去年より一日遅れの木枯らし1号の到来でした。

木枯らしは、ご存知のように10月半ばの晩秋から11月末の初冬の間に初めて吹く、毎秒8メートル以上の北よりの風のことです。
気象庁では、東京地方と近畿地方でこのような冬になったことを感じさせるような風が吹いたとき、「木枯らし1号」のお知らせを発表しています。

然るに、この発表は、東京と大阪の気象台しか発表しないのですね。
東京・大阪以外の気象台は、これまで発表していないのでこれからも発表しない、ということのようですよ。w
全国各地で、木枯らしは吹くのですけどね。^^;

東京は木枯らしと認定される期間は11月いっぱいまでですが、近畿は12月22日頃までで、東京よりずっと長くとられているようです。
でも、木枯らし1号は聞くけど、台風みたいに何号まで観測するのか知らんが、木枯らし22号とか聞いたことないけど。w

秋は晴れたり曇ったりしながら、雨も降ったり止んだりしますが、このような雨の事を「時雨(しぐれ・じう)」と呼びます。
時雨が続くときは、大陸から冷たい季節風が吹くようになりますが、この冷たい季節風の事を「木枯らし」と呼ぶんですね。

樹木の葉を吹き落とす風というところから、「木枯らし」という呼ばれるようになりました。
「木枯らし」は、「凩」とも書きますが、これ、漢字じゃなくて国字ですね。

国字は、中国の漢字の字体にならって新たに字体をつくりだしたもので、いわば和製漢字で、和字です。
国字は、「辻」、「躾」、「峠 」、「榊 (さかき) 」、「噺 (はなし) 」など、多くは会意によるもので、訓はあっても音を欠くのが通例です。
ただし、「働」のように「動」に類推して音をもつものや,「腺 (せん) 」のように音しかないものもマレにあります。

「麿」 (←麻呂) のような合字も国字ですが、小学校でも国字と漢字を区別して教えなかったから、国字ってのを知らない人も多いかも?^^;
漢字の検定試験なんかにも、国字が出題されてますもんね。w

国字か漢字か判別しがたいものに、理義字がありますね。
理義字は、同じ漢字を2つ、ないし3つ重ねて構成されるモノです。

簡単なのでは、「森」は教育課程で小学校1年生に割り当てられた教育漢字です。
轟く(とどろく)という字は、多くの車が往来することを表す会意文字と説明されてます。

女3人寄れば「姦(かしま)しい」とか、変換できないけど、国字で、男3人集まれば「たばかる」とか。w
男2人で女を挟めば「嬲る(なぶ)る」とか、これも変換できなかったけど、女2人で男を挟めば「たわむれる」とか。
ミョーに納得。(笑)

七を3つ重ねての「キ」は「喜ぶ」の異体字で、草書体に由来するものですが、割烹などの屋号にもよく使われていますが、若い人、読めるのかしらん。^^;
えげつないのになると、龍を3つ重ねた「トウ」は竜が空を行くさまですが、上下左右に龍を4つ重ねた「テツ、テチ」というのは「言葉が多いこと、多言」という意味です。
一体、誰が読むのか、使うのか?ワケワカメですね。(笑)

閑話休題(それはさておき、話を本題にもどして)w、(これもよく間違われて、「ところで」とか「余談ですが」という意味合いで使われてますね。^^;)
閑話休題という四字熟語も誤用が多いものですね。^^;

「閑話」は無駄話の意味が比較的連想されやすいけれど。「休題」って?という感じです。
「休」は漢和を引けば「とどめる、やめる」の意味が出てきますが、「題」をどう解釈するかがよく分かりませんね。^^;
元々は中国の講釈師が、「閑話休題、言帰正伝」=「さて余談はこれぐらいとしまして、物語の本筋に戻りますと」と言う定型句が輸入されたものだそうです。w

さて、今度こそ閑話休題w、木枯らしが吹くと気温が急速に下がって、風邪を引く人が増加します。
夏風邪の原因となるウィルスは高温・多湿の環境で繁殖しますが、冬場に流行する風邪の原因となるウィルスは乾燥して気温が低い環境で繁殖します。

秋から冬は乾燥のシーズンですので、お肌だけでなく、部屋にも保湿が大事になります。
鍋料理が美味しいシーズンですが、栄養だけでなく、湯気が風邪の予防にもなりますね。^^

もし、風邪のひき始めの症状が出たら、できるだけ早めに寝ましょう。
私たちの体に備わっている免疫の働きの全勢力をかぜのウイルス撃退に向けるためには、静かに横になって体を休めてあげるのが最も効果的です。

気の働きでは、起きていると防衛の気が身体から発動しますが、眠ると気は体内を還流して身体を潤し、回復させます。
心もそうですが、身体と同じく、しんどいときは眠ることです。zz

風邪をひいたら、食事は消化のよいものを、首にタオル、毛布を足すなどとにかく身体を温めましょう。
水分補給も大事で、汗を出して邪気を排出するよう、蜂蜜・すりおろし生姜湯を飲むと身体が温まります。
葛根湯は、3包を一度に飲んで布団に入り、汗が出なければ1時間後にもう3包、三日分を一日で飲んでしまうのが風邪の瀉法です。

2日後には天川、大峯、吉野を巡るツアーがありますが、深夜の神殿瞑想は半端なく冷えますので、参加者の皆さんは冬装束を怠りなく。w
台風の後、ラリーランする林道が通行できるか危惧がありますが、通行止めなら迂回して山を巡り、神仏と対座しましょう。

中秋から初冬にかけては、特に夕暮れ時になると寂・哀・胸苦しい気分になって、常夏の国に陽気を養いに行ってたものですが、今年は行けそうにないです。。
木枯らしと聞けば、私の脳裏には「誰かが風の中で」の太鼓音が鳴り、紋次郎ならずとも放浪の気がムラムラと。(笑)

チェンマイでは、ツアー出立の3日にはピン川で灯籠流しがあり、4日はターペー門から巨大クラトン山車の時代祭のようなパレード。
両日とも夜になれば、空飛ぶ行灯コームロイが無数に打ち上げられ、祭り屋台が旧市街に立ち並ぶのですがねえ。。

♪何処かで、誰かが、きっと待っていてくれる。♪
うん、弁天さんと八大龍王さん、お不動さんが待ってくれてる、と思おう。w

陰極まって陽となる理で、祭り気分でなく、粛々と神仏との対座と瞑想を味わうことにします。w
あれば岩魚の骨酒や山菜の珍味を味わい、天川弁財天の龍口から汲んだ水で水割り飲みつつ、語らうのも一興でしょう。^^

天川の民宿では、既にストーブが待っていますが。(笑)
嵐山ではまだストーブは早すぎの感がありますので、身体の温まる料理で、水曜の夜を談笑して過ごしましょう。^^

嵐山では全くハロウィン祭には縁がないので、風邪の予防も兼ねてカボチャも出すことにしましょう。w
部屋の加湿も考慮に入れて、暖かい鍋物から食べると良いですね。

キノコも旬ですが、エリンギ、シイタケや本シメジなど肉厚の物は冷凍すると細胞が潰れ、旨みが増します。
いづみはエリンギを生のまま使ってましたが、私は一旦冷凍して、食べ比べてやろうかと?w

さて、11月最初の水曜会、準備は整い、ご来客をお待ちします。^^v
今日のメニューは、以下の9品です。
1.昆布を敷いて、近江蕪、白菜、豆腐のカツオだし味噌鍋。八味を薬味に。
2.相日にミンチ、山茶ダケ、万願寺唐辛子、タイ・プリック、刻み大葉の肉味噌、レタスで包んで。
3.カボチャのケチャップと2種のチーズ焼き。
4.豚肉、ニンジン、豆苗の中華炒め。
5.粗挽きミンチ、キャベツ、シメジ、ホワイトアスパラのコンソメ・トマト煮。
6.冷凍エリンギの酒蒸し醤油ステーキ。
7.いづみ式エリンギの味付け天ぷら。
8.いづみ式ゴボウとニンジンの掻き揚げ、天つゆで。
9.絹揚げのウニ味噌焼き。

雨続き、明日からの快晴を期して、10月最終水 曜会

DSC00226_R.JPG

22日の時代祭は昭和天皇の崩御以来、29年ぶりに中止になりましたね。^^;
普通なら雨降りなら順延なんですが、台風のことを考えてとのこと。
平安神宮界隈では、祭を見込んで地方はおろか海外からも多数の観光客が滞在してましたが、お気の毒です。^^;

22日の深夜は、すごい風が吹いてましたが、台風が来るというのにこの夜は飲み歌いに行ってたし。w
祇園祭、葵祭、時代祭が京都三大祭といわれますが、祇園祭以外はあまり京都の人は行かないですしね。^^;
他出できるのは日木に限りますので、時代祭なんぞに行かなくても、気分転換には出かけたいところです。(笑)

烏丸錦西入ルの大丸北出口前にある立ち飲み「百」では、1080円のチケットを買って、雨をしのぎました。
二人分の入場料、鶏のから揚げ、ポテトサラダ、ハイボールはダブル2杯とシングル2杯でチケット完了。
ちなみにダブル・シングルというのは濃さではなく、普通のジョッキがダブルで、シングルはハーフサイズでした。w

安い処をちょこちょこっと飲み歩くのも、なかなか楽しい遊行です。w
四条大宮は日曜は新宿会館も「とまり季」も「ちょこっと」もお休みで、「しず」さんも連絡あって閉めるというので西院へ流れました。

西院駅の近くには、四条大宮と同じく、居酒屋が多いものです。
日本各地のソースと酒を置く「赤まる」から、折鶴会館の「こうちゃん」に寄り、最後は隣の「よりみち」で飲み歌い。w

九州出身の整体師で、沖縄などに居酒屋も経営してる社長と再会しましたが、島んちゅの宝などを歌って盛り上がりました。
沖縄の歌は、合いの手が嬉しい。(笑)

麦焼酎を奢るといわれましたが、芋ばっか飲んでたので、お気持ちだけありがたくいただきました。^^;
ついぞ名前が思い出せなんだが^^;どーも年々、名前を記憶するのが疎くなりました。(自爆)
昔、小学校の担任やってた頃は三日もあれば44人全て間違いなく覚えてたものですが。^^;

頭も、気分も、秋晴れのようにスカッしてたいものですね。(笑)
昨日の火曜は、台風一過といえども、全然晴れず、朝から曇りで夕方から今朝まで雨だったし。^^;

昨日は高雄病院での検査日でしたが、肝数値、中性脂肪が悪く、かといって何の自覚症状もなし。w
亡き洋さんなら、「何、食った?」と言われただろうけど、朝飯の150gの飯以外、思い当るとこないもん。。
宗本先生には、「宗ちゃん、両数値落とせる何かを一服盛ってよ。スパッと解決できるよう、精進して。」と伝えて苦笑されましたが。(ワラ)

自覚症状のないのも、苦が無い分だけいいけれど、困りものでもありますね。^^;
須らく、患者さんは病名に悩むのではなく、症状に悩むものですから。w

よって、いづみを駅に届けてからは、スーパーで松茸ご飯を買って帰って食べました。(ワラ)
久方ぶりにラーメン屋に行こうかと思ったのですが、1000円買ったら卵が98円になるので、小市民的選択です。w

今朝も時雨れてましたが、昼からは青空も見え、明日からはスカッと晴れることでしょう。
明日の遊行も気分良く出かけやすいでしょうが、妻がハーフブーツを買いたいというので、新大阪東三国へ連れてかれます。w
小一時間あれこれ選ぶでしょうが、それでは効かず、きっと服も買うので、コーディネーターは読書にも耽れないですね。^^;

ブティック「マノン・レスコー」の近くには、「依成(よりみち)」というコスパの高い居酒屋もありますので、それを楽しみに。w
買い物を終えたら、四条大宮の「しず」で飲み歌いすることにしましょう。

数日、天気が悪いので、気持ちが高揚しませんでしたが、雨の日に気分が落ち込みやすいのは当然のことです。w
天気のいい日=高気圧の時にはちょうどいい具合になっていた細胞に含まれる水分が、雨の日=低気圧の時になると膨張します。
目には見えませんが、これが原因となって、体のあちこちに不具合が出てきます。

細胞内の水分が膨張するということは、血管も膨らみます。
のどの血管が膨張すれば気道が狭くなるので、ぜん息や呼吸不全の原因にもなりえます。
また自律神経失調症の人や、それと同じ症状が数多くあるうつ病の人なども、低気圧になると体調を崩しやすくなるものです。

雨の日に出かけるのは、雨具を持参しなければならない面倒くささや、衣服や持ち物が濡れてしまう不快感があり、気が重くなりますね。
家に籠もってても、高湿度による不快感、日差しの明るさを感じられないことなどから、晴れた気分を得にくい感覚を覚えます。
そうした「雨=憂鬱」という感覚と考え方が、脳の思考パターンとして形成されていると、雨というだけで、憂鬱な気分になります。

慢性痛のヒーリングもそうですが、脳に記憶され、神経と連絡してまた甦る痛みは、なかなか全快に至りませんね。^^;
いかに筋繊維の硬結を解きほぐしても、いくら関節の位置を元に戻しても、いくら頸椎のズレをなおしても、その全てを支配している大元の神経にアプローチしなければ、」真の根治には至らないものです。
痛みが消え、身体の可動域や力の入り方が好調になり、それがキープされる治療法こそがこれからの整体でしょう。

雨は鬱陶しいですが、草木を育て、空気を浄化する雨は恵みでもあるわけで、陰陽糾える縄の如しで、自然の摂理。w
然るに、陰気が増し行く秋から冬は、陽気を養うことが求められますね。

薄暗く感じれば、昼でも部屋に照明を点け、明るい色調の装いをしましょう。
雨天時に朝から灯りを点けず、くすんだ色の服装をしてると、一向に気分は晴れに向きませんから。^^;
家でも、会社でもそうですが、節電に走って屋内が薄暗くなってると、運気の発揚もないものです。w

熱いコーヒーや濃い目の緑茶などで、脳に刺激を与えることも効果的ですね。
ちとおっくうですが、不快な湿気には陰陽論理で、熱いシャワーを頭から浴びることも効果的ですよ。w

ころころと流転するもの、それが心の原義ですから、良い方向へ良いようにと心を転がして行きましょう。(笑)
励みや楽しみに思いを馳せることも効果的で、自他ともになる楽しみや喜びを作り出して行きましょう。^^

来週の金曜は、天川・大峯・吉野への瞑想ツアーがあります。
昨年泊まった民宿「びわ」へ電話したら「現在、使われておりません。」と予約できなかったので、以前からお世話になってる今西さんに無理を言って、泊めてもらうことにしました。^^;
真夜中の神殿瞑想の後、座敷童やら行者さんに会うのが楽しみです。(ワラ)

顧問先への翌月の傾向と対策指示書は全て投函を終わり、最後の手渡し指示書を書き終えて、父親へ誤嚥防止の料理を届けました。
汁物から飲むと咳き込むので、フードプロセッサーでオクラを細かくし、だし汁と和えた緑のとろみ餡と、擦り下ろした大和芋をリンゴ酢とだし汁で和えたとろみ餡を先に食べるようにと。
そうすれば、誤嚥は防げるものですから。

帰宅して、昼飯は抜きにして、先ずは料理を完成させましょう。
10月最終水曜会のメニューは、以下の12品です。
1.いづみ式各種野菜炒め。w
2.水菜、紫玉ネギ、キュウリのツナ・ポン酢サラダ。
3.揚げ茄子の生姜・麺つゆ浸し。
4.タラと豆腐、白菜、エノキダケの小鍋。
5.ネギ納豆のお揚げ包み焼き、牡蠣醤油を掛けて。
6.ホウレン草のお浸し、成宮さんからの丸中醤油絞り。
7.鶏胸肉の生ハム、ワサビ醤油で。
8.茹でてからステーキソースに漬け込んだ豚スペアリブの炙り焼き。
9.牛ハラミのミニステーキとエリンギの焼肉ソースソテー。
10.合挽きミンチ、山茶ダケ、紫玉ネギ、ニンニクの肉味噌、レタスを添えて。
11.合挽きミンチ、赤・青万願寺唐辛子の肉味噌、同じくレタスで。
12.丸ごと玉ネギ、人参、じゃが芋、ホワイトブナピー入り、豚スペアリブ・鶏ガラベースのカレー。

2日後に秋の土用を控えて、本日は晴れの水曜会

DSC00221_R.JPG

雨降るごとに気温が下がり、秋が深まって行きますね。
京都は今日やっと晴れましたが、秋の雨は陰鬱で嫌いです。^^;

散った桃やら菩提樹の葉を掃いて、洗濯物を干し、部屋にもうららかな陽光を採り入れましょう。
朝露ができると晴れと天気のことわざにありますが、日中の空気は乾燥しますが、夕方気温が冷えて来ると湿度も増す候なので、洗濯物は夕方前には取り入れるのが良いですね。

2日後の20日からは秋の土用に入り、11月7日の立冬前日まで土用期間が続きます。
土用は季節の変わり目に当たり、秋から冬へと移行する期間は、心身の変調に注意しましょう。
土に気が盛んになりますので、五行の理では脾・胃に邪気が溜まらないよう、また憂悶が募らないようにすることが要になります。

土用の禁忌は、土を動かしたり、掘ったりすることが第一に挙げられますね。
陰陽道で言う土公神(どくじん)の伝説は迷信ですが、土を休めるべき期間、人体でも胃を休めることは大事です。
食欲の秋ですが、昔と違って過食傾向のある現代、食べすぎ、飲み過ぎは自制しましょう。w

土木工事や植木の移転など、10月20日から11月6日まで18日間もできないのは不便なので、間日が設けてありますね。
秋の土用の間日は、未、酉、亥の日なので、10月23,25,27日と11月4,6日となります。
風習を大事にする方、気になる方はこの間日に着手されると良いでしょう。

土公神はもともとは道教の神でしたが、日本では堅牢地神(地天)と同一視され、文殊菩薩を本地としました。
土をつかさどるこの神は、季節によって遊行するとされ、春はかまど(古い時代かまどは土間に置かれ、土や石でできていた)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいるとされたものです。
元来は、遊行している季節ごとにかまどや門、井戸、庭に関して土を動かす工事を行うと土公神の怒りをかい、祟りがあるといわれました。w

それが広まってからは、土いじりや草むしり、増築、遠方への旅行も避けるべきとされ、今でも風習として、土木工事の着工の他にも、納骨や地鎮祭も避けることが多いですね。
また、土公神はかまどの神ともされ、かまどに祀り、朝晩に灯明を捧げる地方もあり、この神は不浄を嫌うので、刃物をかまどに向けてはならないとされます。
間日には土中から天に昇り、文殊菩薩の説法を聞きに行くので、間日には障りがないのだと昔の陰陽師は説きました。w

現代の陰陽師は俗信や迷信には関知しませんが。(笑)、それでも風習は伝統文化でもあり、人の意向は大事にしたいところです。w
入籍はともかく、晴れの結婚披露宴に仏滅を選んだり、忌み言葉を披露宴で口にしたり、友引に葬式を出したりすると、人の顰蹙やタタリを受けることもありますからね。(ワラ)

季節の風習は、移り行く時候を感じ、味わい、今を大事に生きることにもつながります。
夏の土用は、丑の日に「う」のつく物、黒いものを食べることが縁起食、風習食でした。
これは夏には枯れた冬の玄気を得ることが夏バテを防ぐという五行の理から生じた風習です。

土用に当たる月は、丑(1月)、辰(4月)、未(7月)、戌(10月)の月です。
6か月前の反対の季節の気が不足するので、夏の未月には対冲の丑月の気を補うということです。

その伝では、戌月の秋の土用は、辰の日に「た」のつく物や青いものを食べることが縁起食になります。
丑の「う」、辰の「た」は単なる縁起担ぎですから、玉ネギでも担々麺でも何でもいいでしょう。w
秋には枯渇した春の青い気を得ようとするなら、秋刀魚や鯖などの青魚が脂が乗ってて良いですね。^^

スーパーなどで、またしても丑の日ウナギを宣伝したり、土気の脾・胃を休める期間なのに同気の甘味がたっぷりの餡ころ餅を出すのはどうかと思いますが。^^;
自覚症状のない初期糖尿と云われた私は、青魚に大根おろし、春の木気に属する酸味あるスダチやカボスなどを添えて、季節を味わうことにしましょう。w
私は別に辰の日には拘りませんが。w

朝食が1週間中3、4日は魚、2,3日はステーキがメインで、野菜・キノコと味噌汁ははほぼ毎日の食習慣ですが、今年はずっと夜にあんまり食べないようにと、いづみが昼食を作ります。^^;
私立ラーメン探査官を密かに名乗ってた私は、たまにはこってりラーメンとか、時間ないならインスタントラーメンでもいいから食べたいんですけど。w
食欲の秋です。。ヒロシです。(違爆)

昼に予約が入ったので、昼食は夜に回すことにしましょう。^^
水曜会の準備が整いました。今日の料理は以下の12品です。
1.いづみ式、ソーセージ、エリンギ、キャベツ、ニンジン入り焼きそば。w
(ちゃっかり、麺も具も自分の昼食用に取り分けて、持ってってるし。^^;)
2.鶏もも肉とエリンギの照り焼きロースト。
3.ガーリック風味豚ロースの豚カツ、キャベツを添えて。
4.水菜とプチトマト、ツナのポン酢マヨサラダ。
5.ヒジキ、蒸し大豆、エノキダケ、シメジ、煎り胡麻の炒め煮。
6.絹豆腐の湯豆腐、手作りポン酢で。
7.山茶ダケのホイル包み焼き、同じくポン酢で。
8.アサリの生姜煮とキュウリの炒めもの。
9.鶏ミンチ、赤万願寺、セロリの肉味噌、レタスで包んで。
10.合挽きミンチ、ミョウガ、長ネギの肉味噌、同じくレタスで包んで。
11.玉ネギのバター蒸し、丸中醤油掛け。
12.切り干し大根、ニンジン、刻み揚げの胡麻油炒め。

本日は、10月度気の科学体験講座

DSC00218_R.JPG

夏がぶり返したかのような陽気の数日が終わり、秋雨来りて、今度は急激に冷え込むようですね。
秋の寝冷えは要注意で、夏用の寝具や薄着の夜着で、明け方の冷えや汗の内攻で風邪を引く人が増えています。

微熱や寒気、肩や首の詰りを感じる風邪の初期症状には、葛根湯を一気に三倍量服用して、邪気を瀉すると長引くことはないでしょう。
陽気が不意に増しても、時節は冬へと陰気が増して行きますので、気分や感情のふさぎや落ち込みには注意して、心身ともに陽気を養って行きましょう。

気温が冷えて来ると、筋肉も収縮しがちになり、身体の動きが悪くなったり、関節などが痛むことが増えてきます。
そうした場合、必ず筋繊維の硬結があるのですが、慢性的に固くなってる部分を揉み込んでも症状の全快はないものです。^^;

筋硬結には、経絡や筋筋膜のつながりをラインで捉えるか、反対側の効果的な操作が大変重要です。
また、痛みのある部分は作用点であり、その黒幕を捉えることが根本治療には欠かせないことです。

特に痛みや異常を感じない人でも、年齢とともに大事な筋肉が衰え、日頃の動作や姿勢のせいで身体に歪みがあるものです。
身体の前屈や伸展、回旋などで自分の身体の歪みを知って、簡単な操作で身体を蘇らせましょう。

人は誰でも、重心が左右片方に偏ったり、回旋などの運動が左右いずれかが不具合になっているものです。
人体を支える要は、骨盤の中央、仙骨にありますが、このつなぎ目の仙腸関節も、歳とともに外へ下へとツブレて行く傾向があります。
そのために姿勢や歩き方も崩れて、歪みが生じ、関節や筋肉の痛みや運動障害が表れます。

数十秒から3分と掛からない操作で、身体を整え、関節の可動領域を即座に広げてみましょう。
陰陽論や脳の反射反応を用いて、即座に体の動きが良くなったり、筋肉の硬結が消えて行くのは面白いですよ。

すごい!簡単!効果的!な健康法を楽しく実体験して、身体も気分もより良くなりますように。(念)
講話と気のプラクティスの後は、心や脳を整える瞑想法を実践しましょう。

前回はヒンズーの最高タントラといわれるガーヤトリー・タントラを用いましたが、羽野誠司さんの「NATURAL」や愛宕念仏寺や天河神社のヒーリングミュージックなどの心地良い音を用いて、瞑想を楽しむのもいいですね。^^

秋といえば例年、11月に天川・大峯・吉野を巡る瞑想ツアーがあるのですが、たまには非日常なエネルギースポットで瞑想するのも楽しいですね。
例によって、会員さん同士の連絡と依頼があれば、今年も実行しましょう。w

講座が終われば、会場を移し、拙宅にての無料懇親会を行います。
私のランエボがこの前、理不尽にも当てられたのでーー;、代車の軽自動で移動しますので、3人しかお運びできませんが。^^;
会場のお片付けを要領よくし、阪急で移動される方は早目に連れだってどうぞ。

食欲の秋ですが、でんぷん・糖質過多のタタリが出ませんように、先土器・縄文の心で手料理をお楽しみください。(笑)
完全な糖質制限食ではありませんが、あまり血糖値が上がらないよう、ご飯や麺に頼らない食事が良いですね。^^

彦根の鍼灸治療院、成宮さんからいただいた古式製法の「丸中醤油」を使って、また、いづみの実家から戴いて来た万願寺唐辛子もたっぷり使って、美味しくなぁれと呪をかけて。(笑)
今日の懇親会のメニューは、以下の10品です。
1.焼き万願寺、胡麻入り舐め味噌を添えて。
2.合挽きミンチと万願寺の肉味噌、レタスで包んで。
3.オクラの梅肉和え、おかか醤油まぶし。
4.終いの焼き茄子、たっぷり生姜に九条ネギ散らし、丸中醤油を掛けて。
5.片栗粉まぶし鶏胸肉と赤万願寺唐辛子、キャベツの甘酢炒め。
6.鶏もも肉、大根、白菜、豆腐、焼き白ネギのカツオ・焼アゴ・昆布だし鍋。
7.蒸サツマイモのバター紅塩。
8.玉ネギのバター醤油焼き。
9.エリンギのバター・ガーリックソテーと牛ハラミのミニステーキ。
10.サワラの煮つけ。