オフィシャルブログ

十三参りの本日は、4月度の気の科学体験講座を

Share on Facebook
LINEで送る

IMG_0309.jpg

4月13日の今日は、「十三参り」ですね。
十三参りには、13歳まで無事成長したことを感謝し、心身ともに大きく発達するこの時期に、立派な大人となれるよう祈念する意味合いがあります。
他にも、13歳の厄を払う意味合いや、生まれてからの12支が1周し、昔でいう
元服の年齢になることから、人生の節目を祝う成人式のような役目もあります。

こちらで「十三参り」といえば、嵐山の法輪寺、虚空蔵菩薩へのお参りに尽きるでしょう。
平安時代の初め、幼くして帝位についた清和天皇が数え年十三歳になった折、
成人の証として法輪寺で勅願法要を催したのを端緒として、成人儀礼として法輪
寺の虚空蔵菩薩に詣でて智恵を授けていただく十三まいりが行われるようになりました。

尤も、法輪寺の十三参りは4月13日に限定せず、春の十三参りは3月13日か
ら5月13日の間、秋の十三参りは10月1日から11月30日まで行われていますの
で、日時のゆとりがあって良いですね。w

法輪寺は、清少納言の「枕草子」では、京都の代表的な寺院として挙げられ、本
尊のご利益は「今昔物語」にも描かれています。

ご本尊「虚空蔵菩薩」の虚空蔵とは宇宙のような無限の智慧と慈悲の心が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、
人々の願えを叶えるために蔵から取り出して智慧や記憶力、知識や技能を与えてくれる存在とされています。

真言宗の開祖・弘法大師空海は虚空蔵菩薩の真言を100万遍唱えるという虚空
蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を行いました。
この行は、無限の記憶力がつき、仏の智慧を体得することができるといわれています。

それにあやかって、脳力を高めようと、21歳の時に虚空蔵求聞持法に挑戦しましたが、空海ほどになれるはずもなし。(ワラ)
嵐山は中2の夏に桂から引っ越してきたのですが、法輪寺は実家から歩いても15分ほどなので、我が武術の修行場でもありました。w

階段と参路でずいぶん足腰を鍛えたものですが、やり過ぎや無理はいけませんねえ。^^;
50を超えてからは、膝にタタリが生じたことです。w

それでも仏縁というか、不思議なご利益というのはあるもので、ずいぶん年月が
経ってふと気づけたことが有り難いことと感じます。

虚空蔵菩薩像といえば、有名どころでは東寺など求聞持法の本尊像の他に、増益
(ぞうやく)や除災を願って行う修法の本尊である五大虚空蔵菩薩があります。
これは虚空蔵菩薩の持つ智慧を5方に配し、金剛界五仏の変化した姿としたものです。

高雄の神護寺の多宝塔には、日本最古の五大虚空蔵菩薩が祀られています。
これは年2回、計わずかの6日間しか特別開帳してないので、私は未だご対面できてないのです。^^;

春の御開帳は、毎年5月13日から15日の3日間。
秋の御開帳は、10月(第二月・祝)を含む三連休の3日間です。

神護寺は、今年創建1200年に当たるそうで、東京国立博物館で特別展が企画されています。
「神護寺ー空海と真言密教のはじまり」と題して、寺外初公開となる本尊で国宝の薬師如来立像、
空海の弟子「真済」がつくったこの国宝五大虚空蔵菩薩坐像5体全て、
江戸時代以来230年ぶりに修復された現存最古の両界曼荼羅である「高雄曼荼羅」。
その他、国宝、重文の密教美術100点が展示されるそうです。

7月17日から9月8日まで、平成館で開催予定だそうです。
東京上野公園にまでは出向きませんが、ご縁が働くと良いですね。

今日は、第二土曜日ですので、4月度の気の科学体験講座を開催します。
今回も3月の復習を兼ねて、頸部・上半身の絶対的治療プロセスシステムを展開します。

1・2月に展開した下半身の絶対的プロセスシステムと同様、APA→MCR→NMFという一連の手段で展開して行きます。
SPA(関節センサーアクティベーション)は、皮膚から関節包内受容器センサーに働きかけ脳からの再起動を促す手技です。
全ての動作痛に100%有効な方法ですが、動作中のない場合も、「治療スイッチを入れる」ために初動で行う手技になります。

MCR(筋細胞ディープリリース)とNMF(神経・筋ファシリテーション)が、APAに続く展開になります。
例えば、腕を挙上した時痛むのは、胸部出口系タイプで、前鋸筋上束MCR→下束NMFを展開します。
例えば、腕を下垂したら痛むのは、椎間板ヘルニアタイプで、大・小菱形筋MCR→僧帽筋下部繊維NMFを施します。

例えば、腕を下垂させて痛むのは、腕の重みが頸椎の神経を引っ張って起こる椎間板ヘルニアタイプですが、
これは肩甲骨が過度に下方回旋していることが原因になっています。
そこで、下方回旋を起こしている大・小菱形筋のスパズム(筋拘縮)を狙ってパラパラに解除するMCRを施すのです。

陰陽の理からは、過度に働き緊張してる大・小菱形筋に対して、サボって働かない僧帽筋下部繊維の働きを促して、
肩甲骨を上方回旋させるよう神経・筋を再起動させるNMFを展開することで、戻りなき解決を得ます。

肩の可動痛や夜間痛があるのは五十肩タイプですが、健康上腕関節に問題ありで、
棘上筋MCR→棘上筋・肩甲下筋NMFを展開します。

上肢の問題は別に、テニス・ゴルフ肘、バネ指、リウマチなどの肘・手首・指の痛みなどがあります。
これには、橈舟関節SPAと橈月関節APA→上腕筋MCR→肘筋NMFを展開します。

下半身に2回、上半身に2回の講座を費やしましたが、このまとめは一泊二日の
特別集中研修で習得してもらえます。
早ければゴールデンウィーク、あるいは夏休み中にでもと予定してますので、ご希望ある会員の方はご連絡ください。

APAという技法は特に即効性とその効果に驚かれるのですが、人体の不思議はまだまだあることです。w
既に実証でき、誰でも復元できる「新如意輪法」など、これからの展開も楽しみ
にしています。

講座を終えたら、例によって会場をこちらに移しての無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.京水菜とロースハムのコールスロー花筏サラダ。
2.法蓮草のお浸しだし醤油絞り、黒胡麻散らし。
3.わらびの麺つゆナムル。
4.黒豆もやしの中華炒め。
5.豚バラ肉とワサビ菜のチェンマイ風炒め。
6.春野菜とキノコの熟成カレー。
7.九条ネギの衣笠炊き。
8.小松菜と京うらら揚げの炊いたん。
9.いづみ式とり天。
10.大根とごぼう天のおでん。
11.サバの生姜つけ焼き。

足り苦しければ、キクイモのチップスフライや黒豆の素煎りも、ご飯もバゲット
もありますよ。w