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今日から八専に入り、葵祭の夜に水曜会

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暦を見ると、今日、5月15日は「八専入り」とあります。
「八専」とは、古く陰陽道に用いられてきた選日で、一年に6回あります。
「八専」は、12日間で終わり、60日ごとに繰り返すものですから、5月2
6日が「八専終り」となります。

京都は、昨日の午後は雨の予報でしたが雨は降らず、今日は昼前には晴れてます。
然るに、この八専の間は雨が多いのだと云いますが、どうなんでしょうね?w

60日周期で繰り返す干支が、壬子(甲子から数えて49番目)から癸亥(同60番目)の間の12日間の中に
干・支ともに同じ五行となるものが 壬子(水・水)、甲寅(木・木)、乙卯(木・木)、丁巳(火・火)、
己未(土・土)、庚申(金・金)、辛酉(金・金)、癸亥(水・水)と8日あるため、 「八専」と総称されているわけです。

だから、「八専入り」は干支とも水の重なる壬子(みずのえね)の日、 「八専終」はこれも干支ともに水の重なる癸亥(みずのとい)の日と
なります。
このあたりに、水・水で挟まれた期間だからという所以と、暦の入梅前後には必
ず巡るからということで、雨が多いと伝えられるのかもしれませんねえ。w

こうした天干と地支の五行が重なることを「専一(せんいつ)」といいます。
専一の日は天干・地支とも同じ性質なので、五行の生・剋の関係から、 善いこ
とは更に善く、悪いことは更に悪くなるというような増幅効果がある日だと昔の
人は考えたのです。

今は昔、日本では、八専は元々軍事上の厄日として兵家で用いられていたのですが、江戸時代には庶民にも伝わり、種蒔きや普請など建設的なことには吉、 破壊的なことや仏事には凶とされたのでした。

原典を尋ねると、紀元前百数十年の頃、前漢時代の皇族で、学者でもあった「淮南王劉安(えなんおうりゅうあん)」が、 学者を集めて編纂させた思想書、「淮南子(えなんじ)」に、「専を以て干支に従えばすなわち功あり」と記載されています。

「干支に従えば」、すなわち天干・地支の五行の相生・相剋理に従えば、それぞれの命題によって、
着手・実行・転換・決着などに効果的だということですね。^^

占いだけでなく、漢方や針灸などの東洋医学にも必須の陰陽五行の理ですから、
現代の陰陽師としては、活用を図りたいところ。(笑)

八専の期間中は、五行の相生・相剋が強くなる日が、60日中8日集中する期間ですから、諸事極端に走らぬよう、 人間関係や飲食健康面でも、 バランスに注意すべき期間かと思います。

言い方一つで角が立ち、聞き方一つで腹が立つ。
諸行無常で、全ては移ろってゆくものだから、昨日の所業は大過なしとしても、
今日の所業は許されぬかも?^^;

兎角に人の世は度し難く、親子や夫婦といえども、人間関係は難しいもの。
些細なことに拘り執着して、人間関係に亀裂が入ったりしないよう、やり過ぎた
り引き過ぎたりして、努力して来た営みを損なわないよう、 中庸、中道を大事
としましょう。w

中庸といい、中道といい、孔子の儒教や釈迦の仏教の骨子なのですが、実はこれ
が難しいこと。^^;
八専は軍事の忌み日ですから、せめて争いごとや諍いは避けることが賢明ですね。w

今でも地方地方には、こうした選日の行事や風習が残っているところもあるようですが、 現代一般市民は普通、誰も知らないでしょうね。
祭りも、寺社縁起の他に、選日や干支が風習になっているものが多いですね。

折しも、5月15日の今日、京都は葵祭が行われます。
葵祭は、祭りとしては京都最古の行事で、起源は567年と伝えられています。
5月3日流鏑馬神事、4日斎王代禊の儀、5日賀茂競馬(かもくらべうま)・歩射神
事(ぶしゃしんじ)・12日御蔭祭と前儀が続き、今日がクライマックスの巡行で
す。

巡行では、京都御所から下鴨神社・上賀茂神社へ新緑の都大路を、総勢500名を
超える平安絵巻さながらの優雅な行列が練り歩きます。
行列のすべてに葵の葉が飾られてることから、江戸時代からは葵祭と広く呼ばれ
るようになりましたが、正式名称は賀茂祭(かもさい)といいます。

賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と賀茂別雷神社(かもわけいかずちじんじゃ)
の例祭で、毎年5月15日に行われるのですが、古くは4月中(なか)の酉(とり)の日
に行われてきました。

平安時代以来、国家的な行事として開催されてきており、平安中期の貴族の間で
は、祭りといえば葵祭のことをさすほど有名だったとか。
葵祭は、祇園祭、時代祭と並ぶ京都三大祭の一つと言われてますが、祇園祭以外、
あまり京都の人は出向きませんので、どうも観光資源としての選択のようですね。^^;

私は、桂の生まれ育ちで、14歳から嵐山暮らしですので、京都人ではなく京都
シティボーイですが(ワラ)、松尾大社の護侍講員でもありますので、葵祭とい
えば松尾大社の「神幸祭(おいで)」「還幸祭(おかえり)」を思ってしまいま
す。w

氏子中で「おまつり」と言えば、この祭を意味します。
この松尾祭りも千年以上続けられてきた行事ですが、本社でも本殿、楼門、社殿、
各御旅所の本殿、神輿から供奉神職の冠・烏帽子に至るまで、葵と桂で飾るので、
古くから「葵祭」とも言われてきたからです。w

「おいで」は4月21日、「おかえり」は5月12日に終わりましたが、いずれも予約
と予定があって、この数年は参加してませんけど。^^;
どうも年々、人混みが苦手になってきて、予約のない日は研究や読書以外は、あ
まり人の来ない寺社などに遊行することが多くなったようです。w

そうした非日常の体験が、その場や後で大きなヒントになって、新しい技法が発
見出来たりするのですが、これも神仏のお導きかも?w
新しい発想にはイメージとインスピレーションが大事ですが、ジャミジャミとし
た意識をフラットにして、潜在意識を働かせることも大事ですね。

とある不動尊を訪ねたことをきっかけに、愛染明王から千手観音へのイメージが
エネルギー療法に役立ちましたが、虚空蔵菩薩から薬師如来へのイメージも、今
の私の課題としてます。
この頃は特に、ヒーリング&カウンセリングの仕事が何だかワクワクしてるよう
です。w

さて、葵祭で、古川町商店街にあるいづみの美癒亭キッチンはご来客が増えるか
どうか?w
私の方は、嵐山にて、ひっそりと水曜会の宴をしましょう。w

珍しくスーパーでパクチーが安く入手できたので、今日は久しぶりにタイ料理も
作ることにしました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラとメカブの麺つゆ和え。
2.鶏胸肉のトマト煮込みとろみ餡。
3.ちりめんじゃこ、煎り大豆、白胡麻の甘辛絡め炒め。
4.サバの水煮のアマニオイルマリネ、ブロッコリースプラウト散らし、レモン
を添えて。
5.天然鮭の塩焼き、柚子を添えて。
6.しろ菜と京揚げの炊いたん、好みでラー油を垂らして。
7.カボチャと蒸し黒大豆の炊き合わせ。
8.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、だし醤油かチリソルトで。
9.トムヤムガイ(鶏手羽元とエノキダケのタイ風スープ)、パクチーを添えて。
10.パットパックヌア(牛肉とピーマン・ニンジン・青梗菜のタイ風肉野菜炒
め)、好みでレモンを。
11.いづみ式切り干し大根、凍り椎茸、蒸し大豆のあっさり炊き。

本日は快晴にて、5月度の気の科学体験講座。

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風薫る五月といいますが、風邪に罹る人も多いようですね。^^;
朝昼の寒暖差が大きく、代謝適応に身体に負担が掛かりますので、食養と休養安
眠にも気を配りましょう。

今日は第2土曜日ですので、定例の気の科学体験講座を開催します。
筋膜のつながりや関節の特性、脳脊髄神経の反射などを用いて、痛みがあればそ
れを即座に消し、身体の可動域や出力をアップしましょう。

例えば、肩の挙上に不具合があったり、首の側屈や回旋などに不具合があるとき、
肩や首は直接の原因ではなく、肩甲骨が原因になっている場合が多いものです。
ネオ活法では、首や肩の不調に肩甲骨を操作して、4呼吸で解決する技法があり
ます。

肩甲骨下筋もそうですが、筋肉と呼吸とは密接に関係があって、息を吐くと筋肉
は緩みます。
合気法で、呼吸を誘導して相手を呼吸を合わせると、施術の効果が高まり、早ま
り、邪気を受けない効果もあります。w

呼吸の妙と脳のイメージ力は、エネルギー療法や気功法では特に大事な秘訣にな
ります。
例えば相手の背後や横からでも、あるイメージと呼吸を用いて手と意念を動かせ
ば、たちどころに重心が整ったり、体幹の前後屈など身体の可動域が良くなる現
象が生じます。

これは特別な訓練や修行で気の法を会得しなくても、誰でも教わればその場で実
現できる技法です。
そうした技法も然ることながら、何の暗示もないのに、脳がそうしたことを自然
にキャッチして、即座に身体の指令を出して反応を表すことが人体の不思議です
ね。w

身体のどこの部分にも、内臓にも、脳脊髄神経から指令が出て相互にやりとりし
ている関係があるのですが、その不具合の根本原因はどの脊椎にあるのかが分か
らなければ根本治療にはなり得ませんね。^^;
頸椎の1〜7か、胸椎の1〜12か、腰椎の1〜5か、仙骨・尾骨かは、キネシ
オロジーやEST(エネルギースキャンテスト)などのオーリングテストなどの筋反
射反応で推定するのですが、直接、相手の無意識に働きかけて反応を診ることが
分かりやすいものです。
だって、術者の思い込みなく、相手が答えてくれることですから。w

オーワングテストと名付けた技法で、身体の不具合の原因となっている個所を同
定して、アジャストや難しい整体技術を用いることなく、羽が舞い降りるくらい
に掌や指を触れて、即座に不調・不具合を無くし、可動域を良くしましょう。

ハートを結ぶ愛染明王法から千手観音法も用いると、さらに格段に効果が高まり
ます。
また、身体の不調ある箇所を一部ずつ復調するのではなく、一部から全身に効果
が及ぶ技法も、自己復元力や治癒能力を高める大変効果的な技法です。

川のせせらぎや枝葉が揺れて出るf分の1の揺らぎ音は、心身に良い癒しの効果
があるのですが、揺らぎの波は筋肉の緊張を解き、神経を緩める効果があります。
足から伝わる揺らぎが頭部まで及び、波動が還流して共鳴する時、触ってもいな
い痛む部分が痛くなくなり、可動域が良くなっていることも人体の不思議で精妙
な働きですね。

この揺らぎの技法は、90秒から2分以内で実効がありますから、時短になり、
施術される側にも負担がないのが良いですね。
例えばうつむきに寝ての施術は、肺や内臓を圧迫するため、あまり長い時間をか
けることは負担になります。
また、押圧やストレッチなどで、あまり脳に痛みを覚えさせることは、防御反応
が施術効果を大きく減らし、覚えた痛みをどこかに代償して悪い影響を与えやす
くなります。

整体でもマッサージでも何でもそうですが、苦痛をこらえての時間より、気持ち
良く快い時間の方が、脳は喜びますからね。w
説教や叱咤は脳が嫌がりますが、笑顔を交えた歓談は、脳が喜びます。w
講話を交えた気光法と瞑想の体験後は、会場をこちらに移して、懇親会を楽しん
でください。

昨日、今日と妙に早起きしてますので、準備は既に整いました。w
今日の懇親会のメニューは、以下の15品です。
1.キャベツのコールスロー、プチトマトを添えて。
2.壬生菜の辛子豆腐白和え。
3.いづみん家菜園のスナップエンドウ、辛子酢味噌マヨネーズで。
4.湯がきブロッコリー、これも上記のソースに付けて。
5.水菜の摺り胡麻・リンゴ酢・白味噌和え。
7.湯がきうまい菜のツナの和え。
8.しろ菜と京揚げの煮びたし。
9.3日煮込んだ豚骨・鶏ガラベースの野菜カレー。
10.牛ロースとブナシメジのキウイ・ソイソースステーキ。
11.牛肉、タケノコ、ピーマンの煎り大豆入りオイスターソース炒め。
12.京絹揚げのバター焼き、練りウニソースと九条ネギをあしらって。
13.カボチャの煮含め。
14.ちりめんじゃこと煎り大豆の甘辛炒め。
15.皮付きピーナッツのピクルス。

己巳(弁才天)の月に入り、3日後に5月度の講 座を控えて、本日は水曜会

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5月6日の立夏から己巳(つちのとみ)の月に入りました。
巳は蛇を表しますが、巳の日に金銭関係のお願い事をすると、弁財天(弁才天)
様のところに白蛇が願い事を伝えてくれるという由来があります。

今日は8日ですが、ちょうど巳の日に当たりますね。
次は5月20日が巳の日で、6月1日が己巳日ですが、巳月巳の日なのでついでに
午前10時の巳の刻辺りに弁財天や宇賀神に参拝祈念されると良いかも?w
己巳の日は、特に弁財天の供養日で、とりわけご利益があると云われますよ。w

弁財天と呼ぶも、弁才天と呼ぶも、ご利益の一端を指す呼び名で弁天様に変わり
はないです。w
元はヒンドゥー教の女神で、真言にある「サラスヴァティー」が弁天様のご本名?
です。w
サンスクリットで「サラスヴァティー」とは「水(湖)を持つもの」の意であり、
水の化身、豊穣の女神であり、言葉の神「ヴァーチ」と同一視され、韻律・讃歌
の女神「ガーヤトリー」と同一視されていました。

水辺の畔で、水の音を耳にしながら、弁天真言を唱えて瞑想を楽しむのも快いで
すよ。
講座でも一度やりましたが、ヒンドゥー教における最高峰のマントラとされるガー
ヤトリーマントラを、音律ともに口ずさみながらの瞑想も快いものです。

インド独立の父といわれる非暴力主義のマハトマ・ガンジーは、「絶え間なくガー
ヤトリー・マントラを唱えることは、病を癒し、霊的進化に非常に有効である。
落ち着いた気持ちで、心を込めて唱えることで、いかなる試練や逆境も乗り越え
ることができる。」と言いました。

閑話休題(話を戻して)、弁天様が日本にもたらされた時の姿は、今一般に知ら
れるお姿とは全く違い、一面八臂と言い、一つの顔に8つの手を持ち、手には様
々な武器を持っているお姿でした。
実は、古くから日本の多くの神社や寺院に残る弁天様の仏像は、この八臂弁才天
像と呼ばれる形式です。
この八臂弁才天と言う姿は、「金光明最勝王教」というお経で描かれる弁財天(弁才天)の姿です。

弁天様は元々は朝廷・貴族の上流階級で信仰されたのですが、平安時代ごろより
民衆の間でも信仰が広まっていきます。
七福神の信仰はいつからと言う定説がありませんが、七福神の中でも、大黒様、恵比寿様、毘沙門天、弁
天様は平安時代から招福の神様として信仰を集めていたそうです。

七福神信仰そのものは室町時代に始まったとされますが,福の神の一柱として弁
天様が名を連ねます。
この七福神には弁天様の前に、弁天様と同一視される吉祥天という仏教由来の神
様がいたとされますが、弁天様の信仰が人気だったことからかその座を奪われて
しまいました。w
現在も続くこの七福神の信仰は、江戸時代の徳川家康の政治顧問として有名な天
海大僧正によって広まったと言われます。

弁天様の信仰が広まるにつれて、日本に古来から祀られる神道の神様や民間で信
仰を集める神様と同一視されるようになります。
このことを神仏習合と言いますが、
弁天様は河の神、水の神、豊穣の神という神格を持っているため、日本古来の水
の神、豊穣の神と同一視されます。

この同一視される神様の中の一柱で、豊穣をもたらす頭は老人、体は蛇とされる宇賀神がいました。
この宇賀神は日本神話に出てくるわけではなく、民間で信仰されていた神様と言われ、この神様と習合した結果、宇賀弁財天という
像が造られるなど信仰されるようになります。

ちなみに宇賀神については謎の多い神様ではありますが、お稲荷様として知られるウカノミタマノカミ(宇迦之御魂神)と同一視されています。
仏教語で「財施」を意味する「宇迦耶(うがや)」に由来するという説もありま
すね。

1.琵琶湖の竹生島・宝厳寺のご本尊、宇賀弁才天座像。
1565年、浅井久政奉納とありますから、戦国時代から安土桃山時代にかけて、
弁天様はこのようなお姿だったのですね。
金光明経の八臂弁才天の持ち物が全て武器であるのに対し、新たに「宝珠」と
「鍵」(宝蔵の鍵とされる)が加えられ、福徳神・財宝神としての性格がより強
くなっていますね。

また、美しい女神という弁天様は、同じく美しい女神であり水の神というご神格
を持つ日本のイチキシマヒメノミコト(市杵島姫命)と同一視されるようになります。
この市杵島姫命は縁結びの神様とも知られることから、弁天様は縁結びというご
利益も持つようになったと考えられます。

また、弁天様は瀬織津姫(セオリツヒメ)と言う神様とも同一視されています。
瀬織津姫という神様は大祓詞という神道で重要な祝詞の中で、川にいて私たちの
罪穢れを払ってくださる神様であることから、河川の神である弁天様と同一視さ
れたと言われます。

よく弁財天(弁才天)を祀る神社では蛇神や白蛇神を祀る神社が見られます。
この弁天様と蛇神がつながるという信仰の形はお経にはなく、インドや中国でも
見られないそうで、日本独自の弁天信仰と言えます。
弁天様のお使い(眷属)が蛇と考えらるようになったのは、弁天様と宇賀神が同一
視されるようになったように、水の神・豊穣の神というご神格があったことから
と考えられています。

今年も秋になったら、天河にある日本最古の弁財天社を訪れるかもですが、己巳
にちなんで、今月は天龍寺の水摺り弁財天、広沢の池の白龍弁才天などを訪ねた
いものです。
連休中の3日は、愛宕(おたぎ)念仏寺を二人の会員さんと訪ね、本堂をお借り
して瞑想の後、新しい気光法を伝授しましたが、ご本尊十一面千手観音のご加護
もあって素晴らしい効果ある時間が過ごせました。^^

2.愛宕念仏寺本堂の十一面千手観音立像。
いわば、愛染明王法から千手観音法へと進化した痛みを消す方法ですが、3日後
の土曜日、5月度の気の講座でお披露目しようかと思います。w

弁天様のいらっしゃる川のせせらぎのf分の1の揺らぎは人の心身に癒しを与え
ますが、人体の一部に揺らぎの波動を与え、その揺らぎが還流して共鳴すると、
色んな不調が消えて心身が整う作用があり、誰でも簡単にできる方法なので、こ
れも講座でお伝えしましょうね。w

さて、本日は、己巳の月に入っての水曜会です。
3日後の講座を控えて、コラーゲンや食物繊維たっぷりのカレーを仕込んでいま
すが、一応これも今日の水曜会で味見しましょう。w
赤身卵「どん玉」が手に入りましたので、弁天様へのお礼のお供えも兼ねて、温
泉玉子も作らなきゃ。w

かくかく、メール相談などでいささかバタバタしていますが、時間を駆使して料
理の方は仕上がりました。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.水菜と辛子、豆腐の白和え。
2.スナップエンドウの塩茹で、辛子マヨネーズを添えて。
3.ホウレン草のお浸し、醤油絞り、削りカツオ掛け。
4.ヤマブキと実山椒のお煮しめ。
5.鶏胸肉の生ハム、エビチリソルトで。
6.豚足の柔らか湯がき、ヒマラヤの紅塩で。
7.ヒジキ、蒸し大豆、ホワイトブナピー、黒ゴマの炒め煮。
8.「どん玉」の温泉玉子、たまご料理用醤油で。
9.コラーゲン・食物繊維たっぷりの野菜・キノコカレー。
10.うまい菜(フラン菜)と京揚げの炊いたん。
11.ワカメ、タケノコ、ブナシメジ、カボチャの若狭煮。
12.ホッケの開きの焼いたん、レモンと大根おろしで。
13.アジの開きの焼いたん、同じくレモンと大根おろしで。

令和元年元日、本日は5月初日の水曜会

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昨日で平成が終わり、今日から令和が始まるわけですが、私の場合はさしたる感
慨もなく、常時の生活と変わりありません。w
GW中とあって、嵐山は混雑してて、買い物が不便ですね。^^;
予約で来られる方は、阪急をお勧めします。w

立夏は今年は5月6日なので、5日までは春の土用。
五行の土気が旺じる期間とあって、土を休めることが大事とされます。

人体では、土気は脾・胃に当たり、消化機能を司ります。
胃や食道が荒れたり、腹部に圧痛があったり、胃腸の不調を感じるときは胃を休
めることと、湿といわれる身体の水はけの悪さを解消することが大事となります。

土剋水の理で、土気が旺じると水気が剋されますから、水気に当たる、腎・膀胱
系を傷めないよう、土気に当たる甘味のでんぷん・糖質は量を控えることがよろ
しかろうかと。w
木気は土気を制しますので、旺じた土気を制するべく、木気に当たる青菜や青魚
の量を増やし、酸味を補うことが効果的ですね。

腎・膀胱系の気を損ねると、水の循環が悪くなり浮腫みが出るだけでなく、子宮
や腰、膝など下半身の鈍痛や、耳の不調やめまい、頭痛などが生じることもあり
ます。

経穴では、水はけを良くするツボは先ず「水分」が挙げられます。
「水分」は、余分な水を体の外に出してくれるツボです。
おへそから指1本分上にあるこのツボを押します。
息をゆっくり吐きながら、両手の中指を押し込むように強めに10回程度押してく
ださい。

腎の不調を解消したり、腎を強化する経穴は、「腎兪(じんゆ)」が挙げられま
す。
「腎兪」は、膀胱や腎臓の働きを刺激し、水分をスムーズに排せつさせるツボで
す。
ウエスト辺りの高さにある背骨の出っ張りから、指2本分両外側に位置するツボ
を、息を吐きつつ親指で10回ほどやや強く押します。
わき腹をつかむように手を置くと、腎兪が押しやすいですね。

「水分」を押さえると圧痛があったり、「腎兪」を押さえると鈍痛があったり、
腰部の筋肉が固く張ってて指が入らない場合は、水気が滞ってる場合が多いです。
脚のすねの骨を指で強く押しこんでみて、凹みがすぐに戻らない場合は、浮腫み
があり水気が滞っている証です。^^;

食養では、主食たるでんぷんを減らして、その分、水気に当たる豆腐、納豆、高
野豆腐などの大豆製品を多くしたり、ヒジキ、黒豆などの黒い物を摂ることが効
果的です。
また、土生金、金生水の理で土剋水を通関して防ぎ、土から水へと気を循環させ
るべく、金気は水気を生む母で、金気は土中に生じますから、色では白い大根や
レンコンなどの根菜を多く摂ることも効果的です。

健常な人でも、春が終わるこの時期には、秋に摂取した白秋の気が枯渇してるた
め、春の土用の養生訓では、白いものである大根、シラス、豆腐などを食べるこ
とが勧められています。
夏の土用の丑の日に、「う」のつくものを食べるのが縁起食で、その伝では春の
土用は戌の日に「い」のつくものということになりますが、現代の陰陽師、そう
した縁起には拘りません。w

不調がある場合は、なるべくなら早めの手当てが、解決を早めます。
経穴を圧すか金銀パワーシールを貼って、気の流れを正常に整え、痛みや不調を
解消する場合、私は奇経八脈と三大交会穴と特効治療点を用いて、三方二点一字
法など立体的な組み立てをするのを主としています。

例えば腰痛の場合、整形外科病院へ行っても、骨に異常がなければ、「腰痛症」
という診断で、漢方を扱わないところでは、ほとんど湿布薬と痛み止めしか手立
てがありません。
およそ9割方がこの原因不明の腰痛症なのですが、腰痛などの痛みのある部分は
作用点であって、原因ではない場合がほとんどですので、黒幕になっている部分の筋硬結を解くことは必須です。

動かして痛むようなストレッチやリハビリ運動は、つらい上に、脳に痛みを覚え
させるので、どんなものでしょうね。^^;
緩むポジションや、重力などの負荷のかからないゼロポジションを採って、筋膜
のつながりや脳脊髄の反射を用いて、その部分だけでなく、小さな短時間の作用
が全体に及ぶような施術が効果的ですね。

古典的な気功法よりも進化したエネルギー療法も採り入れることがより有効で、
クライアントに負荷がかからず、時短できるのも良いですね。
触れずに重心が整い、筋可動の出力がアップしたり、羽が舞い降りたくらいに触
れただけで痛みが消え、可動域が良くなると、たいてい魔法かと驚かれますが。

平成が終わり、令和になって、効かず長引き、苦痛のある通いが無くなって行く
と良いですね。
ちょっとしたコツと体験から、多くの人が不調を改善、解消できる世になること
を願います。
セルフケヤーも然ることながら、身内の不調や痛みを、即座に軽減し、解消する
技術は、平成の終盤に大きく発展してますから。

平成の納めに振り返ってみると、教員を辞めて自営を始めたのが昭和60年、気
の科学研究所の設立は昭和63年でした。
その翌年から平成に移ったのですが、31年を過ぎてみて色々苦心もあったけど
悔いはなく、会得するものも多かったですね。w
元号が変わっても、営みには変わりなく、適応と進化を目指して精進しましょう。

予約がなければ、せっかくのGWですので、3日か6日は社寺へ遊行に出かけるこ
とにします。w
非日常を味わうべく、神仏と対座して、気を練ることも良いですね。
不動明王から愛染明王、そして千手観音へとイメージ化が進んだある法も、練り
上げたいものです。w

さて、令和元日となる今日は、5月初日の水曜会です。
土用であることも鑑みて、今日のメニューは以下の10品になりました。
休日の方は、比較的早い時間からでも、開宴はいつでもOKです。w
1.水菜と赤パプリカの胡麻ポン酢和え。
2.のらぼう菜のお浸し、削りカツオ散らし。
3.壬生菜の摺り胡麻・豆腐白和え。
4.刻みオクラと納豆の麺つゆ和え。
5.牛ロースステーキともやし炒め。
6.絹揚げのバター焼き、辛子明太マヨネーズかクルミ味醂味噌で。
7.アナゴと白身魚のカラフル南蛮。
8.牛バラ肉、マイタケ、エリンギ、京麩、シラタキ、タケノコのすき焼き。
9.ヒジキ、黒ゴマ、ホワイトブナピーの炒め煮。
10.ちりめんじゃこと実山椒の鞍馬煮。

GW並びに令和改元を控えて、平成最後の水曜会

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嵐山では桜が終わってツツジが咲き出し、松尾大社では社花のヤマブキが咲いて
います。
朝の京都は小ぬか雨ですが、このところ一気に気温が上がったようで、いよいよ
春から初夏を迎えますね。

今日、24日は郵送用の指示書と5月の講座の案内を発送。
手渡しの指示書を書き上げ、29日の第2法則講座をこなせば、予約を除いて自由
になれる。w

陽気が高まる候は、遊行にも行きたいものですね。w
京都で平成最後のイベントといえば、青蓮院と飛び地の将軍塚青龍殿で26日から
夜の特別拝観が始まり、連休最終日まで夜の青不動さんとご対面できます。

同じく東山鹿ヶ谷にある安楽寺でも、27日から連休最終日まで春の特別拝観が行われ、
普段は入れない本堂や書院が解放されます。
夏の鹿ケ谷カボチャ供養は7月25日で有名ですが、疎水べりの哲学の道を通っ
て徒歩10分なので、初夏の花風景も楽しめそうですよ。

東寺の五重塔でも初層の特別拝観が26日から始まり、これは5月25日まで開催さ
れています。
極彩色の文様で彩られた初層内部は、大日如来に見立てた心柱を囲んで金剛界四
仏が安置されてるのが見事ですね。

今日を入れて、平成も7日を残すのみ。
色々あったこの30年ですが、終わり良ければすべて佳しとしましょう。w

遊行も然ることながら、この2,3年は特にヒーリング技術の発展があったので、
その復習に念を入れ、基盤を固めることにします。
著作は・・・令和になりますが。^^;
ギャラクシーエージェンシーの編集者が全く連絡してこないのが何だかな〜?w

この頃の研究は、人体工学や解剖学に基づく部分よりも、脳の機能やイメージ操
作に負うところが多いもので、文章でまとめるのが難儀です。^^;
講座やヒーリングに来て体験してもらうのが一番良いのですが、例えば光のイメー
ジをもって相手に触れずにある操作をするだけで、重心が整ったり、可動域が改
善したり、痛みが消える方法を書いたところで、体験のない人にとっては嘘っぽ
いかと。w

数学や物理学の素粒子理論では説明できることでも、医学など科学上のエビデン
スや理由を挙げることはできませんから。
思えば、漢方の生薬でも、化学的にある成分の効能は分かっても、複合的な成分
の働きは実証されずに使われていますわね。w

例えば、葛根湯でも葛根を単味で用いるのではなく、葛根の証を働かせるべく、
カッコン4gに対して、マオウ3g、タイソウ3g、ケイヒ3g、カンゾウ2g、
シャクヤク2g、ショウキョウ(生姜)2gが配合されています。
漢方医や漢方を扱える薬剤師は、患者さんの症状に合わせて、配合を加減するの
がいわゆる匙加減であり、腕の見せ所なんですが。w

一般の病院や診療所、薬剤薬局などでは、そうした処方をするところが極めて少
ないのが実情ですね。^^;
令和になったら、また新しいエビデンスも生じるのでしょうが、病院でも、ヒー
リングや整体などの分野でも、さらに実効性のあるものが広がって欲しいもので
すね。

今日からは平成最後の曜日が1週間続き、今日は平成最後の水曜会になります。
納めの心で、毎日の生活が充実できると良いですね。

とりあえず、料理を仕上げて、残る指示書も仕上げることにしましょう。
今日のメニューは、以下の14品です。
1.刻みオクラとちぎり寒天の麺つゆ和え。
2.春キャベツ、オレンジパプリカ、プチトマトのアマニオイル・コールスロー。
3.菊菜の摺り胡麻・豆腐白和え。
4.小松菜のお浸し、だし醤油絞り、黒ゴマを添えて。
5.壬生菜のお浸し、だし醤油絞り、黒ゴマを添えて。
6.高野豆腐の牛乳・和風だし浸し、カツ揚げ。
7.信ちゃんがんもの煮びたし、好みで七味を振って。
8.椎茸、壬生菜、京揚げのあっさり炊き。
9.ダダ茶豆の塩茹で。
10.いづみ式赤身卵「どん玉」の半熟煮玉。
11.牛ロース肉のハーブソルトステーキ。
12.京絹揚げのバター焼き、アーモンド味噌を添えて。
13.赤カブの糠漬け。
14.葉トウガラシの佃煮。

今日から春の土用入りにて、本日は水曜会

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今日17日から、春の土用に入りますね。
土用は、立日前日までの18日間だから、5月6日の立夏になるまでは春の土用
期間になります。

「土旺用事」の略が「土用」ですから、五行の土気が旺じる(盛んとなる)期間
です。
気が過不足すれば不調が生じますので、土用の期間は脾・胃つまり消化機能や消
化器官に不調が生じないよう注意しましょう。

自然の恵みの中で生活してきた古来の人たちは、土用の期間は土を休めることを
大事にしていました。
基礎工事や土木工事、植樹、井戸掘りなどが、土用期間は禁忌とされてきたのは
このためで、今でもれっきとした工務店や造園業店では守られている風習です。

18日間、1年で4回も工事ができないのは不便なので、例外とする間日が設け
られました。
春の土用は、巳、午、酉の日が間日となりますので、4月18,26,27,3
0日が間日です。

古く陰陽道では、普段は規則に則って遊行している土公神(どくじん)が、土用
の期間は土中で休んでいるので、それを犯すと怒りに触れて災いが起こると説き
ました。
土公神というのは、「土の気」の化身であり、土を司る神様です。

1年の約2割に当たる期間、土を触れないのでは、農業や建築、土木に携わる人
にとっては不都合極まりません。^^;
そこで、土用期間中、数日は文殊菩薩が土公神を天上に呼び寄せて、土を触って
も良い日を作ってくださったのだとか。w

ほとんど民話やおとぎ話のような由来ですが、自然を大切にしてきた古来からの
人たちが土を休める期間を設けたのは、自然への畏敬であり、配慮ですね。
陰陽五行では、「土の気」は、万物を保護して育てる性質を持つといいます。
こうした「土」の性質から、土用の期間は、新しく迎える季節の気を育む期間と
されています。

人体でも「土の気」を休ませるべく、土気に属する脾・胃の消化機能を酷使しな
いよう配慮するのが良いですね。
五行の土気は、五味では甘味に当たりますので、でんぷん・糖質を控えることが
よろしかろうかと。w

土剋水で、水気は腎に当たりますので、でんぷん・糖質の摂取がその人にとって
過剰に傾けば、糖尿病や腎臓疾患を引き起こすのは、この理によるものです。
ある意味、土用に土いじりをするより、タタリあることかもしれませんえ。w

また、土用は季節の終わり目に当たりますが、6か月前の対冲の期に摂った栄養
は枯渇しているので、例えば春の土用ならば、秋の気のあるものを摂ることが食
養とされました。
夏の土用は未月なので、対冲の丑の日に、玄冬の色である黒い物を摂る風習はそ
うした理があります。

丑にちなんで、「う」のつくものを食べるのが縁起食です。
ウナギは「う」がつき黒いので、夏痩せしたウナギでも精が付くと、「土用の丑
の日、鰻の日」などと喧伝した平賀源内の仕掛けた呪(しゅ)は今も効いてるよ
うです。w

春の土用なのに、スーパーなどで、「本日は丑の日」とウナギを売り出すのは釈
然としませんが。^^;
この伝でいうなら、春土用は辰月ですので、6か月前の十二支の戌にちなんで戌
の日に「い」のつくものを食べるのが縁起食になります。
また、春の終わりには枯渇している、秋の金気に当たる白いものを食べることが
食養となります。

白いものなら、しらす、大根、ウド、豆腐などが挙げられますが、消化を良くす
るのは大根おろしが適しますし、土剋水で水気が損なわないよう、水気に当たる
大豆製品の豆腐を食するのも適しています。
「い」のつくものなら、いわし、いか、インゲン豆、芋、いちごなどが挙げられ
ますが、現代の陰陽師、そうした縁起食には拘りません。

ちなみに、春の土用期間の戌の日は、4月19日と5月1日になります。
縁起に拘るなら、「い」のつく白いものなら単にイカとかイワシとかを食べれば
よいのでしょうが、五行の理を図るなら、イカ納豆とか、イワシの水煮缶の大根
おろしポン酢掛けとか、煎り大豆とか、白いんげん豆の白だし煮とか。w

占いの流派によると、土用期間は旅行も避けるべきだというのがありますが、私ゃ
別に気にせんけど。w
土用殺と称して、春の土用は南東への移動が禁忌とされますが、現代の陰陽師、
それも別段怖れません。w
気に掛けたり、不安に思うことが、素粒子となって働き、負の事象を招きますの
で、気がかりで案じる方は、方除けの符を持つと良いでしょう。w

東洋医学漢方には、秋病春治、冬病夏治などという根治法があって、十二支運気
律上も6か月後の対冲月には変化作用が生じます。
10月から冬にかけて症状の出る人は、今からが体質改良や根治の最も効果的な
時期といえます。
土気の万物を保護して育てる性質が旺じる土用の期間は、悪因子を破壊し、良因
子を再生する土気の力を利して、半年先の健康のためにも活用したいものですね。

土の力といえば、東福寺塔頭同聚院の十万不動とか、宇宙の虚空蔵菩薩に対して
大地の大慈大悲を表す地蔵菩薩を、土用の連休に訪ねて祈念するのも良いかも。

神道では、大国魂神(おおくにたまのかみ)が大地の神で、巳と未の守護神です
ね。
十二支守護では下神神社の言社(ことしゃ)が有名ですが、大国魂神は、近くな
ら広隆寺のある太秦(うずまさ)の「蚕ノ社(かいこのやしろ)」に祀られてい
ます。

蚕の社は、「木嶋神社」とも呼ばれますが、正式名称は「木嶋坐天照御魂神社
(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)」。
うちらは、フツー、蚕の社と呼んでますが。w

広隆寺の東にあり、太秦森ヶ東町にあるのですが、境内の原生林が広がる一帯を
「元糺の森」と呼び、その森の東側付近を指す町名です。
平安京はるか以前の昔、平地が広がるこの一帯に、こんもりと巨樹が生い茂る森
がまるで島のようであったことから、「この島」と呼ばれたそうです。

広い境内の神社ですが、元糺の池(もとただすのいけ)の中に、珍しい三柱鳥居
があり、知る人ぞ知る京のエネルギースポットです。
この三柱鳥居の方位が、稲荷山・松尾山の冬至線、比叡山四明岳・愛宕山の夏至
線に関係すると見て、境内の元糺の池に日が差すという構造から、朝鮮半島の日
光感精型の信仰に基づく半島系の太陽神(日の御子)を祀ると推察されています。

ここも、十万不動の同聚院と同じように、あまり人が訪れないので、落ち着いて
過ごせるのが良いですね。
連休の遊行も良いけれど、私はあまり、人混み、ヒトゴミは好きくないですから。

連休にもし会員さんたちの要望があれば、静かで清浄なエネルギー場を訪れたい
ものです。

さて、本日は水曜会です。
土用の入りに当たり、あれこれ考えつつ、今日のメニューは以下の12品です。
1.ホウレン草と豆腐のワサビ・山椒白和え。
2.刻みオクラの湯引きと納豆の和えたん。
3.サバの水煮缶、フレンチドレッシング和え、ブロッコリースプラウト掛け。
4.イカげそ(モンコウイカ)と千切りタケノコのバター塩コショウ焼き、パセ
リを散らして。
5.豚ロースの生姜照り焼き。
6.干し大根、刻み揚げ、蒸しサラダ豆の炒め煮。
7.ヒジキ、ブナシメジ、蒸し大豆の炒め煮。
8.鶏胸肉の生ハムと茹がきブロッコリー、辛子明太子マヨネーズと焼き海苔を
添えて。
9.丸ごと玉ネギ、タケノコ、牛こま切れ肉の生姜煮込み。
10.京絹揚げのバター焼き、クルミ味醂味噌を添えて。
11.合挽ミンチ、ホワイトブナピー、エリンギ、マイタケのキノコ肉味噌。
12.アタリメの直火炙り、レモンと一味マヨネーズでも。
(これは、炙りたてを割いて食べるのが一番かと。w)

十三参りの本日は、4月度の気の科学体験講座

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本日は、4月の第2土曜日に当たり、4月度の気の科学体験講座を開催します。
法輪寺虚空蔵さんの十三参りや、桜を求めて、多くの人が訪れるため、嵐山は入
りが混雑してますね。^^;

桜も散り始めていますので、講座の帰りは桂川沿いの堤を通って、セイヨウカラ
シナの黄色と名残の桜を眺めて戻りましょう。
阪急で移動される方は、嵐山への進行方法の後ろ側から、松尾駅構内の桜を愛で
てください。w

法輪寺は、中2の夏に嵐山へ越してきてからは、毎日の武術鍛錬の場でした。
20歳まで続けましたが、その後も時々使わせてもらい、虚空蔵求聞持法の行で
もお世話になりました。

十三参りは関西でも誰でも親に連れられて行く風習ですが、虚空蔵菩薩へのお参
りは、けっこうご利益のあるものですよ?w
別に虚空蔵菩薩様だけでなく、歴史ある寺院の諸々の神仏は、それ相当の価値や
意義がある存在です。

神社は、その土地の最もエネルギーの強い場所にあり、岩やら鏡やら神籬やらに
神というエネルギーが宿っています。
私たちの心や身体が不調であったり、運気が悪いと感じるときは、私たちの気と
いう波動が弱くなっていたり、乱れていたりします。

そこで強いエネルギーある場へ出向き、小1時間ほど境内で過ごしたり、手っ取
り早くご祈祷を受けて最強のエネルギーと直面することによって、音叉が共鳴す
るように、気が整ってきます。
これが、祓い清めであり、神社の役割でもありましょう。w

気が汚れたり、気が枯れることが「穢れ」で、神社は穢れを嫌いますので、神職
はお掃除が一番大事なお仕事ですね。w
神社に限らず、寺院でも、公園でも、ゴミは持ち帰って欲しいものです。^^;
日本人に限らず、中国や韓国の風習の違う人たちにも、礼儀として守ってほしい
ことですね。

神社の神様はエネルギーですので、よほど特殊な人以外は、見ることはできませ
ん。w
その点、寺院の神仏は、像や画で見ることができるのが良いですね。

例えば、観世音菩薩=観自在菩薩は、観ること自在で大慈大悲の御心を持った存
在ですが、釈尊の居た太陽系、銀河系宇宙でなく、はるか遠くのアンドロメダ星
雲だかM87星雲だかから遊行に来ていて、この世にありえない知恵を授けて人々
を救ってくれるとか。w
最高変化バージョンとしては、十一面千手観音の姿にメタモルフォーゼして、あ
りとあらゆる自在な観方からありとあらゆる救済の手段を差し出してくれるとか。

そんな存在を、釈迦誕生のはるか前から、こういうお姿であろうよと人々がイメー
ジし、現在もそうであろうよと人々が敬い祈念してきたものが、今ある仏像であ
り、仏画ですね。
密教では、「入我我入」といいますが、仏、我に入り、我、仏に入ると念じ、神
仏と一体になることを観想します。

私たちが初めての仕事をするとき、先輩やら上司やらをお手本として、真似をし
ますね。
「学ぶ」は「真似ぶ」が語源で、お手本を真似することは、いち早くその境地や
出来に近づく最良の手段です。
が、それだけでは、お手本を超えることは出来ず、「守破離」が道の大事となり
ます。

師匠の教えを忠実に守り、出来る境地になって敢えてその一部を破って可能性を
見つけ、それ以上の境地に達し皆伝となれば、師匠や流儀を離れてバックに頼ら
ず自立するというのが、「守破離」のプロセスです。
その点、初めから神仏という人間を超えた存在をお手本として真似することは、
大変効果的だと思いますよ。w

人間の欲求は、下次元からいうと生理的欲求、安全安定の欲求、社会的欲求、自
尊の欲求、自己実現の欲求と5段階あるというのが「マズローの欲求図」で、さ
らに言えば自己超越の欲求がその上の次元にあります。
習慣とは自動的、安定的なもので、何か自分を変えろと言われると抵抗・反発す
るのは安全安定の欲求が脅かされるからです。

多くの人が社会的欲求を大事にしていますが、社会的欲求とは、人に認められた
い、ほめられたい、理解されたい、愛し愛されたい、役に立ちたいなど、全て人
の承認を必要とするものです。w
人に誤解されたり、否定されると悔しかったり、反発が生じるのは社会的欲求の
せいですが、社会的欲求段階に踏みとどまったり、欲求が偏りすぎると、苦と良
くない結果が生じてきます。
人に何と言われようが気にかけず、自分が今こう在って良かったと感謝したり、
出来たと喜んだり、老後や死も含めて斯くありたいと思う自分になりたいもので
すね。w

神仏と接することは、心を落ち着け、そうした精神作用にも良い効果があります。
金運や財運発達とかの祈願はしたことがありませんが、今まで出来なかったこと
を成就する願いを叶えるにも知恵や閃きが必要ですので、そうした仏縁やご利益
もあるかと思いますよ。w

観音経の偈文には、「念彼観音力、不能損一毛」とか「念彼観音力、うんたらか
んたら」とか書かれてあって、「かの観音の力を念じれば、髪の毛一つも損じる
ことはない」とか、刑場で処刑されそうになっても、観音様のお力を念じれば、刀はばらばらに折れてしまう
とか。w
鎖につながれても、観音様のお力を念じれば、たちまち鎖は解けて自由になると
か、呪いのため命が危険にあっても、観音様のお力を念じれば、その人に呪いが戻っ
ていくとか書かれています。w

それを信じて、観音様のお札を身に付ければ何でも安全と思うのは、妄信。^^

神仏を念じて心を落ち着け、観ること自在な観点で物事を捉えると、知恵が出て、
自分は自由だし、損したことはなく、実害もないのだよという例え話=方便です。

縁もまた自分の力や思いだけでは生じにくいものですが、因あっての縁であり、
不思議な仏縁が生じるものですね。
チャクラヒーリングなどのエネルギー治療を研究していて、神仏を訪ねて対座し
たり、観想すると、また新たな領域や方法が見出せました。w

今回の講座では、筋反射テストを用いる人体の反応の不思議さや、触れずとも身
体のバランスが整い、身体の可動域が良くなる方法、脳脊髄神経にアプローチし
て痛みを消し、戻りを無くす方法などをお伝えしようと思います。
が、仮称「愛染明王法」と名付けた、一瞬から数秒以内に身体のどこの痛みも消
えて、可動も良くなる方法もお披露目できればと思います。w

楽しく面白い体験講座が終われば、会場をこちらに移して、懇親会で歓談しましょ
う。
17日からは土用の入りで土気に当たる脾・胃を休めることが肝要ですが、春も
盛りから終わりに入る候、枯渇した秋の気を摂り入れることも大事です。

夏の土用は、枯れた玄冬の黒いもの、6か月前の土用月に当たる丑にちなんで
「う」の付くものを食べるのが、食養であり、縁起食でした。
縁起食には拘りませんが、枯渇した白秋の気を得るべく、白いものもお出ししま
しょう。w
春は青菜が旬なので、フレンチドレッシングやコールスローのサラダとか、白和
えなんかも良いですね。

そこらを配慮して、今日のメニューは、以下の11品です。
1.ホウレンソウの豆腐・煎り胡麻の白和え。
2.ワサビ菜、水菜、アイスプランツのフレンチドレッシングサラダ。
3.白身魚バサフィレのオリーブオイルソテー、ホワイトソース掛け、プチトマ
ト添え。
4.丸ごと玉ネギ、新じゃが、人参、牛こま切れ肉の和風煮込み。
5.鶏ミンチ、エリンギ、ホワイトブナピー、ブナシメジの味醂・肉味噌、九条
ネギを散らして。
6.ラム肉の冷しゃぶ・クレソンのポン酢掛け、春キャベツのコールスローを添
えて。
7.蒸し大豆と湯がきホワイトブナピーの素麺つゆ和え。
8.中華風ニラ玉炒め。
9.かぼちゃの含め煮。
10.京絹揚げのバター焼き、クルミ味醂味噌を塗って。
クルミ味噌は、嘗め味噌として、酒の肴に合いますよ。w
11.皮付きピーナッツの0カロリー甘み・黒酢・リンゴ酢ピクルス。

足りぐるしいようであれば、赤身卵「どん玉」があるので、温泉玉子でも作りま
しょう。w
70℃を維持した湯に24分漬けておくと、一番美味かと思います。^^v

十三参りの日、4月度の講座を控えて、本日は水 曜会

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嵐山の桜も散り始めましたが、めっきり暖かくなったと思えば、今日の京都の最
高気温は9℃だそうです。w
今朝からの雨は夕刻まで続くのだそうで、桜の散るのが惜しまれますね。^^;

日曜日は、京都の多くの場所で桜が満開でした。
1.松尾大社駅の桜。
2.東山将軍塚、青蓮院青龍殿の桜。

祇園の円山(まるやま)公園のライトアップも、14日が最終日になります。
公園の中央には、「祇園の夜桜」として有名な大きなシダレザクラがあります。
桜祭りとしての催事は行われませんが、かがり火も焚かれ、ライトアップも行わ
れ、夜桜の名所として連日、花見客で賑わっています。

東寺のライトアップも、14日が最終日になります。
不二桜・しだれ桜をはじめ、日本一高い五重塔、東寺の伽藍群などもLED電球で
ライトアップされています。
金堂・講堂の仏様が、お堂の外から拝観することが出来るのも良いですね。

8日の花まつり、灌仏会が終わり、次の仏教儀式は13日の十三参りですね。
嵐山の法輪寺には、平安時代の初期に、清和天皇が数え年13歳になった年に法輪
寺で勅願法要を催したのが、十三参りの始まりと伝わります。

数え13歳は、十二支が一巡して初めて自分の生まれ年の干支に戻った年齢で、生まれて初めての厄
年になります。
身体的にも精神的にも、子どもから大人へ変わっていく年齢ですね。

かつて女子が数え13歳になると、成人女性となったことを祝う「成女式」を行なっていた地域があります。
初潮を迎えてから行うところもありますが、今はどうなんだろ?w
男子は昔、数え15歳頃に元服の儀式を行ないましたが、13歳は「若衆組」に入
るなど、社会の一員となる年齢です。

十三参りは、子供が大人の仲間入りをするお祝いと、厄払いの風習と、虚空蔵菩
薩の縁日の十三日とが結びついたものと考えられます。
関西では大正時代になるまでは、江戸発祥の七五三よりも十三参りの方が盛大な行事でした。

虚空蔵菩薩の虚空蔵とは宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵を意味
し、人々の願えを叶えるために無限の蔵から取り出して知恵や記憶力、知識や福
徳を与えてくれる菩薩とされています。

真言宗の開祖、弘法大師空海は、虚空蔵菩薩の真言を作法に基づき100万遍唱
えるという虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を行いました。
無限の記憶力がつき、仏の知恵を体得することができるといわれていますので、
私も20代前半で取り組んだものですが、ご利益や如何に?(謎笑)
「ノウボウ、アキャシャギャラバラ、オン、アリキャマリボリ、ソワカ。」w

虚空蔵菩薩は、求聞持法の本尊像のほかに、増益(ぞうやく)や除災を願って行
う修法の本尊である五大虚空蔵菩薩があります。
これは虚空蔵菩薩の持つ智恵を5方に配し、金剛界五仏の変化した姿としたもの
で、京都では神護寺多宝塔と東寺の観智院の仏像が有名です。

知恵と福徳を授かり、技芸上達や官位栄進を願って、大人の仲間入りをする通過
儀礼が十三参りですが、古来からは男の子は羽織袴、女の子は大人の晴れ着が正式な装いとされます。

女の子の服装に関しては、肩や腰をしつけ糸で仮止めする「肩上げ」「腰上げ」
をした状態で参拝を行い、帰宅後に糸を解くのが正式な作法です。
とは言え、現在は必ず正装でなければならないというわけではなく、スーツやワ
ンピースといったフォーマルな装いや、中学校の制服を着用しての参拝が多く見
られます。

嵐山の法輪寺にお参りした帰り道には、「渡月橋を渡り終えるまでに後ろを振り
むくと、授かった知恵を落としてしまう」といわれます。w
法輪寺以外のお寺でも、「振り向くな」といわれるところは、大山崎の宝寺にも
あり、他にも色々ありそうですね。

十三参りでいうなら、これは、「大人として約束事を守る」ことを学ばせるため
だそうです。
そして、もう13歳になったのだから小さな子どものようにあちこち見ながら歩くな、という大人の自覚を促すためのものでもあるそうです。

戦後、日本の教育は、宗教的な意味合いのあるような内容を、道徳からも排除し
てきました。
仏壇や神棚に手を合わせたり、目に見えないものを尊んだりする習慣は、心の育
成にも大いに役立つことなんですがねえ。^^;

宗派を問わず、十三参りなどの佳き風習は、廃れることなく続いて行って欲しい
ものです。
ちなみに、法輪寺では、毎年3月13日から5月13日までが「春の十三参り」、10月
1日から11月30日まで「秋の十三参り」が行なわれます。

数え13歳の知恵と福徳授かりだけでなく、虚空蔵菩薩は丑年、寅年生まれの守
護本尊です。
法輪寺の境内にも、このことにちなんで牛と寅の像がありますが、謎に羊の像も
あります。w

未は丑を冲するのに?未は申と同じく大日如来が守護本尊では?と疑問に思って
ましたが^^;
羊は、本尊、虚空蔵菩薩のお使いとして像が置かれているそうです。
虚空蔵菩薩が背中で休まれるために伏した姿をしていますが、珍しいので参拝さ
れる方はぜひご覧になってください。

干支の守護本尊というのは、誰でも分かる生まれ年を該当していますが、生まれ
月や生まれ日も同様にご縁があります。
ちなみに1月1日から2月3日までは干支は前年になりますが、ほとんど丑の月
生まれになります。
2月4日の立春からが寅月で、丑月は1月5日か6日のいずれかからになります
ので、暦を見ないと分かりませんが。^^;

干支が直接該当しなくても、その干支を用いて調和がとれる命式にも応用が利き
ます。
例えば、子年・酉月・巳日生まれの場合、丑を用いると子・丑が支合し、酉を局
長に巳と丑が三合して、全ての干支が結び付き、調和します。
この「十二支相合法」、もしかして虚空蔵菩薩のプレゼントかも?(笑)

4月13日は第2土曜日に当たりますので、4月度の気の科学体験講座を開催し
ます。
虚空蔵菩薩参りほどの御利益はありませんが^^;相手の身体に全く触れずに、
即座に立ちバランスを整え、身体の出力を増したり、身体の可動が良くなる法な
ど、その場で即座に誰でもできるようにはなりますよ。w

首の不調がある場合に、難度の高い頸椎調節などは不要で、簡単な肩甲骨操作で
4呼吸で解決するネオ活法など、面白くて楽しい体験と時間が共有できればと思
います。

今日はあいにくの雨ですが、13日はお約束で晴れることでしょう。w
天気予報では今日は夕刻6時まで雨といってましたが、我が膝のお告げではそれ
までに上がるそうです。w

今日は水曜日ですので、例によっての水曜会。
ご来客のためにも、夕刻までには雨上がりしてもらいましょう。w
今日は予約が入ってないので、ヒーリング技術の向上研究に勤しみます。

料理の方は仕上がりました。
3.今日のメニューは以下の12品です。
1.刻みオクラとエノキダケの素麺つゆ和え。
2.湯がきブロッコリーのナッツ味噌マヨネーズソース掛け。
3.焼き白ネギの辛子白味噌ヌタ和え。
4.鶏胸肉の手作り生ハムとアボカドの挿み、エビチリ塩かポン酢で。
5.熟成牛ロースステーキのステーキソース掛け。
6.豚ひれ肉、春キャベツ、玉ネギ、赤・オレンジパプリカの酢豚。
7.ヒラタケ、エリンギ、ブナシメジ、九条ネギの味噌バター炒め。
8.豚バラ肉、キャベツ、玉ネギ、イタリアンパセリの中華スープ。
9.白身魚バサフィレとエリンギのムニエル、ホワイトソース掛け、九条ネギ散
らし。
10.ホッケの開きの焼いたん、レモンと大根おろしを添えて。
11.京絹揚げのバター焼き、ピーナツバター味噌とアーモンド味噌塗り、九条
ネギ散らし。
12.皮付きピーナッツの黒酢・リンゴ酢ピクルス。

花見の候、清明を控えて、4月最初の水曜会

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4月に入って花冷えの京都ですが、昨日の朝、やけに冷えると思ったら、朝の散
歩で見た愛宕山から北山連峰がうっすら白く雪化粧してました。^^;

明後日の5日は二十四節気の「清明」です。
この日から戊辰の月に入りますが、この頃は桜の花が咲き誇り、お花見のシーズ
ンでもありますね。

「清明」という名は、春先の清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」
という語を略したものです。
「こよみ便覧」には、「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」
と記載されていて、 万物が若返り、清々しく明るく美しい季節の候を表しています。

南の地方ではツバメが渡って来る頃ですが、雨が多い時季で、暖かくなった後に
小雨が降り続いて寒くなったりもします。

この頃に降る雨を、発火雨(はっかう)と呼びますが、今や死語ではなかろうか
と?w。
清明の頃に、やわらかく静かに降る雨のことで、「桃花(とうか)の雨」や「杏
花雨(きょうかう)」ともいいます。

一昨日も、三日前も、このような雨が降りましたが、傘をさすほどのことはない
と思いつつも、しばらく歩くなら多分に濡れてしまいますよ。^^;
今は昔、行友李風(ゆきともりふう)作の新国劇「月形半平太」で、主人公が傘を
差し掛ける舞妓に言う有名なせりふがありました。
「春雨じゃ、濡れて行こう。」これ、知る人も、今じゃ珍しいのかも?w

清明の日、特に行事はないのですが、沖縄には「清明祭(シーミー)」という風習
があり、18世紀に中国から伝わったといわれています。
中国の清明節と同様に、祖先のお墓にお参りして掃除をし、親類一同が墓前で餅、
豚肉料理、お菓子、果物などの食事をします。
雰囲気としては、やはりピクニックのようなもので、中国の清明節とよく似ているといえるでしょう。

琉球語は元来、日本語ではない言語で難しいので私も習得してませんが、沖縄の
首里地方では御清明(ウシーミー)と呼ばれています。
お盆やお正月には帰らなくても、シーミー、ウシーミーに帰省する人は多いといわれています
ね。
日本では、お盆に該当する行事でしょう。

清明祭はしなくても、この時節、やはり花見には行きたいところです。
明日は木曜で、いづみの美癒亭キッチンは定休日なので、歩いて行ける嵐山公園
の桜の下で弁当を広げることにします。w

四条大宮のディープスポットで知り合い、家に行き来するお友達になった80数
歳のお爺ちゃんも同行しますが。w
レレレのおじさんを京職人風に大変イカツクした感じの方ですが、超元気で、一
緒に花見に行きたいと以前から言われていましたので、楽しみを共有しましょう。

寿司とビールを持って行くとのことですので、私らは手作りの総菜と焼酎を用意
します。w
ホントはでんぷん・糖質にプリン体はあんまり摂ると良くないのですが、たまに
はええことに・・・だって、死ぬまで死なんよ。ねえ、洋さん。(献杯)

嵐山東公園の桜は、3月30日にソメイヨシノが咲き始めました。
何処も土日はすごく混雑するでしょうから、花見は平日が良いもんです。w

洛西では、桂川の向こうの車折(くるまざき)神社は今が満開になっています。
ここは「桜の宮」と呼ばれるだけあって、早咲きの河津桜をはじめ、4月下旬に
見頃となる香りを漂わせる匂い桜まで15種類もの桜がリレーのように咲き、長い
期間お花見を楽しむことができます。

渡月橋周辺の嵐山公園、亀山公園の桜は三分咲き、天龍寺や大覚寺の桜は見頃近
しで、これからが楽しみですね。
夜桜は寒いのが難ですが、昼間の陽気の中、野外で飲食するのは趣があります。

おしゃべりを楽しみながら、美しい風景の中で、美味しいものを味わうのも歓び。
気心の合った人と、沈黙を楽しく共有して、五感の快さを味わうのも喜びですね。

昼日中の酒は、ときにうとうとと眠気を誘いますが、それもまた快感。w
「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ。」
そんな和歌が偲ばれますね。

西行法師の歌ですが、事実、彼は旧暦の二月、自ら望んだ日のわずか1日遅れで
亡くなったそうです。
そういえば、陰暦2月16日は、釈尊が入滅し涅槃に入った日とされていますね。

桜の歌人といわれるほど、西行は桜の歌を残していますが、若くして世を捨てながら、
本当の自分をつかみ、生涯を遂げた西行の情熱は、多くの歌が今に伝えているよ
うです。

私、和歌など詠まず、週に一、二度はほろ酔い酒で歌を唄ったりしてますが、平
成も終わるというのに歌うのはほとんど昭和の歌だったりして。^^;
脳の訓練には、新曲も覚えるべきなんでしょうが、お勉強が行き届きません。w

色んなことが習慣になって、新しい刺激がないと、脳は衰えてしまいますね。
週に一、二度の外食でも、1年、2年と経つうちに、気に入ったおなじみの店に
行きがちで、新しい発見や開拓をしなくなりがちです。^^;

勇を持して初めての店に入って、不満を持つことも多々ありましたが、それも含
めてお勉強で、脳の訓練。w
この頃は、視覚や匂いに惑わされないよう、密かにWオーリングテストで適・不
適を決めてたりして。w

先月は、四条大宮の近く、後院(こういん)通を上がった裏で、美味しい店を見
つけました。
後院通は、明治時代に京都市三大事業の一環として市電を通すために、碁盤の目
の京都には珍しく千本三条と四条大宮にかけて斜めに走らせた道路ですが、市バ
スも多く走っているにもかかわらず「後院通」の名前はほとんど知られておらず、
よく千本通りと間違われています。^^;

「ほっこり酒場 なごみ家」という名前の店ですが、壬生操車場の北隣のマンショ
ンの横を西に入り、一筋目を北へ上がったところにありますが、後院通からは見
えません。
ご夫婦で相当永く営業されてるのですが、6時過ぎに満席では入れなかったこと
もあり、こんな場所でも繁盛してるんだと驚きでした。w

確かに、味といい、値段といい、品数といいお値打ちのある内容で、満足しまし
たよ。
1.内装も奇麗で、カウンターや座敷のほかに、中庭もあり、トイレも奇麗です。
2.初めのお通しは日替わりで、4品付いてきますが、どれも丁寧で良いお味で
す。
特に魚料理が美味しく、岡本さんご夫婦の対応も気持ち良くて、店名の如く、ほっ
こりとなごめる静かなお店です。

日曜がお休みなので、行けても週一ですが、習慣に埋没しないよう、新たな発見
も目指しましょう。w
春の陽気は、遊行の心を掻き立てるようで、予約のない日は勉強や研究に充てて
るものの、家に籠ってると何だか損したような気分になります。^^;

そろそろ夜桜の映える頃ですが、まだ夜の外気は寒く、夜は室内で飲食するのが
良いようです。w
本日は、4月最初の水曜日ですので、例によっての水曜会。
料理の方も仕上がりました。

明日は午前が忙しいので、これをアップしたら、散髪に参ることにしましょう。

(田尻君、QPカットよろしく。たまには食べにおいで。)
今日のメニューは、以下の13品です。
1.刻みオクラとナメコの麺つゆ和え。
2.ホウレンソウの摺り胡麻豆腐白和え。
3.焼き白ネギのクルミ味噌ぬた和え。
4.ヒジキ、ブナシメジ、黒ゴマ、蒸し大豆の炒め煮。
5.春キャベツのコールスロー、プチトマトを添えて。
6.ハーブソルト豚ローストンカツ、レモンを添えて。
7.エリンギとポークのスパイシーガーリック・ペッパーステーキ。
8.豚バラ肉、ニラ、キムチ、炒り卵ソテー。
9.赤身卵「どん玉」の温泉玉子。
10.ワサビ菜、水菜、京揚げの炊いたん。
11.鮭ハラスの焼いたん、レモンを添えて。
12.京からし菜の一夜漬け。
13.京絹揚げのバター焼き、九条ネギをたっぷり散らして出汁醤油掛け。

28日甲子の不動明王、大黒天ご縁日前日、3月 最終水曜会

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3月も後4日で終わり、嵐山の桜はまだ蕾ですが、来週からは咲き出すことでしょう。
家の桃は全開をやや過ぎて、散り始めましたが、こちらの桜の見頃は来週の後半
になるかと思われます。

明日は28日で不動尊の縁日ですが、甲子(きのえね)の日に当たりますので、
大黒天の御縁日にも当たります。

古来、日本では、60日に一度の甲子の日の夜に子の刻まで起きて、商売繁盛、五穀豊穣などを子(ネズミ)を使者とする大黒天に祈る祭り
がありました。
子の刻(深夜12時)まで起きて、大豆・黒豆・二股大根など食しましたものです
が、この祭りは甲子待、甲子祭、甲子講などとも呼ばれています。

大黒天様を祀る寺院では、必ずこの日に供養がなされますが、大黒天はキチンとお祀りし、ご供養すれば八万四千もの眷属を遣わして、毎日1000人の人々をも養う功徳
があるといわれてきました。w
これは、「佛説摩訶迦羅大黒天神経」に由来するものですね。

抜粋すると、「ノウマクサンマンダ、ボダナン、オン、マカキャラヤ、ソワカ。
この呪を持たん者は、我が体を若しくは五尺、若しくは三尺、若しくは五寸に、
その形像を刻みて、伽藍に安置し、若しくは家内に崇敬せば、我れ七母女天の眷
属八萬四千人の福徳神を遣わし、十方に遊行して、毎日一千人を供養せしめん。」
とあります。

「甲」は「十干」の初めで、「子」も「十二支」の初めで、そして、「甲子」は
六十干支の最初の干支です。
「子」は新しい生命力が想像されて芽が伸び始める事を表します。
「甲」は新しい生命力が始まる事を意味します。
「子」が陰陽の交合から生じる状況を、「甲」が生じたものに対する主体的な対応の仕方を表しています。

中国の古典の『詩経』には「戊午に革運し、辛酉に革命し、甲子に革政す」とあります
が、「甲子」の時には、新しい王朝や政府が法令を定めたり、新設の会社が社則を作ったりするものとされてきました。

歴書の注には、「甲子日」を、以下のように述べています。
この日から始めたことは良い流れを持ち続く。
この日に行動を起こすと、運が良い流れを持つ。
長く続けたい物事は、この日から始めると良い。

色々な言われ方をしますが、要するに、「 事始め」の吉日であるとされますね。w
例えば、俗に甲子日に、お財布を購入すると財運が上がると言われています。
その日から、その財布を大切に、丁寧に使い始めると、お財布の中身が暖かくなっ
てくると言われています。w

暦注自体、個人の運気律は百人百様ですので、あまりあてにはなりませんが。^^;
それでも、良い因縁生起を願って、縁起を大事に行動を始めるのは良いことと思
います。

個々の運気律を論ぜず、天の時としての「甲子」は、基本的な姿勢として、ちょうど草木の芽が古い、固い殻を破って出
てくるように、旧来の陋習(ろうしゅう)を打破して改革に取り組むべき事を示
しています。

然るに、「子」には、「増える」とか「はびこる」との意味があり、新しい問題
が色々と発生してくることもあります。^^;
しかも新芽が出たばかりの状態で、まだまだ陽気は弱く運勢も盛んではないので、
物事を性急に進めようとすると失敗する事を示しています。

これからの花実となる新しい種子を育て、不調・不具合・不吉なことは改めて、
この日から始まる60日の始まりの日として活用しましょう。

推命学や算命学で、空亡をあまりに怖れるきらいがありますが、子丑空亡の人も、
子丑の年月日に別段新しい縁や営みがすべて損失するものではありません。
我や欲を出さず、争わずが大事で、亡失や失念には注意が必要ですが、空亡期に
学び得たことが役立ちますので、学びを意識して行動してもらいたいですね。

空亡は、もとより空なる次元にある神仏とは縁ある期間なので、物品的なグッズ
は求めず、神仏と対座してみるのも良いですね。
甲子の日だけに御開帳される大黒天は、京都では松ヶ崎大黒天があります。
私がたまに行くのは、天王山の中腹にある宝積寺(ほうしゃくじ)通称「宝寺
(たからでら)ですが、ここも対座出来て、ご祈祷の御利益は霊験あらたかと言
います。w

烏丸の因幡薬師堂「平等寺」には、胎蔵界曼荼羅に描かれている憤怒相三面六臂
大暗黒天が祀られていますが、このお姿こそ元来の大黒天です。

大黒天と毘沙門天、弁財天が一体になった三面大黒天は、東山の圓徳院にある豊
臣秀吉の念持仏や比叡山延暦寺の大黒天堂の出世大黒天、今熊野観音寺の本堂に
ある三面大黒天像など、数多あります。

28日は、不動明王の縁日でもありますが、近畿三十六不動明王霊場のうち11
が京都市にあります。
大覚寺、仁和寺、蓮華寺、大原三千院、曼殊院、青蓮院、聖護院、智積院、北向
山不動院、醍醐寺、岩屋寺がそれですが、三十六霊場一つ一つで水晶玉を授かり、
一連の念珠になったときは達成感がありましたよ。w

三十六不動では、比叡山延暦寺の無動寺明王堂にはよく通い、先代阿闍梨さんと
ダベッてましたが、葛川明王院には毎年の禊行で三の滝に浸かるときお世話になっ
てました。w

ここ2,3年は、冬の行事で東山の智積院、青蓮院、その飛び地の昇龍殿に不動
明王とご対面に行くのですが、三十六不動には入っていませんけれど、東福寺の
塔頭、同聚院の十万不動は見事なものです。
謎に結界を切ったように参拝者が入ってこないので、時間を気にせず参拝祈念で
きるのが幸甚です。w

今日の水曜会にて今月の仕事はすべて終わり、明日は好きに一日を過ごすことに
します。w
やれ、キャップやら靴を買うんだとか、夕刻からは飲み歌いするのだとか、雑事
はありますが楽しい一日になると良いですね。w

さて、3月最終水曜会、準備の方は整いました。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.ワサビ菜、水菜、ツナ、蒸し大豆のポン酢サラダ、桃の花びら散らし。
2.鶏胸肉の生ハムとアボカドの明太子マヨネーズ掛け。
3.ホウレン草の摺り胡麻辛子豆腐白和え。
4.キハダマグロのワサビだし醤油ヅケ、焼き海苔を添えて。
5.刻みオクラと納豆のだし和え。
6.ヒジキ、蒸しサラダ豆、シメジ、エノキダケ、黒ゴマの炒め煮。
7.菊菜のクルミ・摺り胡麻・辛子・酢・白味噌和え。
8.牛ハラミ、エリンギ、ブナシメジ、ホワイトブナピーのソテー。
9.鮭の塩焼き、レモンと大根おろしで。
10.サバの水煮、マッシュポテト・マスタード・マヨネーズソース掛け、パセ
リ散らし。
11.京絹揚げのバター焼き、九条ネギ散らし、クルミ味醂味噌を添えて。
12.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、卵用だし醤油か牡蠣醤油で。