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秋めくも日中は暑く、寝冷えに注意して、9月最 終水曜会

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朝方そして夕刻以降は秋らしくなりましたが、昼日中はまだまだ暑いですね。^^;
気象庁によると、20日午後6時現在、京都市の猛暑日は54日、熱帯夜は61日。
猛暑日と熱帯夜がともに50日を超えたのは、全国の観測点で史上初だったといいます。^^;

やっと22日になって、朝夕が涼しくなり、クーラー掛けずに過ごすことができました。w
23日は秋分で、秋のお彼岸中日でしたが、古人の言葉通り、「暑さ、寒さも彼
岸まで」ですね。

それでも日中は30度を超える暑さなので、気温差による自律神経の失調には注
意を要します。^^;
10月度の傾向と対策をお届けしている顧問先にも、3名ほど10月の失調が懸
念される人がいます。

五行の傾きによって、人により出る症状や予防・改善法は違いますが、基本的に、秋は人体にとって最も冷えが
応えるシーズンですので、冷えと乾燥に注意しましょう。
特に、寝汗は「内攻」といって、身体の内部を傷めます。

冷え性の方は特にそうですが、暑がりの方でも、この時期の汗の内攻には、注意が必要です。

寝冷えにより風邪や、身体の不調、痛みや引きつりを起こしやすくなります。
明け方の急激な「冷え」によって、皮膚が急激に縮み、同時に筋肉もこわばって、体の中では、血管も縮んでこわばってしまいます。

血管がこわばることから、秋は血圧の変動が増える時期となりますので、
血圧の異常な方は、特に卒中や心筋梗塞に対して、寝冷えは要注意なのです。

そして「冷え」、特に「足の冷え」は、腎にタタリ為しますので、体が重くだるくなり、場合によってはむくんできます。
腎の不調は、腎臓病だけでなく、元気を損ね、不安や心配、悲しみの情を引き出して、鬱傾向も招くのです。^^;

「寝冷え」に対しては、特に、寝る間際に風呂に入るのが、ダメです!
風呂で暖まってすぐ寝ると、冷えないような気がしますが、実は気のせいで、反対なのですよ。^^;

人間の体には、恒常性機能があり、自動的に体温を一定に保つ働きが備わっています。
熱くなった体は、今度は反作用で、冷やす方に働きます。
秋の長夜と起きていれば差し障りないのですが、そのまま眠ってしまうと調節が利かずに、余分に冷えてしまうのです。

汗をかくほど暑くない温度でも、人間は眠るとみんな汗をかきます。
身体は、眠ってから汗をかくことで、邪気を排し、疲労が抜けるようになっています。

入浴後にすぐ寝るのは、汗をかいたまま寝ることになりますから、
その汗とともに、ダブルパンチで冷えてしまうことになります。
少なくとも、就寝一時間前には入浴をすませている方が良いのです。

寝室の環境面では、涼しくなってきたら、なるべく窓際で寝ないようにすることが良いですよ。w
窓際が最も冷えますので、窓際に寝て体を冷やすと、窓側を向いていた半身だけが痛くなったり、
こわばったりすることもあります。
肩こり・腰痛・関節の痛み・神経痛やリウマチなど、身体に痛みがある方は、要注意です。

特に子供には、注意してあげることが必要です。
子供は、窓の側に寝て、急に冷えて寝冷えをすると、ぜん息のような発作を起こしたり、
いきなり大量の鼻血を出したり、吐いたりと、激しい変動を起こすこともありますからね。

暖色系の厚手のカーテンに替えたり(スリッパやカーペット同様、
季節毎ではなくても、衣替えと同じ感覚で色や素材を変えることは、
風水上も心理上も、良い効果があるのですよ。)、
窓際にマットや毛布で結界?^^を作るなど、冷えないための工夫をして下さいね。w

冬に向かっては、早め早めに、掛け布団を厚く(多く)していくことが大切です。
その方が、早く冬用の体に変化できるのです。

予防についてお話してきましたが、クーラーのタタリや夏の諸々の障りや怨念?で、
「寝冷え」による症状や予兆が出ている場合は、どうすればいいでしょう?

「寝冷え」による症状を解消するには、朝風呂に入ることが一番良い方法です。
朝風呂は、「寝冷え」に対して、大変効果があります。
そして、一日をスッキリ、サッパリ、気持ちよく過ごせます。
その秘訣は、熱めのお湯に入ることです。

ぬるいお湯では効果がありません。^^;
ちょっと熱いのを我慢するぐらいが適温です。
長湯をする必要はありません。w

朝風呂は、「冷え」による体の変調に対して、卓効があります。
不調ある方は、一度体験してみれば、その効果に驚くはずです。^^v

「冷え」が原因で起こっている、風邪のような症状や下痢、便秘、頭痛、
身体のだるさなど、安易に薬物に頼ることなく、先ずは朝風呂を試してみることをお勧めします。

「朝風呂はちょっと・・・」という人は、朝起きてすぐに、部分浴で足を温めるだけでも効果があります。
秋は、起床してすぐ行ない、真冬になったら、起きてしばらくして、体が少し温まってから行うことが効果的です。

「足湯」は、足を温める部分浴です。
着衣のまま(っても靴下は脱いでよ。w)、くるぶしまで隠れるように足をお湯に浸します。

お湯の温度は、入浴温度より2,3度ほど高くするのです。
お湯から足を出したら、足が赤くなっているくらいの熱さでないと効き目がありません。

冷めないように差し湯をしながら、7分ほど温めます。
両足が同じように赤くなっていれば、よくふき取って終わりです。

気血の偏差がある人は、片方が赤くならないので、まだ温まっていない片方を、さらに2分ほど温めて下さい。
最後に少し水を飲むと、より効果的です。
のど・鼻・耳・頭痛など、首から上の症状があるときや、風邪を引いて風呂に入れないときは、特に有効です。

「膝湯」は、膝上まで入る深さで行ないます。
水温は、足湯と同じで、これは湯船に腰掛けて、浴槽で行なうといいですね。
下痢や便秘、腹痛など、お腹の調子の悪いときに行なうと特に卓効がありますよ。

さて、本日は9月最後の水曜会です。
昼間は暑く、かと言って、夜から明け方は冷えるので、あまり身体を冷やしても
ならず、食も工夫が必要ですね。

今日のメニューは、以下の12品になります。
1.胡瓜とクラゲの白胡麻中華和え。
2.いづみ式ブロッコリーの黒胡麻和え。
3.揚げ茄子とトマトのニンニク龍庵(麺つゆ・リンゴ酢)浸し。
4.揚げカボチャとオクラのてんぷらの龍庵(麺つゆ・穀物酢)掛け。
5.鶏胸肉片栗粉コーティングとトマトのショウガ龍庵炒め。
6.マイタケの天ぷら、濃口天つゆかブラックソルトで。
7.長茄子の天ぷら、同じく。
8.とろみ絹揚げのカリッと揚げ、生姜麺つゆで。
9.いづみ式干しキクイモのチップスフライ、ブラックソルトで。
10.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
11.子持ちシシャモの焼いたん、レモンを添えて。
12.一夜干しホッケの焼いたん。