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台風接近、何するものぞと本日は10月度気の科 学体験講座

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気象庁は昨日11日、記者会見を開き、台風19号の規模やルートが似ていると
して、1958年9月に首都圏や静岡地方に甚大な被害をもたらした「狩野(か
の)川台風」に匹敵すると発表したとありました。

昨年は、京都も台風21号のために被害を受けましたが、少なくともそれを超え
るような規模の台風ですので、くれぐれもご用心ください。

よりにもよって、近畿地方は今日の午後が最も接近する予想となっていますが、
午後2時から4時半は桂西口会館で気の講座の開催。^^;
雨が降ろうが風が吹こうが、槍が降ろうが、第2土曜日は月例講座は開催するの
です。w

日頃「私の往くところ、傘は要らない。」と嘯いており、講座の行き来は雨に当
たらないジンクスがあるのですが、朝から降っていますねえ。^^;
雨脚は強くないのですが、だんだん風が強くなってきてます。。

ま、講座の終わるころには治まってるだろうと思いますが、遠方の会員様達は欠
席が多くなります。^^;
三田、滋賀勢は欠席、三重からは出席の報があり、はてさて何人の出席になるや
ら?w
参加者が少ないと、ついつい内容が濃くなり、マンツーマンで秘訣を手ほどきし
たり、予告内容以外のとっておきを伝えたりするクセがあるので、来られた方は
お得ですが。(笑)

今日のメインは頭蓋内の蝶形骨の調整の予定です。
蝶形骨は仙骨と動きがリンクしていますが、頭蓋骨の一番中心に位置し、他の12枚の頭蓋骨ピースと接しています。
人体の要が仙骨にあるように、頭蓋骨の要がこの蝶形骨と言って良いでしょう。

逆に言うと、蝶形骨を整えることは、人体全てを内から整えることになります。
頭蓋クラニアル技法で、頭蓋縫合に溜まった疲労物質を除去したり、第1頸椎ア
トラス調整やオートマチックアジャストポジションで脳脊髄液の循環を良くする
技法も自己治癒力や復元力をアップする良い方法ですが、今回の方法はセルフケ
ヤーもできるのがうれしいところです。w

今までお披露目した頭蓋クラニアルと違う点は、ハエが止まるような、豆腐を指
で挟むような、触れるだけの圧で、目や口を動かしてもらって呼吸を整えるだけ
で操作できる点にあります。
30秒程度の操作で、体幹の回旋や前後屈、首や肩、股関節の可動など、全身の
可動域がその場で良くなり、時間が経つほどより効果が出てくるのも良いところ
ですので、ぜひ実感してください。w

蝶形骨には脳下垂体が収まっていて、脳下垂体からは「愛情ホルモン」のオキシ
トシンなど7種類のホルモンが分泌され心身のバランスを保っています。
ホルモン分泌や自律神経の異常、ストレスによる心身の症状を整えるには、蝶形
骨を調整することが効果的です。
前頭骨の感情点からの呼吸誘導で、ストレスやトラウマをリセットする技法と併
用すると最も効果的だと思います。

人体の関連性や無意識領域の反応など、ヒトの身体は不思議で興味深いものですね。
TL(セラピー・ローカライゼーション)検査で、例えば三角筋は肺と関連しています。
仰向きに寝て、片腕を垂直に立て、手首の下あたりを押して腰の横に倒そうとし
て抵抗してもらいます。
肺が弱っている人は、抵抗力弱く力が入らないものですが、胸に触るとテキメン
力が入ります。

TL検査では、エコーやレントゲン検査でも見つからない異常や弱りのある箇所を
触れると、筋の出力が変わるので、施術すべきところが分かります。
例えば、腎臓は大腰筋と腸腰筋に関連しています。

仰向きに寝て、片足をやや外旋・外転して伸ばし、脚を真っすぐにして上に浮か
してもらうと、腎臓の弱っている人は大腰筋がヘタっているので、その高さで脚
を維持できなかったり、床に着かせようとして手を押すと抵抗できないものです。

この時、手を背後に入れて腎臓の位置に触れてもらうと、筋の出力がテキメン増
して、耐えられるようになります。

合気仙骨調整法や仙骨腎臓操作法、腎臓リリーステクニックなどで、腎臓を整え
ることが腰痛や諸々の不調の原因の解決になるわけですが、腎臓は頭蓋骨では側
頭骨と関連しています。

呼吸とともに頭蓋骨もやや開いたり、閉じたりしていますが、胎内にいる赤ちゃ
んも一次呼吸と言って、頭蓋骨があるリズムで開閉しています。
側頭骨に触れて、一次呼吸を捉えて頭骨を調整するのは至難の業ですが、呼吸を
やや深くすると、一次呼吸を誘発させることができることが分かってきました。

決して強い圧ではなく、豆腐を挟むが如き圧で、4秒吸って4秒吐く呼吸に合わ
せて、耳の後部から眉と目の手前までを撫でるだけで、大腰筋の出力も良くなり、
腎臓が強化できるのです。
4秒吸うのに合わせて指を耳後から目眉の方へ撫で上げ、4秒吐くのに合わせて
指を元の位置に戻すよう撫で下げることたった2回で施術完了。w
大腰筋のゆるむポジションにセットして、振動圧をかけて筋肉を緩ませる法もあ
りますが、はるかに時短になりますね。

長時間の施術は、術者も大変ですが、受ける方も負担が多くなります。^^;
仰向きや横向きの負担の少ないポジションや重力の影響を受けないゼロポジショ
ン、座ってできる調整法やセルフケヤーは重宝なものです。w
何より、筋硬結や関節の可動制限などで痛みや異常がある箇所は、そのほとんど
が原因ではなく作用点に過ぎないので、原因の解除が戻りなき根治には必須なの
です。

このところ2時間半が休憩を挟まずとも、あっという間に過ぎ去るので、ゆっく
り気光瞑想を楽しむ時間が取れてないのがナンですが。^^;
ゆっくり寛ぐのは、講座を終えての懇親会で、会場をこちらに移して楽しむこと
にしましょう。^^v

今日の懇親会メニューは、以下の13品です。
1.いづみ式モズク酢。
2.刻みオクラ、ワカメ、メカブの冷やし汁。
3.キャベツと赤パプリカのシーザードレッシング掛け。
4.エリンギのガーリックバターソテーとヒラタケのバター醤油ソテー。
5.カボチャ、エノキダケ、鶏胸肉ミンチのそぼろ餡。
6.コラーゲンたっぷりのキクラゲ、白菜、人参の中華白湯。
7.里芋と豆腐の和風とろみ餡。
8.鶏胸肉の生ハム、辛子マヨネーズソース添え。
9.鶏胸肉の生ハム、エビチリソルトかレモンペッパーソルトで。
10.コラーゲンたっぷり、野菜たっぷりの特製カレー。
11.水ナスの生姜・だし汁漬け。
12.鮭ハラミのオリーブオイル焼き、大根おろし醤油で。
13.絹揚げのバター焼き、クルミ味噌で。

来週は休みにて、10月最初の水曜会(10月度 の講座のプチ予告w)

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10月に入りましたが、京都の日中の気温は連日32℃超え。^^;
昼間はまだクーラーが欠かせません。w
自律神経、おかしくなりそう。^^;

北陸ならば秋っぽかろうかと、来週は日帰りバスツアーで福井の武生やら永平寺
やらを巡って来る予定です。
9日に当たってしまいましたので!9日の業務並びに来週の水曜会はお休みとさ
せていただきます。

ホントは秋に行きたやチェンマイのロイクラトン祭ですが、今年は独り海外遊行
は無理なようで。^^;
秋の遊行は11月3・4日で、秋の特別行事として、天河大弁才天社から大峯、
吉野を抜けるツアーを予定しています。

が、天川村のお宿に連絡したところ、こともあろうに何処も満杯でどこにも泊ま
れないことが判明しました。><
天川村がダメなら、洞川温泉辺りの旅館を押さえるべく、努めてみましょう。w

行楽の秋と言いますので、字義通り、日常生活圏を離れ、半日以上かけて行う日
帰り、または夜行日帰りを楽しんでみましょう。w

勉学の秋とも言いますが、ここ最近の手技療法は、医学的エビデンスが取れ、論
文になってるものもあって、格段の進歩が見られますね。
時勢の流れか、共時性が働くのか、私の手技研究もこの3、4年ほどはかなり進
歩できたようです。w

立って歩くことができなかった人が施術直後に歩けたり、学習適応障害で授業中
に発作が出る子が一度の施術で全く障害が解消したり、これらの方法は今までの
経絡療法や以前の整体法ではできなかったことでした。
全体は一部に表れ、一部は全体に波及するという東洋医学の理が根底にあっての
研究結果でした。

このところ、最終的には脳にアプローチして、脳神経回路を修復し、痛みやスト
レスなどをリセットすることを考えています。
上部頸椎特に第1頸椎のアトラスの調整や、頭蓋骨15種23個の反射区調整に
とどまらず、脳の内部から全体を整えることがその要です。

それは外からの力を加えるのではなく、羽毛が下りたような触れ方やそっと支え
る触れ方で、あるポジションに身体をセットし、相手に動いてもらったり呼吸を
合わせて行うことで、即座に機能する方法です。
12日の10月度の気の講座では、この技法をメインにお伝えしましょう。

分野的には、キネシオロジー理論や頭蓋クラニアル技法に属するはずですが、今
までのやり方とは全く違うものと言っても良いでしょう。。w
蝶形骨へのアプローチが、その要になります。

蝶形骨は頭内にあって、蝶が羽を広げた形をしています。
頭蓋骨の一番中心に位置し、他の12枚の頭蓋骨ピースと接しています。
人体の要が仙骨にあるように、頭蓋骨の要がこの蝶形骨と言って良いでしょう。

骨と言っても、生きてる体では段ボール紙ほどの柔軟性があり、ゆがみが生じる
可能性が多分にあります。

蝶形骨には咀嚼筋(そしゃくきん)の一部で、口を開ける外側翼突筋と閉じる内
側翼突筋がつながっています。
よって、蝶形骨は頭の中心から口を動かすのに重要な支点の役割を担っていて、
アゴを開閉や左右バランスと密接に関わっています。

だから、人の噛みクセなどによっても、蝶形骨は左右のバランスが崩れ、ゆがむ
可能性があります。
逆にいうと、ポジションを整えて、口や顎を効果的に動かすことで、蝶形骨を調
整することもできるはずです。

また、蝶形骨の上には視力に関わる視神経が通っています。
左右で視力が大きく異なる場合は、蝶形骨のアンバランスが原因とも考えられま
す。

臨床では、左右の咀嚼筋の偏った緊張によって蝶形骨がわずかでも傾くと、目の
奥が締め付けられるような違和感を生じることがあることも分かっています。
そうした異常がなくても、蝶形骨をわずかある方向に動かして、目をゆっくり動
かしてもらうと、体幹の前後屈や回旋などの可動域が即座に良くなることが実証
できています。

現代人は特に、ストレスなどから交感神経優位になり、心や体が常に緊張してい
る場合が多いですね。
日常生活や仕事での姿勢も大事な要因ですが、交感神経優位は闘争または逃走モー
ドになるので、余計に前傾姿勢で首や肩がすくみ、全身がこわばります。

身体の過緊張や食いしばりなどから寝つきが悪くなり、深い睡眠を取れないと、
疲れが抜けないため、日中また交感神経優位になるという悪循環に陥ります。
慢性疲労は、腎臓の上に載っている副腎が疲弊し、腎臓が重力に負けて落ちてる
ことがほとんどで腎を調整することが大事ですが、蝶形骨を整えると、副交感神
経が良く働くようになります。

蝶形骨には脳下垂体が収まっていて、脳下垂体からは「愛情ホルモン」のオキシ
トシンなど7種類のホルモンが分泌され心身のバランスを保っています。
また、蝶形骨は咽頭(ノド)の天井である蝶形後頭底から始まり、筋膜を通して
心膜や横隔膜とつながっています。

ゆえに、蝶形骨は心拍数や呼吸の深さなど自律神経とも深く関わっていて、ホル
モン分泌を含む心身のバランスの要となっているようです。
セルフケヤーもできる方法もありますので、瞬間身体バランス調整の立位抜長法
ともども、活用していただければと思います。

簡単な操作で、身体の可動域が良くなり痛みが消えて、不調や不具合が解消でき
る人体の不思議は、感動も覚える興味深いものです。
整体療法もエネルギー療法も、武術と同じく、究め尽きせぬものがありますね。

話は砕けてw、食欲の秋ですよね〜。^^
一昨日、歯の治療の後、いつもは行かない西小路の業務スーパーへ寄ったところ、
何ゆえにか青パパイヤが一個98円で入手出来ました。^^v

レーザーで口の中を何度も切られ、麻酔の利かない体質の私、気分も機嫌もよろ
しくなかったのですが、この僥倖を佳しとして、痛む左側の口角を上げてニッコリしました。
隣に居たいかつい兄ちゃん、ギョッとしたような顔をして、なんだか怖がったか、
不気味がられたような?^^;

気にしない、気にしない、笑う門には福来るです。w
いづみメはよく、私の笑い顔を「ラインのスタンプのような」とか、「ツブレ大
福のような」と言いますが、願望ではなく、そこそこの顔貌ではあるはず。w

店に来たお客様に「旦那さん、イケメンですよね?」と言われて、「いいえ、全
然そんなことないです。顔より中身ですから。」などと、中身はともかく顔を否
定するなよな。−−

閑話休題(あだしごとはさておき)、口の中の痛みも消えましたので、辛いもの
も大丈夫。w
チェンマイを偲んで、今日はタイ料理の代表、ソムタムを出すことにします。
甘い、辛い、酸っぱいのハーモニーを楽しみ、食の楽しみを味わいましょう。

食は身体を作る大事で、味覚を良く味わうことは、ストレスの緩和、脳の活性化
にもつながります。w
来週の水曜会はお休みですので、未だ暑い夏の名残と秋の味覚をお楽しみくださ
い。

急遽のヒーリングが2件入ったため、いづみの作った私用の昼食も出しておきましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.いづみ式、チャーハンというよりライス入り色々野菜炒め。w
2.いづみ式小松菜と京揚げの炊いたん。
3.いづみ式揚げ出し茄子。
4.刻みオクラ、メカブ、ワカメの冷やし汁。
5.キャベツと赤パプリカの胡麻ドレッシングサラダ。
6.ホウレン草とホワイトブナピーのだし醤油お浸し。
7.鶏胸肉とキュウリのゴマダレバンバンジー。
8.青パパイヤ、ピーナッツ、アミエビのソムタム・クン。
9.カボチャのチーズ焼き。
10.牛肩ロースのスパイスソルトステーキ。
11.ヒラタケ、マイタケの焼き肉ソースソテー。
12.豚肉、シメジ、マイタケの味噌・味醂炒め。

彼岸も過ぎて秋本番、9月納めの水曜会

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明日26日はお彼岸明けで、朝方は涼しく、いよいよ秋が深まって行きますね。
京都では、鴨川や貴船の納涼床も、今月いっぱいでお仕舞になります。

貴船は真夏でも山の中ですから元から涼しいのですが、鴨川の川床は、冷房の利
いた店内より暑いですけどね。^^;
9月末は、去りゆく夏を惜しんで、秋の川風を楽しむ風情はありましょうね。w

顧問先への指示書や翌月の講座のご案内など、予約と第二法則講座以外は今月の
仕事も無事納めとなり、本日は9月最後の水曜会です。
今日は多忙ですが、明日はオンキリキリと考えることなく、買い物と昼飲みに出
かけることにしましょう。w

今朝の仕入れというか買い物で、小銭が足らずに万券を崩してしまいましたが、
何となく損したよーな、やっちまった感がこみ上げてくる小市民的な私です。^^;
どーも、新札の1万円より、シワ折れの1万円、それ以上に千円札10枚の方が、
早く無くなって行くようです。w

氷と同じで、細かくすると早く溶けちまうのかしらん。w
それとも秋の訪れが、寂寥感やら愁いの心をもたらすのかも?w

しみじみとコイン用の財布を見るに、大分痛んで来たようです。^^;
財布が古くなって傷や汚れがあるのは、風水上もよろしくないことですね。w

これは、財布に限らず、表札や看板にも言えることです。
字が薄れたり、消えたりしてる店や家に、発展は期待できませぬ。w

財布は毎日ほど使うものですから、傷みや汚れもツキやすいもの。
機運を以って、新調したいものですね。

よく言われる言葉に、「春財布は金が貯まり、秋財布は出費が多い。」と言いますが、
これは、ゴロ合わせの縁起担ぎなのですよ。w

春の語源を広辞苑で調べてみると、田畑を「はる」、気候の「晴る」、草木の芽が「張る」意から「はる」いう、とあります。
物にこもり宿った霊魂が、その威力を表面化させる「張る」に通じるとの説から、
「春財布」=「張る財布」の語呂合わせにより、
春に買った財布にはお金がたくさん入るといって縁起を担いだものですね。w

逆に「秋財布」は「空き財布」に通じるとか?(笑)

陰陽五行説では、秋は西方金気に属し、実りの季節。
秋が「空き」なら、「開き」にも「明き」にも通じ、金銭を呼び込む財布にしたいものです。w

古来、金運を呼ぶ呪(おまじない)として、新しく財布を買ったとき、人からお金を入れてもらうと、
それがタネ銭となって増えるとか、蛇革の財布は蛇が何度も脱皮して生まれ変わるように、
お金が再生するといわれています。w

十二支では、寅の日、巳の日が金運アップに縁起が良いとされています。
明日26日が寅の日ですが、私ゃ半分解けてる空亡日で、劫財局が半分立つ日。w
29日が己巳の日で、巳の日で最も縁起が良いとされてる弁財天の供養日に当た
ります。

買うにせよ、使い初めにせよ、私の場合あんまり拘りはありませんが、大事なこ
となら空亡日と悪殺日は避けて通ってます。w
縁起を担ぎ、大事に扱うという意味でこだわるのは良いことでしょうが、
それなら、紙幣の扱いには、もっとこだわって欲しいものです。^^;

古いヨレヨレ紙幣は、ケガレもいっぱい付着してます。
折々に銀行で新券にして、きちんと揃えて、財布に仕舞って欲しいもの。

「お礼です。」と言って、シワクチャの折れ紙幣を手渡すのは、無礼ですよ。^^;
まして、カウンセリングやヒーリングの代金を、ズボンのお尻のポケットから出すなよな。w

財布や紙幣を綺麗に丁寧に大事に扱ってこそ、金運にも好かれるというものです。
若い人には、案件によってそのことを伝えることがありますが、年配者には最早
よろしかろうかと?w

財布の購入日にこだわるならば、会員の方ならご存知のように、始まり伸びるリ
ズムのある期間を選び、月々のご自身の成功因子発展期に買い、種銭には自分の発展計数の金額を入れて
欲しいものです。

一年は、春夏秋冬の4拍子ですが、月は3拍子のリズムがあります。
種子によっては違いますが、春先に種まきしてこそ、ものは発芽、生育しやすいものですね。

月々のいわば春先にあたるバイオリズムを活用して、将来の手立てや成功の種ま
き活動に活用して欲しいものです。
定額貯金も、成功因子発展期に発展計数の預金をすると、ずいぶん違うものですからね。

「ボロくなったなあ。」とか「金運が良くないのよ。」とかお悩みの方は、
ケガレやケチのツイた財布を、翌年の春まで持ち越さず、機運を一転して、運気を開いて下さいね。
古いものや穢れたモノは、処分処置して、新しく蘇らせるがよろしいのですよ。w

よく「断捨離」の効果のことが書物にもなっていますが、時機や心の状況によっ
て、確かにそうした効果はあるものです。
然るに、段ボール箱などを用意して、大型ゴミにでも出すのは最終手段です。w

誰かもらって喜んでくれる人がいるなら、喜捨するのが一番お役に立ちます。
リサイクル業者などに換金や引き取ってもらうのは、まだその物品を人に役立て
ることになります。
「役立ち」こそが、「厄断ち」ですので、厄年や空亡期にある人にはお勧めの一
法です。w

お金を大事に扱う人は、下手な損失も少ないでしょうが、物品でもまた同じこと
が言えそうです。
車でも、使う色んな物品でも、大事に扱うことは和の心かもしれませんね。w
昔、武士が差し物たる刀を大事に丁寧に扱い、今でも職人さんが道具を大事に扱
うように。

そういう意味合いからは、処分して捨てる古財布などの物品も、別に白紙に包ん
で供養まではしなくとも、「ありがとう」と別れを告げることが良いようです。w
私のスマホも限界が来たようなので、明日はその心で乗り換えたいと思います。w

9月も後5日でお別れですね。
無事に過ごせた日々とご縁に感謝して、また日々の充実を図って行きましょう。
今日の充実は、仕事を納めて、9月最後の水曜会で。w

今日のメニューは、以下の11品です。
秋の心は実って熟せと呪(しゅ)をかけて、塩麹と味噌など発酵食品をメインに
使ってみました。w
1.刻みオクラとメカブの麺つゆ和え。
2.湯がき小松菜と煎りちりめんじゃこの昆布だし和え。
3.レタス、ホワイトアスパラ、フリスビーフライドオニオンのサラダ。
4.鶏胸肉の生ハム、塩麹掛け。
5.塩麹漬け豚ロースのステーキ。
6.塩麹漬け牛ロースとエリンギのステーキ。
7.京絹揚げのバター焼き、クルミ味噌で。
8.ヒジキ、黒ゴマ、ホワイトブナピー、蒸し大豆の炒め煮。
9.ブリカマの照り焼き、山椒を振ったん。
10.ハタハタの一夜干しの焼いたん。
11.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、たまご用だし醤油で。

彼岸の入りを控え、本日は社日にして水曜会。

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朝、嵐山東公園を散歩すると、最早セミの声はなく、キリギリスよりもコオロギ
の声が盛んになってきました。
ショウリョウバッタやアキアカネがたくさん飛んでますが、未だ日中は暑いとは
いえ、秋が深まってきているようです。

23日の秋分の日をはさんで前後3日の1週間が、秋のお彼岸。
2日後の20日からは、秋の彼岸の入りですね。

彼岸という言葉は、サンスクリット語の「パーラミター」の漢訳「到彼岸」の略。
元々彼岸は仏教の用語で、「煩悩に満ちた現世である此岸(しがん)を離れて修行
を積むことで煩悩を脱して、悟りの境地に達した世界(彼の岸)に到達する」と
いう意味をもちます。

が、私たちが普段使っている「お彼岸」という言葉は、修行を経て悟りの世界に達したというよりも、彼岸の期間に寺院で行われる彼岸会と呼ばれる法要や、先祖供養の意味で用いられることのほうが多いですね。
お彼岸の中日である春分の日の意味が「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、秋分の日が「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という意味をもち、昔から先祖崇拝や豊作に感謝してきた日本らしい文化が影響しているのでしょう。

京都はお彼岸の前後は墓参りラッシュで混雑しますので、嵐山に居ると買い物が大変。^^;
ですが、「お彼岸にお墓参り」という文化は、仏教徒が多い他の国と比べても、日本だけの独特の風習です。w
仏教においては、お彼岸の時期に真西へ沈む夕陽の向こう側にある浄土の先祖を偲び、夕陽に拝み供養するのが彼岸の仏事です。

また仏教では、悟りに境地に達する彼岸に至るには、六波羅蜜を行じることが必須と説きます。
六波羅蜜(ろくはらみつ)とは、以下のような行を指します。
1.布施(ふせ)、人に施しを与えること。
2.持戒(じかい)、戒律を守り、省みること。
3.精進(しょうじん)、つねに努力すること。
4.忍辱(にんにく)、苦しくても耐えること。
5.禅定(ぜんじょう)、瞑想などで心を落ち着かせ、安定すること。
6.智慧(ちえ)、正しい判断力をもち、物事の真実を見る目をもって発揮すること。

仏教ではこの6つの徳目、六波羅蜜を実践することで私たちは悟り、浄土の世界
に到達できる人になる、と言われています。
特に6つ目の徳目を心がけて実行していくことは難し過ぎることですが、せめてお彼岸の期間、1週間だけでも、意識して実践して行こうぜ、というのが仏の教えなのでしょう。

行というものは意識行動であり、武術もスポーツも学習も、如何なる技術も、意識して行い続けねばものになりません。
より良くなるには何をどうすればと、意識して行動し、それが無意識になって定着した時が会得した時です。

人も生物ですので、その命題は、適応と進化です。
慣れてただ適応するだけでなく、工夫し、進化を・成長を目指すのが人の人たるゆえんですね。w

然るに、俗世に生きて、日常生活と集積してる習慣に埋没しがちな私たちには、適応がやっとで進化がなかなかまままりませんね。
私もやらねばならぬことですら、やっとくと良いことも含めて、ついつい引き延ばしがちになってます。^^;

まとまった休みが取れたら、などと言い訳しても始まりませんので^^;少しで
も空いた時間を活用して、意識的に学習に向けねばです。w
六波羅蜜の持戒と精進ですよね。w

古来、太陽の重要な記念日が、彼岸(日願)で、太陽に願う日です。
太陽を祭る意味で重要な期間が彼岸であり、仏教が発生する以前から、日本の太
陽信仰において重要な期間が「日願」と言えます。

釈尊は、釈迦族=別名で「太陽族」、と古代インドで呼ばれた家系でしたので、釈迦族も春分の日と秋分の日を重視した民族だったのでしょうね。
古来、日本では、彼岸の期間は、願い事が通じやすいとか、日頃の思いが叶いやすいといわれていたそうです。

彼岸は、悲願にも通じるわけですが、陰陽が等分する秋分や仲秋の名月を期して、日月に願い念じることもいいかもしれませんね。w
意念は相当の効果あるものですが、願いの際には注意すべきことがあります。

掛けっぱなし、で終わっている願いは叶わないので、持続した上で、叶えばお礼参りも忘れずに。w。
願掛け前後に、反省する期間が無い願いは叶わないので、斎戒し、省みてフィードバックすることも忘れずに。w
自分だけの欲心、公平性の無い祈願や呪詛は、反作用や天罰が来るものですので、
自他共の歓びとなることを願いましょう。w

お彼岸入りの20日は、庚申日でもありますね。
願い事がある人は、例えば祇園の八坂庚申堂へ参拝記念することも良いでしょう。
庚申祭が行われますが、青面金剛さんに記祈念する前に、くくり猿に邪念や怠りの心を捧げると良いですよ。

寺伝にいわく、くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することだそうです。
くくり猿は、心をコントロールするアイテムだと和尚さんが言ってます。

この「くくり猿」は手足を縛られた猿がモチーフとなっています。
これは欲望のままに行動する猿を動けないようにくくりつけ、欲に走らないようと人間を戒めているものです。
その「くくり猿」に願いを込め、欲をひとつ我慢して、本尊の青面金剛に奉納すれば願いを叶えてくれるとされているのです。

くくり猿は全て手作りで、体内には御本尊青面金剛の御札が納められ、開眼の秘法によって魂が込められています。
単なる土産物では無く、庚申尊の御分霊の入った「御守」です。

参拝できない人のために書留でもご祈祷を受け付けられてますが、願いが叶えば、お礼参りができなくても、必ず授与のくくり猿は庚申堂へお返ししなくてはなりません。
作法を忘れず、撥遣(はっけん:念を抜くこと)し、お焚きあげしてもらってください。

願いも、仕事も生活も、日・月、合わさって明るく、一隅を照らさん。w
太陽と月の運行も効果的に活用して、自身のバイオリズムと運気リズムを適用し、LIFE
の語源たる「いきいき生きる」生活をライフスタイルにしたいものですね。

ところで、春秋のお彼岸付近には、古来は「社日」を大事な習慣としていました。
実は、今日が「社日(しゃにち、しゃじつ)」に当たります。

「社日」は1年に2回あって、春分と秋分の日に最も近い「戊(つちのえ)」日が、社日となります。
それぞれ、「春社」・「秋社」と略されることもありますね。

「社」には、「土地の守護神、産土神(うぶすなかみ)」という意味があって、
土地の神様である産土神をまつる日とされています。
元々は唐から伝わった風習ですが、いつごろから日本で広まったかは定かではな
いようです。
が、古来から八百万の神々を大切にしてきた日本人にとって、土地の神様をまつ
ることは何の抵抗もなかったことでしょう。

社日は「土の神」をまつるので、この日は農作業など、土をいじることを忌む風習が各地に見られ、
地神(じがみ)講の祭日としているところも多いですね。
また、土地の守護神というよりも農耕の神様と捉える地域もあり、信州の「お社
日様」は春は神迎え、秋は神送りとして餅をついて祝ったといいます。

京都市内では特に社日の祭りは見かけたことがないですが、京都府の旧中郡地域(現在の京丹後市)では社日参りとい
う風習があるそうです。
朝のうちに東方にある寺に参り、昼には南方の寺に団り、夕方西方の寺に詣でて日の入りを送るもので、彼岸の行事との共通性がみられ
ますね。

この風習、「春の社日に酒を呑むと耳が良くなる」という言い伝えがあり、これを治聾酒(じろうしゅ)と言うそうです。
ふむ、今日は秋の社日ですが、酒を飲むと何やらご利益がありそうな?w
だったら、産土神の松尾大社は酒の神様でもあるので、ちくと参拝して、夕刻か
らは飲むことにしましょう。ww

社日の今宵は水曜会。料理の方は仕上がりました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラ、キュウリ、ワカメの麺つゆ和え冷やし汁。
2.ツルニンジンの胡麻油炒めと九条ネギの煎り玉子合わせ。
3.ゴーヤ、キムチ、凍らせ豆腐、豚ロースのチャンプルー炒め。
4.ざるモズク、生姜入り麺つゆポン酢で。
5.牛ロースステーキとエリンギ・シメジのステーキソース炒め。
6.煎りちりめんじゃこ、小松菜、エノキダケの合わせ和え。
7.鶏胸肉の生ハム、エビチリソルトか特製酢味噌で。
8.茹で豚足の炙り焼き、同じくエビチリソルトか酢味噌で。
9.豚骨・鶏がら出汁のたっぷり野菜カレー。
10.鶏胸肉ミンチ、エノキダケ、ガーリック、フリスビーフライドオニオンの
ミンチボール揚げ。
11.鶏軟骨のから揚げ、レモンを添えて。

秋晴れの本日、9月度の気の科学体験講座開催

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昨日は中秋の明月でしたが、京都は一日雨模様でした。^^;
実際の満月は今夜ですので、月が見えると良いですね。

本日は快晴にて、楽しみな9月度の気の科学体験講座です。w
メインは、どんな症状にあろうとも、全身の状態を良くする方法をお伝えするこ
とです。

仙骨から始まり2、3分で完了する全身調整、一連の流れ。
足先から始まり2、3分で完了する全身調整、一連の流れ。
3分で完了する頭蓋アプローチによる全身調整、一連の流れ。
これを体験し、ペアを組んで再現して、自分のものとしてください。

気持ち良い揺らぎで、脊椎を整え、神経伝達システムを整えるゆらぎ法は、眠た
くなるほど心地の良いものです。w。
効果の持続性については、リコイルの後、経絡を整える撫で下ろしが大事となり
ます。

例えば、大殿筋や中殿筋を緩めて、仙腸関節を緩めることでも、あまりしつこく
時間をかけての施術は、人体の要がゆるゆるになり過ぎて、却って全身状態を悪
くしてしまいます。^^;
特に俯き(伏臥位)の施術は、肺や内臓などを圧迫するため、短時間で完了する
施術が良いですね。

エネルギー治療では特に大事になるのが、脱力と触れ方です。
掌を当てるとき、効果の変わる「三尖掌」の秘訣もお伝えしましょう。

光を結んだり、ある光が意識したところで輝くようなイメージをもって、羽が舞
い落ちるように力を入れない触れ方をすると、その場で痛みなどが軽減します。
本来の「手当て」とは、そういうことを意味するのですね。

最終的には、脳に働きかけて痛みや不具合をリセットすることも大事です。
例えば捻挫をして、治るまでその足をかばって生活すると、反対側に余計な負荷
をかけて、姿勢や歩行などの動作が正常ではなくなります。
その間、脳はそのクセを記憶してしまい、捻挫が治っても、悪い姿勢や動作の習
慣から、捻挫箇所以外の痛みや不具合が生じてしまうことが多いものです。

施術の後はゆっくりとした動作で、脳に動かしても痛まないという事実を認識さ
せることが大事です。
五十肩でもそうですが、一旦ちゃんと痛まず動くことを経験させると、再発もな
く何の支障もなく肩が動くようになりますから。

潜在意識も含めて、脳の働きや作用には思う以上のすごい力があります。
エネルギー療法や気功で、身体に触れずに、何の暗示も与えず、本人が何をされ
たのか知覚することもなしに、身体の重心バランスが整い、可動域が良くなるの
は、その一つの証明ですね。w

頭蓋クラニアル法で、頭蓋縫合に溜まる疲労物質を解放したり、血流がどっと良くなるC1、C2(第1,2頸椎)の合気操作法、
硬膜調整で脳脊髄液の循環を良くし、全身調整するオートマチックアジャストポ
ジションを取ることが、精神神経面も含めて全身の状態を良くするものです。

最終的には、前頭骨の感情点からα2脳波に誘導し、ストレスやトラウマ、マイ
ナスの想いや感情をリセットする法や、ナジオンから脳の核にアプローチして自
然治癒力や自己復元力を最も働かせる方法が効果的だと確信しています。

これらは適応障害やいわゆる心身症、アトピーなどのアレルギー疾患にも有効で、
理論だけでなく、今までの実践の場で効果を表しているものです。

私自身、これは効果的であろうよという理論や施術法について、相当な出費をし
て学んできましたが、そうした特別な研修ほど、いやはやお高いものですね。^^;
「多くの人がこの技術で、より多くの人に役立ってほしい。」とか、「今までの
施術が、次元を超えてレベルアップする。」とか、色んなキャッチフレーズを耳
目にしますが、研修も施術もあまりに高額なのも何だかな。w

金銭そのものよりも役立ちの喜びを、縁に応じた分を尽くして、自他共に喜びを
得ることと、自分がしていることに向上、進化を目指して、人の承認を必要とせ
ず、自尊の欲求を充足することの方が、人生の充実になるように思います。

実際に身体と脳の状態を良くする体験の後は瞑想を楽しみ、講座を終えたら会場
をこちらに移して、懇親会を楽しんでください。
9月度の懇親会メニューは、以下の12品になりました。
1.キャベツのコールスローサラダ。
2.ピンクとイエローの生麩のから揚げ、麺つゆ使って揚げ出し揚げ生麩に。
3.冬瓜と鶏胸肉ミンチの冷やし水晶餡。
4.シメジと京揚げの炊いたん。
5.男前豆腐特濃ケンちゃんの冷奴。
6.絹揚げのバター焼き、クルミ味噌で。
7.月見子芋の煮っころがし。
8.豚骨鶏がら出汁野菜たっぷりの鶏肉入り特製ブラウンカレー。
9.京のうらら揚げの雪虎、焼きお揚げを九条ネギと大根おろし醤油で。
10.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、たまご用だし醤油で。
11.バリ島風豚ひれ肉、玉ネギ、赤パプリカのバビクチャップ。
12.鶏レバー、ハツ、キャベツのオイスターソース炒め。

中秋の名月、9月度の講座を控えて、本日は水曜 会

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9月に入って早くも第2週になっちまいましたが、一昨日、昨日と京都は36℃を超
える暑さでした。^^;
今朝の散歩も暑かったのですが、現在、雷風雨にあって、これが治まれば涼しく
感じることでしょう。w
秋のお彼岸は20日から始まりますが、暑さ寒さも彼岸までと言いますから、夏の
名残を味わうとしましょう。

明け方は冷えが進みますので、熱を加えた生姜を利かして、日中が暑いので、冬
瓜やら素麺瓜やら赤ズイキなどの煮物の冷やしたのも食が進みますね。w
晴れ間は空が高くなったように見えますが、天高く馬肥ゆる秋などというように、
食べ過ぎには注意しましょう。^^;

3日後の14日は9月度の気の講座がありますが、折しも満月です。
前日の13日は、旧暦八月十五日に当たり、手元の暦には「仲秋の名月」とあり
ます。

ふむ。なんか引っかかるよーな?釈然とせん感じが、「仲秋」にあります。w
「仲秋」とは、秋を、孟・仲・季(初・中・晩)の三期に分けた真ん中の、陰暦
8月のことですから、いわば「旧暦8月の名月」ですよね。

「中秋」という言葉は、ズバリ旧暦8月15日を指します。
だったら、「チュウ秋の名月」とは、厳密には、「中秋の名月」と書くのが正し
いのではなかろーかと?w

月見の風習も、日本には永い歴史がありますね。
古来、日本では、秋に入って空気が澄み、夜空に浮かぶこの月を最も美しいものとして、
ススキや月見団子を供えて鑑賞したわけですが、実は、月見行事のルーツはよく分かっていないのです。^^;

一説によると、中国各地では月見の日にサトイモを食べることから、
もともとはサトイモの収穫祭であったという説が有力となっています。
う〜ん。サトイモの煮っ転がしを食いつつ、月を愛でても、あまり風流な感じがしないような?(笑)

その後、中国で宮廷行事としても行われるようになり、それが日本に入ったのは奈良〜平安時代頃のようです。
それで「十五夜」「中秋の月」を、別名「芋名月」と呼ぶのでしょう。

また、日本では、旧暦8月15日だけでなく、旧暦9月13日にも月見をする風習があり、
こちらは「十三夜」、「後の月」、「栗名月」とも呼ばれています。
十三夜には、月見団子の他に栗や枝豆をお供えします。

古来から、「十五夜をするなら、必ず十三夜もしなければいけない」という言葉が伝えられており、
片方だけの月見を嫌う風習があったようです。
この十三夜の風習は中国にはなく、日本独自のものです。w

今年、2019年では、十三夜を祝う旧暦9月13日は、10月11日になります。
片見の月を厭う方は、この日が晴れたら、忘れずお月見をどうぞ。w

野外で虫の音や秋風の音を聞きながら、月を見上げて・・一杯やるのもオツなものです。^^
客間から窓を開けたり、ベランダで夜風に触れての一杯もまた趣がありますので、
月見を2回行うのも良いですね。w

風習行事に拘ることなく、「名月」ならぬ「明月」を愛でるべく、明るい月夜は
夜風も肴に、幾度か外で月を見ながら一杯いや何杯か飲むのも楽しかろーかと?w

土台、陰暦15日が、満月になるとは限らないですから。w
統計によると、むしろ、満月でない方が多いのですね。^^;

旧暦の1日は、朔(新月)となる瞬間を含んだ日ですので、
0時0分に朔となる日も、23時59分になる日も同じく「一日」になります。
朔(新月)から望(満月)までの平均日数は、約14.76日で、これが本当の満月の月齢の平均となります。

このため、実際の満月は旧暦15日より遅れる傾向があるのです。
また、実際には、月の軌道が円でないなどの理由から、
朔から望までの日数は、約13.8〜15.8日の間で変化します。

閑話休題(あだしごとはさておき)、秋の夜は空も澄んで、月見には最適ですが、
男女の心は秋の空。w
曇りや雨で、月が見えないことも多いですね。^^;

江戸時代の書き物を紐解くと、「この十年で、中秋の月が愛でられたのは、一度だけじゃった。
あとの九度は、雨ばっかりやもんね。くすん。(意訳w)」とあります。
やれ、江戸の頃も台風だの、秋の寒冷前線だの、秋の長雨に見舞われてたようですね。^^;

四季がずれてる、今日この頃、はてさて、中秋は晴れてくれるのかしら?
勿論、気の講座の開催日ですので、私の講座の行き来に雨は降らないでしょうが。(謎笑)

湿気や低気圧は、身体の不調の因となりますが、これから満月めがけて、月の引
力の影響で体内の水分が滞りやすくなり、浮腫みが生じる傾向が高くなります。^^;
腎をはじめ、脳脊髄液の循環も含めて、気血水の循環が良くなるようにしましょう。

講座でそうした一連の手技をお披露目するのが楽しみです。
研究では、関節包内のセンサーであるルフィニ小体やバチニ小体のリリースと、
頭蓋内部から全身をコントロールする方法について新しい発見がありました。
まとめにキリが無く、ケリも付かず、いささか私の脳はバチバチとスパークして
るようで困りものですが。^^;

あんまりキリキリと考え込むと、却って良くないことになるので、夕刻からはまっ
たりと飲みつつ、スローに寛ぐことにしましょう。w
料理を調え、ご来客をお待ちします。
本日のメニューは、以下の11品です。
1.いづみ式レタス、玉ネギ、ハムのオリーブオイルドレッシングサラダ。
2.レタスと蒸し大豆の亜麻仁油ドレッシングサラダとラム肉の冷しゃぶ。
3.エビと青梗菜、ホワイトブナピーの麻婆エビチリ。
4.刻みオクラ、ワカメ、エノキダケの冷汁、「どん玉」の温泉玉子乗せ。
5.赤ズイキの甘酢炒め。
6.ヒラタケとエリンギのガーリックバターソテー。
7.椎茸の焼いたん、スダチと醤油で。
8.キャベツと赤パプリカのコールスロー。
9.豚ロースのケイジャンスパイスカツとチーズはさみハムカツ。
10.冬瓜と鶏胸肉ミンチの生姜水晶餡、九条ネギ散らし。
11.ざるモズク、生姜入り麺つゆ・ポン酢で。

八朔祭を終え、重陽の節句を控えて、9月最初の 水曜会

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9月に入り、夜半から朝が涼しくなって、秋の気配を感じますね。
京都では、9月1日に夏の最後の祭り、松尾大社の八朔祭が終わりました。

前日の8月31日がその宵宮で、日没からは境内にズラリと設置された2500以上
もの提灯に明かりが灯るお万灯も行われ、普段はない夜間の境内が楽しめます。
特別に宣伝されたり取り上げられることはないのですが、楼門前には多くの露店
も出て、例年かなりの賑わいになります。

1.宵の宮、夜の賑わい。
2.境内に点る万灯の群れ。

今では9月の第1日曜日に行われていますが、この八朔祭の起源は、古来からの習わしで、
いわゆる「八朔」または「怙恃(たのみ)の節」といわれてきた人々の年中行事に遡るとも言われています。

この「八朔」には、ひとつには「田の実りをお供えする」と言う意味と、「稲穂の豊
穣を祈願する」という二つの意味合いがあります。
室町時代の一條兼良の「公事根源」、江戸時代の黒川道祐の「日次紀事」などによると、
旧暦の8月頃になると早稲の穂が豊かに実るので、農民の間にはその初穂を貴人、恩人に送る風習が古くからあったと
記されています。

江戸時代においては、幕府は、徳川家康が天正18年(1590)8月1日に初めて
江戸城に入城した記念すべき日であり、この日を特に正月に次ぐ祝日としたということです。
さらに朝廷においても、「後水尾院當時年中行事」に「八朔」が恒例の行事として紹介されており、
江戸時代に至っては貴賎の別なく盛大に行われていたようですね。

松尾大社の八朔祭は、鎌倉時代からに今日まで続いている八朔相撲が奉納された
り、六歳念仏踊りや盆踊りも奉納される、夏の最後のお祀りでした。

9月に入れば、秋の行事や祭があるわけですが、9日は重陽の節句ですね。
昔からの五節句のひとつで、江戸時代に定められた5つの式日(今でいう祝日)でした。

五節句は、1月7日の人日の節句(七草粥)、3月3日の上巳の節句(雛祭り)、
5月5日の端午の節句、7月7日の七夕の節句、9月9日の重陽の節句をさします。

古来、奇数は縁起の良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その奇数が連なる
日をお祝いしたのが五節句の始まりで、めでたい反面悪いことにも転じやすいと
考え、お祝いとともに厄祓いもしていました。

中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なると書いて「重陽の節
句」と定め、不老長寿や繁栄を願う行事をしてきました。
今では五節句の中でも影が薄くなりましたが、五節句を締めくくる行事として、
昔は最も盛んだったといわれています。

こうした節句は、行事と関係する植物の名前を冠して呼ばれることも多く、1月7日は七草の節句、3月3日は桃の節句、5月5日は菖蒲の節句、7月7日は笹の節供、そして9月9日は菊の節句と呼ばれています。

古来、菊は薬草としても用いられ、延寿の力があるとされてきました。
菊のおかげで少年のまま700年も生きたという「菊慈童(きくじどう)」伝説もあります。w
菊は、他の花に比べて花期も長く、日本の国花としても親しまれていますね。

本来は他の節句と同じく中国由来の行事で、日本では平安時代ごろに貴族の宮中
行事として取り入れられました。
当時は、中国から伝来したばかりの珍しい菊を眺めながら宴を催し、菊を用いて
厄祓いや長寿祈願をしていました。
これが時代とともに民間にも広がり、江戸時代に五節句のひとつとなって親しま
れるようになったようですね。

菊といえば晩秋の花という印象ですが、旧暦の9月9日は新暦の10月中ごろにあたり、まさに菊の美しい季節でした。
このころは農繁期であることや、新暦に替わって季節感が合わなくなったことなどから次第に廃れてきましたが、寿命を延ばすと信じられていた菊を使い、さまざまな風習が伝えられています。

庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれ、秋の収穫祭と合わせて祝うようにもなりました。
有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、今でも新暦の10月に開催されています。

重陽の節句では、菊酒、菊湯、菊枕など、菊のアロマ効果を図ったものが多いですね。
菊酒は、本来は菊を漬け込んで作りましたが、お酒に菊の花びらを浮かべてみるだけでも良いでしょう。w

江戸時代から重陽の節句に栗ごはんを食べる習わしがあり、「栗の節句」とも呼ばれています。
旧暦だったらそうだけど、新暦の今じゃ、栗の収穫はまだでしょうが。^^;
「おくんちに茄子を食べると中風にならない」と言われていますので、焼き茄子や揚げだし茄子なども良いのでは?w

今ではあまり知る人がないのですが、重陽の節句には、「茱萸嚢(しゅゆのう)」という縁起物もあります。
呉茱萸(ごしゅゆ)の実を緋色の袋に納めたもので、身に着けたり、飾ったりして厄除けをします。

呉茱萸は、漢方で用いられる生薬で、体を温めて頭痛を治す薬です。
繰り返し起こる頭痛、なかでも片頭痛に有効な薬として知られます。

「呉茱萸湯(ごしゅゆとう)」が向くのは、体力が低下して、手足が冷えるような人で、漢方の診察をすると、みぞおちの抵抗や圧痛がみられます。
みぞおちの抵抗や圧痛といえば分かりやすいものの、漢方では「心下痞鞭(しんかひこう)」などと記述されてますので、用語が難解で困ります。^^;

片頭痛は発作性の激しい強い痛みが特徴で、ズキンズキンと頭が痛み、しばしば吐き気をともないますね。
人によっては、ロキソニンなどの痛み止めでは効かないことも多いものです。^^;

「呉茱萸湯」は片頭痛の漢方治療では代表的な薬で、特に吐き気が伴うときに適しています。
また、うなじや肩のこりをともなうような緊張型頭痛や、頭痛に伴う嘔吐(おうと)などにも効果的ですよ。

私の片頭痛の施術では、奇経療法で手の外関と足の臨泣を結んで気を通し、公会
穴の大椎からコメカミや頭部の痛点に気を通し、反対側圧法を行う3ウェイ通気
法だけでなく、その前に気を操作して重心と可動域のバランスを整えた上で、揺
らぎの技法で脳脊髄神経を整え、重力などの負荷のないゼロポジションにセット
してからのアトラス(C1、第1頸椎)調整で脳脊髄液の循環を良くし、頭蓋ク
ラニアルで痛みの記憶をリセットする方法を主に用いています。w

どんな苦痛や不調に対しても、願わくば、即効性があって症状が治まり、戻りが
来ない技法が良いですね。
特にこの3年は施術も進化していますが、武術同様、極め尽くすことはなく、精
進あるのみです。^^;

来週土曜日の気の講座では、圧痛と可動域の検査から、どこにどういう異常があ
ろうとも、仰臥位次いで伏臥位から行う一連のシステムと、頭蓋調整にメインを
置いて、色んな不調を解消する技法をお伝えしようと思います。

そこらを効率良くまとめようと復習してると、新たな側臥位から始める技法が進
化したり、脊柱管を即座に整える気の操作法が新しくできたりと、この頃は脳が
スキゾタイプに働くようでアブない感じです。^^;

早めから飲みだすと、私の脳はオン・キリキリと物事を追求せずに、まったりス
ローになるようなので、夜更かしはせずに安眠できるようですが。w
今日は、9月最初の水曜会ですので、駄弁りつつ寛ぐことにいたしましょう。w

いづみが私の昼食にと、シメジ・ソーセージチャーハンとエリンギのバター焼き
を作ってくれましたが、その間キッチンで肩を並べつつまた錯綜しつつw、水曜
会の料理も出来上がりました。
(親切にも昼食を用意してくれるのは、私にインスタント麺とかを食わさぬため
ですが、いやはや・・・ありがたいこと。w)

明後日は高雄病院での検査日ですが、金曜というのは、水曜会並びに木曜の飲み
歌いのタタリが数値に出やすいのが難ですわ。^^;
陰陽師、タタリを怖れず、然るに小市民的に健康を気遣って田川君の煎じ薬をマ
ジメに飲み続けて、果たして結果は如何なるかと楽しみです。w

では、では、メニューの方を発表しましょう。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.冬瓜の和風冷製とろみ餡。
2.ピーマンの生姜・ニンニク・亜麻仁油・生醤油サラダ。
3.レタス、水菜、新玉ネギのフレンチドレッシングサラダ。
4.刻みオクラ、ワカメ、エノキダケの冷やしだし汁。
5.鶏手羽元の幽庵漬け揚げとニンニクの素揚げ。
6.ざるもずく、温玉入りポン酢麺つゆで。
7.茹で豚足の炙り焼き、エビチリソルトで。
8.冬瓜、人参、マイタケ、玉ネギ、鶏もも肉入りブラウンブラックカレー。
9.鶏胸肉の生ハム、辛子マヨネーズソースで。
10.豚ひれ肉、キャベツ、玉ネギのバルサミコ酢・黒酢・オイスターソース酢豚。
11.牛ロースのケイジャンスパイスカツレツとホワイトブナピーの煎り卵焦がし醤油ソテー。

8月の終わり、夜は何処で飲むが好しかと、水曜 会。

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「夏は夜、月の頃は更なり」と枕草子にありますが、日中はまだ暑い京都も、朝
晩は大分過ごしやすくなってきたようです。w
昨日からの雨で湿気は多いものの、朝は涼しく、夜もさほどに蒸すことはないでしょう。^^

夏の夜の京都の行事は、京の七夕から始まり、五山の送り火、そして地蔵盆を終
え、名残の夏になりましたが、どーも夏が終わるのは昔から寂しさを感じます。^^;

まだ、東山の高台寺では夏恒例の「百鬼夜行展」が開催されてて、夜間特別拝観は終わ
りましたが、明治時代の絵師、河鍋暁斎作の「閻魔図」「百鬼夜行屏風」が展示され、
現代の中国人作家、藤井湧泉の襖絵「妖女赤夜行進図」が初公開されています。
塔頭の圓徳院では、円山応挙作「幽霊図」や、江戸時代のユニークなおばけが描かれた百鬼夜行絵巻などが展示され
ています。

夜間特別拝観中なら夏の夜の夕涼みに出かけるのも一手ですが、夏の夜を楽しむなら、
週に一、二度は遊行、夜行に行きたいところ。w
日曜ならば、四条大宮寛遊園の「しず」にて、一カ所で飲み歌いするのがもっぱらですが、
木曜ならば、この2,3か月はあちこち模索中です。w

四条大宮にも新宿会館やら光院通りの「なごみ家」、「肉もん」やらと色々コス
パの高いところがあるのですが、最近は西院よりも四条河原町から木屋町が熱い
ようですね。w
気に入ったところには常連にはならず、お馴染みになるのがよしとするところですが、
値段が安くて美味いのは元より、雰囲気や対応、客層なども考慮に入れねばなりません。w

「しず」の静香さんや新宿会館の「京」のかっちゃんのところでは、二人とも九
州出身ですが、焼酎とか酒はなみなみと零れんばかりに注いでくれるのが嬉しい
ところです。w
料理が良くとも、グラスの酒が少なかったり、ハイボールの炭酸が利いてなかっ
たり、薄すぎたりすると、どーも呑兵衛には満足がいきません。^^;

先だっては、四条西木屋町の「きみや」へ行きましたが、人気あるレトロな店ですぐに満席になるのも納得。w
ただし先週は、地蔵盆で盆休になってたので別を当たらねばなりませなんだ。^^;

木屋町通りを四条から少し下がると、ニュー木屋町ビルというレトロで各階一店
舗しかない古びたビルがあり、そこの3階に「ちょいめし酒家まむぅ」というお店があります。
1.「〇まむ〇」という旧姓のママさんは薩摩出身ですが、アザナから店名を名付けたそうで。w
薩摩の郷土料理や手作りの総菜が楽しめますが、何より焼酎の品揃えが多く、そ
の出し方がユニークで気に入りました。w

例えば、焼酎ロックを頼むと、陶器のグラスに氷を入れて手渡され、好きな焼酎
を自分で好きなだけ注ぐというものです。w
本日のお勧め焼酎があって、800〜1000円のものでも550円で飲めるし、チェイサーに氷水をもらっ
て、二杯目は氷を足さずにまたなみなみと注げるし。ww

午後3時から開いてるのも私たちには好都合で、夜通し飲むのは翌日がタタリます。^^;
ボク、還暦過ぎて5歳ですが、良い子はなるべく午前様にはならず、カボチャに
なるまでには眠らなきゃ。(笑)

食べつつ飲んだら、どこかで歌ってカロリー消費と情動を発散し、家でまた一杯
飲み直して寛ぐのが好いかと。w
タクシー料金が上がってからは、便宜の良いバスで帰るのを目指してますが、ま
だ宵の口ならば梅津段町で降りて、高辻通りの角にある「咲良(さくら)」に赴くのも一手です。w

7時オープンで9時まではチューハイ一杯300円だし、突き出しは500円で
すが、歌は無料のカラオケスナック。
昼間はキャディの直子さんですが、お人柄良く会話も楽しめます。w

店も、工夫と気風(きっぷ)よな。などと、いづみに告げてますが、飲み歩きで色々とお勉強して、
お客様ともども楽しんでもらいたいものです。(我が亡き後も。w)

いづみの「美癒亭キッチン」は10年目を迎え、「美癒亭酒房いづみ」に7月改
名しましたが、1時オープンで定食は出さず昼飲みにして、平日は原則7時に終
わることになりました。
2.出来上がった提灯。w
3.新しい手書き看板。w

予約や、その時のノリで遅くまで開けることはありますが、木曜は定休ですので、
雨降り以外は二人して飲み歌いに行くことになってます。w
私の場合は基本的に休みはないのですが、予約の入ってないときが自由な時間。w
この2年間ほどはその時間を勉強に充て、特別なヒーリング技法の研究に殊に成
果がありました。^^

武術でもそうですが、あることができるようになると実際にやってみたくなるもので。(ワラ)
秘匿するより実践し、人へも伝授して、さらなる進化を目指したいものです。w

ヒーリング&カウンセリングも、講座もそうですが、最近とみにワクワクと機会を楽しみにしてます。
そうした気分の時は、予約が詰まっても疲れを覚えないのが良いですね。w

あと3日で8月も終わりですが、本日は8月納めの水曜会です。
明日は何処へ遊行をと画策しつつ、料理の方は仕上がりました。w

歓談しつつ、不調ある方は新しい技法のダミーになってもらったりして(笑)
名残の夏の夜を楽しみましょう。^^
4.今日のメニューは、以下の12品です。
1.レタス、新玉ネギ、赤黄プチトマトの煎り胡麻ドレッシング掛け。
2.ヤマナメタケ、刻みオクラ、ワカメの冷やし汁。
3.ナメタケ、刻みオクラ、カットトマトの冷製スープ。
4.いづみ式モズク酢。
5.男前豆腐「京おぼろ」のキムチ乗せ冷奴。
6.アボカドとプチトマトのグラタン風チーズ焼き。
7.マグロのヅケの山掛け。
8.和風肉玉じゃが鍋。
9.牛ロースのガーリックステーキ。
10.豚ロースの九条ネギオープンオムレツ、ケチャップ掛け。
11.京絹揚げのステーキ、九条ネギと大根おろしポン酢で。
12.いづみ式カボチャの塩・三温糖シンプル煮。w

京の地蔵盆を控えて、本日は水曜会

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京都は16日の送り火が終わって、23,24日は地蔵盆を迎えます。
基本的に地蔵盆は、8月の23,24日で地蔵菩薩の縁日を中心に行われますが、
準備する親や地域の方たちの都合によって、この日の前後の土曜日から日曜日に
かけて行われるところが多いですね。

また最近では、子どもが少なくなったため、2日間の開催を1日だけに短縮する場
合もあります。
発祥地である京都では、町内ごとに地蔵尊の前に屋台やテントを組んで花や餅な
どをお供えし、ゲームなどの遊び、福引きなどを楽しみます。

地蔵尊は、民間では子どもの守り佛として古くから信仰されていました。
地蔵尊はサンスクリット語では「クシティ・ガルバ」と呼びますが、
クシティは「大地」、ガルバは「胎内」「子宮」の意味で、意訳して「地蔵」とされています。

この地蔵菩薩はお釈迦様が入滅してから未来仏の弥勒菩薩がこの世に現れるまで、
人間界のみにあらず、地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてにおもむ
き、人々を救済するという存在です。

平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰が民間に広がり、
道祖神と同じように村を守る役割も果たすようになります。
そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の守護神ともなり、現在に到っています。

平安時代以降、全国にお地蔵さんは広がり、それぞれの道端にも道祖神のように
石地蔵が見られるようになったのです。
京都では室町時代に地蔵盆が大流行しましたが、東京では江戸時代になって、やっとお地蔵さんが作られたそうです。
今もそうですが、東京ではお稲荷さん信仰の方が盛んなようですね。

京都では8月22日・23日に、旧街道の入口に祀られた6体の地蔵尊を巡る「六地蔵めぐり」が行われ、多くの参拝者で賑わいます。
各所で授与される6色の「お幡(はた)」を集め、家の玄関先に吊すと、家内安全や無病息災のご利益を授かれるといわれています。

六地蔵は、平安初期の政治家、学者、また歌人としても知られている小野篁(たかむら)によって刻まれたと伝わる地蔵尊です。
篁が48歳の時、熱病にかかって仮死状態となり、地獄の世界へと至ったとき、
地獄で苦しむ罪人たちを救う、ひとりの僧に出会います。

僧は、自分は地蔵菩薩であり、より多くの人びとを救えるよう自らの姿を刻んで
ほしいと篁に頼み、篁を生き返らせてくれました。
蘇生した篁は約束を守り、1本の大きな桜の木から6体の地蔵の姿を刻むと、伏見
の地(現在の六地蔵あたり)に安置したそうです。

時を経た平安末期、後白河天皇の時代に都に疫病が流行ったとき、天皇は疫病退
散を願い、平清盛に命じて都へ通じる街道の入口6カ所に六角堂を建てると、そ
れぞれに伏見に祀られていた地蔵尊を移して安置しました。

室町時代ころから、この6体の地蔵を巡拝し家内安全、無病息災を祈願する「六
地蔵まいり」の風習が始まりました。
現在は8月22日・23日の2日間で行われ、参拝者は、「お幡(はた)」と呼ばれる
札(一カ所300円)を授かり、これを6カ所で集めて、家の玄関先に吊るしておく
と、家内安全、無病息災、家運繁栄のご利益が授かれるとされています。

ちなみに、京都の六地蔵は拝観料は無料で、以下の各地にあります。
・大善寺(伏見六地蔵)/伏見区桃山町西町24
・徳林庵(山科地蔵)/山科区四ノ宮泉水町16
・上善寺(鞍馬口地蔵)/北区上善寺門前町
・源光寺(常盤地蔵)/右京区常盤馬塚町1
・地蔵寺(桂地蔵)/右京区桂春日町9
・浄禅寺(鳥羽地蔵)/南区上鳥羽岩ノ本町93

私は、桂離宮の裏で生まれましたが、保育園も幼稚園も小学校も桂で、嵐山に引っ
越した中学でも、高校もまた桂でした。w
桂でお地蔵さんと言ったら地蔵寺の桂地蔵を指しますが、阪急桂駅からは東へ徒
歩10分ほどに位置しています。

こちらの地蔵尊は篁が木材の根元、一番太い部分を使って刻んだと伝わる、六地
蔵の中で最も大きいもので、「姉井地蔵」と呼ばれています。
ご本尊のお地蔵様は、地蔵盆の日のみ、間近で拝む事ができます。

桂地蔵さんは、普段はひっそりしていて参拝客をあまり見かけませんが、地蔵盆
には寺周辺に夜店が並び、演芸大会も催されて、大勢の参拝客で賑わいます。
嵐山に来てからは行かなくなりましたが、子供のころは桂の地蔵盆の夜店が楽し
みでした。w

例によって、20日から25日は特に顧問先への指示書作成に大わらわですので、
なかなか地蔵尊のご縁日はご無沙汰続き。^^;
松尾の鈴虫寺にも、奥嵯峨の愛宕念仏寺にも、特別な時以外は参拝できずにいま
す。。

鈴虫寺(華厳寺)のお地蔵さまには、一つだけ願をかけてありますので、成就す
ればお礼参りを欠いてはいけませんね。
私が中高生のころはそんなに参拝者は多くなかったのですが、現在はすごい人気
です。
年がら年中鳴いている鈴虫の声や幸福地蔵のご利益も人気ですが、このお寺の説
法が落語のようで面白いのですよ。w

地蔵菩薩はただ一人、飾り物を付けずに僧形で、阿弥陀如来も救えなかった地獄
の亡者全員を救う誓願を立て、地獄まで赴いた菩薩です。
その真言は、「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」ですが、「オン」は「南
無」と同じで、「カカカ」は「呵々(かか)大笑」の音で、サンスクリット語で
は「ハハハ」と発音します。

意訳するに、「お〜い。ワッハッハと大笑いせよ。笑顔とともに成就あれかし。」でしょうか。
地獄の苦しみの中で、敢えて大笑いし、笑顔を出すことで逸早く地獄の苦しみからも救われるぞ。
そのような密教の教えが秘められている真言ですね。w

大地の地蔵菩薩、宇宙の虚空蔵菩薩は、干支守護仏の勢至菩薩、調和仏の普賢菩薩とともに私にとっては大事な護持仏です。
温故知新で、仏教や密教からも色々と学び、会得して行きたいものです。w

さて、指示書作成集中期ですが、本日は水曜会。
夕刻までにできる限りを進め、夏の夜を楽しみにしましょう。w

今日のメニューは、以下の10品です。
1.キャベツとイエロープチトマトのコールスローサラダ。
2.水ナスの昆布・塩水漬け。
3.鶏胸肉片栗粉まぶし、ズッキーニ、赤パプリカのパルメザンチーズソテー。
4.鶏ハートの塩・山椒串焼き。
5.牛肩ロースのステーキ、フライドオニオン乗せ。
6.湯がきブロッコリー、ヨーグルト辛子マヨネーズソースで。
7.コンソメ煮込み豚足、クルミ味噌で。
8.豚骨ベースの冬瓜、大根、人参、男爵芋、玉ネギ、ソーセージ入りゴールデンカレー。
9.丹波ヒラタケとエリンギのバター醤油ソテー。
10.切り干し大根と蒸し大豆の和風炒め。

お盆中日、16日の送り火を控えて、本日は水曜 会。

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昨日は迎え火でご先祖を迎えましたが、お迎えは15日まで、16日には再びお皈
(かえ)り頂く「お精霊(しょらい)送り」を致します。
正式な盆行事では、13日に墓参りや迎え火などでご先祖を迎え、14・15日
の中日には家で過ごしてもらい、16日に再びの墓参りや精霊流し、送り火など
でご先祖を送り出すことになっています。

したがって、13日から16日がお盆の期間ですが、全国の風習は様々ですね。
よくあるのが、胡瓜と茄子に割り箸を刺して、馬と牛に見立て、迎えの時は早く
先祖に来ていただくべく胡瓜の馬を用意し、送りの時はゆっくりとあの世に帰っ
ていただくべく茄子の牛を用意するとか。w

霊体は質量ゼロですが、そのような物に乗って来るのではなく、故人や先祖に対
する生ける者のいわば思い遣りですね。
そうした風習は否定しませんが、それに拘ることはないかと思いますよ。w

葬儀や供養は、亡き人のためというより、生きてる遺族のためにあるものですから。
仏教の行事ではありますが、元より創設者のお釈迦様自身は、「全ての僧侶よ、
我が葬儀に関わるな」と申し渡したものです。

民間の信者が仏舎利塔を建立しましたが、時代は流れ、お釈迦様の遺骨を分骨し
た寺院こそ、正当な仏統であると誤解されてるよーな?^^;
お釈迦さまも含めて、故人の遺徳や思い出を偲び、感謝するのがお盆であり、お
彼岸の意義ではないでしょうか?w

今日、明日は、お盆の中日ですが、台風が迫ってまいりました。^^;
明日が暴風雨のピークになりそうですが、台風一過で、16日の五山の送り火が
無事行われ、万霊が滞りなく彼岸へ帰れると良いですね。

五山の送り火は、お盆にお迎えしたご先祖様の霊を再び浄土にお送りする、精霊
送りのかがり火を五つの山で焚く行事です。
京都の人は、祇園祭とかへ出かける人よりも、家のすぐ近くから見える送り火に
静かに手を合わせる人が多いものです。

16日の夜8時から、東から西へ「大文字」→「妙法」→「船」→「左大文字」
→「鳥居」の順に次々点火されてゆく送り火は、約1時間静かに燃え続け、その
間、京都市内は幻想的な雰囲気に包まれます。
地方の人がよく「大文字焼き」と言うのを耳にしますが、特に京都のお年寄りか
らは、「山焼きちゃうで。送り火や。」と怒られます。w

嵐山からは、遠くの大文字と近くの鳥居形が見えますが、朝の散歩コースの嵐山
東公園からは、鳥居形が正面に見えます。
8時20分の点火ですが、松ヤニが入った松を使うため、他の山よりオレンジが
かった色になります。

また、他山のように木を組むのではなく松明をそのまま突き立てるため、親火床
から松明を持って各火床に走ります。
この様子を「火が走る」と言われますが、保存会は寺の檀家の世襲ではなく、有
志によって構成されています。

16日の送り火の夜、嵐山では灯篭流しが行われます。
嵐山灯篭流しは、昭和24年、戦没者の霊を慰めるため、灯篭による供養を始め
たことに由来します。

1.渡月橋の東詰から、桂川に精霊送りの灯籠が流されますが、お精霊さまにこ
の灯篭に乗っていただき、浄土へお送りする行事です。
流し灯篭は、一基1000円だったかと。w

お盆と言えば、仏教行事ですが、京都では神社の神事もあります。
14日から16日は、桂川からは三条通りを東の車折(くるまざき)神社で、万
灯祭(まんとうさい)が行われます。

全国の参拝者・崇敬者が奉納された三面からなる紙灯篭に点灯し、奉納された皆
様の様々な願い事の成就を祈念する神事です。
自由に無料で見学できて、1面500円で誰でも灯篭のご奉納ができるのもいい
ですね。

昨夜は、迎え火の後、リビングで間違ってカメラが作動しましたが、薄紫がかっ
た白い光が写ってました。w
式神ではなく、迎えたご精霊ならばと、供養し献杯することにしましょう。w
故人を偲び、面白かったり、楽しかった思い出を語るのも、お盆らしくて良いで
しょう。

さて、お盆中日の今日は、水曜会です。
精進料理に拘らず、夏バテしないよう、しっかり食って、飲むことにしましょう。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.ヤマナメタケ、生キクラゲ、ワカメ、刻みオクラの冷やし汁。
2.茶豆の枝豆。
3.京豆腐「やさしくとけるケンちゃん」の冷奴、ミョウガと削りカツオ、だし
醤油で。
4.皮ごとレンジした蒸しトウモロコシ。w
5.「信ちゃんミニがんも」の炊いたん、冷やしても美味。w
6.カボチャと煎り大豆のピクルスの炊き合わせ。
7.錦糸玉子煎りアナゴ・キュウリ、ポン酢で。
8.イカゲソのニンニク炒め、フライドオニオンとレモンを添えて。
9.絹豆腐「もっちり揚げ」のバター焼き、田楽味噌と明太子乗せ。
10.牛肉、エリンギ、マイタケ、ブナシメジのすき焼き風山賊鍋。
11.鶏胸肉の生ハム、辛子と昆布醤油で。
12.豚バラ肉、人参、シメジのバルサミコ酢ソテー。
13.水ナスの昆布だし漬け。