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にわかに春めき、本日は3月度気の科学体験講座

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朝、嵐山東公園を散歩してると、公園のヒノキから盛んに花粉が雲のように噴出してるのを見ました。w
以前、花粉症を患ったことのある私にとっては、目の毒、鼻の毒。^^;

空気中に拡散してるのだろうなと思うと、脳の記憶で鼻奥がムズムズし、目が痒く感じてしまいます。^^;
この季節から、花粉症の症状が出やすくなって行きますね。

鼻詰まりになると、脳特に前頭葉が働きにくくなり、脳力が低下してしまいます。
そういうときは、小鼻の横を両手の1指でくるくるとマッサージし、次いで鼻の上の付け根を同様にマッサージします。

両方10秒ほどやったら、最後にナジオンを開きましょう。
右手の中指・示指を目頭上部に当て、左手の中指・示指で鼻の付け根を押さえて、両手で上下に鼻骨前頭骨縫合を開くようにするのです。
1秒1回で10秒もすれば十分で、鼻の通りが良くなりますよ。w

さて、本日は3月度の気の科学体験講座です。
資格は要りませんので、縁ある人の痛みや不調を解決する家庭医になりましょう。w

痛みを解く施術は、真皮、筋膜、関節包内の感覚受容器を再起動させることですが、そのアプローチ手順は皮膚から、神経>関節>筋肉の順位で行うことが、最も効率が良いものと考えています。
神経伝達の異常を解消することで、即座に自然と関節が動き、筋硬結も消えてしまうことが多いものです。

「拮抗圧」は、脳神経の伝達に直接働きかけて、痛みや可動域制限をリセットするものです。
「拮抗圧法」について、前回は肩の挙上や膝屈曲の可動域改善法をお伝えしました。

今回は、下肢特に股関節の痛みや可動域制限を解除してみましょう。
施術として用いる法ですが、セルフケヤーでも同様の効果がありますので、是非お試しを。w

先ず、胡坐をかいて座り、片方の脚を立て膝にしましょう。
この姿勢から、膝を内に倒して行き、床に膝が着くでしょうか?

もし着かなかったら、限界点の位置で、両手を重ねて膝の外側を固定しましょう。
これからが「拮抗圧法」による股関節内転制限の解除法になります。

脚の位置はそのままで、膝を外側に思い切り戻そうとして、両手でそれに対抗してびくとも動かないように内側に力を入れます。
内にした限界点の位置で、外に戻そうとする力と内に行かそうとする力を拮抗させて、10秒だけ待ってください。

そしたら息を吐いて手足の力を抜き、手を離して、脚も脱力しましょう。
こうすると、今度は膝が床に着くようになってるはずです。w

もし、まだちょっと固いと感じたら、もう一度やれば大丈夫。^^v
これが、「拮抗圧法」であり、即座に効果ある「ネオ活法」です。w

次は、「拮抗圧法」による股関節の外転制限の解除法をやってみましょう。
同じく、胡坐座から片方の脚を立て膝にして、膝を外に倒して、股を開き膝が床に着くでしょうか?

着かなかったら、今度は逆の「拮抗圧法」を使ってみましょう。
外開きにした膝の内側に両手を重ねて置き、膝を思い切り立てようとするのを、びくとも動かないように両掌で押さえます。

10秒経ったら、手を離し、脚の力を抜いて、息を吐いて脱力しましょう。
こうすれば、股開きで膝が床に着くようになります。

これは脳神経回路を再起動する方法ですが、関節や深部の筋肉を緩ませるにも良い効果があります。
深部硬結を解くには、普通にマッサージで緩めるにも秘訣があります。w

ずっと以前にマッサージエステに行ったとき、「脊柱起立筋がガチガチに固まってますね」と言われたことがあります。
セラピストさんは、伏臥姿勢の私の腰や背中の筋肉をマッサージしてくれましたが、これではホントは効かないのです。^^;

脊柱起立筋は解剖学上、多裂筋を緩めないと緩まないし、腰椎の3〜5番は特に多裂筋の支配が大きいものです。
それには伏臥姿勢のまま、腕立て伏せならぬ肘立て伏せのように肘を立てると多裂筋が緩んで、起立筋も緩むのです。w

もしもギックリ腰になったら、この姿勢を執るだけでも緩和できますよ。w
最も具合の良い肘立ての位置を見つけると、最も良い効果が表れます。
ゼロG・T・PポジションでいうゼロTの緊張ゼロ、ゼロPの痛みのないポジションから施術することが大事ですね。

神経はもちろん脳と直結しているのですが、痛みの記憶が脳に残っていて、不具合が解消できないでいることも多いものです。
最終的には、脳の再起動をと考え、最新の脳科学の研究も取り入れて、これからの展開を目指しています。

今回は、靭帯のフラクタル反射共鳴とテンセグリティ理論を拮抗圧に応用した技法をお伝えしましょう。
一例を挙げると、起(動)点を後頭骨、チェック(停止)点を下顎骨の先端に置いて、足首の底屈、背屈、膝や股関節の痛みを解消する方法です。

仰臥した相手の後頭部に左手を乗せ、右手の指で相手の顎先をつまんで上下に動かしてみましょう。
上に動かしにくければ背屈が、下に動かしにくければ底屈の可動域が悪いことが分かります。

このとき、動かない指先はそのままで後頭骨と拮抗していますので、後頭骨側をほんのわずか動かして指先を離すと、再チェックすれば動きが良くなっています。
顎先から指2,3本分が足首とフラクタル共鳴しますので、指を半分ずらして動きが悪い箇所があれば、同様に解除して行きます。

「片方止めて、片方動かす。拮抗させて放す」操作で、力は全く使わずに、遠位から色んな処の痛みや可動域を解決できます。
起(動)点を後頭骨にするのは、あと3法あって、チェック(停止)点を下顎骨上部の内側・外側に置くと、大腿の外側・内側の痛み、腰痛、内臓疾患の改善ができます。

チェック(停止)点を前頭骨・側頭骨に置くと、内臓、体幹、膀胱炎、婦人科疾患の改善ができます。
チェック(停止)点を鼻骨にすると、上肢、肩、腕など上肢全般の症状、指の強張りや首の痛みの改善もできます。

起(動)点を鼻に置き、チェック(停止)点も鼻にすれば、鼻骨と頸骨のフラクタル反射共鳴で、寝違いや首の痛み、頸椎の不調が改善できます。
このような起(動)点とチェック(停止)点を定めて、動きを拮抗させて放つ方法は、色々あるのでマップにしておくと便利ですね。w

手足の指と身体の共鳴関係、本日の技法はレシピにしてお渡ししましょうね。^^
お時間の許す限り、方法は簡単ですので、色々と試して会得してください。

講座が終われば、例によって会場をこちらに移して懇親会の宴をしましょう。
抗酸化作用の強いブラックソルトをあれこれに使って見た結果・・・
人数が少ないであろうというのに、今日のメニューは以下の15品になりました。w
1.水菜とワサビ菜のシーザードレッシングサラダ。
2.湯がきブロッコリーの深煎り胡麻ドレッシング掛け。
3.菜の花のお浸し、辛子だし醤油絞り。
4.菊菜の摺り胡麻・辛子・昆布だし・刻み奈良漬・豆腐の白和え。
5.豚バラ肉、白菜、エノキダケ、豆腐の豚骨醤油鍋。
6.自家製厚揚げの青ネギ散らし、手作りスダチポン酢で。
7.牛肩ロースステーキとエリンギのバターソテー。
8.鶏手羽先のブラックソルト塩焼き。
9.鶏胸肉のガーリック胡椒風味唐揚げ。
10.いづみ式京生麩、蓬麩と粟麩のバター焼き、辛子醤油で。
11.いづみ式ゴボウの天ぷら、好みでブラックソルトか手作り酢橘ポン酢で。
12.牛肉、新じゃが、人参、大根の和風煮込み。
13.カボチャと蒸し黒豆の合わせ煮。
14.しろ菜と京うらら揚げの炊いたん。
15.新じゃがの幽庵照り煮、パルメザンチーズ振り掛け。

3日後に3月度の気の講座を控えて、あれこれ考 えつつ本日は水曜会

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3月に入って第2週、三寒四温の気温変動で季節は移ろって行きますが、一昨日の朝は愛宕山から裏北山にかけては積雪してました。
灯油が高くなってるというのに、まだまだストーブが要りますね。^^;

今朝6時の京都は気温が1℃でしたが、昼過ぎには13℃以上に上がるようです。
この頃は朝の散歩にコートは着ませんが、風が吹くと首や顔は冷たいものの、歩いていると温まります。

嵐山東公園では、鶯が鳴き、アオサギが2羽池に佇んでましたが、珍しくキツツキの姿も見ました。
メジロ、ホオジロ、セグロセキレイなど一目で分かる鳥はいますが、ずいぶん名前を忘れてしまっています。^^;

頭脳の劣化を感じ、空亡年は亡失や失念による損失には要注意ですが、3月は私にとって、母胎内に居なかった無縁の月にして、空亡月でもあります。^^;
そのためか、新規顧客のないことで予約が少なく^^;その分、考える時間が多く取れてるようです。w

3日後には3月度の気の科学体験講座がありますので、内容の選択と展開を考えてますが、組み立て手順も大事ですね。
組み立てや手順は、施術でも同じことです。w

例えば、痛みは脳がキャッチして認識されるのですが、これは真皮、筋膜、関節包などのポリモーダル受容器が発信して脳に伝えています。
ポリモーダル受容器は、最強のブラジキニンなどの発痛物質を受けて、神経線維を通り脊髄に伝えられた電気信号が大脳に伝えられ、痛みとして認知されます。

これらの発痛物質は、血漿に生じるのですが、それは血漿の酸素が不足して発生するものです。
このことからも、痛みある部分だけでなく、全身の血流を良くすることが大事となります。

ここ3,4カ月は気血水の「血」の観点から、血流を良くする方法をあれこれとやって来ました。
最初は巻き肩、猫背、ストレートネックなどによる身体の歪みを正して、呼吸がしやすくなる方法でした。
胸鎖関節、胸肋関節、肋間筋、横隔膜などのリリースによって、呼吸の度によく胸郭が膨らむようになります。

鎖骨下動脈を開放し、腋窩神経叢や横隔神経の詰まりを解除することで、自律神経の働きを良くすることもできます。
重力と日常動作によって、肝臓や腎臓などが下垂するのを元の位置に戻したり、内臓と腹膜との癒着や腹部大動脈、内腸骨動脈などを開放することも大事です。

出生時に赤ちゃんが産道を2,3回転して脱臼しながら生れるので、腹内の腸間膜根の緊張で、自然とヒトは右の腸骨が前上方へ変異しています。
ゆえに腸間膜根をリリースすることは特に大事で、今まで何をしても解決できなかった慢性腰痛の原因はここにあることが多いものです。

これは右脚からアプローチして行き、右鼠径靭帯から緩めて行くのですが、その際、回盲弁もリリースしておくことが有利です。
回盲弁は盲腸の付け根にある器官ですが、実は胸腺から分泌されるナチュラルキラー細胞などがここで作られているので、細胞の修復にはとても大事な器官になりますから。

痛みを解く施術は、もちろん真皮、筋膜、関節包内の感覚受容器を再起動させることですが、徒手療法の施術は全て外の皮膚から触れるしかありません。
よって、皮膚を通じて何処にアプローチしているかを明確にイメージすることが大事になります。

然るに、そのアプローチ手順は皮膚から、神経>関節>筋肉の順位で行うことが、最も効率が良いものと考えています。
例えば可動域の不具合や動作痛がある時、痛む筋肉の硬結を緩ませても痛みや不具合が取り切れなかったり、翌日には戻ってしまう事例が一般には多くあります。^^;

それが神経伝達の異常を解消することで、即座に自然と関節が動き、筋硬結も消えてしまうことが多いのです。
筋肉や筋膜の硬結、癒着に対しては、圧し込むのではなく引く「陰圧法」による「二点一字螺旋法」や「均等圧」がとても有効でした。

神経伝達の再起動には、「拮抗圧」が大変効果的です。
講座では、関節を狙った「拮抗圧法」やフラクタル共鳴を応用した頭蓋からの「拮抗圧法」を会得していただきましょう。w

フラクタル共鳴や反射反応を用いると、痛む箇所には触れなくても、例えば頭蓋から手足の末端までも痛みや可動域制限を解除できます。
以前は、顎骨と脚のフラクタル共鳴反射から、顎の先端付近を操作して足首の背屈・底屈を改善したり、上顎骨を操作して股関節の可動を改善することを体験してもらいました。

学習と研究の結果、フラクタル共鳴や反射反応がよく表れる頭蓋マップが、ほぼほぼ完成しています。
例えば鎖骨と眉の対比、冠状縫合では中央がC(頸椎)1から側面がC7までの横突起に反射反応すること、矢状縫合を辿って行くと冠状縫合からラムダ縫合までがC1からL(腰椎)5番までの棘突起に反射反応して、ラムダ縫合を辿ると臀部から股関節までが関連していることが分かりました。

鼻骨と尾骨が反射反応関係にあることは、パーキンソン病に於いて多くの事例で尾骨が左に変異していて、それが鼻骨の曲がりにも表れていることから分かりました。
鼻骨は軟骨ですから操作しやすいものですが、それが鼻骨の上辺から鼻先に向かって、C1からC7さらに咽喉前面へと反射反応することも知りました。

これが分かると、皮膚をつまんでどちらに行きにくいかを判別するだけで、操作は簡単に行えます。
「片方止めて、片方動かす。拮抗させて放つ。」という操作で、1〜3回も操作すれば、ロックは解除され、可動域が改善して痛みも解消できるものです。

以前お伝えした「二点一字一方」は、痛みのある個所に指腹を触れ、もう一方の手で皮膚をスキャンして反射反応点を捉えて、拮抗させて放すことで即座に硬結を解くものでした。
この方法をフラクタル反射を応用することによって、痛む部分には触れずに遠位からの解決が可能になります。

最新の脳科学の理論とキネシオロギーの導入によって、脳の内部にアプローチして、脳の機能を正常化させる技法がこれからさらに発展できることでしょう。
コロナ禍の2年、ずいぶんと学習・研究出来ましたが、空亡期に学び得たことはさらに役立つことになりますので、進化を目指して精進して行きます。w

施術の方法には様々な技法があるわけですが、手順については、痛む部分を直接最初にではなく、遠位から行うことが効果的であろうと考えています。
戻りや取り残しのないような手順についても、Pain・Loose・TechnicやX-scan・Technique、7’sLinkなどの学習を統合して、再考することにしましょう。

医療も、徒手療法も、あらゆる治療法もですが、その範囲での限界があることは言うまでもありません。
が、今までの観点に固執せず、別の観点からの考察も大事ですね。

思うに、存在しない万能の神ならぬ人が行えることは、縁に応じてその分を尽くし、触れる方が内なる治癒力・復元力を発揮するお手伝いをすることですから。w
東洋医学に於ける気血水の観点の温故知新や、脳科学、細胞生理学、量子力学などの応用については、これからの臨床に大事な要素となることかと思います。

さて、春めいてきて、本日は水曜会です。
曇ってますので、花粉はさほどでもないでしょうが、昨日は黄砂も花粉も多かったですね。^^;

これからは、花粉症状が強くなって行きますね。^^;
花粉症の方は、胸鎖関節(鎖骨の下の中央寄り)の窪み付近に、必ず圧痛点があります。
左にあるならば、右手の人差し指か中指をそこに当てて、左肩を後ろにぐるぐると2,30回回せば、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなどが改善できます。

その付近に違う圧痛点があれば、次にその箇所に指を当てて、同じように肩を後ろ回ししましょう。
圧痛点はあまり強く圧さず、筋肉に触れてるだけで良いですよ。

仕上げに、片手の示指・中指を鼻の上部付け根に当て、別の手の示指・中指を目の内側付け根に当てて、鼻骨・前頭骨縫合を開きましょう。
鼻骨上部の付け根にある隙間を、ちょっと中にえぐるようにして上下に開くわけですが、10秒足らずで目鼻の調子が良くなりますよ。w

家庭医になって、ちょっとした技法で、自他の痛苦や不調が改善、解消できると良いですね。
また、これも資格は要りませんが、食医になって、家庭薬膳を美味しく提供するのも健康長寿に役立つことです。w

前回も書きましたが、酸化還元力の高いブラックソルトを入手してあるので、これを色々な料理に用いて、デトックスとアンチエイジングを図ってみましょう。w
今日のメニューは、以下の10品です。
1.菜の花のお浸し、削りカツオ掛け。
2.ツマミ菜と豚小間肉のソテー。
3.ヒジキ、蒸し大豆、黒胡麻、ホワイトブナピーの麺つゆ炒め。
4.九条ネギと京うらら揚げの衣笠煮、好みで山椒を振って。
5.牛バラ肉、マイタケ、シメジ、明石麩の木こり鍋、仕上げに菊菜を入れて。
6.ラム肉と九条ネギのジンギスカン炒め。
7.湯がき豚足の炙り焼き、ブラックソルトで。
8.エリンギのガーリックバター炒め。
9.男爵芋のスライス、カリカリベーコン、エノキダケ、九条ネギの麺つゆ炒め。
10.キタアカリの甘辛幽庵、水菜を添えて、好みで粉チーズを振って。

明日は上巳の節句、ひな祭りですが、我関せずに 本日は水曜会w

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3月に入り、明日は3日の「ひな祭り」、江戸時代に定められた五節句の一つである「上巳(じょうし)の節句」にあたります。
旧暦の3月3日頃は桃の花が咲くため、「桃の節句」ともとも言われていますね。

紀元300年頃の古代中国では、3月の最初の巳の日に川のほとりに男女が集まって災厄をはらう「上巳の祓い」という行事がありました。
また文人が川の上流から盃を流し、自分のところに流れ着くまでに詩を作るという曲水の宴を催していました。

本来は「3月最初の巳の日」が「上巳の日」なのですが、日付が毎年変わってしまうので、魏(ぎ)の時代(紀元220〜265年)になって3月3日に固定されたそうです。
本来、奇数の重なるゾロ目の日は、陰陽思想で「陽極まって陰となる」不吉な日なので、祓いをするのが風習で、めでたくはなかったようですね?^^;

中でも、上巳が忌むべき日とされたのは、漢の時代(紀元前206年〜220年)の故事が由来になっています。
漢の徐肇(じょちょう)という男性の家に、女の三つ子が生まれました。

ところが、誕生から3日後に3人とも亡くなってしまったので、人々は「これは何かの祟りじゃ」と恐れ、川で沐浴して禊をしたことです。w
この日が丁度「3月の最初の巳の日」だったため、「上巳節」という祓いや禊を行う日になったといわれています。

そして、この「上巳節」が遣唐使によって日本に伝えられ、最初は天皇のために厄祓いが行われました。
これが平安時代になると、「上巳の節会」と呼ばれる宴会として定着したようです。w

古来、日本では、自分の体を草木やワラで作った人形(ひとかた)で撫でて汚れを移し、それを川などに流していました。
今でも、穢れを紙の人形に移して川に流す「流し雛」の風習が受け継がれていますね。

「ひな祭」の起源は、平安時代に人形(ひとがた)を貴族の日常生活を真似た遊びに用いた「ひいな遊び」ですが、「ひいな」とは「小さくてかわいらしいもの」という意味があり、現代でいう「おままごと」ですね。
「ひいな遊び」で使われた人形は、人の代わりに身に降りかかる災厄を受けてくれると考えられ、厄祓いの「流し雛」として川や海に流されるようになりました。

もともとは穢れを祓う上巳の節句が、現在のような女の子のお祭りになったのは、室町時代末期であるといわれています。
その後江戸時代に入って平和が訪れ、幕府が五節句を制定したことにより、女の子の誕生を祝って初節句にひな人形を飾るという風習が生まれました。

これが江戸から地方へ、武士階級から庶民へと広まっていったようです。
江戸時代初期、寛永6年(1629年)に、京都御所で「ひな祭り」が催され、その後江戸幕府の大奥での「ひな祭り」が行われるようになりました。

江戸時代の中期には、女の赤ちゃんが誕生したことを祝う初節句の風習が生れ、ひな祭りはますます盛んになりました。
最近はひな祭の風習も廃れてきているようですが、以前は各家において代々伝わってきたおひな様を飾り、節句ののおせち料理を食べていたものです。

菱餅、ひなあられ、白酒、散らし寿司、鯛や蛤などがひな祭りのお節料理ですね。
おせち料理というのは、必ず縁起ものであって、祝いや願いの呪(しゅ)が意味として込められているようです。w

例えば、ひなあられでは、ピンク・緑・黄・白が四季を表していて、「一年間、女の子が幸せに息災に過ごせるように」という願いが込められています。
菱餅は上からピンク、白、緑の3色ですが、これには雪(白)の下に新芽(緑)が芽吹き、雪(白)の上に桃の花(ピンク)が咲いているということで春を表現しています。
さらに色の呪では、桃のピンクが「魔除け」、白は「清浄、純潔」の禊、新芽の緑が「健康、成長」を表しています。

散らし寿司の具にも意味があり、エビは「長生き」、豆は「まめに働く」、レンコンは「見通しが利く」などの縁起が良くなるような意味が込められています。
鯛は「めでたいもの」の象徴ですが、ハマグリの貝殻は対になってる貝殻でなければぴったりと合わないことから、仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と添い遂げられるようにとの願いが込められています。w

中でも、白酒は、江戸時代後半に定着したそうです。
これには諸説あって、「大蛇を宿した女性が、ひな祭りの日に白酒を飲んで、大蛇を流産させることができた」という逸話から、胎内に悪い子が宿らないよう白酒を飲む風習が生まれたという説。w

他にも、桃の花を酒に浮かべた中国の「桃花酒(とうかしゅ)」が、邪気祓いに伝わったという説があります。
これは敷地の桃の花が咲く頃、焼酎ロックに花を浮かべたり、サラダに花を散らしたりして、私のよくやってる仕業です。w
本来、上巳の節句は旧暦の3月3日なので、4月にならないと、敷地の桃は咲きませんが。^^;

ちなみに、白酒と甘酒を混同してしまう人が多いようですが、白酒は家で作れませんし、アルコールが入ってるのでお子ちゃんは飲んではあかんのです。^^;
甘酒は家でも作れるし、ノンアルコールのものも市販されています。
本来、白酒はアルコール入りなので子供が飲めないから、ノンアルコールの色の白い甘酒を子供用に準備したのが由来でしょう。w

一般的に甘酒は、ご飯やおかゆなどに米こうじを混ぜて保温し、米のデンプンを糖化させたもので、アルコールをほとんど含まない甘い飲み物です。
昔から庶民の手作り飲み物として親しまれ、作り方も意外と簡単で一晩でできることから一夜酒ともいわれていました。

一方、白酒は、みりんや焼酎などに蒸したもち米や米こうじを仕込み、1ヶ月程度熟成させたもろみを、軽くすりつぶして造った酒のことをいいます。
昔からひな祭りなどで供えられ、白く濁り粘りと甘みがあり、アルコール分は10%前後、糖質が45%程度も含まれ、酒税法ではリキュール類に分類されています。

さて、本日は、3月最初の水曜会。
計算機が壊れるわ、玄関の電灯が消えるわ、買い替えに行ったら昼光色を渡され、挙句明日にならんと入荷出来ないとかバタバタでしたが、何とか一段落。^^;

最近、ブラックソルトというパキスタンのヒマラヤの岩塩に凝っていて、紅塩の47,8種のミネラルに比べ、ブラックソルトは何と78種。w
紅塩には抗酸化作用はないのですが、塩では唯一、ブラックソルトに強い酸化還元効果があるそうです。

パキスタンでは、この塩は古くから胃腸薬の代わりや、打撲捻挫の痛みをとるために使われてきました。
打撲や骨折時には、この塩をお湯に溶かして患部に掛けたり、胃痛時にお水に溶かして飲む習慣があるといいます。

ブラックソルトは、高いデトックス効果があるため、魔除けや浄化のためにも使われてきました
生で用いると硫黄の匂いがするのですが、茹で卵や野菜サラダに合うし、熱を加えると硫黄臭は消えます。
風呂に入れると硫黄の香る温泉のようになり、ピンクソルトやクリスタルソルトの浴用塩よりもよく温まります。

今日はこれを料理に使って、楽しみましょう。w
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、ワカメ、モズクのだし三杯酢和え。
2.愛彩菜(ワサビ菜)とスイートコーンのシーザードレッシングサラダ。
3.野蒜(ノビル)の一文字ぐるぐる、ヒマラヤのブラックソルトで。
4.法蓮草のお浸しだし醤油絞り、黒胡麻を散らして。
5.ブラックソルトで牛肉、玉ネギ、メークイン、人参のカツオ昆布だし煮込み。
6.豚バラ肉、大根、白菜、豆腐の郡上味噌鍋、仕上げに菊菜を入れて、山椒を振って。
7.鶏手羽元のリンゴ酢油淋鶏(ユーリンチー)。
8.人参、白ネギ、ホワイトブナピー、合挽ミンチ入り麻婆(マーボー)茄子。
9.豚ロースのガーリックステーキピカタ。
10.ズッキーニのクリームチーズ・もろみ味噌乗っけ。
11.いづみ式レンコンのはさみ焼。
12.鯖の生姜味噌煮込み。

亡友と漢方、血流をあれこれ考えつつ、2月最終 水曜会

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今日は天皇誕生日の祝日だそうですが、我関せずゑん。w
2月は28日までしかないので、夕刻までに翌月の講座案内や顧問先への指示書郵送を完了せねばです。。

今日が2月最終水曜会なので、昨日からカレーと淀の丸大根の煮込みを仕込んでましたが、時間の経つのが早いことです。^^;
それでも煮込みの最中には、「美味しゅうなぁれ」と呪(しゅ)を掛け念を入れるだけでなく、あれこれと考えることが多いです。w

気・血・水を今までとは違う観点から研究することで、この3年色んな発見がありました。
その中で、岩間式活性道法や皮膚整体などに学び、血行を良くすることの大事さを再々認識しています。

胸肋関節や胸鎖関節の不具合を解決し、肋間筋や鎖骨下筋を緩めて、鎖骨下動脈を開放すること。
腸間膜根や鼠径靭帯を緩めて、腹部動脈を開放すること。
真皮と下部組織の癒着を開放し、毛細血管の再生と活性化を促すこと。
これらが、今までの講座でお披露目してきたことです。

血液には酸素や栄養素だけではなく細菌やウイルスから身体を守る白血球や抗体、さらにはホルモンや処理される老廃物なども含んでいます。
こうして血流を良くすることで、細胞自体が良くなり、DNAレベルでも修復が進むことが分かっています。

取れない筋硬結はないのですが、内臓機能の低下や石灰化した関節包までも、血行を良くすることが解決の道と考えています。
ある例ですが、膝裏の靭帯がガチガチで膝痛があり、前脛骨筋や腓骨筋内部にも、大腰筋と腰方形筋にも筋硬結が多数あって、どこから解決して行くか、ふむむと考えたことがありました。

そこで先ずは血行路を良くすることから始めようと思い、右足の前脛骨筋→腓骨筋→内転筋→鼠径靭帯→大腰筋の順で、内部動脈の血行路を開放する施術を試みました。
一部分はそれぞれ10秒ほどの施術法ですが、血が一巡することで全ての筋硬結が無くなり、ゼロG・P・Tテクニックを使わずとも、膝の痛みも消えたのです。w

最近学んだ大沼式人体科学では、以前モルフォセラピーで学んだ靭帯の歪みの法則が、出生時の先天的システムエラーにあることが記されていました。
赤ちゃんが産道を脱臼しながら回転して生まれてくるとき、腸間膜根によって右の腸骨が上前方に変異し、鼠径靭帯が歪み、それが左鎖骨の変異とリンクしているというものです。

それらは主に内腸骨動脈や鎖骨下動脈を圧迫するもので、施術は血液の循環を良くすることに徹するものですが、癌や難病、不治の病例が根治した実績のあるものと紹介されています。
元高雄病院名誉院長だった亡友、洋さんが居れば、色々と談義したいところですが・・・それは叶わず。^^;
自分なりに、さらに深めて行くよう精進しましょう。w

私は、現代の陰陽師と自認している気の科学を用いるセラピストであり、カウンセラーでもあるので、TL検査などで薬の適・不適などを指摘することはできます。w
しかしながら漢方医でもヤクザ医師、ちゃう薬剤師でもないので、薬を処方したり、一服盛ることはできません。(ワラ)

血液の循環を良くすることで、細胞やDNAレベルでの修復もできるのだったら、漢方医や薬剤師さんたちはどう活用を考えるのかな?
黄帝内経には、痛苦や症状あることは必ずオ(病ダレに於)血ありと説かれているので、この完全なる解決・解消が根治の決め手となると思います。

血行を改善する漢方薬は、主に活血薬(かっけつやく)を中心に、理気薬(りきやく)や補血薬(ほけつやく)を組み合わせたものになります。
活血薬とは、それ自体に血行改善作用のある生薬であり、桃仁、川きゅう、牡丹皮、紅花、延胡索などが代表的です。

理気薬とは、気の流れが悪くなっている気滞を解消する生薬です。
血は気の力によって身体中を巡っているので、気の巡りが悪くなると血の流れも悪くなってしまいます。
血行不良はしばしば気滞によって起こるので、理気薬は血行改善に不可欠な生薬といえます。

気の流れは、主に精神的ストレスによっても悪くなります。
精神的なストレスに晒されて、身体が硬くなり肩こりが悪化するようなケースは、典型的な気滞由来のオ血の症状といえます。
代表的な理気薬には、柴胡、厚朴、半夏、薄荷、枳実、香附子などが含まれ、ストレスを緩和する作用を持っています。

オ血は気滞の他に、血虚によっても引き起こされますし、オ血から血虚に陥るケースもしばしばです。
血虚を改善する補血薬には、主に地黄、芍薬、当帰、酸棗仁、竜眼肉などが挙げられます。
栄養状態がすぐれないような方には、補血薬が不可欠となります。

上記の他にも血行は冷えによっても悪化しやすいので、その際には身体を温める散寒薬(さんかんやく)が使用されます。
代表的な散寒薬には附子、桂皮、乾姜、呉茱萸、細辛などが含まれます。

冷え以外にも水分代謝の滞りや気の不足によってもオ血は起こります。
したがって、個々の人の症状や体質によって漢方薬を処方するのですが、それこそが漢方医や薬剤師の技能であり、醍醐味でもあると思います。

対処療法ではなく、患者の立場では戻りなき根治療法こそが求められるわけですが、特に医学の細分化しすぎた専門分野で、総合的な診立てと根治を目指す方向に進んでいるのであろうか?
それが疑問なのですが、国家資格の柔道整復師や鍼灸医が学校で学んだ技法がどこまで臨床で役立っているのかはもっと疑問です。

顧問先には鍼灸・整体院もあるのですが、コロナ禍からは進化のチャンスと捉えています。
ここ10年ほどの脳科学や人体生理学は素晴らしい進歩があるのですが、医学者や医師でなければ、その方法は「代替医療」とされ、病院の臨床では使われないことがほとんどです。

全身の血流を良くして、傷んだ細胞やDNAを修復する新しい処方ができると良いですね。
漢方のさしたる知識や造詣がなくっても、今や多くの病院などで、漢方薬は使われていますから。w

岩手の小栗君や長崎の徳永さん、高尾病院所縁の専門家の意見や処方論も伺いたいところです。w
癌細胞は消えたけど、放射線の後遺症にヤられた洋さんに、今できるならば話し合って、血流を良くして全身の細胞を修復する施術もしたかったなあ。。

彼の考案した「養腎降濁湯」で、人工透析が必要だった患者さんが回復した幾十例がありましたが、これも彼の「経方理論」に拠るものです。
この理を通して「養腎降濁湯」はできていますが、臨床では必ず生薬の加減を行ってましたね。
その加減こそが、漢方の大事中の大事だと思っています。

よく洋さんは、「この処方、美しいじゃろう。」と言いましたが、カレーだけは凄まじい処方で、冷凍したのをアルミ鍋で融かそうもんなら、鍋が熔けました。w
料理も匙加減、施術は所作と組み合わせの妙が美しくありたいものですが、今夜のカレーは劇カレーではなく程良い旨味と風味のあるカレーに仕上がっています。^^

2月最後の水曜会の料理が仕上がりました。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、ワカメ、ナメタケ時雨の麺つゆ和え。
2.うるいのサラダ、クルミ味醂味噌を添えて。
3.山クラゲのナムル漬け。
4.かしわと玉ネギ、3色パプリカ、ニンジンの南蛮。
5.淀(丸)大根の八丁味噌煮込み。
6.鯖の水煮、スライス玉ネギ、さくら貝割れのマリネ。
7.苗木シイタケの焼いたん、手作りポン酢を掛けて。
8.京うらら揚げの焼いたん、青ネギを散らして、大根おろしと醤油で。
9.海老名高原ソーセージ、ホワイトブナピー、人参、玉ネギ、メークインのヴィヨンカレー。
10.鶏胸肉、玉ネギ、シメジ、キクラゲの玉子とじ。
11.牛肩ロースステーキとエリンギのバター・ブラックペッパー焼き。
12.アボカドとシメジのチーズ焼き。

早や、二月も半ばを過ぎ、本日は水曜会

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4日前に参加者3名の2月度の講座を終え、翌日の法則講座はマンツーマンの受講となりましたが、内容は濃かったことかと。w
気の講座では上半身の血行路の開門、拮抗圧による可動域制限の解除、皮膚の受容器作用と誘発動作によって全身や動作痛のある部分の不具合や痛みを即解除する方法をお伝えしました。
法則講座では、命式・大運・表裏の十二運をグラフ化することによって、進行を測り転用を図る法をお伝えしました。

次回からは、復習も踏まえつつ、新しい展開を目論んでいます。w
最新の脳科学を踏まえて、脳神経へのアプローチを考えていますが、痛みや不具合の解決だけでなく、脳力のアップや諸々の無意識的阻害要因を解除できることが応用の広いものになるでしょう。

4日後は誕生日にして、第2法則講座のある日です。
日曜日ですので、普段ならば夕刻に四条大宮辺りに他出して、飲み歌いをする日。w

ですが、蔓延防止対策によっていつもの店は閉まっており、これからさらに延長されるようで、先行きが見えませんね。^^;
気に入ってた四条大宮のディープゾーンにある古い店も、最早閉店したらしいです。。

認証店では酒の提供をしている店も多くあるのですが、新しい処を御用改めしても、なかなかここはという処には巡り合うのが難しいですね。^^;
味と値段と雰囲気の総合評価、店員さんの対応の良し悪し、酒呑みゆえのグラスに注ぐ量の気風の是非。w

人の好みも3:4:3(サシミ)の法則に分かれるものですが、ネットの評判なんて当てにはできないものですね。^^;
初めて行って、2度目はないなと思うこと、結構あるのが飲食店選びの難しさですよね?w

先週の日曜日は、午後に独り、烏丸から錦通りを新京極まで歩き、それから木屋町を巡りましたが、ここ!という気線を惹かれる店は無し。w
新京極公園で一服してると、ちょっとしたハプニングがありました。w

雨がしょぼ降ってたのですが、雨に濡れたベンチにコートを着て腰かけ、傘をさしてる初老のご婦人あり。
何ゆえに冷たい石のベンチに尻を濡らして座ってるんだろう?w

それとなく見てると、腰を上げかけては小さく「うっ!」とつぶやき、また座ることの繰り返し。
これって急性腰痛じゃない?と思って、「どうされましたか?」と声を掛けると、あにはからんやその通り。w

救急車を呼ぶのも大層だし、思わず「ちょっと看ましょうか?」というと、涙ぐみながら頷かれました。
前日の気の講座でやった技法で、痛む腰の部分に右手の2指を当てて、服越しに皮膚に触れ、操作すると3秒で痛みが解消。w

帰る途中でぶり返すと難儀なので、念のために2分ほどで全身を整えておきました。w
お礼をと仰るのを一旦は断ったのですが、どうしても受け取ってと言われて、燻製玉子を合計4個戴きました。w

いやはや、家庭医の芸は身を助ける?というか、困ったときはお互い様です。w
その後は三条大橋でいづみと待ち合わせ、先斗町の串揚げ店に行きましたが、1時間ほどで退散しました。^^;

モロキュウの胡瓜の乾燥加減は目を瞑っても、もろみ味噌が糸を引いてて、舌に酸味と刺激を感じたからです。ーー
一口食べただけで引いてもらうと店長がやって来て、店を始めて3,4年ずっとこの味噌で!と強調するのですが、それって管理の問題で仕入れの問題じゃないし。^^;

私ら、そうしたことでゴネないし、2度とは行かぬと思うだけです。w
早々に家に帰って、もらった燻製玉子で一杯飲ってる方が、よっぽど気分の良いものす。w

月曜日には昨年行けなかった歯のメンテを済ませて、マイスターでオックステールとラム肉を購入。
この日はバレンタインデーに当たり、禁断のショートケーキでワインを飲むという快挙を果たしましたよ。w

昨日は運転免許の更新を済ませましたが、次回の更新は70歳を超えるので面倒なことになりそうです。^^;
私用も然ることながら、28日しかない二月は、いつもバタバタと日にちが経ってしまうようです。w

「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」と昔からの言葉にありますが、ほんに時間は貴重ですね。
時間は貯蓄も出来ないし、使わなくても消えてしまうもの。w

細切れの時間を活用して、せいぜい上手に使うようにしましょう。w
牛テールスープは絶品に仕上がったので、明朝施設の父にも届けようかと。
ラム肉も上質だったので、青森のバラ焼きの要領で、玉ネギと炒めましょう。

したがって、今日のメニューは以下の11品になりました。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
2.法蓮草のだし醤油絞り、黒ゴマ散らし。
3.人参ともやしの鶏ガラだし炒め。
4.ラム肉と玉ネギのバラ焼き。
5.豚バラ肉、近江蕪、エノキダケの昆布敷きカツオ節・焼き飛魚だし味噌煮。
6.牛テールの赤だし煮込み、大根と生コンニャク入り。
7.味噌煮込み堅豆腐の青ネギ散らし。
8.近江蕪の生姜とろみ餡。
9.いづみ式紅生姜入りだし巻き。
10.ちりめんじゃこのエノキ・ナメタケ時雨和え。
11.自家製揚げ豆腐、クルミ味醂味噌と生姜だし醤油を添えて。

本日は第2土曜につき、2月度の気の科学体験講 座開催

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木曜日は伏見稲荷大社の初午大祭に行ってきました。w
1.土日であれば、例年なら10万人を超える参拝者ということでしたが、コロナのおかげで空いてたこと。w

到着は昼前でしたが、それでも当日しか授与されない「しるしの杉」と「成就の鍵」のセットは完売されてました。^^;
なので、私は「しるしの杉」と別途、常売されてる「成就の鍵」を購入し、いづみは店用の「しるしの杉」をゲット。w

昼は大社の傍にある店で、稲荷寿司と雀の串焼き、鰻の蒲焼きでビールを一杯。w
それから四条へ寄って焼肉でハイボール飲んだ後、先斗(ぽんと)町を三条まで散策し、再び四条へ木屋町を下りました。

3時から開いてたはずの「きみや」が5時からに変更されてたので、近くの「鳥せえ」で焼き鳥ちょい飲みセットと違う焼き鳥を追加してハイボールと焼酎を。w
するともう5時近くになってたので、「きみや」に寄って、パセリのナムルにバケットを薄切り焼きにしてもらってハイボールで乾杯。w

流石に腹が膨れていたので、〆の中華そばは断念して帰宅しました。^^;
が、やっぱり家でも飲み直しするので、まあこの夫婦、よく飲むことよ。w

前日の水曜会でも多分私が一番飲んでたと思うけど、
それでも酒が残ることもなく、元気で外飲みできるのは何よりです。(ワラ)

昨日は2件の予約カウンセリングを済ませ、今日は2月度の気の科学体験講座。
ですが、参加者はまた減り、会員の食いしん某君は火曜から風邪ひいてダウンとか。^^;

病院ではコロナは陰性と診断されたとのことですが、オミクロンの方が症状は軽かったかも?w
人工透析が週3回から2回に減ってたのですが、この風邪で1回になり、それでも支障がなければ人智を超える所業かと。(ワラ)

類は類を呼ぶというか、私の周りの親しい人には寅卯空亡が多いのですが、失念と油断には注意して、学びを意識して行動して行きましょう。w
2月度の講座は、先ず上半身血行路の開放から始めましょう。

皮膚の真皮の下から癒着を剥がし、下部動脈の圧迫を解放し、毛細血管の血流と再生を促し、筋膜の滑走まで良くする技法です。
気血水の血という観点から、血流を良くするのが主目的なのですが、副効果として首と肩の可動域、腕の内外旋、結滞動作が良くなり、浮腫みや痺れも改善することができます。

鎖骨ついては鎖骨下動脈を圧迫しているのは、大胸筋・小胸筋、僧帽筋、三角筋、鎖骨下筋の4部位です。
これらをリリースすることで、呼吸が楽になり肺活量が確実に増大するし、身体の可動域も良くなることが体感できます。

前回やった皮膚剥がし法では、鎖骨下筋、僧帽筋、肋間筋から内胸動脈を開放して、胸腺からのナチュラルキラー細胞などの分泌を活性化するものでした。
この血液活性化療法に、さらに効果を上げる天城流医学技法を2つトッピングしておきましょう。w

次の展開は、拮抗圧という観点からの脳神経の電子伝達を再起動する方法です。w
拮抗圧は、筋肉や関節というより、神経に働きかける作用があります。
筋肉の硬結を解き、関節の可動を改善しても、神経からの痛みを消せず、神経伝達の異常から可動域が改善しないケースは多いものです。

逆に、神経伝達を正常化させ、痛覚などの神経をリセットすることによって、筋肉や関節が正常化することが多いものです。
私の基準では、神経>関節>筋肉の順位が、人体の問題解決の優先順位になるかと。w

以前は、均等圧から神経に働きかける技法を展開してきました。
二点一字一方では、関節から筋肉の方向に合わせて指腹を撫でて行き、反射点は狙わずに止まった処で均圧にすれば、途中の硬結や痛みが消えるものでした。

均等圧という観点からの発見は、四肢の筋力を即座にアップさせる螺旋入力がありました。
腕ならば、仰臥させた体側から約23.4度開いて延ばした腕に、手首から腕の軸圧に沿った水平圧と、二の腕上腕二頭筋から真下への垂直圧を均等に5秒ほど掛けることによって、伸筋が再起動し筋力が蘇るものです。

観点が違って、拮抗圧という捉え方をすると、違った技法が生まれました。
数年前のストレッチ拮抗圧技法では、座って足を伸ばし足先に手がつくように前傾姿勢になるとき、身体が固くて指もつかない人に用いてたやり方です。

両肩を後ろから掴み、前傾しようと状態を前に伸ばす人の動きを止めて邪魔し、3秒ほど力を拮抗させてから、前へと補助してあげると楽に足先に手が届くようになるものです。w
この拮抗圧の理は、様々な屈曲や挙上動作を楽にさせるのに役立ちます。

例えば、正座に難がある人では、伏臥して両下脚を尻へと押すと、踵が尻に着かないものです。
この場合、拮抗圧から神経を再起動させるに、踵を尻へと押す力に拮抗させて、ふくらはぎを逆に脛側に引くことによって拮抗状態を作り、3秒ほど待ってから再検査すると、動きがずっと改善します。

この理を応用すれば、色んな可動域制限に役に立ちますし、セルフケヤーも遠隔ヒーリングにも活用できます。
要は、動かない制限の少し下で、動く条件を作ってやれば、その制限が解除されるわけです。w

例えば顎先に手の指先甲側を触れ、肘を上に挙上させると、たいてい45度くらいから上には挙がらないでしょう?
そこでもう一方の手で肩を掌で固定し、ポーズ制限1mm下くらいで手をグッパ・グッパと握ったり開いたりを20回ほど繰り返します。
そうすれば、もう一度再テストしてみると、今度は断然、挙上が楽に行けるでしょう。w

これはセルフケアのやり方ですが、施術なら拮抗圧を用いれば、3秒で簡単に解決できます。

皮膚には最も豊富に感覚受容器や神経があるので、表裏と陰陽の理を踏まえても、これを活用すべきと考えています。
様々な手技を学習してきて、詰まるところは脳と思っていますが、その前提条件で神経の持つ機能に注目せざるを得ません。

脳って自分が思う以上に賢いんだけど、驚くほど騙されるし胡麻化されるし、アホなところがありますからね。(ワラ)
その点、皮膚の能力は生命進化において、脳が生まれる前から存在していたため「0番目の脳」とも呼ばれます。

発生学上も、外胚葉に生じる最初のモノが皮膚で、脳は後から形成されます。
実際、皮膚は触覚だけでなく、目でなくても光を捉え、耳でなくても音を聞き、舌でなくても味を知るという感覚が備わっていることが分かっています。
最近では、不可視光線や超音波、直接肌に触れていない情報までも皮膚は捉えていると考えられています。w

皮膚の存在は自分の内と外を区別するために不可欠で、もし皮膚感覚を失うと「私」を認知できなくなり、自己を喪失してしまうといいます。w
そして、ただ皮膚に触れるだけで、快・不快の感情も司令塔である脳に届き、脳は総合的に判断して自己の意識というフィクションを作り上げるようです。w

内臓の異常も、関節包内の受容器の不具合も、皮膚には表れて来ますが、これを縦のライン連絡とすると、皮膚は全身とも繋がっているので横のライン連絡も取り合っています。
だとすれば、異常を訴える皮膚(表皮から真皮)をなだめれば、脳神経を介して、不調ある異常箇所がなだめられるはず。w

筋膜のつながり、張力を感じ合うアナトミートレイン理論では、誘発テストを行います。
例えば体後屈に痛みや難がある場合、一例として同側の大殿筋を仙骨に向かって虎撲手(平拳)で圧し当てて行うと、痛みや難なく後屈できる場合があります。
それならこの腰痛の黒幕は大殿筋にあると同定して、伏臥カエル足のポジションから中殿筋に手根を当て、仙骨目掛けて10秒ほど揺らぎを伝えると、カエル足がさらに上がるようになり、腰痛も消える現象が起こります。

これを皮膚に問いかけると、如何でしょう?
例えば、首を後屈や回旋させたとき、首の付け根辺りに痛みや違和感があり、可動域が良くないことがあります。

そのポイントに指腹を当てて、再検査すると痛みや違和感なく、可動域が向上するものです。
だったら、ニュートラルな姿勢でもう一度そのポイントに指を触れ、決して圧し込まず、表皮と真皮に触れるだけのゼロ圧で2,3秒待って、指をパッと放してみましょう。

すると、今度はもう痛みや違和感なく、正常に首が動くようになってるはずです。w
実験結果は考え通りでしたが、「薬師手法」のイメージも加味して、さらに効果が上がるようになっています。w

人体全体への波及効果を考察すると、人体の要石である仙骨、重心の要石である距骨へのアプローチが最も有効です。
誘発テストと皮膚から脳への神経伝達、感覚受容器の再起動は、多分最短時間で最良の効果が期待できるものです。

気血水の木を電子電位の伝達と捉えた観点から、皮膚にほんの軽く触れただけで、動作痛が消えることもぜひ実感してください。

講座が終えたら、例によっての懇親会ですが、一昨日からカレーを仕込み、昨日からは煮物を調えました。
が、コロナ最後の抵抗か、参加できない事情の方が多いようで、量的には少なく作ることが良さげです。w

それでも作ってみると、いつものクセで、結構な量になったような?^^;
明日の法則講座では、さらに参加者が居ないので、お持ち帰りも大歓迎です。w

CDカセットが動かなくなり、バッテリーの上がった愛車ランエボも今朝返って来ました。
今日の展開をイメージでなぞりながら、願わくば充実した講座となりますように。w

今日の懇親会メニューは、以下の12品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
2.京菜花の辛子だし醤油絞り。
3.法蓮草のだし醤油絞り、黒胡麻ひねり散らし。
4.壬生菜、菊菜、京うらら揚げのカリカリ焼きの胡麻ポン酢ドレッシング、ミニトマトを添えて。
5.大根、白菜、エノキダケ、ブナシメジ、豆腐、壬生菜の鶏白湯スープ。
6.国産牛、白菜、マイタケ、ホワイトブナピー、シメジ、キクラゲ、明石麩、豆腐のすき焼き。
7.いづみ式魚肉ソーセージのフライ。
8.いづみ式エリンギのパルメザンチーズフライ。
9.焼き九条白ネギの田楽味噌乗せ。
10.海老名高原ソーセージと各種香味野菜、赤ちゃんジャガイモのスープカレー。
11.鶏手羽先の甘辛照り焼き。
12.赤ちゃんジャガイモの皮ごとジャーマンポテトフライ、ヒマラヤの紅塩で。

伏見稲荷大社初午大祭前日、本日は水曜会

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立春を越え、日の出が早くなり、夕刻も明るく、昼間が長くなってきたのを感じます。
愛宕山の首元にはまだ雪が融けておらず、まだまだ寒い日が続きますね。^^;

寒いときには関節の強張りや痛みがあるのが困りものですが、消えぬ小便の泡を見つめて、嗚呼、静かに身体の壊れて行くことよなどどマイナス思考に囚われないようにしましょう。w
手持ちの漢方薬をWオーリングで調べ、無意識の欲するものをチョイスして飲み、関節の腫れと痛風様の痛みは治まっていますから。w

明日は、伏見稲荷大社で、初午大祭が行われます。
和銅4年(711年)初午の日に祭神「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」が降臨された事にちなむ行事で、「福参り」、「福稲詣で」とも呼ばれ、例年だったら10万人以上の参拝客が来て大変な賑わいとなります。

この日限定で参拝者に授与されている「しるしの杉」は商売繁盛・家内安全の御符(しるし)として、古くから拝受する風習が盛んです。
杉の木は、枝葉が昌(さかん)に茂ることから、古来は「椙」とも書き。「富の木」として尊ばれていました。
伏見稲荷大社では初午の2日前の辰の日から、「青山飾り」という「稲荷山の杉」と「椎(しい)の木の枝」で作ったお飾りを本殿以下、摂社末社に飾って「初午の日」を迎えます。

「しるしの杉」とは、伏見稲荷大社のご神木、杉の木の枝ですが、平安時代から連綿と続いている風習なんです。
平安時代の記載によれば、初午の日に伏見稲荷に参詣した際、稲荷山にある「傘杉大明神」や「一本杉大明神」などの「ご神木の杉」を手折って持ち帰り、自宅で植樹する人が後を絶たなかったといいます。

理由は、この杉の枝が根付けば願い事が叶い、運気が上がり家が栄えるなどといわれていたとか。w
この噂が広まって、我先にと初午の日に伏見稲荷に人が押し寄せ、ご神木を手折って持ち帰るようになったそうです。
いやはや、昔の人も今と然程変わらぬバチ当たりなことを行っていたことよ。^^;

平安時代には、こんな和歌が詠まれています。
「きさらぎや けふ、初午のしるしとて 稲荷の杉はもとつ葉もなし」

初午に参詣した人々がみんな一様に杉の小枝を取って行ってしまうので、稲荷山の杉は皆、葉っぱがなくなってしまった、ということですね。^^;
現代では、こうしたことのないように、「しるしの杉」のお守りは、初午の日のみの限定で授与されていますので、良い子はご神木の枝を傷つけないように。w

このところ、普段ならば木曜は外飲みに出かけるものを、オミクロンマンボウでままならず。^^;
その影響で、月末からは面談予約が減ってますが、家に籠りっぱなしじゃ陽気が発揚しなくなります。。

3日後には、2月度の気の科学体験講座がありますので、パッと明るくなる気で場を満たしたいもの。w
散髪行ってから、久方ぶりに伏見稲荷に参拝しようかな?^^

2月度の講座は、人体の血行路を開く技法と内臓・神経のリンク技法のまとめがメイン。
脳へのアクセスセッションをこれから新しく展開するに当たって、バーストラウマや出生に伴う人体変形の問題についてなど、未だ難問があるので新しい刺激が欲しいところです。w

東京三鷹の横河電機の社地にあった稲荷社の移転の際も、堀川の老舗の祠の祀り返しの際も、伏見稲荷大社のお力を借りたものです。
今年は特に私にとって吉方に当たる方位ですので、脳に良い刺激を得るためにも、やはり出かけることにしましょう。w

2月4日から3月4日の壬寅月は、今年の壬寅年と同干支となる月です。
この月の展開や縁起を良くして、今年が良き年となる起因となりますように。(念)

今日は、午後から2名のカウンセリングを終えたら、水曜会で駄弁ることにしましょう。w
人と色々話すことは、気分転換にもなり、脳にも考えにも良い効果があり、認知症や鬱の予防にもなりますから。w

料理の方は調いました。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラ、メカブ、ワカメの麺つゆ和え。
2.スパイシー垂れ漬けポークステーキ、菊菜を添えて。
3.鶏むね肉ミンチのガーリックピリ辛ポーチドミニトマト、好みでケチャップソースをつけて。
4.牛バラ肉、キクラゲ、ホワイトブナピー、シメジ、明石麩、豆腐の木こり風すき焼き。
5.豚バラ肉、大根、吐き祭、エノキダケ、豆腐、壬生菜の炙りニンニク醤油鍋。
6.カタクチイワシの素揚げ。
7.トロ鯖の照り焼き。
8.九条ネギと京うらら揚げの衣笠煮。
9.カボチャと蒸し黒豆、大豆、赤インゲン、青エンドウ、ひよこ豆の炊き合わせ。
10.いづみ式鶏胸肉のガーリック醤油唐揚げ。
11.いづみ式2種の海苔巻き。(ほぼカニ・キクラゲ昆布・胡瓜・玉子焼き・大葉と、ツナ・梅肉・胡瓜・玉子焼き・法蓮草・大葉)

節分前日、本日は2月初めの水曜会

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明日はいよいよ節分で、2月4日の立春からは壬寅年が開いて行きます。
2月2日の今日は、2ゾロで何かめでたくも感じますが、奇数のぞろ目は節句などで貴重にされてるものの、偶数のぞろ目はそうでないようですね。^^;
唯一、10月10日のみがスポーツの日になってますが。w

明日の節分といえば、厄除け、福招きの行事が多くの社寺で行われますね。
家庭でも、豆まきはせずとも年の数+1個の煎り豆を食したり、一本の恵方巻をかぶりついたりする風習が一般的でしょう。w

諸説ありますが、その一説では、恵方巻きは江戸時代から明治時代にかけての大阪の花街で節分をお祝いしたり、商売繁盛を祈ったりしたのに始まったそうです。
大阪の船場の花街で、商人や芸子たちが節分に芸遊びをしながら商売繁盛を祈り、食べたようです。

当時は、名前も恵方巻きという名前ではなく、「丸かぶり寿司」や「太巻き寿司」と呼ばれることが多かったようです。
それが1989年に、某コンビニエンスチェーンが広島県で太巻きを売り出す際に、「恵方巻き」と名前をつけ、販売を始めたというのが恵方巻きという名前のルーツだそうです。

なので、古来からの伝統行事食ではありませんね。^^;
全国的に広まったのは、ここ20年以内だと思いますが。w

別の諸説の一つでは、恵方巻は京都の島原遊郭で、遊女に太巻きを食べさせていたというのがあります。w
これは、下品な下ネタなのですが、節分のお遊びで、芸者や遊女に太巻きを男性ののアレに見立てて食べさせて喜んでたとか?^^;

あまり趣味がよろしくないようですが、芸妓はんや舞妓ちゃんの居るお茶さんに幾度か招かれたことはありますけど、下ネタ遊びはしたことないし。^^;
確かに綺麗な女性が、所作良く食べてるのは絵になるもので、ついつい口元に目が行くこともありますが。(いや、めったにはないぞ。w)

こうした諸説はあるのですが、福招きが目的ですので、恵方巻は七福神にあやかって、たいてい7種の具が入っていますね。
縁起を担ぐには、それなりの作法というのがあり、それが呪(まじない)になってるようです。w

ルールその1:立春からの恵方を向いて食べるべし。途中のよそ見はご利益得られず。w
ルールその2:1本全て食べ終わるまで黙って食すべし。途中のしゃべりはご利益得られず。w
ルールその3:一本丸ごと休まず一気に食すべし。切り分けたり、途中で休むとご利益得られず。w

去年まで、恵方巻はたいていはスーパーで買ってたのですが、正直言ってこれを食うのはいささか苦でした。^^;
最初に恵方巻を1本食べるだけで、腹は膨れて、後の食事(ってか飲酒w)が楽しめないし。。

その後、煎り豆を肴にして飲むのも、けっこう腹が張るものですよ。^^;
質素ではあるし、粗食でもあるが、それだけぢゃちと味気ないというか、満足できないというか?w

健康的にも、7種の具と海苔があるといっても、でんぷん・糖質が多いので一気食いは血糖値が急上昇するかも?^^;
初期糖尿病という呪(しゅ)を前の寅卯空亡で貼られてるので、夏越の祓いの水無月も食べない私には不適かと。w

スーパー行っても、恵方巻はたいてい太巻きなので、それだけで腹が膨れてしまいます。^^;
去年から、いづみが海苔巻きに凝ってるので、今年からは彼女の手作りに頼ることにしましょう。w

私の昼食に出してくれる海苔巻きは、中巻きサイズで、すし飯は必ずもち麦入りで時にはそれにエノキダケも入り、具沢山で飯は少量。w
炒飯を出すときは、ライス入り野菜・キノコ炒めであり、オムライスなんかはライス入り野菜キノコオムレツですから。^^;

健康的に、ヘルシーに、かつあまり大量にではなく、美味しく食べつつ今年の健康を祈って食することにしましょう。w
ちなみに、今年の恵方は、壬(みずのえ)で、亥と子の中間にあり、およそ北北西となります。
正確には24方位の一つですから、壬の方は15度の範囲にあり、真北から西へ7.5度から22.5度の範囲を指します。

恵方(えほう)は、陰陽道に基づく吉方で、明方(あきのかた、あきほう)ともいいます。
その年の十干によって定められる、最も良いとされる方角で、その方向に歳徳神がいるとされます。

日本では正月に歳神(としがみ)が訪れてくる方角とされて、門松迎えには自分の山でなくとも、恵方の山から自由に切ってきて良いといったり、鍬(くわ)初めなどの仕事始めに際しても、恵方の田畑で儀式を行う例もあったものです。

年の初めに当たって、その吉方角にある神社や寺に参拝するのを恵方参(えほうまい)りといいますが、現代も伝わる風習ですね。
ただ参拝するのではなく、ご祈祷を受けたり、神札やお守り、お水をいただいて帰ることもよりご利益があるといわれています。w

壬寅の今年は、壬が恵方になりますが、他にも丁の年が壬が恵方で、丁壬(てうじん)西暦下一桁が7・2の年は壬が恵方になります。
甲己(こうき・きのえつちのと)は西暦下一桁が4・9の年で、甲(およそ東北東)が恵方になります。
乙庚(おっこう・きのとかのえ)は西暦下一桁が5・0の年で、庚(およそ西南東)が恵方になります。
いちばん多いのが丙(およそ南南東)が恵方になる年で、丙辛戊癸(へいしんぼき・ひのえかのとつちのえみずのと)の西暦下一桁が6・1.8・3になる年です。

これを見るに、恵方とは全て十干の陽に当たり、戊(つちのえ)は土気で中央に所属するので方角からは省かれてるようです。
丁壬、甲己、乙庚、丙辛、戊癸の5種類の陰陽の干の組み合わせは、干合と呼ばれるもので、男女が愛し睦み合う図を表しています。
その作用などは複雑ですので割愛しますが。w

あきかたは、72(なに)てうじんがみずのとで、49(よく)こうききのえで、50(これ)おっこうかのえ、丙(ひのえ)の恵方へいしんぼきは6183(ロイバーサン)。w
西暦の末尾0から庚(かのえ)丙壬丙甲(へいじんへいこう)し、5から同じく庚(かのえ)丙壬丙甲(へいじんへいこう)す。w
謎に呪文のようです。(ワラ)

十干も十二支も、全て音読み・訓読みのできる人は一般に少なく、運気論を学ぶのにそれが最初の難ですね。w
漢方はさらに用語が難解で、漢方薬や経穴(ツボ)などには当用・常用漢字になくってパソコンで変換もできないのが困りものです。^^;

心身の不調を解決・解消するに、最終的には脳へのアプローチと思っていて、AP(アプロイドキネシオロジー)という応用キネシオジーを復習し、かつ最新の脳科学理論を学習してるのですが、西洋の博士の学術体系なのに、普通に経絡を使ってますね。w
「MEIHU」 か「HYAKUYE」とか、経穴からの脳への刺激とかが興味深く、かつ今までのTL(セラピーローカリゼーション)筋出力検査がさらに精妙になるので役立ちます。w

心身の痛苦の記憶は、「脳痕」として古皮質に残っているもので、それが原因でいつまでも痛みが続いたり、再発を繰り返すことが多いものです。
これには、筋肉や関節を正常に戻しても、神経系の伝達を良くしても、直接脳内の痕をフォーマットすることが一番の解決になります。

気を電子電位という観点から観て、脊椎から尾骨までの電子伝達、視床下部、松果体、間脳の再起動ができるようになって、人体の螺旋エネルギー入力法と併用し、難病の方にも役に立てるようになりました。
次は脳痕の宿る偏桃体の再起動と、脳の統合神経経路の電子伝達の再起動、APのクロアカルやFOホールディングとそれに伴うTLの改良です。

語源から言うと、強いて勉める「勉強」は苦も伴うものですが、「学習」は楽しみたいものですね。w
「学ぶ」は「真似ぶ」が語源で、お手本や先達の真似をして倣い(習い)、反復して慣れ、会得することです。

できた!とか、分かった!という喜びは、目的があればさらに次の喜びへと、脳力を向かわせるものでしょう。
以前よりは進歩してるので、さらに進化を目指して、精進したいものです。w

昨日の京都は一時小雨が降りましたが、今日は青空で陽光が気持ち良いです。^^
節分前夜の今夕は水曜会、色んなとろみ餡で温まる料理を用意しましょう。

今日のメニューは、以下の11品です。
1.法蓮草のお浸し、だし醤油絞り、黒ゴマ散らし。
2.京菜花の甘酢白味噌辛し和え。
3.壬生菜と京揚げの炊いたん。
4.九条ネギと京揚げの味醂味噌炒め。
5.豆腐、卵、カニカマ、青ネギのとろみ餡掛け、和風芙蓉蟹。
6.アナゴの南蛮、玉ネギと三色パプリカのとろみ餡掛け。
7.いづみ式半熟玉子巾着。
8.白菜、人参、豚バラ肉、大根、ホワイトブナピー、エノキダケ、豆腐入り豚骨醤油鍋。
(今回は禁断の〆のラーメンは食せるのだろうか?w)
9.鶏胸肉、玉ネギ、マイタケのとろみ餡。
10.オイルサーディンとワサビ菜、ミニトマトの深煎り胡麻ドレッシング掛け。
11.赤ちゃんジャガイモのレンジ蒸しと海老名高原ソーセージのバター焼き。

明日からまたもやマンボウですが、本日は1月〆 の水曜会

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1月も後5日で終わりとなり、いやはや日にちの経つのが早いことです。^^;
昨日、顧問先への指示書はすべて受け渡し完成し、やっと一息。w
今日、明日はのんびりと過ごせるといいな。w

明日はヤマノカミ、いづみの誕生日なので、どこかを予約したいところ、27日から京都もコロナ蔓延防止対策に入るとか。^^;
認証を受けてない店では、酒類の提供禁止なので、どこか認証店を探さねば。。

それにしても、1月27日から2月20日って、彼女の誕生日から私の誕生日までと一致してるんですが?w
偶然なんでしょうが、何かの必然ってあるのかしらん。^^;

オミクロン株は、感染力が高い分、症状が酷くないので、自然の法則から言えばこれで終息へと向かうでしょうね。w
一番良いのは、自己免疫力が正常に働いて、コロナもインフルエンザも一切感染しないことです。

次に良いのは、感染しても発症せず、自然に抗体ができること。w
最悪なのは、2,3度もワクチンを打ったのに感染し、重篤化することでしょう。^^;

ウィルスというモノは、量子力学的性質があるとも言えるもので、感染者と密な接触など一切無くとも、不意に何処からともなく降ったように現れ蔓延るものです。w
感染防止に手洗いや消毒、マスクを着けるなどの対策をするのは当然ですが、余り怖れていると、恐怖が感染の現実を生み出すかも?^^;

それにしたって、2年の長きに亘ってのことで、最近、顎にマスクをかけて電車内で人と話してたり、手すりを持ってその後手を消毒しなかったりする人が増えてるよーな?^^;
また逆に、一人運転の車の中や、家に一人だけの状態でもマスクをしてる人も多いものです。w

それって、脳にも身体にも酸欠になり、表情筋を固定することで顔が能面化して、喜びや楽しみの情が出ない因となりますよ。w
去年から今年にかけて、一見腹式呼吸に見えて、実は胸郭が広がっていずに、呼吸不全になってる人が増えてるようです。^^;

細胞のミトコンドリアが活性する第三次呼吸ができると、細胞の修復やエネルギー代謝、免疫力が高くなります。
それには、無意識にしてる呼吸が腹胸式呼吸になってることが、十分な酸素を取り入られることになります。

私見ですが、ずっと車の中でもマスクをしてる人は、脳の酸欠が運転の注意力を散漫にするような気がします。
お年寄りでなくっても、指示器を出すタイミングが遅すぎたり、指示器を出さずにいきなり曲がって来る車が増えてるよーな?ーー;

今年は免許の更新に行かねばならず、12年前の寅の空亡年には子供のことで色々あって、一度失効したことです。^^;
失念などの失敗や損失に注意して、空亡期には学びを意識して行動するようにしましょう。w

2月4日から3月4日は、壬寅年が始まる壬寅月に当たり、今年の最初の焦点となる月です。
この月の物事の流れや起こる事象は、いわば今年のダイジェスト版になりますので、今年の傾向と対策に全力で挑み、経過をよく観察しておくことが有利になりますね。w

節分までは、昨年の締めくくりとなる年月共に辛丑の月です。
総じて昨年のまとめ上げに従事し、仏縁働く人は強力な加護が得られますので、神仏を大事にしましょう。w

一度心静かに神仏と対座して、仏頂尊のWi-Fiを結び、ハートチャクラから光のケーブルを結んでおくと良いですね。(謎笑)
人の脳神経も細胞も、電気信号で動いてるので、遠隔の治療もできますし、わざわざ出かけなくてもその場その時に神仏と交信できるが便利です。w

2月4日からの今年は、九星が全て先天盤の元あった位置に配置する年です。
それぞれの人が、それぞれの本意、本分、本領を問われる年という言い方もできるでしょう。w

私は一白水星ですので、水の心で、大海や大河、清流や滝、空を往く雲のイメージを心象として自己投影しようかと。w
「自分」とは「自然の一部分」の略と捉えて、自身の存在にある自然の力と調和し、活用しようと思います。w

イメージは人間にとって大変重要なもので、体操競技など色んな新技も全てイメージの産物といえます。
施術でも学習でもそうですが、「できるかな?」と疑問や不安を持つとできないことが多く、「できた」というイメージで後はなぞるだけでできるようになることが多いものです。w

月例の気の講座でも、特別研修でも、座学より体験を重んじていますが、体験が大事ですね。
文字や図解、画像を見るよりも、体験してみることが脳にも、身体にも刷り込まれるようです。w

さて、本日は1月最後の水曜会です。
今日のメニューは、以下の12品です。
1.京菜花の辛子醤油絞り。
2.ホウレン草のだし醤油浸し、削りカツオ掛け。
3.ズッキーニ、4種ペッパーチーズ、ミニトマトの深煎り胡麻ドレッシング掛け。
4.豚バラ肉とキャベツの回鍋肉(ホイコーロー)。
5.いづみ式里芋のエビ団子揚げ、生姜入りとろみ餡を掛けて。
6.いづみ式山の芋とエビの磯部揚げ。
7.丸ごと玉ネギ、人参、セロリのプリック入りタイ風ガーリックポークコンソメシチュー。
8.牛肉、キクラゲ、白シメジ、マイタケ、明石麩、豆腐、白菜、菊菜の木こり風すき焼き。
9.牛肩ロースのステーキとマイタケのバルサミコ酢・タイタクミソースソテー。
10.エリンギのバルサミコ酢・味醂・料理酒・味噌炒め。
11.京水菜とうらら揚げの炊いたん。
12.ホッケの開きの焼いたん、レモンを添えて。

皮膚についてあれこれと考えつつ、本日は水曜会

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明日は二十四節気の「大寒」で、寒さが募りますね。^^;
昨日も今日も雪が降り、そのため予約にキャンセルが出たので、家に籠って勉強してました。w
嵐山では雪は積もらず、ただちらついてるので、寒いだけですが。w

あれこれと多角度からの施術アプローチもまとめねばなりませんが、まとまってから次に行くのではなく、その途上で新たなことに引かれてしまう。^^;
ボクの悪いクセ。(ワラ)

皮膚の可能性について、このところずっと考えてきました。
近年になって発見された、表皮や真皮に分布しているマイスナー小体(触覚・振動)、メル
ケル盤(触覚・圧覚)、ルフィニ小体(触覚)、バチニ小体(振動)などの触覚受容器が最初の考察でした。

最近の文献では、受容器以外に、「C触覚線維」が発見されました。
「C触覚線維」は受容器を持たず、神経線維の末端がむき出しにもかかわらず刺激を受容しますが、
他の4つの触覚受容器と異なるのは、感情に関わるという点です。

触れたことで、「気持ち良い」、「気持ち悪い」といった快・不快の感情を生み出し、
「触れ(られ)ているのは自分である」という自己意識にも関わっているモノです。

この「C触覚線維」は、指先ではなく指腹や手の平全体でぴったりと触れ、400〜800g程度の圧力で最大に働くと発表されています。
圧としては、500mlのペットボトルを置いただけくらいの強さが良い強さ加減になります。w

また、神経線維に刺激が加わり活動電位が生じることを捉えた実験では、秒速3cmで撫でると副交感神経が優位になり始め、
秒速5cmで最大に達し、秒速10cmを超えると交感神経が優位になることが発表されています。

経験則から昨年来の陰圧法では例えば側頭骨や後頭骨の陰圧擦過掌、C2(第2頸椎)から尾骨までの椎突起連続擦過手などは、副交感神経を優位に導くため秒速5cmほど、交感神経を覚醒するためには秒速20cmの速度で撫で去ってました。w

然るに、脳の内圧を下げ、リラックスさせて筋肉を弛緩させ、フラクタル共鳴で全身あるいは狙った所を自動運動で回復させるクラニアル法では、秒速0.1〜0.5cmほどの速度で撫でています。
特に頭部への刺激では、未だ発表されてないか、私のアンテナの範囲外にあるのか?その圧は20g〜40g、その速度は秒速1cmよりはるかに低速で最も効果があると確信しています。w

また、体内の深部に異常があっても、それは表面の皮膚にも表れて来ます。
二点一字陰圧螺旋法では、痛みある硬結部と筋膜のつながりからその反射点を皮膚を引くように均圧にして螺旋の動きを伝えて待つと、硬結や痛みが消えるものでした。
二点一字一方では、関節から筋肉の方向に合わせて指腹を撫でて行き、反射点は狙わずに止まった処で均圧にすれば、途中の硬結や痛みが消えるものでした。

均等圧という観点からは、四肢の筋力を即座にアップさせる螺旋入力があります。
腕ならば、仰臥させた体側から約23.4度開いて延ばした腕に、手首から腕の軸圧に沿った水平圧と、二の腕上腕二頭筋から真下への垂直圧を均等に5秒ほど掛けることによって、伸筋が再起動し筋力が蘇るものです。

均等圧とは少し観点が違って、拮抗圧という捉え方をすると、違った技法が生まれます。
数年前のストレッチ拮抗圧技法では、座って足を伸ばし足先に手がつくように前傾姿勢になるとき、身体が固くて指もつかない人に用いてたやり方です。

両肩を後ろから掴み、前傾しようと状態を前に伸ばす人の動きを止めて邪魔し、3秒ほど力を拮抗させてから、前へと補助してあげると楽に足先に手が届くようになるものです。w
この理は、様々な屈曲や挙上動作を楽にさせるのに役立ちます。

例えば、正座に難がある人では、伏臥して両下脚を尻へと押すと、踵が尻に着かないものです。
この場合、拮抗圧から神経を再起動させるに、踵を尻へと押す力に拮抗させて、ふくらはぎを逆に脛側に引くことによって拮抗状態を作り、3秒ほど待ってから再検査すると、動きがずっと改善します。

この理を応用すれば、色んな可動域制限に役に立ちます。
動かない制限の少し下で、動く条件を作ってやれば、その制限が解除されるわけです。w

例えば「アイ〜ン」というギャグ(古っ^^;)のように、顎先に手の人差指側を触れ、肘を上に挙上させると、たいてい45度くらいから上には挙がらないでしょう?
そこでもう一方の手で肩を押さえ、ってか掌で固定し、ポーズ制限1mm下くらいで手をグッパ・グッパと握ったり開いたりを20回ほど繰り返します。
そうすれば、もう一度「アイ〜ン挙上」してみると、今度は断然、挙上が楽に行けるでしょう。w

拮抗圧は、筋肉や関節というより、神経に働きかける作用があります。
筋肉の硬結を解き、関節の可動を改善しても、神経からの痛みを消せず、神経伝達の異常から可動域が改善しないケースは多いものです。

逆に、神経伝達を正常化させ、痛覚などの神経をリセットすることによって、筋肉や関節が正常化することが多いものです。
私の基準では、神経>関節>筋肉の順位になるかと思います。w

皮膚には最も豊富に感覚受容器や神経があるので、表裏と陰陽の理を踏まえても、これを活用すべきと考えています。
様々な手技を学習してきて、詰まるところは脳と思っていますが、その前提条件で神経の持つ機能に注目せざるを得ません。

脳って自分が思う以上に賢いんだけど、驚くほど騙されるし胡麻化されるし、アホなところがありますからね。(ワラ)
その点、皮膚の能力は生命進化において、脳が生まれる前から存在していたため「0番目の脳」とも呼ばれます。

発生学上も、外胚葉に生じる最初のモノが皮膚で、脳は後から形成されます。
実際、皮膚は触覚だけでなく、目でなくても光を捉え、耳でなくても音を聞き、舌でなくても味を知るという感覚が備わっていることが分かっています。

皮膚の存在は自分の内と外を区別するために不可欠で、もし皮膚感覚を失うと「私」を認知できなくなり、自己を喪失してしまうといいます。w
そして、ただ皮膚に触れるだけで、快・不快の感情も司令塔である脳に届き、脳は総合的に判断して自己の意識というフィクションを作り上げるようです。w

内臓の異常も、関節包内の受容器の不具合も、皮膚には表れて来ますが、これを縦のライン連絡とすると、皮膚は全身とも繋がっているので横のライン連絡も取り合っています。
だとすれば、異常を訴える皮膚(表皮から真皮)をなだめれば、脳神経を介して、不調ある異常箇所がなだめられるはず。w

筋膜のつながり、張力を感じ合うアナトミートレイン理論では、誘発テストを行います。
例えば体後屈に痛みや難がある場合、一例として同側の大殿筋を仙骨に向かって虎撲手(平拳)で圧し当てて行うと、痛みや難なく後屈できる場合があります。
それならこの腰痛の黒幕は大殿筋にあると同定して、伏臥カエル足のポジションから中殿筋に手根を当て、仙骨目掛けて10秒ほど揺らぎを伝えると、カエル足がさらに上がるようになり、腰痛も消える現象が起こります。

これを皮膚に問いかけると、如何でしょう?
例えば、首を後屈や回旋させたとき、首の付け根辺りに痛みや違和感があり、可動域が良くないことがあります。

そのポイントに指腹を当てて、再検査すると痛みや違和感なく、可動域が向上するものです。
だったら、ニュートラルな姿勢でもう一度そのポイントに指を触れ、決して圧し込まず、表皮と真皮に触れるだけのゼロ圧で2,3秒待って、指をパッと放してみましょう。

すると、今度はもう痛みや違和感なく、正常に首が動くようになってるはずです。w
実験結果は考え通りでしたが、「薬師手法」のイメージも加味して、さらに効果が上がるよう研究しましょう。w

人体全体への波及効果を考察すると、人体の要石である仙骨、重心の要石である距骨へのアプローチが最も有効かと思います。
誘発テストと皮膚から脳への神経伝達、感覚受容器の再起動は、多分最短時間で最良の効果が期待できそうです。w

ああ・・莫迦みたいに考えつつ駄文に綴ってると、また一日が消えて行く。^^;
午後の予約を終えれば、今日もそのまま水曜会へ突入。w

煮物などは前日に準備してあったので、料理の方は支障も飛びもなく、順調に仕上がりました。w
今日のメニューは、以下の11品です。
1.刻みオクラ、ワカメ、エノキ茸の麺つゆ和え。
2.ホウレン草のお浸し、醤油絞り、黒胡麻ひねり散らし。
3.鶏ガラだし料理酒塩コショウのモヤシ炒め。
4.牛肉、マイタケ、黒キクラゲ、白菜、明石麩、豆腐のすき焼き。(〆にうどんでも?w)
5.うらら揚げの炙りと九条ネギの辛子・白味噌・味醂・酢和え。
6.カボチャと蒸し大豆、蒸し黒豆の炊き合わせ。
7.カボチャのチーズ焼き。
8.いづみ式各種野菜とベーコン、ソーセージ入りチキンクリームシチュー。
9.九条ネギの田楽焼き。
10.鶏ミンチのポーチドミニトマト、深煎り胡麻ドレッシング掛け。
11.エリンギのバルサミコ酢・味醂・味噌炒め。