7月の節入り「小暑」は6日でしたが、第2週に入ると既に京都でも38℃ほどの日中気温。^^;
22日の「大暑」から後の猛暑が思いやられますねえ。。
これからますます暑くなると、体温調節のために自律神経が酷使されるため、脳の温度が上がりやすくなります。
人には熱に弱い脳や体を守り、深部体温(体の内側の温度)を適温である約37度に保つ、体温調節システムが備わっています。
ところが、季節の変わり目や冷房などの影響により適応力を超えた寒暖差が生じたり、猛暑が続くと、体のバランスを整える自律神経の働きが乱れます。
すると、体温調節機能が乱れ、胃もたれや食欲不振、脳が正常に働かなかったり、だるさなど様々な不調を引き起こします。
夏場はどうしても冷たい物が食べたくなりますが、摂り過ぎると胃腸の活動を弱めて、消化不良や食欲不振の原因になります。
そのほか、ビールや清涼飲料水の飲み過ぎは、胃の中の消化酵素を薄めて消化・吸収機能を弱めますから注意しましょう。w
水分は一度に摂り過ぎると胃の機能低下を招くので、がぶ飲みを避け、こまめな補給を心がけるのが良いですね。
夏バテしないようにするには、栄養バランスのとれた食事が基本ですが、特に積極的に摂りたい栄養素は疲労回復に有効なビタミンB1 でしょう。
なぜなら、気温が15度から35度に上昇すると、体内で消費されるビタミンB1 が3倍になるからです。
ビタミンB1を多く含む食品は、大豆、胡麻、豚肉、ホウレン草などがあります。
また、暑さやストレスに対する抵抗力を高め、だるさや疲労感を取るビタミンC、
自律神経を整えるパントテン酸などを多く含む食品も意識的に摂るようにしましょう。
ビタミンCを多量に含む食品には、赤パプリカ、ブロッコリー、ゴールデンキウイなどがあります。
また、パントテン酸を多く含む食品には、レバー、カツオ、マグロ、鶏肉などがあります。
疲労回復には、タウリンの摂取も大事となります。
タウリンは甲殻類や魚介類に多く含まれる成分として知られていますが、脳や心
臓、肺や肝臓、骨髄や目など人体のいたるところに存在していて、特に筋肉には約7割が含まれています。
その量は、体重の0.1%に相当するといわれています。
タウリンは200年以上も前に発見されてる物質ですが、その効果が分かり始めたのは近年になってからです。
タウリンは、体内の生理作用がバランス良く働くように調整する働きを持っています。
肝臓、心臓の機能強化。
血圧の正常化。
短銃を生成し、コレステロールや中性脂肪の代謝調整。
インシュリンの分泌促進。
細胞の抗酸化作用。
網膜の育成の補助。
これらが分かっているタウリンの作用ですが、不足すると心臓や肝臓の機能低下、
コレステロールや中性脂肪の増加を招くことが報告されています。
人間の体内でもタウリンは合成されますが、その量は少ないため、食事から補うことが一番です。
疲労回復や夏バテの改善にも優れた効果がありますので、夏場は特に大事ですね。
3日後には、7月度の気の科学体験講座がありますが、暑くなるのは必定。
夏バテしない懇親会の料理も考えなきゃデス。w
講座では、自律神経反射のひとつ、内蔵-体制反射について展開します。
内蔵-体制反射とは、求心路が求心性自律神経、遠心路が体性運動神経からなる反射機構です。
「内臓の状態」と「体の状態」は、「反射」により繋がっており、「筋肉・筋膜・骨膜・皮膚」などに影響を及ぼします。
内臓・体性反射は、体性・内臓反射と相互作用があるため、触れられぬ内臓由来の問題も、
外に表れてる皮膚や筋肉などから反射によって解決できるということです。w
鍼灸の理もそうですが、欧米ではドクター資格を要するカイロプラティックなどの技法では、基本となっていることです。
人は脊椎動物ですので、内臓の神経も全て脊椎=背骨と繋がっています。
例えば、肺は胸椎の3番に繋がっています。
呼吸器の調子が悪い場合は、胸椎の3番がよく動かなかったり、この付近に圧痛や筋緊張が起きたり、違和感が出たりします。
このように、胃なら胸椎の5番、肝臓なら胸椎の8番などというように、内臓器の状態によって「体の痛み」を出す場所が変わってきます。
指標にもなり、治療ポイントにもなり、カイロプラティックではアジャストなどの技法、オステオパシーではよりソフトな刺激で「整体」によって身体を健康に
導くように施術するのです。
講座で体験してもらうのは、すごく簡単で即効性のある技法になります。
TL検査では、良くない部分に触れるととたんに筋出力が低下します。
逆に、可動域が悪かったり筋出力が弱かったりしたとき、治療すべき部分に触れるとテキメン改善する現象が起きます。
例えば、胃や膵臓の不調は左肋骨の下辺に触れると、筋出力が低下します。
肝臓や胆嚢に問題があると、右肋骨の下辺に触れると、同様の反応が起きます。
これらの異常があれば、伏臥位にして下部肋骨をスリックすると、数秒で改善できるものです。w
実践では、さらに気光クラニアル法で、脳からもアプローチして腹部を調整してます。
鎖骨に表れる圧痛も、大事な指標になります。
特に左鎖骨下のリンパ管は、全身のリンパ液の約85%が戻って来るところですので、特に見落とせない部分ですね。
私の最近の圧痛指標は、DRTの3大指標や12大指標と異なり、7つの部位になります。
上から言うと、後頭骨下部、鎖骨、腹部、鼠径部、膝裏、足首、足底の7カ所です。
今までは全身調整の技法から各部を各個撃破して行くような技法を用いてましたが、今回は新しい技法になります。
骨膜連鎖、骨膜・原始脳反射(脳骨連鎖反応)、振動波動のファシアによる全体波及、周波数共鳴などの理の応用です。
型としては、陳家太極拳古式技法「手揮琵琶勢」や八極拳「腕弓射虎」の応用になります。
いずれも軽く曲げた前腕を打って、「勁」を浸透させる技法ですが、猛毒も微量なら優れた薬効があるように、ヒーリングに活用できるものです。w
先週の実践事例では、7カ所中6カ所に顕著な圧痛がありましたが、最も痛んだ足底からトントントンと刺激すると5カ所の圧痛が一度で消えました。
残った箇所には違う手の型でトントンすると、圧痛はすべて消え、主訴も身体の可動痛も解決してました。w
思い返せば今年は5月以来、新規の依頼は全て一発で解決、解消できてるのが嬉しいところ。w
縁のものではありますが、改善は当たり前で、美しく問題解決できると喜びが大きいですね。^^
人の生きがいは、「居甲斐」と「行き甲斐」で成り立っている、とは故島崎敏樹博士の言葉ですが、言い得て妙ですね。
進化を目指して、まだまだもっと進みたいものです。w
然るに、お金をもらえる仕事もそうですが、出る一方の学習や研究もあまり詰め込み過ぎず、スローも心得てゆっくり行きましょう。w
筋・骨格も、内臓系も然りですが、無理を重ねるとダメージが出てタタリますから。(ワラ)
さて、本日は水曜会。
今日のメニューは、以下の13品です。
1.いづみ式湯がきブロッコリーの胡麻和え。
2.焼きちくわとキュウリの麺つゆ・ポン酢和え。
3.いづみ式モズク酢。
4.自家製厚揚げのクルミ味噌乗せ。
5.焼きナスの田楽味噌乗せ。
6.自家製厚揚げと茄子の鶏ガラだし・めんつゆ・黒酢炒め。
7.焼き豚肉、皮むきナス、トマト、青紫蘇の生姜・麺つゆ・ポン酢和え。
8.豚ロースのガーリックステーキ。
9.いづみ式鶏胸肉の水晶餡、青紫蘇を散らして。
10.冬瓜の生姜とろみ餡、冷やして。
11.エリンギのガーリックバター醤油焼き。
12.豚バラ肉とズッキーニのオイスターソース炒め。
13.牛バラ肉とピーマンの青椒肉絲(チンジャオロースー)。