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処暑、地蔵盆前日、本日は水曜会

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送り火は無事16日に終わりましたが、その翌日から京都では、急に朝方が涼しくなりました。^^
おかげで朝の散歩は快適になりましたが、それでも日の差すときには日傘をさして歩いています。w

行き交う人、特に年配の男性によく、じろじろと見られるのですが、オッサンが甚兵衛さん着て、日傘をさしてるのは奇異なのだろうか?^^;
直射日光が脳天に当たると暑いからだけど、羨ましかったら差したら良いのに。(ワラ)

昨日は朝からまた気温が高くなり、空を見上げれば夏空で、日中気温は35℃を超えましたが、ゴロゴロと雷は鳴っても雨降らず。w
今朝はまた夏の空が晴れ渡り、夕立の気配もなく、日中気温は37℃を超えるとか。^^;

大雨の後、35℃を超える暑さが続いたため、全国的に蛇も昆虫も見かける数が減ってるようです。
蚊が少ないのは良いのですが、カブトムシもクワガタも今年は減ったようですね。
35℃を超えると、日本では昆虫も爬虫類も熱でダメージを受け、あまり動かなくなりますが、いわんや人間をば。w

明日が二十四節気の「処暑」で、暦書には「老陽、日々に衰えて秋陰の気、増大する。即ち暑さが退く意味で処暑という」とあります。
散歩してると、このところ日々にセミの鳴く声がどんどん減って行き、今朝は散歩中にセミの声はなく、夏の終わりを感じますね。。

雨の降らない炎暑が続いた後は、次々と台風が発生してる今日この頃ですが、天地も運気も健康も陰陽の作用・反作用があって、これからは大雨が来るのでしょうね。^^;
然るに、今年は8月14日から9月4日までが宿曜陵逼(すくようりょうじ)期間に入っていて、イレギュラーな事態の発生には用心しましょう。w

古法二十七宿が七曜を圧迫する期間は吉凶逆転しやすくなり、自分の命・胎宿の日には厄難に遭いやすく、27日中、六害宿の6日は良くない因縁生起を防ぐべく禁忌事項があると、空海さんが伝えたものです。
私に起きたイレギュラーな事態は、車のCDを換えようとしたところ、取り出しが出来なくなってたこと。^^;
東方観世音菩薩は六害宿の凶難を避けしむといわれますので、南無観世音菩薩、念彼観音力、動け!イジェクター。w

盆が過ぎても、京都では仏事が多く、明日から2,3日は地蔵盆のシーズンです。
明日から2日間は、嵯峨野の化野(あだしの)念仏寺で、千灯供養が行われます。

千灯供養は、まだ時代が浅く、明治時代から始まった行事ですが、古来化野は風葬地でした。
千灯供養では、先ず地蔵堂前で法要が行われ、その後、賽の河原に模して造られた西院(さい)の河原に祀られている8000体もの無縁仏(石塔・石仏)にロウソクを灯して供養します。

幽玄な光景で、参拝(見ぶつ?w)に来られる観光客が多いものです。
私の場合、無縁仏にご対面に行く趣味はないし、異なモノを拾ってくるのも嫌なので行きませんが、寺内のあちこちの張り紙などは、趣がありますよ。w

例えば、「俗世間つもりちがい十ヶ条」というものがあります。
高いつもりで低いのは、教養
低いつもりで高いのが、気位
深いつもりで浅いのは、知識
浅いつもりで深いのが、欲
厚いつもりで薄いのは、人情
薄いつもりで厚いのが、面の皮
強いつもりで弱いのは、根性
弱いつもりで強いが、我
多いつもりで少ないのは、分別
少ないつもりで多いのが、無駄

ふむ。私もそーだが、人はまだまだ一向に悟れぬものよ。w
悟りには至りませんが、一つ気づいて、目覚めて覚え、覚りを求めて生活するのも、また有意義なものですね。

化野まで行くならば、すぐ近く、もう少し奥に愛宕(おたぎ)念仏寺があります。
毎月24日は、西村ご住職の法要と法話、演奏などがあり、こちらの方に興味がありますが、いかんせん顧問先への指示書作成発送最終日にして叶いません。^^;

愛宕念仏寺には、1200体の石仏、阿羅漢さんがずらりと境内のあちこちに並んでいます。
1.一般の人々による手づくりの阿羅漢さまはとても素直で、おかしみがあって、見る者を引き寄せる魅力がありますね。

先週、16日の送り火の昼には、地蔵尊にも本尊厄除け観音にも対座して、読経後の瞑想を楽しんできました。
次の特別行事は、多分11月の天川〜洞川~吉野への瞑想ツアー、年末の十万不動を始めとする東山巡りですが、個人としてはチェンマイの寺院瞑想に独り行きたいものです。w

思い返せば、チェンマイには家のヤマノカミを連れてって以来、行けてないっ。。
どーも、夏の終わりというものは、哀愁を感じます。^^;
秋近し、別に不満もなけれども、哀の心は旅情なりけれ。w

京都の地蔵盆では、あちこち多くの町内や公園でテントが張られ、地蔵法要と町内の子供たちのための行事が行われます。
大人の都合で23,24日には限定されず、前後の土日に催されることが多いものですが、京の巷はあちこちの路地で提灯がともり、風情がありますよ。w
地域住民が疎遠になりがちな現代ですが、こうした行事が、子供たちのために生かされると良いですね。

何はともあれ、20日から24日の間は指示書作成の集中期間、貧乏暇なし病気なしを標榜としてます。w
一息つくたびにブログ記入をしてますが、駄文だなあ。^^;
ま、為すべきことを成せば、自分にご褒美と、楽しいこと、快いこと、好きなことするもんねと妄想しつつ・・(笑)

そうした最中の水曜会ですが、準備の方も整いました。
夏バテを防ぎ、足りない栄養素は補って、スタミナをつけ、陽気に歓談しましょう。^^v

2.今日のメニューは、以下の15品です。(気づいたら、品数増えてたし。w)
1.水菜とツナ缶の中華ドレッシング・アマニオイルサラダ。
2.いづみ式ゴマ香る小松菜のお浸し。
3.叩きオクラの麺つゆのばし。(生のオクラを細かく切ってからさっと湯がくと、とろみが増します。)
4.モロヘイヤの叩きカツオ昆布だし和え。
5.焼きナスのショウガ・削りカツオ・生醤油掛け。
6.揚げ茄子のガーリック・ショウガ・トマトスープ漬け。
7.牛モツ(ホソとギアラ)の味噌煮込み。
8.牛肩ロースとエリンギのバター・ガーリックソテー。
9.丸ごとの玉ネギ・メークイン入りピリ辛肉じゃが。
10.鶏手羽元の鶏ガラだし煮、青じそソース掛け。
11.アスパラカスの豚バラ肉巻き、日本酒フランベ。
12.赤身卵「どんたま」の温泉玉子、ヒマラヤの紅塩か牡蠣醤油で。
13.塩サバの白ゴマ油塗り焼き。(魚を焼くとき、白ゴマ油を刷毛で塗ると、栄養素を逃がさず仕上がりもふっくらですよ。)
14.ちりめんじゃこと実山椒の鞍馬炊き。
15.ヒジキ、ブナシメジ、ホワイトブナピー、蒸しサラダ豆のゴマ油炒め煮。

五山の送り火前夜、愛宕念仏寺参拝後、水曜会

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お盆の最中ですが、明日は8月の京都の一大イベント、五山の送り火が行われます。
東山如意ケ嶽の「大文字」が最もよく知られ、それゆえ送り火の代名詞の如くいわれてますが、そのほかに金閣寺大北山(大文字山)の「左大文字」、松ヶ崎西山(万灯籠山)・東山(大黒天山)の「妙法」、西賀茂船山の「船形」、及び嵯峨曼荼羅山の「鳥居形」があり、これらが、同夜相前後して点火され、これを京都五山送り火と呼びます。

よく地方の方が「大文字焼き」などと呼びますが、京都では「大文字さん」とか「送り火」と呼ぶ厳粛な行事で、間違っても「大文字焼き」とは言いません。w
言えば、お年寄りからは「山焼きちゃうし。」と顰蹙(ひんしゅく)を買います。^^;

「大文字焼き」というのは、京都ではお菓子で、銀閣寺キャンデー店で冬場だけ売ってるどら焼きですが、「大」の焼き印は入ってません。w
お盆の時期には、「大」の字や五山送りのマークが入った包みのお菓子が、お土産用に売り出されます。

有名なところでは、鶴屋吉信の「つばらつばら」ですが、この時期だけ名前と包み紙がかわって「山あかり」というお菓子になっています。w
もちっとした皮でアンコを包んである、どら焼きのようなお菓子ですが、これも「大文字焼き」とは呼びまへんえ。^^;。

送り火の風習は室町時代から江戸時代にかけて、庶民に定着して行ったといわれています。
色々と記録が残っているようですが、送り火は朝廷や幕府が関わる行事ではなく、一般庶民によって始められました。

明治時代までは、「い」「蛇」「長刀」などといった文字も存在したようです。
昔は13もの山で送り火が行われていたとも伝えられています。
明治時代に、明治政府の近代化政策によって、祇園祭と送り火の禁止令が出され中断しました。

しかし、その10年後には、祇園祭と送り火は復活されました。
然るに、資金難などを理由に、第二次世界大戦後は五山だけとなってしまったのです。

明日の夜、「大文字」は午後8時に点火され、5分ずつ遅れて、「妙法」、「舟形」、「左大文字」、「鳥居形」の順に点火されます。
私の家の近くからは、「大文字」と「鳥居形」が良く見えますが、「鳥居形」はちと近すぎる感があります。^^;

五山の送り火はお祭りではなく、先祖の魂を送る大切な宗教行事で、手を合わせることが風習になってます。
仏教的な行事なのですが、「鳥居形」だけは、神道の象徴である鳥居を表してますね。w

昔は仏教と神道を明確に区分せず、神仏混交で、明治維新までは神仏は同居してました。
よって、昔の嵯峨の人たちが、愛宕(あたご)神社への信仰心が強かったことを示すように、近くの愛宕神社の一の鳥居に因んで始められたのでしょうね。

因みに、愛宕神社の主祭神は迦遇槌命(かぐつちのみこと)ですが、本地仏(神様の正体は仏様とする考え方)では地蔵菩薩です。
冥界に迷う者、果ては地獄に落ちた者でも救ってくださる存在ですから、庶民の信仰も篤かったことでしょう。

また、鳥居には結界としての意味合いもありますから、この世からあの世への出入り口として、愛宕の地蔵様へ届けようとする意図もあったかと思います。
昔はこの辺りは「化野(あだしの)」と呼ばれる風葬地でしたからねえ。w

「お伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月参り」という言葉がありますね。
近世以降、村々では愛宕講を組織して愛宕へ代参月参りを行ないました。

代参者は祈祷済みの護符と樒を受けて帰村すると、まず村の氏神境内の愛宕社や愛宕灯籠などへ護符を納め、村全戸へ護符と樒を配ります。
愛宕の護符は、家々では竈神である三宝荒神や台所の柱や壁に貼り、樒は竈の上などに置いて火難除けを願いました。

また、子どもが3歳までに愛宕へ参ると一生火災の難を免れるといわれています。
これは祭神の母神である伊弉冉尊(いざなぎのみこと)が迦遇槌命を出産する時に、火傷で亡くなったという故事に由来するものと思われますが、愛宕が産育の神として信仰されていた一面もあると考えられます。

我が子3人も、3歳までにと7月31日の千日詣りに山頂の神社まで連れて登りましたが、誰彼と声を掛けてくれ、援助してくれて、赤ちゃんを抱いて登る夫婦も多数あります。
こちらでは今なお続く当然のような風習ですが、子供連れでは3時間余りは掛かる山道はキツイものがありますよ。^^;

それって、子供を授かった夫婦の通過儀礼で、子供のために苦があろうと成し遂げ、助けてくれる周囲にも感謝すべきことを覚る目的があるのでは?w
愛宕山は百度祓いの行などで幾度も夜明かしをしましたが、子連れで登ったことは忘れ得ぬ思い出になります。

火災除けのお札は、「愛宕大神守護之所」と墨書きされていますが、我が家も多数の家や飲食店同様、ガスレンジの上に貼っています。
別途、神棚には、行をして籠もった時に授かった神符も祀ってあります。

火災除けに山頂の愛宕神社まで参拝するのが無理ならば、霊験あらたかな「火之要慎」のお札で知られるのが、麓にある愛宕(おたぎ)念仏寺です。
愛宕の大神の本地仏は、「火除地蔵菩薩」で、愛宕念仏寺に行くとご対面できます。

この地蔵菩薩立像は、平安時代初期に造られたものですが、愛宕山の麓、愛宕(おたぎ)念仏寺の地蔵堂に祀られています。
本堂は鎌倉中期の建立で、大正時代に東山から奥嵯峨の当地に移築されたもので、重要文化財に指定されています。

今日は、会員さんのご依頼で、この愛宕念仏寺に参拝して、気功と瞑想の特別講座をして来ます。
昭和時代から手作りされた1200体の表情豊かな羅漢さんの出迎えを受け、触れ愛観音さんを撫でて地蔵堂に籠もり、その後本堂でご本尊、厄除け十一面千手観音様と対座させていただきます。

嵯峨野は観光客で賑わうスポットですが、愛宕念仏寺まで足を運ぶ人は少ないので、ゆっくり神仏と対座できるのが良いですね。w
ご住職、西村光栄さんは穏やかで気さく、謙虚なお人柄ですが、永年にわたり、布教活動の一端として作曲演奏を行い、多方面から制作の依頼を受け、様々な行事において演奏活動の場を広げられています。

CDを買ってはオマケをもう一枚もらい、車の中のバックグランドミュージックとしてまた気の講座での瞑想導入に使わせてもらってます。w
毎月24日に行けると、法話と演奏が聴けるのですが、私の場合、顧問先への指示書作成とお届けの最終日に当たり、ままなりませんが。^^;

それでもご縁あって、時ならぬ時にふと訪問して、千手観音をはじめとした神仏と対座して癒されることは悦びです。
今日もお盆行事の一環で、午後1時過ぎから出発して、充実した時間を過ごして来ましょう。

帰宅すればそのまま水曜会に突入ですので、料理は早目に仕上げておきましょう。w
今日の水曜会のメニューは、以下の11品です。
1.水菜とツナの深入り胡麻ドレッシング・アマニオイルサラダ。
2.叩きオクラのネバネバ冷やしだし汁。
3.サバの水煮缶と新玉ネギの黒酢香味野菜ドレッシング掛け。
4.アボカドとクリームチーズの削りカツオ掛け、生醤油で。
5.牛肩ロースステーキのガーリック・エノキ・トマトソース煮、パセリを散らして。
6.霜降りヒラタケとエリンギのガーリック・バターソテー。
7.カレー風味鶏の胸肉とズッキーニ、キャベツのカメリナオイルソテー。
8.赤身卵「どんたま」の温泉玉子、牡蠣醤油で。
9.蒸し大豆、ヒジキ、ブナシメジ、煎り胡麻のリンゴ酢・だし醤油炒め煮。
10.鶏レバーとシメジのバルサミコ酢・醤油炒め。
11.鴫茄子の生姜たっぷり麺つゆ揚げ浸し。

本日は新月にて、心身に元気を培うべく、8月度 気の科学体験講座

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今日、11日は山の日で祝日となり、盆休みに入ったところも多いことでしょう。
私の仕事は、余り休日には影響なく、むしろ一般的な休日に予約が入ることが多いものですが。w

京の七夕、並びに幾多の寺院で盆行事が始まっていますが、本日は第2土曜日。
恒例の気の講座を開催します。

一瞬で立ち重心を整える法、呼吸とともに簡単な操作で身体の可動域が広がる法など、体感、体験してもらうのを楽しみにしています。
例えば、腰痛があったり、身体の動きが制限され、身体が固くなってる人は、脊柱起立筋などがガチガチに固まっているものです。

背骨の傍にあるこの分厚く硬い筋肉は、マッサージなどをしても緩めるのが手間ですね。^^;
以前は参加者全員に整体をして回ってましたが、この時節は汗だくになるし、疲れます。w

でも、呼吸を合わせ、指一本で、見る間に硬い筋肉が緩んでいく方法なら、説明しながら誰かにやって見せ、ペアを組んで実践してもらうやり方の方が、体験価値が高くなります。
この方法は、背中の筋肉を緩めるだけでなく、C2,C5(頸椎の2,5番)と連絡している神経を緩め、脳の機能を整える効果もあります。

最終的には、脳の痛みの記憶をリセットさせないと、戻りをなくすことが難しいものです。
アルファ2と呼ばれる、10〜13ヘルツの脳波に誘導する、簡単で受けて気持ちの良い方法がありますので、これもお伝えしましょう。

先だっては不安神経症で不眠にも困っていたクライアントに施術したところ、3分足らずで眠りに落ちましたので、起こしてあげました。w
眠ってしまうと、この脳波よりヘルツ数が下がって、効果が無くなっちゃいますから。^^;

また、違う事例で、脊柱管狭窄症の患者さんが来られた時、脊椎付近の筋肉は当然ガチガチでしたが、腰椎の3番が右に極端にズレているのが気になりました。
脊柱起立筋を緩める法を1ランクアップした工夫で施術したところ、その場でズレてた腰椎が元の正中位置に戻りました。

いやはや、人間の身体とはすごいもので、正しく誘導すると、見事な復元力を発揮するものですね。w
新たな気づきを得て、精進し、進化を目指して行きましょう。

昨日は歯医者に行く途中、北大路大徳寺から夕立に遭い、帰りの今出川河原町から堀川までがスコール状態でしたが、走り雨でしたね。
めぼしい雨は降りませんが、朝の気候は少し涼しくなり、しのぎやすくなった京都ですが、それでも湿気が高くて、暑さはまだまだ続くようです。

夏バテせず、体の水はけを良くし、腸内環境を良くして行く食事もまた大事です。
内からも心身を整え、夏を心から楽しむようにしましょう。

折しも今夜は新月ですね。
祈願のプロ、ある神社の神主さんが言ってましたが、新月から満ちて行く月のリズムに乗って、祈り上げるのが効果的だそうです。
新月の日に心身ともにデトックスを図り、不足した気と栄養素を摂り入れて行き、26日の満月の夜には心願も成就できますように。w

夏は夜、月の頃は宴なりと、講座の後は無料懇親会でお寛ぎください。w
東京の祐ちゃんが実家新潟の地酒を贈ってくれたので、これも冷やしておきましょう。^^

夏場は常夏の国の料理も良いもので、ジャワ風カレーを作りましたので、熱く辛い料理に冷たい酒もよく合うことでしょう。
夏でもズボン下を身に着けてる冷え性の方は、燗にすると覿面、身体が温まりますが。w
暑い日は、冷やして美味しいネバネバ料理、オクラの冷汁も良いもんです。^^

キノコと酢の生活も続けていますが、冬の枯渇した玄気を補うべく、黒いヒジキも良いですね。
蒸し大豆も用いて、炒め煮を作ろうと画策しました。

蒸し大豆の優れた効果をテレビの「あさイチ」で特集をやったせいか、サンデーやフレス、マツモトなどでは完売で、あまりそういう情報には疎いと思われる処のスーパー・ライフで入手できましたよ。w

大豆を湯で長時間煮ている間に、たんぱく質やイソフラボンなど様々な栄養素は、水の中に溶け出してしまいます。
その点、水蒸気で加熱する「蒸す」という調理法なら、水に溶け出しやすい栄養素や機能性成分が多く残っています。
また、うま味成分も逃さないので、蒸し豆には素材の味が生きていて、そのまま食べてもおいしく、かつ、栄養豊富な「天然のマルチサプリ」なんだとか。w

ネバネバ食品の納豆も良いものですが、腸内環境を良くするオリゴ糖は、納豆菌のエサになるため減ってしまいます。
同様に、内臓脂肪や中性脂肪の減少に効果的と言われるβ―コングリシニンという成分も、納豆の発酵の過程で多くが分解されてしまいます。

蒸し大豆には、豆腐や豆乳にはない植物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えるには蒸し大豆に軍配が上がるとか。w
水煮納豆、豆腐、豆乳、納豆の成分表を比較してみると、オリゴ糖だけでなく、イソフラボンもギャバも、蒸し納豆がダントツでした。

漢方では大豆は五行の五穀では水気に属し、腎・膀胱経を強化しますので、土気重なり水気を剋す今年、暑熱で水気が損なわれる夏場には、特に優れた家庭薬膳になることでしょう。

そんなこんなを考えつつ、懇親会の料理は完成しました。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.水菜、ツナ缶、マッシュルームの黒酢香味野菜ドレッシング・アマニオイルサラダ。
2.超ネバトロ、叩きオクラの麺つゆ浸し。
3.ヒジキ、蒸し大豆、エノキダケ、ブナシメジ・煎り胡麻のレモン・バーモンド酢、和風だし炒め煮。
4.キャベツの千切りコールスロー。
5.ズッキーニ、タケノコの千切り、合挽きミンチのパルメザンチーズソテー。
6.ヒラタケとエリンギのバター・味噌・味醂炒め。
7.生姜たっぷり、鴫茄子の揚げ浸し。
8.いづみ式姫胡瓜の一夜漬け。
9.ジャワ風野菜カレー、冬瓜、ニンジン、キタアカリ新芋、玉ネギ入り。
10.ドイツ風ベークドチーズポテト。
11.豚バラ肉、ゴーヤ、赤パプリカのバルサミコ酢・オイスターソース炒め。
12.温泉玉子、ヒマラヤの紅塩か牡蠣醤油で。

盆行事始まり、3日後に8月度の講座を控えて、 本日は水曜会

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昨日が暦の上では立秋でしたが、京都は暑く、秋の気配が立つのは感じられませんでした。^^;
夕立も来ず、連日「京の油照り」が続いておりますが、やっと今朝になっての気温は24℃になり、涼しさが感じられました。w

いよいよお盆の行事ですが、昨日から千本ゑんま堂では、お精霊迎えが行われています。
ご先祖の精霊が、ゑんま様のお許しを得て各家庭にお皈(かえ)りになるのを迎える行事ですが、
地域の人々を中心に多数の人がお参りされ、水塔婆を流し迎え鐘をついて、その音にのって皈ってこられる「おしょらいさん」をお仏壇の扉を開いてお迎えします。

14日には、19時より千本六斎念仏も行われ、お迎えは15日までで、16日には再びあの世へお皈り頂く「お精霊(しょうらい)送り」が 行なわれます。

今日から10日までは、六波羅蜜寺の万灯会が行われます。
この行事は、「市の聖」と呼び慕われた空也上人が応和三年(963)にもうけられたもので、8月8日の開白法要から始まります。

本堂の外では、八月の闇夜に結縁のろうそくの幻火がゆらめき、内陣では大の字形に広げた灯芯の端に五つの灯をともした土器杯が、これまた大の字形の木製の燭台の上にのせられ、魂迎えの火がゆれます。
ここでは、お堂にある鐘ではなく、地下にある鐘を撞くことができますよ。

明日の9日から16日までは、新撰組ゆかりの壬生寺で、盂蘭盆会(うらぼんえ)万灯供養会が行われます。
本堂前に約1000個の灯籠が点火され、先祖の供養が行われます。
9日・16日には国の重要無形民俗文化財に指定されている、六斎念仏の奉納が行われ、20時より、本堂前の仮設舞台で奉納されます。

京都のお盆では一般には、8月13日に迎え鐘をついてお精霊(しょうらい)さんをお迎えする、六道まいりなどで始まり、16日の夜に大文字五山送り火とともにお送りします。
六道参りは、先祖の霊がお盆に冥土から戻る際に、六つの道に迷わないように迎える行事で、千本ゑんま堂では、本尊釈迦如来坐像のご開帳があります。

8月の京都はお盆行事が様々と行われ、16日の五山の送り火が過ぎても、8月23・24日は子供たちを愛でる町内の「地蔵盆」や六地蔵めぐり、化野念仏寺千灯供養などの地蔵盆行事が行われます。
京のお盆行事は、昔から受け継がれてきた古き良きものが多くあり、また近年新しく始まったものもありますが、開催中の京の七夕もその一環です。
この時期、京都の町は、夜には献灯や提灯の明かりがともり、幻想的に彩どられますが、夏の夜は楽しく過ごしたいものですね。

11日の山の日は祝日ですが、第2土曜日に当たり、8月度の気の講座を開催します。
暑いですので、さほど身体を動かすことなく、5分もかけずに身体を楽にして、凝りや痛みを消す方法をお伝えしましょう。^^

関節の痛みでも、軟骨や骨には神経がないので痛覚はなく、痛みを感じとるのは神経のある場所である筋肉です。
痛みを感じるときは、必ず筋肉に何かしらの異常があるのです。

この異常は、凝りや硬結などの筋肉の緊張となって現れています。
筋肉が緊張しているので、血管や神経が圧迫されているため、痛みやしびれが生じているわけです。

したがって、整体して骨盤や骨格を正しい位置に治しても、筋肉の緊張がある限り、痛みは消えないのです。
ゆえに、この原因となっている筋原線維の緊張を解き、柔らかくしてやることが、痛みの解消になるのです。

特別な呼吸や気功技術を使うのではなく、生理学に基づいた誰でも即座に簡単にできる方法があります。
縁に拠って臨床に取り入れている治療院もありますが、ぜひ多くの人に知っていただきたいものです。

力を入れて揉んだり圧し込んだりせずに、簡単な操作でみるみる筋肉が柔らかくなり圧痛が消えるのを実感してみてください。
自分が一人で痛みや凝りを解消したり、わずかな時間で人に施術することもできます。

触って分かる筋硬結だけでなく、筋肉の下のあって触れないインナーマッスルの硬結も解除することが、戻りをなくし完治させるには必須です。
経絡や筋膜のつながりを用いて、痛みが消え、身体の可動域が即座に良くなることを実感しましょう。

最終的に、痛みが戻ることなくリセットするには、脳脊髄神経をリセットすることも必須ですね。
脳波をα2といわれる10〜13Hzに誘導したり、呼吸とともに仙骨や脊椎硬膜が整う法も新しくお伝えしましょう。

お盆といえば、お施餓鬼行事も欠かせませんね。w
四柱推命では食神が大過すると、生活上の困苦が生じます。
私の場合、2つ健旺なので、時に食を提供することが良いようで、それで金運ならぬ功徳を得ておるようですよ。w

お盆だからといって精進料理に拘らず、夏バテを防ぎ、夏の暑気に適応できる食を工夫しましょう。
日本では僧侶といえども肉食しますから、市井の人であり、巷の陰陽師としては、肉食むしろ望むところ。(笑)

然るにヤマノカミから、二人でダイエットの指令が出ておりますので^^;そこらを考慮して料理しましょう。w
式の告げるところ、今夜は誰か来るそうですが、時にボーズの日もあり、翌日に四条大宮辺りでカラオケの際に残りを振舞うことがあります。w
作り過ぎると、お裾分けでは消費しきれず、その分、中性脂肪となる傾向が働きますので^^;分量も考えるべきですね。

カウンセリングを終えたら、料理を調え、夏の夜を楽しみましょう。^^
今日のメニューは、以下の13品です。
1.ズッキーニ、水菜、ツナ缶のアマニオイルサラダ。
2.モロヘイヤと梅肉の叩き、削りカツオだし汁の冷奴浸し。
3.オクラの叩き湯がき、麺つゆだし浸し。
4.キハダマグロのズケ、摺り下ろし山芋めんつゆのばしの山掛け。
5.黄身が赤い「どん玉」の温泉玉子。
6.エリンギのガーリック炒めと牛ロースのカメリナオイル・ナツメグ・ガーリックソテー合わせ。
7.牛ロースステーキ肉のマイタケ・ガーリック・トマトジュース煮込み。
8.ターサイと鶏胸肉の鶏ガラだしカメリナオイルソテー。
9.豚ロースの生姜照り焼き。
10.ブリの照り焼き。
11.アナゴの蒲焼とスクランブルエッグ合わせ。
12.イワシの開き干しの焼いたん。
13.青瓜の梅昆布茶に漬けたん。w

8月入り、京の七夕始まり、本日は二の丑にて水 曜会。

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今日から8月に入り、「京の七夕」の一環として、二条城の夏季ライトアップが始まります。
五山送りの前日、15日まで毎日午後7時から9時半までがライトアアップの時間ですが、期間中は「妖怪たちの七夕」をテーマに、特別名勝・二之丸庭園をはじめとする城内のライトアップ、国宝・二之丸御殿(大広間)でのプロジェクションマッピング&音響演出などを実施。最新のデジタル技術だけでなく、香雲亭で行われるお琴の生演奏などによる伝統的な演出も取り入れることで、ここでしか見ることの出来ない幻想的なライトアップが楽しめます。

ユニークな妖怪たちの百鬼夜行をCG映像で表現しますが、「がしゃどくろ」や「牛鬼」などといったおなじみの妖怪、約50種が障子の中から飛び出し、七夕祭りを楽しむ様子を描きます。
二の丸庭園や唐門、東大手門などが、涼しげな青色の照明を中心にライトアップされるので、涼しげで幻想的な光景になるでしょう。

ライトアップと連動して妖怪をテーマにしたグッズを販売するフリーマーケット「モノノケ市」や、オリジナルの絵はがき短冊に願い事を書いて笹に飾り付ける「願いごとコーナー」、京都の工芸職人の実演・参加型ワークショップなど、“京の七夕”ならではの体験が出来る様々な企画が用意されているそうです。

「京の七夕」は、今年で9年目を迎えますが、竹と光を用いて演出される会場には、全国から寄せられた願いの込められた短冊が飾られ、夜にはライトアップされて幻想的な風景を楽しめます。
メインとなる堀川会場は、京都にゆかりのある著名人からのメッセージが書かれた大型の行灯が遊歩道の両側に登場したり、色とりどりの柄が重なる京友禅を水と光の演出によって堀川の水面に浮かび上がらせる「光の友禅流し」などもあり、情緒ある夜の散歩ができます。

堀川会場(4日から10日)の他にも、鴨川会場(堀川と同じく)、梅小路エリア(3日から12日)、北野天満宮エリア(4日から16日)などで、それぞれのイベントが午後7時から催されます。
岡崎エリアでは、8月11・12日に光のプロムナードとして、平安神宮・応天門と大鳥居がライトアップされたり、音のプロムナードとして、二条通り沿いの各施設や飲食店などで多彩な音楽イベントが行われます。

夏は夜、月の頃は更なりで、夜行するのも面白いですね。w

夜行といえば、昨日は愛宕山の千日詣りでしたね。
毎年7月31日の午後9時からおこなわれる修験道の柴燈護摩神事 「夕御饗祭(ゆうみけさい)」と、午前2時からおこなわれる「朝御饗祭(あさみけさい」の間に参詣すると、千日火難に遭わないと言われ、いつもこの日は一晩で1万人を超える参拝者が頂上の愛宕神社に登られます。

膝が壊れてから、もう10年ほど登ってないけど^^;924mの愛宕山は京都で最も高く、猛暑日に登っても夜間は冷えることですよ。w
愛宕参りの伝統は今も続いていて、いつ登っても、参拝者は見ず知らずの人同士でも、すれ違いざまには「おのぼりやす〜」「おくだりやす〜」と登る人、下る人が声を掛け合い、お互いの労をねぎらうのが、京都の風習です。

善男善女がお山から下りた頃、私は高雄病院での検査でした。W
酢とキノコを毎日摂り、朝は20分ほど散歩するのを日課として続けてたところ、肝数値、中性脂肪値ともに改善しました。^^

中性脂肪値なんて、何の痛みも支障もないものの、400越えの数値だったのが200ちょいに。W
基準値は150未満なので、精進しつつ続けてみましょう。

肝数値は、γーGTPが209、LAPが85で、これも未だ高いとはいえ、先月より低下してるし。W
酒を控えて落とすのではなく、酒量は変わらず落とすのが技というものよ。(ねえ、宗ちゃん。W)

他は全く正常で、長時間正座は左膝が痛むのと、時々膝がシクッて雨の到来を告げる以外、何ら痛痒を感じない。
のが、この病気の怖いところだと亡き洋さんも宗ちゃんも言うのだが、美しくスカッと解消できたら良いのにね。^^;

酢とキノコのみならず、この半月ほどは、ネバネバ食品も必ずしも毎日ではないが、よく摂ってます。
ちょい酢を入れた納豆、オクラ叩いた冷やし汁、山芋の摺り下ろしなど、ネバネバ料理は施設に居る父の誤嚥防止にも役立ちますから。W

数年前から、家では揚げ物も全てエキストラバージン・オリーブオイルで、香りつけにゴマ油を用いてましたが、それも先月より工夫してます。W
冷めたサバ煮やサラダには熱に弱いアマニオイルを、炒め物には熱に強いカメリナオイルを使用しています。

オリーブオイルは、脂質の構成が75%がオメガ9系のオレイン酸で、αリノレン酸などのオメガ3系の脂肪酸がほとんど入っていません。
オメガ3系のアルファリノレン酸の割合が最も多いのは、エゴマ油とアマニ油ですが、エゴマの匂いがちょい気になるので、私はアマニを好みます。W

カメリナオイルは、オメガ3系のαリノレン酸が38%、オメガ9系のオレイン酸とイコセン酸が合計40%、6系のリノール酸は16%です。
オメガ6系のリノール酸は多くの加工食品などにも含まれてるので、無理に摂らなくても良いですが、オメガ3系と9系は、意識して摂らないと不足しがちです。

良質の油で血管中のコレステロールを排除し、腸内環境も良くして行きましょう。
カメリナオイルは、カナダの権威ある健康誌「alive」で2015年にベストスーパーフードに選ばれましたが、未だ日本では知名度が低く、スーパーなどには売ってないですね。^^;
クセもなく、ちと高価ですが、その分、油の使用量が控えられるので、小市民たる現代の陰陽師には向いてます。(笑)

黄連解毒湯など処方を工夫しても、ウコンを料理に用いても、肝数値は良くならなかったので、先月からは、サプリではありますがマリアアザミを用いてます。
マリアアザミは、別名「ミルクシスル」といって、「聖母マリアの乳」に由来してます。W

ヨーロッパでは、2000年前から親しまれ、肝機能障害の医薬品としても認可されてますが、日本では聞かないですね。^^;
細胞膜の活性酸素発生を抑え、肝細胞の保護、肝臓の機能改善、肝臓再生に貢献、肝機能障害緩和に効果が実証されてるので、現在我が身で人体実験中です。(ワラ)

食事は大事、食餌に非ずで、身体も生命も先ずは食から。W
五感を通じて楽しみつつ、美味しく工夫し、精進しましょう。

さて、本日は新暦の八朔ですが、土用の二の丑の日です。
丑の日の縁起を担いで「う」のつく食べ物も良いですが、元来、枯渇した冬に摂り入れた玄気を補うべく、黒いものを食すのがよろしかろうかと?w

ウナギは「う」のつく黒い物ですが、黒毛の牛も該当しますわね。W
岐阜のクライアントさんから飛騨牛のステーキ肉を戴いたので、これは立秋までにご賞味しますね。
水曜会にウナギを出すか迷ったけど、黒毛和牛の薄バラ肉が半額で手に入ったし、今日はこれで決まり。^^

霜降り肉はめっぽう美味いんですが、贅沢の後は質素にするのが、小市民にして道理ある陰陽論理。(笑)
昼飯はさておき、土用に適したものを仕入れて、二の丑に当たる水曜会の料理を調えました。w

土用の土気旺盛で水気が損なわれやすく、暑熱を下ろすとともに、身体の水はけを良くする食材が良いですね。
「う」のつくモノといえば、瓜類がそれに該当しますが、素麺瓜と冬瓜、青瓜が手に入りました。^^
黒い物では、夏場は海のものも良く、ヒジキも恰好の食材ですが、黒毛の牛があるので、明日に回しましょう。W。

炒めものにはカメリナオイルを用い、酢とキノコも使って、今日の料理が出来上がりました。^^
本日の水曜会メニューは、以下の11品です。
1.湯がきブロッコリーのサラダ、煎り胡麻ドレッシングソースを添えて。
2.キハダマグロのワサビ・ヅケ。
3.大和芋の摺り下ろし麺つゆ和え、有明海の味海苔を添えて。(マグロの山かけにしてもOK)
4.黒毛和牛の焼きしゃぶ、大根おろしと手作りポン酢で。
5.素麺瓜と合挽きミンチのショウガ入り冷やしとろみ餡。
6.冬瓜と鶏ミンチのスープカレー。
7.青瓜の昆布・塩だし漬け。
8.鮎の田楽串焼き。
9.ズッキーニ、ニンジン、豚バラのカメリナオイルソテー。
10.豚ミンチ、ブナシメジ、ホワイトブナピーの黒酢・味噌・味醂炒め肉味噌。(レタスに包んで)
11.切り干し大根、刻み揚げ、合挽きミンチのバルサミコ酢・醤油・カメリナオイル炒め。

大暑と中伏の中日、炎暑の中、月は満ち行き、本 日は7月最終水曜会

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一昨日23日に二十四節気の「大暑」を迎えましたが、いやはや今年はスーパー猛暑ですね。^^;
京都ではもう11日以上も38℃を超える日が続いてますが、中でも前祭巡行の翌日18日は39.1℃、19日は39.8℃でした。w

この暑さで後祭の巡行は、子供参加を見合わせることになりましたが、軟弱なこと。^^;
巡行は子供抜きで行われましたが、例年より、祇園祭の観光客はかなり減少したようです。w

大坂では天神祭が行われていて、今夜は奉納花火ですね。
京都市では花火を打ち上げなくなって久しいですが、昔は嵐山でも打ち上げたものです。w

夏は夜、月の頃は更なりと枕草子にありますが、3日後28日が満月で、今宵は十三夜ですね。
晴れが続いて、月は見事なもんですが、満ち行くリズムで体重減らず、お腹が丸くなってるよーな?(自爆)

浮腫みはさほどもないようですが、水分補給は小まめにして、瓜やネバネバ食品で水の代謝を良くしましょう。
クーラーは必須ですが、必要以上に身体を冷やすことのないようにしましょうね。
それにしても、2階の寝室のエアコン、いつ交換できるのだろう?^^;

別室のベッドで寝ているのですが、謎にリモコンが紛失してるわ、寝てると時にベッドから転げ落ちるわで大変です。w
そもそもこのベッド、二人で寝るには狭いと思うぞ。^^;

日頃は使わぬ部屋ゆえに、しばし辛抱しようと思いますが、この部屋のエアコンも換えた方が良いかもしれん。
昨日は玄関内の電灯が切れたし、テレビのリモコンも電池交換のサインが出てたし。w
因果律上の限界点に達する年は、何かとダメになる物品が増えるようです。^^;

龍彌はまた半月板が損傷したので入院中ですが、9月末の試合はできそうもなく、仕事も人力車はそろそろ転職する方が良いでしょう。w
物品は交換すれば良いけれど、人体はそうもいかず、ダメになる前に手立てを要します。^^;

私は7年前の空亡期に膝が発症しましたが、痛みは喜びを減じますね。^^;
何処へ行っても完治しなかったので、数年研究してようやく膝の痛みをなくす方法を得ましたが。w

人生万事、塞翁が馬といいますが、災いは未然に防ぐが一番で、あれも不徳の致すところ。w
(大体、不徳の致すところって発言は、反省してない証拠ですが。(ワラ))

痛みというものは冷えが厳禁で、関節痛や筋肉痛など、寒くなると悪化するものが多いですね。
東洋医学の考え方で、「冬病夏治」といいますが、冬に症状の出る疾患は、夏から治療を図るのが根治の術です。

推命学では6か月後は冲の変化作用が働き、別の観点で数理学の上では6か月後は転換事象が生じます。
運気も黄帝内経に記載されてるように、自然の摂理ですから、うまく活用して行きましょう。

夏バテしない食生活も大事ですが、季節の対応しながら、6か月後の健康も目指して、料理(理を料ること)を工夫したいものです。
夕立も来ず、炎暑が続いていますが、冷房や冷たいものの多飲多食で、必要以上に身体を冷やさないことが大事ですね。

冷たいスープ類や、身体を冷やす夏野菜の料理などには、熱を加えた生姜を入れると身体を温める良い効果があります。
2日後の27日は三伏の中伏日ですが、理に適った滋養あるものを食べて、熱の炎暑に適応しましょう。

さて、本日は、7月最後の水曜会です。
顧問先への指示書作成は仕上がり、予約カウンセリング2件も解決を見、何とか宴の用意も調いました。
昼を食べ損ねたので、少し早めからボチボチと飲むことにします。w
今日のメニューは、以下の10品です。
1.水菜、ツナ缶、4種の豆のカメリナオイル・ポン酢・マヨネーズサラダ。
2.クラゲとキュウリの中華ポン酢和え。
3.ロールイカ、セロリ、ガーリックのカメリナオイルソテー、レモンを添えて。
4.剣先イカの刺身、スダチとヒマラヤの紅塩、ワサビで。
5.玉ネギ入り肉じゃが。
6.ショウガを利かした鶏胸肉と冬瓜の冷やしとろみ餡。
7.温泉玉子、紅塩か牡蠣醤油、またはとろみ餡に入れて。
8.合挽きミンチ、シメジ、エノキダケ、ニンジンのリンゴ酢・味醂・味噌炒め、レタスに包んで。
9.ズッキーニのオリーブオイル・バルサミコ酢・チーズ焼き。
10.牛ロースステーキ肉とマイタケのガーリック・カットトマト煮込。

昨日から三伏の候に入り、2日後に土用の入りを 控えて、本日は水曜会

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7月7日の七夕の小暑から、いよいよ夏も盛りになりゆき、23日の大暑の頃には暑気甚だしく、時々にわか雨が降ると暦にあります。

今年は、小暑というより猛暑でw、昼間の南側の部屋なんかエアコン利かんし。^^;
何処でも取り付け工事が立て込んでるようで、未だ新調出来てませぬ。w

7月は三伏に入る月で、夏至から数えて三度目の庚(かのえ)の日が初伏。
四度目の庚に当たる10日後が中伏となり、立秋以後始めての庚日が末伏となります。

今年は昨日、7月17日が庚戌の日で初伏でした。
中伏は7月27日の庚申日、八坂庚申堂では護摩法要が午前11時・午後3時・午後8時に行なわれますが、暑かろうな。^^;。
末伏は庚辰の日の8月16日、五山送りの日になります。

三伏(さんぷく)というは、陰陽五行説に基づく選日の1つですが、庚は金の兄で陽の金性です。
火剋金の理で、火性の最も盛んな夏の時期の庚の日は凶であるとして、夏の間の3回の庚の日を
三伏としたものです。

7月中旬から8月上旬にかけては、ちょうど酷暑の頃なので、「三伏の候」「三伏の猛暑」と手紙の
前文に書くなど、酷暑の頃を表す言葉として現在も用いられているのですが ・・最近ではどうなんだろ?
メールはもらうけど、手紙や葉書は減りましたねぇ。^^;

かつて三伏の日は、旅行、種蒔、婚姻、男女の和合は慎むべき日とされましたが、今は昔。(ワラ)
ただ、油照りの酷暑の候ですので、金気に属する肺・大腸・皮膚を守るべく、金気を補い、
辛味を摂ったり、土の気に属する食物を摂ることなどは、漢方の理にも適うことです。

韓国では、三伏(サンボッ)の日にサムゲタン、ユッケジャンまたはポシンタンをよく食べるます。
サムゲタンは、鶏肉に高麗人参、クルミ、松の実、ニンニク、もち米などを入れて煮込んだスープ。
ユッケジャンは、牛肉と色々な野菜、ワラビやモヤシなどナムルをじっくり煮た辛味のあるスープ。
ポシンタン(補身湯)は流石に現在では韓国でも減りましたが、犬の肉を使用した料理で、言葉通りに体に栄養を補うスープです。w

どうも韓国の漢方(東医)では、毒を出す「瀉(しゃ)」より、虚を補う「補」の法が多い印象を受けますが?w

日本のウナギと同様に、韓国では夏場の強壮食品と認識されていて、日本で土用の丑の日にウナギを食べるのと同様の風習、考え方といえますね。
今年の夏の土用の入りは7月20日ですが、この日が丑の日で、8月1日が二の丑になります。
どーも近年ウナギの値上がりが続いているようですが、高いウナギに拘らず、枯渇した冬の玄気を補うため、黒豆やヒジキなど黒い物を摂ることが良いですね。

日本では三伏の日には、半夏生の日にタコとかの特別な季節の料理はありませんが、
何せ酷暑の候、夏バテしないよう、また冷房病にも注意して、熱くて辛く、
また土気に属する胃・脾を潤すものを意識して摂ることが効果的でしょう。
冷たい甘いものの摂り過ぎは、夏バテ・秋バテの因となりますのでご用心くださいね。

韓国にもあると思うが、中国では三伏の候、多くの漢方系病院で「三伏貼」が行われます。
「三伏貼」とは、「初伏」、「中伏」、「末伏」に、病気に合わせて漢方薬を配合した絆創膏を、
継続して、一回4〜6時間、背中などの特効点に貼ることです。

中医学では、一年中で最も暑い夏には、人体から陰陽の陽の気が発散されやすく、
毛穴は開いてくると説きます。
そのためこの時期に、患者の病状に効果のあるツボに湿布薬をすると、体に吸収されやすく、
ぜんそくや気管支炎、慢性的な呼吸器系の疾患や、風邪、鼻炎などの治療を、症状の軽い夏の
暑い時期に行い、冬の発症を最低限に抑えられるよう予防するのです。

夏には、体内の陽気が最も強くなり、血液の循環が活発になります。
それに、毛穴も開いているため、貼られる薬の効きめが容易に吸収されて血液に送られ、病に冒されたところに届き、治療効果が上がります。
それに、貼り薬は薬を飲むより副作用がずっと少ないのが良いですね。^^

これは「冬の病気は夏に治す」という伝統的な中医学の概念ですが、
運気論でも対冲に当たる6か月後は事象の反転・転換が生じやすいので、
理に適った根治の方法と言えるでしょう。

汗をかくシーズンには、体内の毒や邪気も「瀉」して出したいものですね。
冬によく出る症状があるなら、根治を目指して治療・予防するなら、今でしょ!(古っ笑)

冬風邪や呼吸器系の疾患のみならず、冬に出やすい腎、膀胱、足腰、関節、
耳などの症状に対して、今、手立てすることは大変有効ですよ。^^

気光金銀パワーシールを用いて、或いは漢方の貼り薬を使って、もしくは温灸を施して、
夏を乗り切るだけでなく、6か月後を快適に過ごすためにも、皆さんも手立てしてみては如何でしょう?^^

毒や邪気を「瀉(しゃ)」する上で、腸に着目すことは大事ですね。
腸内環境、特に小腸の悪玉菌を減らして善玉菌を増やし、免疫力をアップすることが大切です。
小腸には60%〜70%もの免疫細胞が存在しているため、腸内環境を整えることが免疫力アップに強く影響しますからね。

大腸では糞便が溜まるため、便秘ならずとも発酵を続け毒素を出す糞便を溜めないことが大事です。w
食物繊維を多く摂るだけでなしに、晩食から朝食までは8時間空け、寝起きにコップ1杯の水を飲むことが腸の大蠕動を起こして、排便を良くします。

小腸、大腸ともに、今のシーズンに良く、夏バテ防止にもなるのは、ネバネバ食品といいます。
オクラ、山芋、昆布なども積極的に摂りたい夏の食品ですね。
食物繊維や栄養素も然ることながら、土用は土旺用事で土に属する脾・胃を休める期間ですが、これらのネバネバ成分は胃腸を保護し、でんぷん・糖質を包んで血糖tの上昇を抑えてくれます。

今日も今日とて38℃を超えそうな猛暑日ですが、冷たいものだけでなく、内から身体を温める熱した生姜なども補い、夏バテしないで活動しましょう。
そんなこんなを考えて、本日の水曜会のメニューは、以下の12品になりました。w
1.水菜とツナ缶のカメリナオイル・ポン酢サラダ。
2.キャベツのフレンチドレッシング・コールスロー。
3.合挽き肉粗びきミンチ、ブナシメジ、エノキダケのニンニク肉味噌、レタスで包んで。
4.キャベツ、ニンジン、豚ロースの豆板醤・オイスターソース回鍋肉。
5.オクラのカツオ昆布だし冷やし汁。
6.叩き梅肉と長芋のリンゴ酢・だし汁すり流し。
7.手作り温泉玉子、6,7に落としても美味。w
8.ショウガを利かした揚げ出しナス。
9.厚切りポークのガーリック・ジンジャーステーキ。
10.鶏胸肉、じゃが芋、セロリ葉のカメリナオイルソテー。
11.牛肉、京麩、豆腐、エノキダケのすき焼き。
12.鮎の田楽串焼き。

暑さのせいか、家事や雑事をしてると、頭がボ〜ッとして働きが悪くなってるようです。^^;
予定を1日早めて散髪に行き、サッパリQPカットにしてもらって来ましょう。w

京は猛暑日ですが、本日、7月度気の科学体験講 座開催

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7月第2週、大雨の後、猛暑が続く毎日ですが、本日は第2土曜日。
月例の気の科学体験講座、7月度の講座を開催します。

今日は一段と暑く、昼間は38℃になる予報です。
しかし、暑いからといって、冷たい飲食物を多く摂ったり、一気に摂ると、土気に属する脾・胃の消化機能を損ないます。^^;

子供の頃はクーラーというモノが存在しなかったのですが、今やエアコンなしの生活は考えられませんね。w
然るに、必要以上に身体を冷やすと、夏の気に身体が適応しなくなり、関節痛や筋繊維硬結が生じやすくなります。

夏の土用は7月20日からですが、今年の戊戌年といい、7日の小暑からの己未月といい、干支に土気が重なります。

そうしたときは、土剋水の理で、腎・膀胱経を損ねることが多く、水の代謝には気を配るべきですね。
講座では、 腎・膀胱経絡をタッピングするだけで、全身の調子が良くなる法をお伝えしましょう。

体幹の前屈や後方進展、首や肩の可動などが、脚の裏側を軽くタッピングするだけで、誰でもかなり良くなるものです。
1分足らずで、全身の状態が良くなるのが良いですね。^^

即座に全身の調子が良くなる方法は、呼吸と姿勢の作用で仙骨を整える合気活法が大変効果的です。
仙骨は人体の要ですが、呼吸の度に動いているものです。
仰向きに寝た姿勢から、ほんの3呼吸、呼吸とともに脚を操作するだけで、身体の可動域が即座に広がることを実体験してください。

気と呼吸は密接な関連がありますが、人中路の気を操作するだけで、一瞬にして重心と姿勢のバランスが整う法もお伝えしましょう。
腰痛にせよ、膝や肩、首の痛みにせよ、姿勢の歪み、重心のズレが第一要因になってることがほとんどです。

施術を受けてもすぐに元の症状がぶり返したり、年齢とともに筋肉が衰え、関節が固くなるのも、重心バランスの崩れによるものです。
わずか1,2呼吸で気を操作して、正しい重心を取ると、押しても引いても身体がピタッと大地にアースされますよ。

人間、2足歩行になってからは、ずいぶん重力に逆らって生きてるようですね。w
ラテラルラインと呼ばれる人間の外体側は、加齢とともに外へ下へと崩れがちです。

膝や腰の痛みが出ても、それは作用点に過ぎず、痛む部分をどうこうしても根治することは難しいものです。
最終的に重力は足底に掛かりますので、特に足首に着目することも戻りをなくす大事な術です。
足首関節を整えるだけで、身体の可動域を広げて、腰痛を治す活法もご体験ください。

人は痛みがある場合、必ず筋硬結があるものですが、手で触れない深部の筋硬結を解かねば、症状は完全には解決できません。
経絡によるアプローチ、筋膜のつながりによるアプローチ、関節や骨のズレ解決は大変重要な方法です。

その上で、最終的には神経伝達の修復が、完治には不可欠と思います。
慢性疲労や取り切れない痛みを解消する肝・腎臓の内臓神経修復法、脊髄と脳神経システムを修復する気持ち良い揺らぎのリコイル法も体験してみましょう。

身体を心地良くリフレッシュしたら、心のリフレッシュに瞑想を味わいましょう。
呼吸とともに、考えを追わず、意識を操作して、心安らぎ落ち着くのは快いものですね。

講座を終えれば、5時からこちらに会場を移して、懇親会を楽しんでください。
夏の夜を、涼みながら和気藹々と歓談しましょう。

今日の懇親会のメニューは、以下の12品です。
1.いづみの実家の家庭菜園で採れたトマトと青紫蘇のサラダ。
2.キャベツと赤パプリカのコールスロー。
3.水菜とツナのカメリナオイルポン酢サラダ。
4.ズッキーニのチーズ焼き。
5.ショウガたっぷり、ナスの揚げびたし。
6.豚ロース、タマゴとタイタクミソースのゴーヤーチャンプルー。
7.丹波シメジ、ヒラタケのバルサミコ酢、バター醤油ソテー。
8.豚骨・鶏ガラスープストックの冬瓜、人参、玉ネギ、じゃが芋入りカレー。
9.合挽き肉粗びきミンチ、エリンギ、シメジ、エノキダケの郡上肉味噌。
(レタスで巻いてもOK.)
10.ゴボウの胡麻油、吟醸酒粕炒め煮。
11.ヒジキ、黒豆、シメジ、マイタケ、エノキダケ、胡麻の炒め煮。
12.手作り温泉玉子、牡蠣醤油で。

大雨去って猛暑続き、土曜の気の講座を控えて、 本日は水曜会

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今週、平成最悪といわれる西日本大雨の直後、近畿は梅雨明け宣言が出されました。
平年より12日早いそうで、カラッと晴れたのは良いことですが、35℃の猛暑続きですね。^^;

あの大雨の時は、西京区、右京区にも避難指示が出たというので、色々ご心配をいただきましたが、全く被害は出ませんでした。^^
増水量は5年前の大雨の時に匹敵し、渡月橋は2日間通行禁止になってましたが。^^;

1.毎朝の散歩コース、嵐山東公園の川側遊歩道は、5年前と同じように一部浸水でした。
5年前の渡月橋付近の床下浸水の後、護岸や河川工事をした効果があったようで、川向うの嵯峨も浸水はなく、嵐山も無事でした。

京都の人にもよく間違われるのですが、天龍寺の前の京福電鉄嵐山駅は、実は嵯峨です。^^;
嵐山というのは、渡月橋の西側(山側)から松尾大社までの区域となります。w

遠方からのクライアントをお迎えに行くときは、阪急松尾駅が最寄でとお伝えしてますが、時に嵐山駅に到着と電話があった場合、阪急か京福かで徒歩では15分から20分違います。^^;
炎天下の下、永く歩くのは苦ですからね。w

しかしこれだけ暑いと、暑熱で、体内の水分が煮詰まると血が濁り、水の代謝が悪くなりがちです。
体内に水毒や湿邪が溜まらないよう、水分代謝を良くしましょう。

沸かさぬ水は体にとどまり古い水が排出されますが、沸かした水は即座に排出されてしまいます。
またジュース類等甘い飲み物は、却って水が必要になりますから、控えめにしましょうネ。^^;

人は眠ってる間にもおよそ200〜500mlくらいの汗をかいています。
脳や心臓の急性疾患の予防のためにも、就寝前と起床直後に軽くコップ一杯の水を飲むのが良いですね。
特に夏から秋にかけては、一日1.5lから2lの水を、小まめに少しずつ飲むことが気・血・水の運行に効果的です。

水の循環や排泄がよくない人は、ミツバ、セリ、ワサビ、レンコンなどの水辺の植物が食養生に良く、 熱を冷やすには、青瓜や西瓜、胡瓜などの瓜類が効果的です。
夏ナスの成分、コリンは、血圧降下、胃液の分泌、血管の強化、肝臓の働き強化などに効きますので、 胃を潤して血行を良くする生姜とも相性よく、夏の食卓を彩ってくれます。

3日後の14日、第2土曜は7月度の気の講座を開催します。
夏の土用は20日からですが、今年の戊戌年といい、7日の小暑からの己未月といい、干支に土気が重なります。

土旺用事の土用だけでなく、そうした時節は、土剋水の理で、腎・膀胱経を損ねることが多く、水の代謝には気を配るべきですね。
講座では、 特に腎・膀胱の経絡に着目して、軽いタッピングをするだけで、全身の調子が良くなる法をお伝えしましょう。

体幹の前屈や後方進展、首や肩の可動などが、脚の裏側を軽くタッピングするだけで、誰でもかなり良くなるものです。
1分足らずで、全身の状態が良くなるのが良いですね。^^

経絡は気の運行ルートですが、気と呼吸は密接不可分な関係にあります。
わずか2,3呼吸するだけで、重心を整えたり、仙骨が操作出来て、全身の動きが良くなるのも必見ですよ。

あれこれと講座の展開を楽しみに考えつつ、かつ、著作の遅れに遅れている原稿のまとめを苦考しながら、今日も一日が過ぎて行く。^^;
好きな小椋佳調に書けば、目の前の紙くずは古くさいメモ書きだし、自分でもおかしいし、破り捨てて寝転がれば、ぼくの一日が過ぎて行く。♪(ワラ)

洗濯物を取り入れて、2階で寝転んでみると、暑いこと、暑いこと。とても寝転んでられんわ。^^;
寝室のエアコンがおかしくなったので、来週には新品と交換工事をせねばならず、因果律上の限界点を示す年には、色々と寿命の尽きる物品が多いことです。w

然るに、本命たる自分の寿命はまだまだ尽きそうにもないので、せいぜい健体康心に生きれるよう工夫しましょう。w
どうも同級生を見てると、老けによる劣化が気になりますが。^^;
若返りとまでは行かなくても、健康維持と鍛えはできるものですからね。w

今年は猛暑日が続きそうですが、あまり暑いと頭がオン・キリキリと働き難く、鈍くなるのを感じます。^^;
脳・脊髄神経や内臓神経にアプローチして、戻りなき完治を目指す研究に取り組んでいますが、走り書きしたメモが自分で読み取れず、内容を忘れてしまうことがあるのが増えてるようです。><

たまに海外からのメールが来るのですが、英語にせよインドネシア語やバリ語にせよ、単語やスペルが思い出せないことがあって、どーも記憶力が劣化してるよーです。^^;
しばらくは海外にも行けそうもなく、脳のクリーニングができてないので、比較的最近のラップでも覚えて歌ってやろうかしら?とは思うのですが、早口過ぎてついて行けない。w

ボ〜ッと生きてんじゃねーよ!と、チコちゃんに叱られそうですが(笑)、あんまりキリキリ考えるのも考えもの。w
要所で全力集中できるように、リラックスもリフレッシュも、ボ〜ッと過ごす時間もまた人間、大事なものですよね。w

などとスローなブギ気分で、土気の旺じるこの時節、憂悶に囚われることなく夏を楽しみましょう。
人は鬱々と考えるのは後ろ向きですが、人間の目は顔の前についていて、その視野は体の前方、120〜124°の範囲です。
ゆえに、気になる一点のみを見続けることなく視野を広げ、前を向いて考えることを意識づけて行きましょう。

どうせ考えるのなら、楽しいこと、愉快なことが良いですもんね。w
飲食、歓談、興味あること、何でもいいから、身体にも心にも快いひと時を味わいましょう。^^

さて、本日は水曜会です。
大阪では、生國魂神社と杭全神社で夏祭りがありますが、我関せずゑん。w
夏祭りの心で、エアコン利いたリビングで、ハイボールやらオリジナルブレンド焼酎「神護」の緑茶割りなどで歓談しましょう。

今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜、ツナ缶、砕きピーナツのアマニオイルポン酢サラダ。
2.豚ロースのパルメジャーノチーズ・カレー粉カツレツ、レタスの黒酢玉ネギドレッシングサラダを添えて。
3.キャベツのフレンチドレッシングコールスロー。
4.大振りニンニクの素揚げ、ヒマラヤの紅塩で。
5.鶏胸肉、ブナシメジ、赤パプリカのオイスターソース炒め。
6.鶏胸肉、エリンギ、細切りタケノコのバルサミコ酢炒め、スクランブルエッグまぶし。
7.豚ロース肉と玉ねぎのニンニク生姜焼き。
8.赤玉の温泉玉子、牡蠣醤油で。
9.ちりめんじゃこの胡麻山椒炒り。
10.雄シシャモの焼いたん、家で採れたパクチーを掛けて。w
11.切り茄子の京漬け物。

梅雨最中、3日後に七夕を控えて、7月最初の水 曜会

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7月に入りましたが1日からは、河原町のデパートや京都駅などでは、祇園ばやしが流れています。
台風の影響で、今週は雨が続きそうですねえ。。

「京の底冷え、油照り」という言葉がありますが、梅雨時も盆地を雲が低く覆うと、蒸し暑く不快指数が高いのが困りもの。^^;
いっそ、今日のように雨が降って、風があると過ごしやすく感じます。

湿気と低気圧のせいで、ちと膝がしくりますが、大したことはなく、痛みは生きている験だあ。w
室内環境を除湿して、身体の水はけを良くするよう食事を工夫して、内外の湿邪に対応しましょう。

日曜は出かける予定があるので、雨は上がりそうですが、土曜までは降ったり止んだりでしょうね。w
7日の土曜は七夕ですが、笹はあるけど、家では七夕飾りをしなくなってずいぶん久しくなりました。

七夕は「たなばた」または「しちせき」とも読み、古くから行われている日本のお祭り行事で、江戸時代に制定された一年間の重要な節句である「五節句」の一つですね。
七夕といえば、織姫と彦星の伝説が思い浮かべる人が多いものですが、七夕の原型(由来)とされているものは3つ存在していて、それぞれが7月7日に深く関係のあるものばかりです。

古来、日本の神事として行われていた「棚機(たなばた)」というものがあります。
読み方は七夕(たなばた)と同じものですが、その中身には違いがあります。

「棚機(たなばた)」というのは、神事で使う着物の織り機の名前で、古くから日本の行事「禊ぎ(みそぎ)行事」で乙女が着物を織る時に使われていました。
その際に織物を神様の祭ってある棚に供えて、秋の収穫の豊作を願ったり、人々のけがれを払う為に行われていた神事です。

この「棚機(たなばた)」を使う事が出来るのは選ばれた乙女のみで、そのときに選ばれた女性の事を「棚機女(たなばたつめ)」と呼びます。
選ばれた女性は機屋(はたや)にこもり神様にお供えする着物をおります。
その後仏教の伝来にともなって、この行事はお盆の準備として7月7日に行われるよう日になり、「棚機(たなばた)」と同じ読み方で七夕と当て字になったと言われています。

もう一つには、「乞巧奠(きこうでん)」という織物への願いを込める中国の行事が平安時代に伝来して、宮中行事になったものです。
琴座のベガと呼ばれる星は裁縫の仕事の星ということもあり、古く中国では織女星にあやかって織物の上達などをお祈りする風習が生まれました。
時代とともに変化して、7月7日は織物だけではなく、芸事や書道などの上達をお祈りする日として続いていますね。

平安時代の七夕行事では、宮中の人々は桃や梨、なす、うり、大豆、干し鯛、アワビなどを供えて星をながめ、香をたいて、楽を奏で、詩歌を楽しみました。
サトイモの葉にたまった夜つゆを「天の川のしずく」と考えて、それで墨を溶かし梶の葉に和歌を書いて願いごとをしていたとか。

棚機や乞巧奠を知る人の方が少ないでしょうが、良い子がみんな知っているのは、織姫と彦星の伝説でしょう。w
七夕の季節になるととても輝く2つの星があります。
その一つは琴座のベガと呼ばれる星で裁縫の仕事の星、もう一つの鷲(わし)座のアルタイルといわれる牽牛(けんぎゅう)星は、農業・牧畜の仕事の象徴の星として古代中国で考えられてきました。

この2つの星の間には天の川と呼ばれるように、小さく輝く星が無数に輝く川の両側に存在しています。
この2つの星が旧暦の7月7日頃(現在の8月7日頃)に一番輝きを見せることから、2つの星がお互いを求めているように見える事をもとに七夕ストーリーが作られたと言われています。

天帝によって結ばれた織姫と彦星ですが、仲睦まじく一緒になったは良いけれど、仲睦まじ過ぎてそれぞれが仕事をしなくなったため、天帝は二人を離れさせました。^^;
天帝の計らいで、年に一度の7月7日の七夕の夜、おりひめとひこぼしは待ちに待った「再会」という願いを叶えます。

人々は「二人のように、願い事がかないますように」と、短冊に色々な願い事を書いて、笹や竹の葉に飾るようになりました。
冬でも緑を保ち、まっすぐ育つ生命力にあふれた笹や竹には、昔から不思議な力があると言われてきました。
神聖な植物ゆえに、そこに神を宿すことができるとも言われていますが、祭りの後、竹や笹を川や海に飾りごと流す風習には、竹や笹にけがれを持っていってもらうという意味があります。

土曜は雨が降りそうですが、夜には上がるのだろうか?
雨が降ったら、織姫と彦星は果たして無事に逢うことができるのでしょうか?w
これには、諸説あるようですね。

七夕の夜、少しでも雨が降れば二人は会えないと伝えるところもあれば、雨でも二人は出会える、雨は織姫のうれし涙で雨の水でけがれが洗われるなどとするところもあります。
いっぽう、二人が会えば疫病がはやるとして、会わないように雨を願うところもありました。^^;
昔は七夕は旧暦の七月七日(8月12日ごろ)に行われていたため、干ばつに苦しんでいた地方の人々が雨を願った、ということもあるようです。

七夕の日は、東山の地主(じしゅ)神社で、午後2時から恋愛成就の七夕祭りが行われます。
七夕こけしお祓いの神事で、縁結び、恋愛成就を祈願するお祭りですが、織姫・彦星に見立てた一組の紙こけしに自分と相手の名を書き、固く結びあわせて本殿両側の『大笹』につるし、恋の願かけをします。
カップルや未婚の男女から篤い信仰があり、恋愛成就を願う熱い思いで、境内は盛り上がることでしょう。w

ところで、五節句にはそれぞれ行事食というものがあります。
1月7日の人日は七草粥、3月3日の上巳は白酒に雛アラレや菱餅、5月5日の端午の節句は粽(ちまき)や柏餅、9月9日の重陽は菊酒や栗ご飯。
では、7月7日は何かといえば、素麺(そうめん)ということです。w

七夕の行事食が素麺である由来は、古代中国の索餅(さくべい)という小麦粉料理が始まりだそうです。
古代中国の「索餅」の伝説には、こうあります。

7月7日に亡くなった子供が鬼となり、疫病を流行らせました。
それを鎮めるために、その子供が好きだった索餅を供えたところ、疫病の流行が治まりました。

それからというもの、1年間の無病息災を祈願して、索餅が食べられる様になりました。
この索餅が日本に伝わったのが平安時代ですが、当時のの宮中の儀式では、七夕に索餅をお供えしていたそうです。

やがて、この索餅が素麺に変わり、現在に至るという説が有力ですが、他の説として、素麺が天の川に似ているからとか、素麺が織姫の織り糸に似ているからというものもあります。
蒸し暑い候ですので、縁起を良くする行事食で、冷やし素麺すするのも良いですね。
でんぷんだけですから、水菜やネギをたっぷりと、ショウガやワサビを利かせてカメリナオイルや亜麻仁油を垂らし、錦糸卵や細切りのハムや肉も一緒に食べて、栄養バランスを取りましょうぞ。w

今、午後1時になって、雨は止んでますが、風強く、その分蒸さずにしのぎやすくて良いですね。
ベランダで風を浴びると心地良く、風の音の中、式を飛ばすのも趣きがあります。(ワラ)
七夕に再会するのは誰ぞと願うより、車検に出したエボ龍が七夕には戻りますように。(念)

さて、梅雨中ですが、本日は7月最初の水曜会。
料理を仕上げて、午後のカウンセリングを終えたら、湿邪祓いの宴をしましょう。w

今日のメニューは、以下の13品です。
1.水菜とツナのアマニオイルポン酢サラダ。
2.いづみ式、モヤシ、ニラ、チーズの豚肉巻き炒め。酢醤油・ラー油で。
3.ロールイカ、丹波シメジのガーリック・カメリナオイルソテー。
4.キャベツのコールスロー。
5.鶏胸肉、エリンギ、ブナシメジ、ホワイトブナピーの青じそソース炒め。
6.シイタケ、エノキ、シメジ、合挽きミンチの玉ネギ漬け味噌炒め。
7.空芯菜、ニンジン、ニンニクのパックブン・ファケーロット・ファイデーン。
8.ヒジキ、黒大豆、エノキ、シメジ、焼き揚げの胡麻炒め煮。
9.丸ズッキーニの和風冷やしスープ。
10.温泉卵、冷やしスープに入れて。
11.丸ズッキーニのチーズ醤油焼き。
12.鮎の田楽味噌串焼き。
13.青瓜の浅漬けの贅沢煮。