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雨水翌日、本日は誕生日にて、水曜会。w

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昨日は、二十四節気の「雨水」でしたね。
「雨水」とは、空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になる、という意味
です。
名前の通り、昨日の京都は一日雨で、シクる膝を撫でつつ、指示書作成に励みま
したが、今朝になって止み、気温は穏やかです。w

「雨水」は草木が芽生える頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきまし
た。
春一番が吹くのもこの頃ですが、本格的な春の訪れにはまだ遠く、寒い地方では
まだ雪が降ったりもします。

それでも確実に季節は移ろい、三寒四温を繰り返しながら、春に向かって暖かく
なっていきますね。
地方によっても違うようですが、「雨水」の頃には、雛人形を飾ると良縁に恵ま
れるといわれていますよ。w

手元の歴では、本日20日が満月とありましたが、地球と月の距離が近いため、2019年で最も大きく見える満月となります。
といっても、今日の夕刻から登る月ではなく、未明の0時54分がスーパームーン
でした。^^;

1年で最も大きい満月は、1年で最も小さい満月(2019年は9月14日)に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見えると言われています。
外は寒いので、空模様さえ良ければ、客間から今夜の月を覗き見ることにしましょ
う。w

今日、2月20日といえば、何を隠そう、我が誕生日。w
暦を一巡して、5歳になるわけですが、 自分的にはまだまだ幼いので、高齢者に
分別されても自覚なく、困ってしまいますが。(笑)

シニアという言葉は良いけれど、前期高齢者をヤング・オールド、後期高齢者を
オールド・オールドと呼ぶのは、なんだか釈然としません。w

行動心理学では、60歳になると、その人の原型気質が表れ、6歳児の感性が出る
そうですが。w
6歳の時の自分、どーだっただろう?
ファーブル昆虫記の影響を受けて、アズマオオズアカアリやクロヤマアリなど、
アリさんとお友達になってたのは記憶に鮮明ですが。w

私にとって「6歳」というと、3歳児の心で6歳児の言語能力の習得を目指
したのが思い起こされます。
30過ぎの韓国語の学習、40過ぎのインドネシア語の学習、50歳頃からのタ
イ語とバリ語の学習がそうですが、日本語や英語を一切使わず、現地語だけでや
りとりするものです。
英語は普通に中学から習い始め、YMCAの英会話教室にも通ったものですが、どう
しても日本語で考えて訳すクセがついてて、今なお払拭できません。^^;

そのため、今でも英語を使うより、インドネシア語やタイ語の方が、脳が切り替
わって会話しやすいのですよ。^^;
思えば、3歳児が外国人に混じって遊んでるとちゃんと友達もできてるし。w
6歳児なんか、日頃支障なく大人と日常会話できてるし。w

大学生のとき、彦根にお住まいだった岩崎正春先生に、ヨガの瞑想と整体の梯子
型理論などの他、日本語を一切使わない英語の学習法GDMを学びました。
当時、天龍寺へ通ったり、家にも泊めていただいての学びでしたが、言語の習得
にも、今の仕事にも、教育大での単位教科よりもはるかに断然役立っています。
師と尊敬する人は少ないものですが、本当にご縁が大事ですね。

少なくとも私たちは、5,6歳児よりは思考力も判断力もありますから、外国語を
習得しようとしてる方には、3歳児の心で何でも何度も聞き返し、そのまんま発
音して、6歳児の会話を指標にすることをお勧めします。w

今は亡き母の療養のため、幾度となく両親をバリ島へ送り迎えしましたが、彼女
は70歳を過ぎてからインドネシア語と英語を現地で勉強したものです。
シガラジャのホテルには日本語を話せるスタッフが居ませんでしたが、幾度とな
く通ううち、何人ものスタッフと友達になり、支障なく日常会話していました。
学びに、年齢は関係ないものですね。w

それもご縁で、バリ島にはマデ、アントンやグスティ、ブディなど幾多の友人も
出来、私たちが旅行に行くときに役立ってくれています。
今は、連絡するのもラインやSNSがあるので、無料でできるのが良いですね。w

日本が梅雨に入って鬱陶しく感じるころ、または秋の夕暮れが一入もの悲しく感
じるころには、常夏の国で陽気を発揚するのも良いもんです。
ここ2,3年ほどは一人旅ができず、常に日本語を聞きますので、脳の切り替えに
は少々難ですが。w

数理胎因律では、誕生の月には結果を出しまとめ、物事にけじめをつけることが
課題となります。
遅れに遅れてる原稿は棚上げするとしw、螺旋の力と人体の復元能力の関係は、
簡単で即効あって戻りのない施術に応用できますので、この月にまとめたいとこ
ろです。

が、20日から24日は顧問先への翌月の傾向と対策指示書の作成で大わらわ。w
とにもかくにも結果を出すべく、時間的優先順位の高いものから片付けて行きま
しょう。

先ほど愛弟子真授といづみからメッセージがあり、今夜はウィスキーと禁断の!
ケーキが食べられるとか。ww
今夕は水曜会ですので、飲みすぎ、食いすぎには注意して、無事1年の終了を祝
うとしましょう。

今日のメニューは、以下の13品です。
1.たたきオクラの生姜麺つゆ和え。
2.鞘インゲンの胡麻醤油浸し。
3.小松菜のナムル。
4.アボカド、ロールイカ、炒り卵のチャンプルー。
5.京絹揚げのバター焼き、ウニ・味醂ソース掛け、九条ネギ散らし。
6.ワサビ菜、菊菜、京揚げのあっさり炊き。お好みでラー油を。
7.煮タコ大根。
8.牛ロースのキウイソースステーキ。
9.湯がきブロッコリーと鶏胸肉生ハム。
10.京蕪の中華餡。
11.蕪葉の一夜漬け。
12.寒ブリの照り焼き。
13.赤身卵「どん玉」の温泉玉子。

バレンタインデー、二の午前日、本日は水曜会

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明日、2月14日は、巷ではバレンタインデーとか。
日本でのバレンタインデーとチョコレートとの歴史の起源については、所説あり
ますね。w

確認されている最も古い「バレンタインデーにはチョコを」の広告は、1936
年、神戸モロゾフ製菓が掲載したことが起源とか。
1958年、メリーチョコレートカムパニーが伊勢丹新宿本店で「バレンタイン
セール」というキャンペーンを行ったことを重視する説とか。
1960年、森永製菓が「愛する人にチョコレートを贈りましょう」と新聞広告を出し、さらに伊勢丹が1965年にバレンタインデーのフェアを開催し、これがバレンタインデー普及の契機となったとする説
とか。
他にもありますが、いずれにしてもすぐに大きな反響があったわけではなく、商
品もあまり売れなかったようです。^^;

デパート各店がバレンタインデー普及に努めていたが、なかなか定着せず、1968年をピークに客足は減少し、「日本での定着は難しい」との見方もあった
そうです。
しかし、オイルショック(1973年)に見舞われ、高度経済成長が終焉した1970年
代前半頃になると、チョコレートの売上が急増したとか。

現在、一般に「バレンタインデーはチョコレート業界の陰謀」と認識されていること
とは裏腹に、バレンタインデー定着の過程には、小学校高学年から高校生までの
学生層から広まったといいます。

1970年代後半頃に、女子が男子に親愛の情を込めて本命チョコを贈るという「日
本型バレンタインデー」が、日本の社会に定着すると、さらに日本独自の習慣が
登場しました。
1980年前半に登場したホワイトデーと義理チョコがそうですね。w

日本のチョコレートの年間消費量の2割程度が、2月14日に消費されると言われる
ほどの国民的行事となっていますが、2000年代以降はさらに多様化してるようで
すね。
今や、義理チョコは衰退し、友チョコの市場が拡大傾向にあるそうです。
さらには、母親が家族と食べる「ファミチョコ」や、自分好みのチョコレートを
自分自身に贈る「マイチョコ」もしくは「ご褒美チョコ」も増加してるとか。w

尤も、私の場合、初期糖尿病という診断なので、86%カカオ含有などのチョコ
ならば、1日3ピース以内を食べてもいい、むしろ食べると良いということで。

最近の研究では、チョコレートのカカオポリフェノールには、血圧低下、HDL
(善玉)コレステロール値上昇などの効果に
加え、BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇や、炎症指標と酸化ストレス指標の低
下が確認されています。

バレンタインデーとは関係なく、明日は「二の午(にのうま)」です。
ちなみに、今年の初午は 2月2日(木)でしたが、三の午は 2月26日(火)にありま


全国に3万余りある稲荷神社の総本社は、京都市伏見区にある「伏見稲荷大社」です。
天界から、宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ:稲荷大神)が伊奈利山(稲荷山)
に天降りて、三ヶ峰に初めて鎮座したのが「和銅4年(711)午の日」。
この祭り事は、2月の最初の午の日を「初午」といい、次の午の日を「二の午」
といって稲荷の縁日が行われます。

稲荷信仰は、江戸時代に最も盛んでした。
江戸に多いものとして「火事・喧嘩・伊勢屋・稲荷に犬の糞」と数えられたよう
に、江戸にはいたるところにお稲荷さんがありました。

もともと、「稲荷(いなり)」とは「稲生(いねなり)」が縮まった言葉で、稲荷神
は農耕の神様ですが、江戸時代になると商売の神様としても認められるよ
うになりました。
山城国風土記の逸文では「イネが生った」ところより社名としたとあります

有名な稲荷神社の他に旗本、大名などの武家屋敷には必ず稲荷祠があり、町家の裏庭や長屋にも守り神として祠がありました。
11円療法を創った故刑部忠和先生とは親交がありましたが、葛飾のお宅にも刑
部稲荷が祀られてましたよ。

江戸のころは、午の日は子供の祭りで、武家屋敷では近隣の町家の子供たちを招
いて遊ぶことを許したり、団子や甘酒、鮨、菓子など振舞っていたようです。
現在は産業全般の神として信仰されていますね。

「稲荷大神様」のお使い(眷族)は狐とされています。
但し野山に居る狐ではなく、眷属様も大神様同様に我々の目には見えません。
そのため白(透明)狐(びゃっこさん)といってあがめます。
勿論「稲荷大神様」はきつねではありませんが、江戸時代に誤解が広まったよう
ですね。^^;

昔は、お稲荷様にお願いをするにあたって、直接は恐れ多いので、眷属の狐の御
機嫌を取り、願いを聞き届けてもらおうとしたのでしょう。
然るに、ただの眷属である狐が祀られるようになって行き、本来の稲荷大神のこ
とが忘れられてきたような。^^;

誤解といえば、犬神と狐が混同され、「稲荷神は祀り続けないと祟りがある」と
か、「稲荷にお参りしたら、一生お参りしなければならない」と言われるように
なりました。
犬神というのは、山犬つまり狼のことで、作物を荒らすウサギや猪を退治するの
で信仰の対象になったもので、稲荷や狐とは別物です。
犬神は、西日本特に四国や岡山地方によく見られる信仰です。

もう一つの誤解は、日本に仏教が入ってきて、本地垂迹思想ができ、神仏混交が
行われました。
そこで宇迦御霊神=稲荷大神は、荼枳尼天(だきにてん)と同一視されたのです。
天と付けるのは、仏教世界の天部と呼ばれる、仏様の守護神であることを意味し
ますが、荼枳尼天(ダーキーニー)はもともとインドの夜叉神で、人肉を食らう
怖い神様でした。

仏教に改心後、どんな人の願いも聞き届けてくれると言われ、古くから身分の高
い、低いに関わらず多くの人が様々な願い事を祈願しましたが、如何なる願いを
も聞き届け、叶えてくださったといいます。
神道でいう「祭り上げ」と同じで、御霊神社や天満宮などがそれですが、祟りな
す荒ぶるエネルギーをプラスに変換する陰陽逆転の発想ですね。w
しかし、怖いというイメージからか、一度信仰してその信仰を捨てたら、荼枳尼
天は祟りをもたらすという風に言われます。

ホントはダキニ天が乗ってるのは、狐ではなく、ジャッカルなんですが、日本に
はジャッカルが居りませんね。w
白いジャッカルの姿が狐に似ているため、狐を眷属とする稲荷大神と同一視され
たのでしょう。^^;

また、江戸時代、お稲荷様はそれこそいたる所に祀られていました。
長屋ごと、商人の家には必ず、武家屋敷もお稲荷様を祀っていたので、家事や事
故がどこで起こっても、近くにはお稲荷様があることになります。
何か不幸なことが起こったら、そこに住む人とお稲荷さんとの関係に良くないこ
とがあって祟りがあったと考えられても不思議ではないですね。w

今や、稲荷様もダキニ天も福神様ですので、不敬なことのない限り、祟りなす存
在ではないでしょう。
でも、割と多くの人が失念しているようですが、願いが叶えば、お礼参りは忘れ
ずにしましょう。
人でも、感謝やお礼を忘れると、タタリ為すことがありますからね。w

余談ですが、5円玉は世界でも例のない穴あき硬貨ですが、このデザインは、日
本の産業を象徴したものだという話です。
稲の束は農業を表し、その下の水面は水産業を、中央の穴の周りにある歯車は工
業を、もう一面の葉っぱは林業を表しています。
実は、この5円玉の稲の束は、伏見稲荷大社の神紋と同じものが使用されている
のですと。

余談ついでに、明日はバレンタインデーと二の午が重なる日ですが、初午、二の午と関係なく、
日本いなり寿司協会は、2月11日を「初午いなりの日」として、記念日の登録をしました。
なお、初午いなりの日とは別に、毎月 17日は語呂合わせから「いなりの日」とされています。w

「い・な・り」の 3文字は、それぞれ「命・名・利」に通じることから、3つのいなり寿司を食べると良い
と言われます。
願いの数分のいなり寿司を食べると良いということも言われますが、願いの欲も
食欲も、ほどほどが良く、分を超えると祟ります。(ワラ)

明日は午の日ですが、厳密には壬午日で、私ら夫婦にとっては天地徳合日に当たります。
二の午とは関係なく、バレンタインデーとはちと関係しますが、妻が定休の木曜
日ですので、買い物に出かけることになります。w
契約、登録、開設、縁結びすることが喜び事を招く日ですので、空亡月といえど
も活用を図るとしましょう。w

さて、本日の水曜会ですが、1時半から2件の予約があるため、準備を急がねば。
^^;
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラの麺つゆ和え。
2.小松菜の摺り胡麻辛子酢味噌和え。
3.水菜、ツナ、鶏胸肉の生ハム、銀杏のポン酢サラダ。
4.鶏レバー、ニラ、炒り卵のオイスターソース炒め。
5.畑菜と京揚げの炊いたん、好みでラー油を垂らして。
6.昆布・鶏がら出汁の風呂吹き大根、ネギ味噌を塗って。
7.鶏ミンチ、エノキダケ、ブナシメジのピーナツバター入り味醂肉味噌。
8.皮付きピーナッツのリンゴ酢ピクルス。
9.ニシンの蒲焼き。
10.京絹揚げのバターステーキ、クルミ味噌を塗って。
クルミ味噌は、このまんま、酒のアテにもなります。w

本日は2時から2月度の気の科学体験講座開催

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昨日から2月の3連休ですが、本日は第2土曜日に当たり、月例の気の講座を開
催します。
私にとっては空亡月と生まれ月が重なりますので、学びとまとめ上げを意識して、
楽しい講座と懇親会を目指そうと思います。w

つらつら惟みる(おもんみる)に、人体とは精妙なもので、近来医学は素晴らし
い進化発展をしてきたわけですが、解明できてないことは多いものですね。
WOリングテストなどの筋反射反応もそうですが、無意識を含む脳脊髄神経の作
用も不思議なことだらけです。w

昨日も螺旋について色々と考えていましたが、DNAの構造といい、進化曲線と
いい、因果律といい、不思議がいっぱいです。^^;
学びと気づきの営みの中から、役立つことが伸びて行くと良いですね。

気圧と人体とも関係があり、低気圧になると不調を訴える人が多いことも知られ
ていますね。
半跏趺坐で瞑想しつつ、時計回りに状態を回すのと、反時計回りに回すのでは大
きな違いがありますが、地球規模ではこれは自転との関係がありそうです。

地球は東向きに自転していて、地軸の北方向を正とすると右手回りで、天の中心
北極星から見ると反時計回りに回転しています。
メルフォセラピーの資料によると、この自転の影響で、洋の東西を問わず人体の
胸椎や腰椎は基本的に左に変異するとのことです。

確かに椅子や床に座ってる人を後ろから見ると、左の尻が右に比べて少し前に出
ていることが多いものです。
そうした人に左手を真っすぐ伸ばしてもらって押し下げに抵抗する出力検査をす
ると右腕に比べて弱かったりします。
また、肩を前からゆっくり挙上してもらうと、ひっかかりがあって頭の後ろまで
は腕が伸ばせない人が多いものです。

そこで、座った姿勢から左の尻をちょっと後ろに下げてもらうだけで、腕の出力
が上がり、肩の挙上がいっぺんに楽になります。w
生活習慣に意識してちょっと採り入れ、座る姿勢を変えることで、腰痛が治った
り、首や肩などの調子が良くなっていきますよ。^^v

武術や気功では、螺旋の動きを大切にしますが、人の老化や成長にも螺旋は大き
な影響を与えているようです。w
人は2足歩行ですが、重力の影響に打ち勝って背が伸びて成長しますが、老化す
ると重力に負けて内臓は下垂し、身体のラテラルライン(外側のライン)も外へ
下へと崩れ、O脚になって行くものです。

それを矯正して治すリハビリテーション法もあるのですが、人間なかなか苦のあ
る事を続けるのはしんどいことですね。^^;
脊椎のどこに負担が掛かって身体に異常をきたしているのか、WOリングテスト
や本人の無意識に答えてもらうOワングテストなどの筋反射テスト(TL検査)
で判定して、そこを手当てするのが簡単で、即効ある効果的な方法と思います。

先ほどの肩の挙上や腕の出力検査もそうですが、人体の正中線(任脈・督脈)を、
身体に触れずとも下から上へと吐く息とともに撫で上げるだけで、可動域も出力
も良くなります。
人の頭上にハイヤーセルフ、仏頂尊があると思って、それへ届けと撫で上げると
効果てきめん。w

武術や緊張して力の抜けない人の力を抜くときは、逆に上から下へと切り下しま
すが。w

人の脳脊髄神経の働きと動作の関連もまた精妙なもので、例えば膝の痛みや腰の
痛みをかばう動作も、実は人間の持つ本能と自己修復能力に拠るものです。

例えば、体幹の前屈と後屈、左右の側屈、左右の回旋をチェックしてみて、行き
にくい方が後ろ、左側屈、右回旋だったとします。
ゼロポジションと呼ばれていますが、要は身体の動かしやすい方へと、逆、逆、
逆の姿勢を執ってみましょう。
具体的に述べると、やや前屈姿勢を執って、右膝をやや曲げて右手を垂らして右
に側屈し、左へ身体を回旋します。
この姿勢でもう少し両ひざを曲げて、重力と拮抗して身体の力を抜くようにしま
す。
このゾンビのような姿勢から(笑)ゆらゆらと揺れながら姿勢を真っすぐに戻し
て、両腕を垂らしてブラブラブラっと腕も身体も振動させてみましょう。

この一連の動作を執るだけで、体の前・後屈、左右の側屈も回旋も軽くなります
よ。w^^v
何度か続けると、さらに身体の可動が良くなって行くでしょう。

現在痛みがある人も、過去の痛みの記憶で無意識に身体をかばう動作が身につい
てる人も、脳の記憶のリセット、脳脊髄神経の自己修復が大事となります。
前頭骨にアプローチする(といっても額に軽く触れるだけですがw)α10誘導
マッサージや、第2頸椎と仙骨を捉えてのDRT(ダブルハンドリコイルテクニッ
ク)や、腹内に螺旋の復元力をもたらし内臓の位置や硬結・圧痛を修復するメル
フォセラピー技法などが効果的ですね。

圧痛や出力検査、可動域検査などの指標があれば効果がより良く確かめられます
が、こうした講座で体験する技法は、痛みが消えたり、不具合あった可動域が良
くなるだけでなく、その他の諸々の不良や不調の改善や予防になります。

痛みだけでなく、いわゆる「病気」といわれる症状に対応するためには、筋肉・内臓・骨だけでなく、
人体へ指令を送っている神経伝達をコントロールできるようになることが必要不
可欠です。

例えばがんの発生も、神経伝達に異常が起こったことによって、新しい細胞を作
るときにエラーが起きて異形の細胞が作られることで、その細胞が癌細胞になる
といわれています。
神経伝達さえきちんと正常に働いていれば、人間の体は本来病気になるようなエ
ラーを起こすことはなく、自己修復するものです。
この神経伝達を正常化することで、脳から人体のエラーを察知して治る指
令を送る機能も働くようになるので、様々な病気に効果を発揮できるようになり
ます。

講座の最終には、「自然の一部分」たる自分、最高の自分を発揮したり、自分を
超えた宇宙ともつながる知恵あるハイヤーセルフ、神仏とともにあり不可侵たる
仏頂尊に繋がるような行法、瞑想も楽しんでください。w
姿勢と呼吸を意識して、自分の気を操作しながら、深いリラックスを味わいましょ
う。

時々、こっくりこっくりと快く入静してる方もいますが(笑)それはそれで脳が
休まってストレスを癒し、身体を癒す良いことです。w
迷走するより、あらぬ妄想をするより良いことですから、恥と思わず心地良くお
楽しみください。^^

講座が終われば、5時からは桂西口会館から会場を我が家に移して、懇親会で歓
談しましょう。
今日の懇親会のメニューは、以下の10品です。
1.水菜、蒸しサラダ豆、蒸し黒大豆、ツナのアマニオイルポン酢サラダ。
2.エビ・イカ・アサリの海鮮と白菜・ホワイトブナピーの上海風中華餡。
今日は、摺りクルミ味噌と摺り胡麻辛子酢白味噌を作ったので、3〜5の料理に
塗ってみましょう。
余れば、酒や焼酎のツマミにもってこいです。w
3.昆布と鶏ガラだしの風呂吹き大根。
4.鶏胸肉の生ハム。
5.京絹揚げのバターステーキ。
冬場のカレーは、おろし生姜を入れて身体を温めましょう。
カレーは辛味で汗が出ても、実は身体を冷やしますから。^^;
6.丸ごと玉ネギ、ニンジン、メークイン、ブナシメジ入り野菜と肉の出汁を利
かせた冬場カレー。
7.鶏胸肉ミンチ、エノキダケ、ガーリック、タイのレッドプリック唐辛子のつ
くねバーグ。
8.鶏胸肉ミンチ、ブナシメジ、エリンギの肉味噌。
9.皮ごと玉ネギのオーブン焼き、ヒマラヤの紅塩と挽き胡椒を掛けて。
10.温泉玉子、卵用だし醤油か牡蠣醤油で。
時間的にこれが限界でしたが、足り苦しければ後で1,2品は追加できます。w

3日後に2月度の講座を控えて、本日は2月最初 の水曜会

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立春から2日目ですが、昨日は空模様も春めいて気温も上がり、庭の紅梅の花も
咲き出しました。
毎年節分前後の1週間は天候不順のようで、今日は朝から雨模様で今は降りやみ
ましたが、気温は少し低く感じます。

最も寒気が厳しい月が2月ですから、また寒さはぶり返してくるでしょう。^^;
2月は、和語で如月(きさらぎ)と称しますが、余寒厳しいため、 更に衣を重
ねる衣更着(き さらぎ)の意味です。
厳寒の寒気に犯されないよう、夏の枯渇した火気を補い、感冒や関節・筋肉の不
調を予防しましょう。

黄帝内経による今年の傾向では、人は下痢症状、身体の重だるさ、筋骨の動揺、
腹の腫物などの病気に罹りやすくなり、心は怒りっぽくなりやすいと書かれてい
ます。
また、胃の中心が痛んだり、脇の下に硬結ができたり、胸郭や咽喉の通りが悪くなった り、舌根が固くなったりしやくなるともあります。

これらは、すべて脾から発していると説かれていますので、今年は脾胃のケヤーが大事で
すね。
五行では土に当たる脾・胃に属する消化器系を損なわないよう、粘膜を保護し、
消化を良くし、腸内環境を整えるがよろしいかと。w

また、寒気に当たって発病や症状の悪化が起こりやすいといいますので、身体を内からよ く温めること
も大切です。
寒気による冷えや痛み、水の滞りには注意し、別名、令月と呼ぶように、2月が
佳い月になるといいですね。^^

立春からは己亥(つちのとい・きがい)年の年明けです。
干支を「えと」と読みますが、普通、あなたのエトは?と問われれば、「亥年生まれ」 などと十二支だけで答えますね。^^:

十二支は五惑星(五行の木火土金水の星)の中で、最も尊貴とされた木星の運行に拠って います。
木星の運行は西から東へ移動し、約十二年で天を一周します。
それらの星の場所を「太歳(たいさい)」と呼び、神格化し、十二の動物で名付けたのが 十二支です。

十二支は元来、植物の成長過程を表すもので、庶民に覚えやすいよう動物を当てはめたも のです。
昔当時は字を読めない人も多かったため、十二支を憶えやすくするために、「亥」には動
物の猪を割りあてたといわれています。
尤も、亥をイノシシとするのは日本だけで、中国などでは「猪」は豚ですけどね。w

十二支の1つである「亥」は五行では「水」の陰気に属し、 時間は「午後9時〜 午後11時」までを亥の刻とし、方位は北北西となります。
十二支は、そもそも農作物の成長の過程を12段階で表したものなので、本当は動
物とは関係ないのですよ。w

干支の十二支の1番目の「子(ね)」は、「増える」でこれから子孫を増やそうとする 「種子」の時期を表し、 干支の十二支の最後の12番目の「亥(い)」は「とざす」という意味で、新たな生命 「子」が宿り、エネルギーが閉じ込められ収蔵されている時期を意味します。
今年の干支は己亥ですが、「己(つちのと)」は土の陰気で、語源は三本の平行線で、条
理が整然としている様を表しています。

十干も十二支と同じく生命消長の循環過程を表したものですが、「己」は植物が充分生長し、 形が整然としている状態を表しています。
「己」は、「紀」に通じ、分散を防ぐ統制作用を指す漢字です。

「新たな生命が種子に宿り閉ざされている」地の気の上に、「整然として分散を
防ぐ」天の気が乗る今年の意味合いは、はてさて如何読み取りましょうや?

ストーリーを見出すと、荘子の云うように、易をよくする者は卦が違えども答え
は一つですね。w
それぞれの方が今年の傾向と課題、対策を知って、己亥年が良き年となりますよ
うに。(念)

3日後には2月度の講座を開催しますが、特に筋反射テストとエネルギー療法に
重点を置こうと思います。
身体に触れずに任脈、督脈の気を操作するだけで、身体の出力が変わるのは不思
議なもので、初体験の方は必ず驚きます。w
CTスキャンのように手をかざすだけで、一瞬で身体のバランスと出力が良くな
る気の操作法は、誰でもできて即効果があるので面白いものです。

身体に痛みがあったり、可動域に制限や不具合がある方で、整体や理学療法など
に通ってもなかなか全快しないことは多いものです。^^;
例えば、膝痛がある場合、痛む膝の部分は作用点に過ぎず、原因となってる黒幕
は他にあります。
そこの硬結や異常を治さないと、痛みは軽減しても取り切れず、戻りが生じるこ
とになります。

大腰筋、斜腹筋、腓腹筋、ハムストリングスなどの筋繊維か、仙腸関節、肩甲骨
にあるのか、全体的な見立てが大事ですが、そもそも痛みは脳脊髄神経で伝達さ
れるものなので、脊柱を整えることが大事です。
身体のどこに異常があるのかは、TLテストやOワングテストなどの筋反射テスト
で判別し、本人の無意識から答えてもらうと簡単で楽ですよ。w

人中路にある経穴、ヨガでいうチャクラを操作すると、筋硬結や圧痛が解けたり、
身体の可動が良くなるのは、西洋医学ではまだ解明されてないことですが効果は
テキメンで、人体には精妙な復元力があることに驚きます。
これは故刑部忠和先生の三大公会穴療法を応用、発展させたものですが、まだま
だ応用が利きそうです。

最近では、ゼロポジションという概念から、立位で行う抜長法(気功リラクゼー
ション)がほぼ完成しました。
1,2秒の動きで可動域が良くなり、施術後自分でケヤーできるのが大きなメリッ
トです。

これは我が武術の90度螺旋理論による合気投げの応用に当たりますが、新しい
概念や技術を学ぶと、以前からやってきたことを否定ではなく進化させることに
なるものですね。

20日にはいよいよ高齢者に分別される運びにありますが^^;まだまだ研究課
題があって、新たな気づきや発見があるので、隠居はできそうにないかと?w
ボ〜ッと生きてると、チコちゃんに叱られます。(笑)

さて、考えねばならないことは数あれどですが、そろそろ2月最初の水曜会の食
卓を飾らねば。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.ツナと水菜とプチトマトの青紫蘇ドレッシングサラダ。
2.刻みオクラの湯がき麺つゆ和え。
3.煮アナゴとちりめん山椒のオープンオムレツ。
4.サバの水煮とホワイトアスパラのトマトジュース煮。
5.アサリの酒蒸しバター。
6.牛ロースのステーキ、ピーナツバター乗せ。
7.エリンギとブナシメジの牛肉汁バター焼き、九条ネギ散らし。
8.豚バラ肉、シメジ、キャベツのオイスターソース炒め。
9.京絹揚げのクルミ味噌田楽。
10.牛肉、白菜、シラタキの和風小鍋、隠し味にピーナツバター入り。w
11.鶏レバーとキムチの焼き肉ソースソテー。
12.赤身卵「どん玉」の温泉玉子。
13.アジの開きの焼いたん、スダチを添えて。

節分を控えて、本日は1月並びに戊戌年最後の水 曜会

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1月も晦前で、2日後には2月に入り、3日の日曜が節分会。
明けて4日の立春から、己亥年が始まります。
今年は2日が土曜日ということもあって、2日から節分会を始める寺社も多いよ
うですね。w

いつもはスケジュールが空いてたら、すぐ近くの松尾大社や菩提寺の天竜寺の節
分会に行くことが多いのですが、今回は3日は日本体療学会のセミナーがあって
1日が潰れます。^^;
その分を調節して、2日に予約を回したので、今年は節分遊行はなしということ
に。w
天竜寺に行けば、豆まきと甘酒、樽酒の無料接待もあるんですけどね。w

2月3日は、それこそ京都中の神社や寺院で、節分行事が催されます。
神社では節分祭(せつぶんさい)、寺院では節分会(せちぶんえ・せつぶんえ)の呼称が一般的で
すね。

そもそも「節分」とは季節の変わり目を示し、立春・立夏・立秋・立冬の前日を
いいますから、年に4度あります。
中でも旧暦では、立春から新しい年が始まります。
そのため立春の節分は年の最後となり、新年を迎える意味で特に重視されました。
それによって、今日では節分というと立春の節分を指すようになりました。

ちなみに、節分は毎年2月3日であると思われていますが、実はこれ、1985年から
2020年までに限ることであり、常にそうではないんですよ。 ^^;
1984年までは、4年に1度の閏年に2月4日だったし、2021年からは閏年の翌年に2
月2日になりますよ。w

節分は日暮れ前に大豆を煎り、夜になって「鬼は外、福は内」と唱えながら豆を投げ、
戸をしめるのが一般的ですね。
この習慣は平安時代に宮廷で行われていた大晦日夜の行事、疫鬼(えきき)を追い払う
「追儺(ついな)」と結びついているともいわれています。
新年を迎えるに際し、悪鬼を払い幸福を願うことを目的としています。

仏教ではこの鬼を人間を迷わす煩悩に見立てて、
読経や護摩供を行い、除災招福(じょさいしょうふく)を祈願します。
また、年男・年女を選び、にぎにぎしく豆まきを行うこともあります。
地方や寺社によっては様々で、年末に特別行事で訪れた東山の智積院では、「鬼
は外」とは口にせず、「福は内」だけを明王殿のご本尊に唱えて豆をまくのが風
習ですが。

豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあ
ります。

豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。
また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないとい
う習わしがあるところもあります。
初期においては豆は後方に撒くことが主流であったといいますが、今日では食べ
るのが一般的ですね。
還暦超えて、今年で満いちゅつ(笑)節分の豆食いは、年々、苦になりつつあり
ますが。w

それ以上に、近年の「恵方巻」の風習で、巻きずし1本を丸かぶりするのは、どー
にも腹いっぱいになって閉口します。^^;
そも、初期糖尿病にあっては、巻きずし1本の完食は、福招きより鬼招き、タタ
リ招きになり得ます。w

「恵方巻」という名称は1989年にセブン-イレブンが「大阪には節分に太巻き寿
司を食べる風習がある」と聴いて仕掛けたことにより、1998年から全国へ広がり、2000年代以降に急速に広まった
といいます。
然るに、恵方巻の起源・発祥は諸説存在しますが、どれも信憑性は定かではなく、
未だ不明なのですよ。^^;

現在は「節分の夜に、恵方に向かって願い事を思い浮かべながら丸かじり(丸かぶり)し、言葉を発せずに最後まで一気に食べきると願い事がかなう」とされ
ます。
いやいや、「目を閉じて食べる」、あるいは「笑いながら食べる」という人もお
り、これも人により、家によって様々なようですね。w

何はともあれ、縁起を良くし、気分を良くして、新しい年明けとともに良き展開
ができますように。
人にはそれぞれ年月毎の課題や因縁生起があるのですが、どなたにとっても、新
しい年が貴重な人生の佳き1ページの思い出や成果となりますように。(念)

さて、今日は予約が立て込んでてバタバタしてますが、1月最後、戊戌年最後の
水曜会です。
フィナーレと新しい年明けを期して、今日のメニューは以下の17品になりまし
た。
1.しらすとブロッコリースプラウトの和え物、手作りポン酢で。
2.湯がきアカモクの青紫蘇ポン酢。
3.湯がきブロッコリーと鶏むね肉の生ハム、好みのドレッシングで。
4.ツナ缶と水菜、蒸し大豆、パルメザンチーズのサラダ。
5.いづみ式鶏レバーの刺身、胡麻油とヒマラヤの紅塩で。
6.いづみ式鶏レバーのタイ・タクミソース炒め。
7.シメジ、ニンジン、玉ネギ、ジャガイモ、蒸しサラダ豆の生姜シナモン入り
スープカレー。
8.豚ロースとツマミ菜のガーリックソテー。
9.豚肉と青梗菜の生姜焼き。
10.ロールイカ、アボカド、プチトマトのガーリックソテー。
11.ワサビ菜と菊菜の辛子豆腐摺り胡麻白和え。
12.赤玉の温泉玉子、卵用醤油で。
13.菜の花の辛子胡麻味噌和え。
14.コンニャクのクルミ味噌田楽。
15.京絹揚げのバター焼き、九条ネギ散らし、大根おろし醤油で。
16.鮭の塩焼き、レモンと大根おろしで。
17.キハダマグロのカマの塩焼き、レモンと大根おろしで。
アップも遅れたけど、ちと品目が多かったかも?^^;

本日は初庚申日にて、水曜会(夜通しはしませぬ よ。^^;)

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今日、1月23日は庚申日ですね。
祇園の八坂庚申堂には、初庚申ということでたくさんの参拝客が訪れてることで
しょう。

人が願いを叶えようとすると、何かとそれを妨げたり、怠ったりしよういう欲も
湧きます。
そうした欲を「くくり猿」に結び付け、庚申堂の本尊、青面金剛様にお参りする
と願いが叶うとか。w
何かを捨てて、何かを得るのは、吐けばこそ吸える呼吸の妙と同じく、陰陽の理
にも適ってますね。

今日行けば、お接待の厄除けのコンニャクも食べられたんだが。w
寺伝では、猿形に抜いたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば、無病息
災と伝えられています。
然るに、毎月19日から23、24日までは顧問先への指示書作成に大わらわで、なか
なか自由な遊行には行けませぬ。^^;

庚申の信仰は,中国の道教から、古く上代に渡来したとされています。
晋の葛洪(かつこう)の「抱朴子」に,人間の体内には三尸(さんし)の虫がお
り,庚申の日に天に昇って,寿命をつかさどる神に人間の過失を報告し早死させ
ようとする、と記されたことに由来します。

よって、庚申日には徹夜して眠らず,身を慎めば長生できるという信仰でしたね。w
陰陽五行説には、庚申の年や月・日には、干支ともに金陽なので金気が天地に充
満して、人は心が冷酷になりやすいとされてました。w

9世紀末から10世紀にかけては、平安時代の貴族社会において、「庚申御遊(こ
うしんぎょゆう)」と称して、庚申日には管弦・詩歌・碁などの遊びを催す宴を
張ることが恒例化していたそうです。
こうなるともう元来の信仰より遊興になってるようですが、平安時代の貴族とい
えば、一世を風靡し大ヒットした和歌があっても、「詠み人知らず」などと身分
が低いか無い人にはずいぶんヒトデナシなことをやってたようなので、三尸の告
げ口を懼れたことでしょう。w

鎌倉時代から室町時代になると、この風習は上層武士階級へと拡がりを見せるようにな
りました。
鎌倉幕府の記録書、「吾妻鏡」にも「守庚申」の記事が散見されます。
やがて守庚申は、庚申待(こうしんまち)と名を変え、一般の夜待と同じように会食談義を行
なって夜明かしする風習として伝わったようです。

庚申待とは、「庚申祭」あるいは「庚申を守る」の訛ったものとか、当時流行し
ていた「日待・月待」といった行事と同じく、夜明かしで神仏を祀ることから
「待」といったのではないかと推測されています。

庚申待が一般に広まったのがいつ頃かは、諸説あって不明ですが、15世紀の後半
になると、守庚申の際の勤行や功徳を説いた「庚申縁起」が僧侶の手で作られ、
庚申信仰は仏教と結びつきました。
神仏習合の流れの中で、本来の庚申信仰は、猿を共通項にした新たな信仰へと変化して
行ったようです。

いわく、神道の猿田彦神とも結びついていますが、これは「猿」の字が「庚申」
の「申」に通じたことと、猿田彦が塞(さい)の神とも
同一視され、これを「幸神」と書いて「こうしん」とも読み得たことが原因になっ
ているといいます。
また庚申信仰では猿が庚申の使いとされ、青面金剛像や庚申塔には「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が添え描かれることが多
いですね。

要は、神なり仏なりを供養することで禍から逃れ、現世利益を得ようとするもの
ですね。w
京都では三大庚申と称されるのは、八坂庚申堂、粟田口庚申堂、右京区の猿田彦
神社(山之内庚申)です。
宮中にも祀られた庚申の本尊といえば「青面金剛」で、青面金剛明王とも呼ばれ
る夜叉神です。

この尊像は、インド由来の仏教尊像ではなく、中国の道教思想に由来し、日本の民間信仰である庚申信仰の中で独自に発展した尊像
だそうです。
青面金剛は、三尸の虫を食らう神仏ですが、拝見すると、密教の明王像、特に軍
荼利夜叉明王によく似ていると思います。

仏教式の庚申信仰が一般庶民に浸透した江戸時代は、庚申信仰史上最も多彩かつ
盛んな時期となりましたが、明治のご一新から大正時代以降は急速にその信仰が
失われました。
とはいえ、この夜慎ましくして眠らずに過ごすという概念は、比較的よく受け継がれている
ようです。

歴書を読むとかつては、庚申日は男女同床せぬとか、結婚を禁ずるとか、ひどい
のになると、この日結ばれてできた子供に盗人
の性格があると恐れられたりする迷信もあります。w
また地域によっては、同志相寄って催す庚申講も続けられていて、それらは互助
機関として機能したり、さらには地域の常会として利用されたりすることもある
ようですね。

八坂庚申堂は、普通、「八坂の庚申さん」と呼びますが、天台宗大黒山延命院金
剛寺というのが正式名称。
尤も、うちら京都シティボーイは、正式名称言われても却って分からへんし。w

やれ、インスタ映えとか、願いの叶う京のエネルギースポットとか、若い人たち
や外国人観光客の姿が年々多くなってきてるようですが、庚申日のお参りやご祈
祷はなかなか良い縁起事ですよ。w
今日行けなくても、今年は3月24日、5月23日、 7月22日、9月20日、11月19日が
庚申日に当たりますので、切なる願いのある方は参拝祈念されては如何でしょう?

さて2日前には妻の友人真弓さんの誕生日をやり過ごし、4日後にはいづみの誕生
日を控えて、本日は水曜会。w
ことさら五十路界隈の祝いの料理は思いつきませんがw冬の土用の最中でもあり
ますので、「ひ」のつくものとか、赤いものを採り入れて、料理ることにしましょ
う。

今日のメニューは、以下の11品です。
1.水菜とツナ缶の青紫蘇ポン酢サラダ。
2.ちりめんじゃことブロッコリースプラウトの胡麻油・醤油和え。
3.羊肉(ラム)の切り落としとワサビ菜のしゃぶしゃぶ。
手作りポン酢か、タイのしゃぶしゃぶ用ドレッシングで。
4.豚骨ベースの赤身牛肉、ニンジン、玉ネギ、メークイン、エリンギ入りカレー。
5.鶏モモ肉のローストチキンとベークドポテト。
6.ロールイカとアボカド、ミディアムトマトのガーリックバターソテー。
7.牛バラ肉と湯引き水菜の冷しゃぶ。ポン酢か黒胡麻ドレッシングで。
8.鮭ハラスの塩焼き、レモンを添えて。
9.京絹揚げのバター焼き、九条ネギ散らし。醤油かポン酢で。
10.いづみ式鶏軟骨のから揚げ、レモンを添えて。
11.茹で豚足と湯がきブロッコリー、ヒマラヤの紅塩と黒胡麻ドレッシングで。

冬の土用の入り前日、本日は水曜会

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昨日は玄関飾りなどをどんど焼きに持って行き、正月気分も疾うに抜けましたが、
このところスカッと晴れる日が少ないですね。^^;
いっそ雪ならばまだしもですが、湿気を伴う冬の雨は嫌いだ。。

1月15日から八専に入り、26日が八専終わりになりますが、八専期間は雨が
降るという俗説がありますので、むべなるかな。w
この八専の期間は、干支に同じ五行が重なる日が続きますので、吉凶極端になり
やすく、中庸を旨とすべき期間になります。

洗濯物が乾かないので、乾燥機を使わねばですが、家の乾燥機が故障しました。^^;
幸い今朝は晴れてますので、昨日の半乾きのタオルなどと一緒に干して、乾いて
くれることでしょう。w

乾燥機は、多分、寿命と思われますので、新調することにしました。
因果律上、数理上、12年、21年経つものは、私にとっては限界点を超え、駄
目になったり、縁が切れることですよ。w

玄関の鍵も壊れ、これは修理=取り換えが済みましたが、乾燥機も然ることなが
ら、洗濯機もトースターも調子が悪い。^^;
2月は丙寅月が巡って、運気律上、劫財働き、また出費が増えることでしょう。

ま、物がダメになるのは、身体や仕事がダメになるのと違い、善哉です。w
若干、正月太りを自覚してますので、膝などが悪くならないよう、健康には注意
しましょう。^^;

明日、17日から節分までは冬の土用に入ります。
土を休めるべき期間とされ、土木工事など土を犯したり動かしたりすることは禁
忌とされる期間ですが、人体では土気に当たるのは、脾・胃の消化器官になりま
す。

このところ朝粥や朝雑炊をよく摂ってますが、胃腸を休めることも大事ですね。
風邪や諸病に罹った時もそうですが、不調の時は却って食べないことが、回復を早めます。
亡きフミなど猫や、その他の動物は、本能的にそうしてるようですね。w

絶食治療はその極致で、人間も飢餓状態になると、普段発揮できてない自然治癒
能力が発現するものです。
尤も、水をよく補給することが必須ですが。w

黄帝内経には、今年の諸病や不調は、脾から発するとありますので、土用の入り
から意識して消化機能を良くすることを心がけましょう。
己亥年は、天干己が地支亥を土剋水で剋する年です。

これを防ぐには通関という術があり、金気を用いて、土生金、金生水と循環する
ことです。
金は土中に生じますが、五行の五味では、金気の味は辛(しん・とんがらい)で
す。

土中に生じて辛いの何だ?と問えば、まず生姜が挙げられますね。
生姜の辛み成分は「ジンゲロール、ジンゲロン、ショウガオール」の3種類の油
状物質で、強力な殺菌力を持っています。

生魚や生貝による食中毒を予防する働きがあることから、鮨屋ではしょうがを甘
酢に漬けた「がり」が必ず添えられています。
同時に、吐き気を抑えて食欲を増進させ、胃液の分泌をよくして消化吸収を助け
る働きを持っています。
特にジンゲロンは、体内に適度な刺激を与えて血流をよくする働きにも優れてお
り、内臓全体の機能を活発にする働きを持っています。

辛み成分のショウガオールとジンゲロンは、ともにジンゲロールから生成される成分です。
ショウガオールは保存されている間に自然に増加し、加熱によってさらに含有量が高まります。
したがって、冷えを解消するには、生姜に熱を加えてやることが効果的ですね。

加熱することで体を温める効果が一層高まることから、漢方では冷え性改善には
乾姜(かんきょう)(蒸してから乾燥させたショウガ)が使われます。
一方、発汗・咳止め・健胃などの改善には生姜(しょうきょう)(乾燥したショウ
ガ)が使用されます。

いずれにせよ、「消炎、発汗、解熱、健胃、解毒、利尿」などに働くため、「腹
痛、風邪、食中毒、下痢、冷え性、打ち身」などの症状緩和に利用されています。
また血流を良くしてシミを取るなどの美肌効果もありますよ。w

生姜の辛み成分には、玉ネギやニンニクの持っている抗凝血作用や、血中コレス
テロールや血圧を下げる効果があることが昨今の研究で判明しています。
ので、生姜を常食すると血流が良くなり、高血圧や心臓病などの生活習慣病の予
防が期待できますよ。

今年は酢とキノコに加えて、生姜をもっと活用すると良いかもです。w
明日からの冬の土用は、ウナギではなく、夏の枯渇した気を補うことが基本にな
ります。

夏の土用は丑の日に、「う」のつくものか、黒いものを摂ることが縁起食でした。
その伝でいうと、冬の土用は未の日に、「ひ」のつくものか、赤いものを食べる
ことになります。

赤いものならざらにあるのですが、陰陽五行の理と縁起を重ねて、「ひ」のつく
赤い食べ物って、何があるのでしょう?
沖縄料理なら、千切りニンジンや紅ショウガを入れた「ヒラヤーチー」がありま
すね。
小麦粉を水や出汁で溶き、卵を加え、ニラや小ネギ、もずく、ツナの缶詰、ポー
クなどの好みの具材を混ぜ、フライパンやホットプレートで薄く焼いたものです。

ヒージャーもあるけど山羊のことで、こちらでは手に入らず、私的にはクセが強
くて好きくない。^^;
大分県なら津久見市の「ひゅうが丼(どん)」があり、マグロなどの切り身を、
醤油ベースの砂糖や生姜、胡麻を入れたタレに漬け込み、
ご飯の上に乗せて食べる料理があります。

こちらで手に入るものなら、羊肉のマトンやラムも赤肉ですね。
そう、そう、関西では、ヒメイチと呼ぶヒメジ科の赤魚がありました。^^
今日手に入れた赤魚はヒメイチではないですが、これでよしと致しましょう。w

料理は調いましたので、心静かに楽しみに、ご来客をお待ちします。
冬の土用前日の今日のメニューは、以下の13品です。
1.刻みオクラの湯がきとナメタケしぐれの和え物。
2.サバの水煮缶、トマトジュース、青紫蘇ポン酢、ブロッコリースプラウト。
3.千切りキャベツとミディアムトマトのコールスローサラダ。
4.赤魚のから揚げ、中華とろみ餡、九条ネギ散らし。
5.鶏むね肉の片栗粉まぶし、鶏ミンチの肉団子、シメジ、エノキダケ、白菜の
生姜入りスープ。
6.ヒジキ、蒸し大豆、エリンギの炒め煮。
7.鶏ミンチ、シメジ、エノキダケの味醂肉味噌、サニーレタスで包んで。
8.ロールイカ、アボカド、ニンニクのオリーブオイルソテー。
9.鶏むね肉、ニンジン、エリンギのバルサミコ酢・タクミソース炒め。
10.京絹揚げのバター焼き、九条ネギ散らし。生醤油をかけて。
11.男シシャモの焼いたん、レモンを添えて。
12.鮭ハラスの焼いたん、スダチを添えて。
13.皮付きピーナッツのレモン黒酢・リンゴ酢ピクルス。

1月の3連休初日、新年初回の気の科学体験講座 開催。

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本日は第2土曜日につき、月例の気の科学体験講座の開催です。
本年の初講座に当たり、基本的なことを踏まえて、楽しい体験講座にしましょう。

2月4日の立春からは己亥年が開くわけですが、良い展開が生じますように。
(念)
己(つちのと)は、土の陰気を意味しますが、語源は三本の平行線で、条理が整
然としている様を表しています。
亥は、門構えに亥を入れた字で、同じく「がい」と読みますが、意外と亥(い)
の音読みを知らない人が多いものですね。
亥は、草木の生命力が種の中に閉じ込められた状態を表しています。

亥の陰陽五行は、水の陰気を指しています。
したがって、干支の己亥は、天干の己が地支の亥を土剋水で剋しているので、剋
を解消するには金気を通関して、土生金、金生水と循環を図ると良いですね。
具体的なことは、講座でお話ししましょう。w

黄帝内経を紐解くと、気交変大論に、己の年は土運不及とあり、土気が不足する
と書いてあります。
土運不及の年は、風気が広がって土の化成能力が発揮できず、草木は成長して育
つものの、育ちすぎて花が咲いても実が実りにくいとか。^^;
天上の木星の光が強くなるのがサインですが、人は下痢症状、身体の重だるさ、
筋骨の動揺、腹の腫物などの病気に罹りやすくなり、心は怒りっぽくなりやすい
と書かれています。w

土気が不及なので水を制することができず、寒水の気が旺盛になると、虫などは
早く冬眠に入り、人は寒気に当たって病気になりやすく、軟便の症状が出やすく
なるとあります。

細説になると、己亥年は、司天が厥陰、在泉が相火の年で、寒くなるべきはずが
寒くならず、流れが凍らず、冬眠している動物がまた現れるといいます。
寒水の気は力を発揮できず、金気も再び旺盛になることができないので苛烈な秋
の気にはならず、作物も人間もまあ安全でしょう。w
木星の光が正常で、強くならないと良いですね。

五常政大論には、土運不及の年は、土気が不十分なために水気が土を逆剋すると
あります。
土の化気が抑制されて作用を発揮できず、木の生気が旺盛になり、火の長気と金
の収気は正常だと記載されていますが、何のことやら?w
読み解くに、天候では適時適量の雨が降ることができず、風と寒気は起こって、
大風も吹き、草木は十分に実を養うことができないでしょう。
年の気は散漫で、その作用は沈静と安定ですが、人体の変動は、できもの、痛腫
、糜爛、膿などで、発病は湿気の停留として現れ、内臓では脾に表れやすいとい
います。

さらに至真要大論には、厥陰風木が天を司る年の特徴として、人は胃の中心が痛
んだり、脇の下に硬結ができたり、胸郭や咽喉の通りが悪くなったり、舌根が固
くなったりしやくなるとあります。
腹が冷えて下痢や軟便が出たり、小便不通などの病気に罹りやすくなりますが、
これらの症状はみな、脾から発しているので、今年は脾胃のケヤーが大事ですね。

衝陽(足の甲の動脈上のツボ)の脈動が止まれば致命的とありますので、この経
絡の気を良く通しましょう。
臨床上、左の肩甲骨下に硬結や圧痛があれば胃、その下の肋骨にあれば膵臓が不
調、右の肩甲骨下にあれば肝臓に不調があることが多いものです。
副腎皮質や腎臓も含めて、内臓整体法を用いて、この場で即座に調子を良く調え
ましょう。

内臓は筋膜とも連結しているので、身体の可動も良くなります。
身体の痛みが内臓由来だった場合、筋硬結を解いてもまた戻りが生じますから、
根治には内臓調整と脳脊髄神経のリセットが肝腎です。w

寒いこの時節は、筋肉が収縮して、硬結ができて痛んだり、身体の可動域が不自
由になっていやすいものです。
経絡の気をよく通したり、TLテストから異常のある部位を見つけて原因となって
いる硬結を解いたりして、身体の調子を良くしましょう。

お腹の中の調子も整え、脳脊髄液の循環も良くして、脳波をアルファ波の10Hz
に誘導して、ストレスも身体の不具合もリセットしてみましょう。
心身がすっきりした状態で、自身のハイヤーセルフと交信するべく、また自身の
能力がより良く発揮できるように、心地良い瞑想を楽しみましょう。

講座が終われば、会場をこちらに移して、新年の懇親会をいたしましょう。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.赤パプリカとキャベツのフレンチドレッシング・コールスロー。
2.合鴨ロース。
3.キクラゲ、キュウリ、豚ロースのタクミソース炒め。
4.近江蕪の敷き昆布・かつおだし味噌鍋、餅を入れて福井式雑煮。
5.こんにゃくの摺り胡麻赤味噌田楽。
6.ブリアラ大根。
7.絹揚げのバター焼き、九条ネギを散らして。
8.からし菜の一夜漬け。
9.蒸し大豆、サラダ豆とヒジキのだし炒め。
10.コフキ芋のパルメザンチーズまぶし。
11.牛タンしぐれと鶏ミンチ・三種のキノコの肉味噌、サニーレタスで包んで。
12.皮付きピーナッツのピクルス。

3日後に気の初講座を控えて、本日は今年初回の 水曜会(おみくじ何を引きました?w)

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新年、明けましておめでとうございます。
元旦、松尾大社で引いた御神籤は、半吉でした。^^;
いづみの引いた末凶のおみくじと同じく、境内の結びの榊に結んできましたが、
敢えて引き直しはしませんでした。w

神社本庁のHPには、おみくじについて、こう書かれています。
「おみくじは、単に吉凶判断を目的として引くのではなく、その内容を今後の生活指針としていくことが何より大切なことといえます。
また神社境内の木の枝に結んで帰る習わしもありますが、持ち帰っても問題はなく、引いた「おみくじ」を充分に読み返し、自分自身の行動に照らし合わせてみたいものです。」

神社は特に神と交信し、メッセージを受け取るところですので、御神籤に書かれてある内容をよく理解して、このメッセージを基にして行けば、必ずや良い道が
開けるとか。
神仏を大事として、共にあると意識して行けば、何事もよろしという内容でしたので、今年は特に我が仏頂尊を意識して精進して行こうと思います。w

神社本庁の記載には、さらにこうあります。
「そもそも占いとは、物事の始めにあたって、まず御神慮を仰ぎ、これに基づい
て懸命に事を遂行しようとする、ある種の信仰の表れともいえます。
例えば、小正月などにその年の作柄や天候を占う粥占神事(かゆうらしんじ)や、
神社の祭事に奉仕する頭屋(とうや)などの神役を選ぶ際に御神慮に適う者が選
ばれるよう「くじ」を引いて決めることなど、古くから続けられてきました。
「おみくじ」もこうした占いの一つといえます。」

さらに言うなら、「占い」とは「裏な意」であり、卦や事象に表れた裏の意味を読み取る作業のことです。
今年の傾向を読み取って、対策を練り、課題に沿って精進して行くことにしましょう。

然るに、多くの方々は、おみくじでは内容の意味よりも、吉凶を気にされてるようですね。w
確かに、人は順位を気にするものではありますので、一般的な順位を書いてみましょう。

7段階のおみくじと、12段階のおみくじがいわば一般的ですね。
7段階では、上位から順に、大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶となります。
12段階では、上から順に、大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小
凶>半凶>末凶>大凶となります。

これが最近の順位だそうですが、吉よりも小吉が良いというのは意外ではありま
せんか?w
実は、数年前まで、神社本庁では「その内容には、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶という吉凶判断、金運や恋愛、失せ物、旅行、待ち人、健康など生活全般に亙る記述を見ることができます。」
と書いてあったのです。
が、最近になって、「その内容には吉や凶、または大吉・中吉・小吉・末吉とい
う吉凶判断、金運や恋愛、失うせ物、旅行、待ち人、健康など生活全般に亙る記
述を見ることができます。」と変更してあります。

したがって、本当は吉の順位は明確ではありません。^^;
私なんて、昔人間なのか、吉の順位は大吉、吉、中吉、小吉、末吉の順だと思ってますよ。w
神社によっても違うようですが、吉の位置づけは神社やおみくじの種類によって
多様化しているので、そのあたりを考慮しての修正ではないかと思われます。

京都の下鴨神社や石清水八幡宮のおみくじには、吉と凶の間に「平(たいら)」がありますが、一般的に「平穏な」普通を意味するようですね。
伏見稲荷大社のおみくじは、なんと17種類もあります。w
おみくじの順番は
大大吉>大吉>凶後大吉>凶後吉>末大吉>末吉>向大吉>吉>中吉>小吉>小凶後吉>後吉>吉凶未分末大吉>吉凶不分末吉>吉凶相半>吉凶相交末吉>吉凶相央

「大大吉」なんて、引いたらすごくラッキーな感じがしますよね。
一番文字数の多い「吉凶未分末大吉」は「よしあし、いまだわからず、すえだい
きち」と読むなど、とてもユニークなので、折があったら引いてみようかと。w

他にも「大大吉」のおみくじがあるのは、上京区の護王神社(亥の守護でもあり
別名足腰神社)、中京区の御金神社(金運アップ)、伏見区の城南宮(厄や方除
け・交通安全)もありますので、縁や折りあればどうぞご参拝を。w

私の場合、吉以上のおみくじを引いたり、それ以下でも意味がつかめないときは持って帰ってました。

おみくじを境内の木に結ぶ習慣は、樹木の生命力によって、結んだ願いが叶うと
言われています。

ちなみに、凶のおみくじを木に結ぶときは、利き手ではない方の手だけで結ぶと良いですよ。
片手だけで結ぶことで、困難な行いを達成することにつながり、凶が吉になるな
んて言われていますからね。w
また、おみくじを結ぶのは、引いた寺社でなくても良いそうですよ。

さて、本日は新年初めての水曜会です。
3日後には年初の気の講座を控えて、心身の調子、並びに仏頂尊をよく整えておきましょう。w

愛宕の山は白く、雪やら小雨やらが降ったり止んだり、照ったりと忙し気な天候
ですが、空はだんだん晴れてきたようです。
客間の座椅子に座ってると、斜め上空から日が差してきて、頭上に亥年並びに武
の守護神、摩利支天が居るような具合で気分は上々です。(笑)

夕刻からの準備は早々に調えておき、午後は講座の構想に専念することにしましょう。
今日のメニューは、以下の10品になります。
1.アボカド、カマンベールチーズのカクテルサラダ、削りカツオ掛け、だし醤
油で。
2.サバの水煮、トマト、ブロッコリーの味噌・トマトジュース仕立て。
3.腸を整える、ナメタケと刻みオクラのそばつゆ和え。
4.いづみ式鶏胸肉と小松菜、シメジのトマト煮。
5.牛タンしぐれと鶏ミンチ・キノコ肉味噌炒め和え、サニーレタスで包んで。
6.京風肉じゃが。
7.韓国風牛肉、白菜キムチ、玉ネギの豆板醤・焼き肉のタレすき焼き。
8.鯛アラで煮込んだ風呂吹き大根。
9.からし菜の一夜漬け。
10.数の子のお煮しめ。

納の寺参り行事を終えて、本日は今年最終水曜会

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23日は年の納め、神仏との対座と瞑想の寺院巡りに行って参りました。
総勢9名で、先ずは東福寺山門近くにある同聚院での十万不動尊との対座です。
観光客の多い東福寺ですが、すぐ近くにあるというのに、ここにお参りして祈念
してると、結界を切ってあるかのように、人が来ないのが良いです。w

本尊は、木造彩色、像高265cmの日本最大の木像不動明王像で、膝前や光背は後世のものですが、憤怒の相の巨大な姿の中にも優美さをたたえています。
このお不動さんは、古来「十万不動(じゅうまんは、正しくは「十」の下に「万」を組み合わせた一字)」と称されて崇敬を集めてきました。

この「じゅうまん」という文字は、「土力(どりき)」または「十万」という二字を一字にした文字といわれています。
「土力(どりき)」とは即ち、土の力=産土を表し、土地を守護する仏という意味、「十万」とは、この不動明王は他と違って常に十万の一族・従者を従えているという意味ということで、古来、霊験あらたかな仏様として信仰を集めたために現在まで大切に守られてきたのです。

このお不動さん、1006年に藤原道長が旧法性寺に建立した五大堂の中尊だったのですが、他の4明王は散逸したのに、この像だけが現在まで残っているのですから凄いもんです。w
今にも雨かという空模様の中、窓から光が差し込んだり、お供えした線香の煙が雲海のように私たちにたなびき、得も言われぬ不思議な光景と十万不動から満ちてくるパワーに感動しま
した。

小周天を用いた対座瞑想の後、今年の気の講座の納めに、CTスキャン風気功治療、オーワングテストからの脊柱調整、合気仙骨操作法などをパートナーを組んで実践しましたが、
実効効果抜群でした。w
ふと気づくと、1時間半も過ごしてしまいましたが^^;濃密で楽しい時間を過
ごせました。

東福寺からは、徒歩で月輪山の麓に建つ泉涌寺の門前にある即成院へ。
即成院は、本尊阿弥陀如来が二十五菩薩を従えた内陣を持ち、観音・勢至をはじめ歌舞音曲の全てを揃え、阿弥陀来迎の歓喜を伝えるもので、他に現存例のないものです。

戍亥を司るのは阿弥陀如来ですので、今年の納めと来年の迎えに当たり、安泰を願って参拝しました。
特別開帳で、内陣に入り、阿弥陀如来と二十五菩薩勢揃いを間近に参拝できたのは良かったです。
連休にもかかわらず、ここでも内陣参拝客はありませんでしたので、ゆっくりできました。

境内で持参した焼きおにぎりとミカンをランチにしましたが、落ち着いた野外の食事も趣がありますよ。w
以前は気づきませんでしたが^^;那須与一ゆかりのこの寺の境内には、亥を司る摩利支天の石像も立っていました。

かつてはほとんどの武家は、摩利支天を篤く信仰していたと伝えられています。
禅宗や日蓮宗でも護法善神として重視されていますが、明治に武士が無くなってからは、お姿を祀っているところが減ったようです。^^;
亥の守り本尊が摩利支天ですので、来年の護身、蓄財のご利益がありますように。w

東山沿いを北上して行き、最後は智積院にお参りです。
総本山智積院は、真言宗智山派三千ヵ寺の総菩提所・総祈願所です。

1.境内の奥にある、お寺の中心・金堂へ。
金堂の本尊は2体の大日如来で、地上は「金剛界」、地下は「胎蔵界」と曼荼羅の二つの世界をそれぞれ表現しています。
今回は地上の金剛界大日如来と対座瞑想して、頭上にある仏頂尊に加護をいただくものでした。

金堂の隣の明王殿には、智積院のルーツ、根来から持ってきたという不動明王像が祀られています。
対座の後、仰臥で行う抜長法気功でリラックスして、仙骨と全身を整えてからバスで祇園へと移動しました。
いずれの堂でも、観光客は居らず、貸し切り状態のようでした。w

ここで一旦お開きにして、パラついてきた雨に濡れないよう、古川町商店街にある美癒亭キッチンで直会(おならい)の忘年会としました。
予め持ち込んであるのは、野菜を詰めて敷き詰めた丸ごとローストチキンと牛肉・キクラゲ・細切りタケノコのソテーに、スペイン産赤ワインですが、いづみも
色々と手作り料理を出してくれたので、皆さんご満足したかと?w

24日には最後の第2法則講座を終えて、指示書も完成して後は2名の手渡しのみ。
カウンセリングやヒーリングの日常業務は、あと5日、年末まで行いますが、正月は4日からの業務再開になります。
2日に水曜会はありませんが、3日は初詣がてらに会員様の年始のお越しをお待ちしています。

そんな運びで、本日は今年納めの水曜会です。
2.今日のメニューは、以下の11品になりました。
1.ジャコと畑菜のごま油だし醤油炒め。
2.千切りキャベツとの温野菜と蒸し鶏の青紫蘇・昆布ポン酢掛け。
3.水菜のサラダとラムの冷しゃぶ、タイ式ドレッシング掛け。
4.京揚げとうまい菜(フラン菜)の焼き飛魚・昆布だし煮びたし。
5.豚バラ肉、シメジ、白菜、大根の酒粕と赤味噌の小鍋、菊菜を添えて。
6.いづみ式欠き餅揚げ。
7.絹揚げのバターソテー、ニラ・スルメ漬けだし醤油掛け。
8.合挽ミンチ、エリンギ、エノキダケ、シメジの味醂・肉キノコ味噌、刻み葱
を添えて。
9.牛もも肉、マイタケ、エリンギ、青梗菜のオリエンタルソース炒め。
10.2種の卵の温泉玉子比べ。w
11.皮付きピーナッツのレモン黒酢甘味ピクルス。