11日の本日は、第二土曜日につき、月例の気の科学体験講座を開きます。
11重なる何だかめでたげな日ですが、京都弁で言う「といとい(遠い)とっからも、お越しいただきたいもんどすなあ」(ワラ)
今年度は、人体の法則に着目した技法を展開してきました。
今年の納めを目指し、迷いなき手順で不調や苦痛を解決・解消することを目指して行きましょう。w
人体は二足歩行で、反時計回りの地球の自転と引力に立ち向かわねば、成長できません。
ゆえに、体内の時計回りの上昇螺旋力が生命力ともいえるでしょうが、その螺旋が人体の歪みや老化にも作用しているようです。^^;
筋肉内の細かい斜筋の拘縮も、身体を捻じることによって生じていますが、人体は構造も動きも螺旋を描いています。
人体・骨格の歪みや頭蓋骨も、全て人体はアシンメトリー(非対称性)で左右均一には揃ってないのですが、この螺旋の法則性に則って身体は歪んでいるものです。
今回は、人体の法則性から、2つの展開を用意しています。
ずいぶん以前にこれらの理論と技法はお披露目はしましたが、体系立てて実習し
てみましょう。w
1.モルフォセラピー理論による人体の歪み調整テクニックで、筋膜・骨膜を操作して、内から身体を復元する法。
2.ニューロナビゲーション理論による伸張反射を応用する全身調整テクニックで、
法則ベクトルに沿って手足の末端から脳の電子伝達を良くし、全身を整える法。
幾年前だったか、内司和彦氏の「縦巻き・横巻き、伸縮の法則」をお披露目したことがあります。
片側は縦、片側は横に動くようになっているという人体の先天的法則です。
右と左はそれぞれ得意な方向性があって、どちらかは縦に動く方が得意、もう一方は横に動く方が得意であるとみる身体の診方です。
その人の体の特性に合わない動作をすると、体に不調和が起き、慢性化すると必ず不調が生じます。
クライアントの特性に合わせて、主に身体を撫でたり、縦か横に動かすことによって、身体を正常化させる技法でした。
今回のモルフォセラピー理論では、人そのものが持つ螺旋の歪みを、主に撫でることによって根本から正常化しようとするものです。
ヒトは、胸椎から下の背骨は左にズレるのですが、これは人体を上から見たとき背骨が時計回りつまり右回旋していることから生じています。
ヒトも脊椎動物なので、脊椎の歪みを正すことは、筋・関節系でも内臓・神経系でも極めて大事となります。
特に左側のアシンメトリーな歪みは、人体にとって危険な兆候にあります。
左鎖骨の調整は特に大事で、リンパ管は左鎖骨下静脈につながってます。
然るに、下肢(左右共)のリンパの大部分は、鼠頚部のリンパ節を介して体幹から胸管や腋窩部を通り、
首の左側の鎖骨下(静脈角)から静脈に注ぎ心臓へ運ばれているからです。
今までも脊椎矯正法は幾種とお伝えしてきましたが、身体の部位に特化した施術法は、世の中に幾百と存在しています。
骨のズレる方向の規則性を踏まえると、上の骨から順番にルーティンで戻していけば良いだけで、
体の内から復元力が引き出されるものです。
しかもグラム単位の陰圧手で撫でるだけなので安全で、誰でも簡単に行えます。w
講座では、皮膚を撫でただけなのに関節や体幹の可動域が抜群に改善する方法を幾度となくお伝えしてきました。
皮膚や関節包内の感覚受容器に働きかける方法や、骨膜連鎖で骨膜から原始脳へ働きかける方法ですね。
次のニューロナビゲーション理論では、人体の神経が再起動するラインの法則性によって身体を操作するものです。
モルフォセラピーとの違いは、手足の末端から操作して、神経伝達を正常にするものです。
幾つもの不調や痛みがあったり、日によって変わる不定愁訴だったりは、箇所を追いかけて行っても解決・解消にはならないものです。
また、筋繊維拘縮や関節の可動域制限を解除する場合、筋膜の繋がりからリリースを図るときは、
疼痛誘発動作やTL筋反射検査によって、原因となっている箇所を緩めるか、サボり筋を特定して再起動させるかが手立てとなります。
その点、ニューロナビゲーション理論では、手足末端から法則に沿って操作し、
神経の伝達を脳からのフィードバックで正常化させるので、あれこれと特定箇所を検査する手間が省けます。w
このシステムもベクトル法則をレシピにまとめてありますので、お持ち帰りしてもらうと、色んな応用が可能です。
この二つの方法は、やり方も簡単で力も不要、座位でもできる方法なので便利ですよ。w
今日は、後頭骨の調整の復習と、前頭骨の調整法も時間の許す限り体感し、会得してください。
12月度は今年の展開のまとめのダイジェスト版になる予定ですが、
11月24・25日の特別集中研修では、今月までの今年の内容の集大成をお伝えします。
この特別集中研修は非公開で、ご案内もありませんので、参加お問い合わせはお早めにお申し込みください。
内容は、下記の技法の習得になります。
1.瞬時に身体を整える「治療スイッチ」の入れ方数種とその組み立て
2.治療ベクトルの法則による完全整体:筋肉→骨の歪みを正す法
3.退化痕の再起動法による完全整体:神経をつなげて可動域制限を解除し自己修復力を引き出す法とセルフケヤー法
4.切れたり弱体化している神経を繋ぎ自動随意運動を誘発する「神経連動反射弓形成法」
5.可動域検査から拮抗圧法で、抑圧や可動域限界を解除する「拮抗圧臨界微震法」
6.痛みの根源、筋硬結を解く斜筋のリリース「二重螺旋入力・牽引法」
これらに部位的に特効のある五行と補寫の理で人体を整える中医学の推拿・按摩法の応用、
活法を起源とする腱引き師の秘伝施術法などをオマケに会得してもらいましょう。w
月例講座では、いつもあっという間に2時間半が経ち、もうちょっとここを重点的にとか、
習熟する秘訣を各自に手ほどきするのに難を感じることもあります。^^;
その点、特別集中研修では、時間の制限がないのと、個々のレベルや特性に合わせられるため、自在にできるのがメリットです。w
昨日、富山への一泊旅行から帰って来たので、買い物等ができず準備がバタバタしましたが、やっと完了。w
今日の懇親会のメニューは、以下の11品です。
1.水菜とスィートコーンのコールスローサラダ。
2.ホウレン草のお浸し、旨味醤油絞り、削りカツオ掛け。
3.切り干し大根、京うらら揚げ、白ゴマの炒め煮。
4.白菜、大根、豆腐の鶏白湯鍋、菊菜を散らして。
5.冬瓜の焼き蟹・焼きノドグロ・昆布だしのとろみ餡。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.いづみ式オクラの天ぷら、天つゆにつけて。
8.いづみ式舞茸の天ぷら、同じく手作り天つゆで。
9.牛肉、シメジ、湯葉コンニャク?のうどんすき風。
10.万願寺唐辛子、ちりめんじゃこ、白ゴマの幽庵炒め。
11.2種のじゃが芋のブラックソルト、シャクシャクポテト。