6月11日の今日は、第2土曜日ですので6月度の気の科学体験講座を開催します。
本日は先ず、前回やった全身の血行路の開放のセルフケヤー法から展開しましょう。
色んなセルフケヤーはあるのですが、きつかったり、あまり効果を実感できないものも多いですね。^^;
然るに、血行路の開放テクニックは、最大で痛気持ちいい程度で、それより弱い圧しか入れてはなりません。
ちょっとしたストレッチのような方法で、簡単ですぐに終わるので、日課にすると確実に効果的です。
そういえば、よくストレッチをしてて、身体が柔らかで可動域の良い方がいますが、もし筋肉の硬結や痛みがある場合は、ストレッチで伸ばしても痛みや硬結は取れません。
筋肉というモノは、縮んで働くもので、筋繊維のスパズム(絡んだ委縮)を解くには、縮めながら伸ばすというエキセントリックなストレッチが有効なのです。
専門的には等尺性収縮弛緩と言うのだったか、ハイドロリリースという方法ですが、セルフでちょっとやってみましょう。w
マスク生活による表情筋の衰えやと重力による下垂のせいで、額など前頭筋が固くなって、老け顔になったり、目が疲れやすい人は多いものです。
その場合、両手の全指を眉の上部に触れて、下に皮膚をずり下げながら、額にシワを作るように表情筋を引き上げます。
これをリズム良く、30回ほど行ってみましょう。
皮膚を下げられながら、筋肉を上に上げることによって、前頭筋のスパズムが取れ、目もすっきりとします。
最近頭があまり集中力や意欲がよく働かないとか、頭痛や目の疲れのある方は、これを3セット行ってください。
肩が上がらない時に、肩を押さえて挙がるのを止め、もう一方の手で腕を持って上げさせようとして拮抗圧をしばし保つと、肩の挙上が楽になる神経の再起動の理を以前にやりました。
これも同じ原理で、皮膚の受容器センサーから神経に働きかけて、筋肉の状態を再起動する方法です。
今回のメインは、神経の伝達を良くすることを主点に置いて、関節や脈管、筋肉の働きを同時に良くし、痛みを無くし可動域を良くする完全手順施術法です。
合計8つの手順でアプローチして行くのですが、手順も然ることながら位置や角度をしっかりと捉えることが大事となります。
ストレッチを行うにも、どの筋肉がどのように働くのかを知って行うのと、むやみに行うのでは効果が違います。
例えば、立位体前屈をより可動良くするには、どうすれば良いでしょう?
大腰筋やアキレス腱に着目する技法は、以前にやりました。
今回の技法は大腿内側部にアプローチすることで、前屈が良くなるだけではなく、パトリックテストやトーマス検査の脚内回しテストも一発で良くなります。
そもそも内転筋と内側広筋の間には、伏在神経と閉鎖神経に繋がる大腿神経があり、太い静脈・動脈が通っていて、これを再起動することは股関節や下肢の痛みや不調だけでなく、腹部内臓の調子も良くすることができます。内転筋というモノは、加齢とともに衰えやすいのですが、運動してないと衰えるのが顕著なものです。
大腿四頭筋や大腿筋膜張筋など脚の前や外側がパンパンに張って圧痛があったり、立ってたりしばらく歩くと痛むという場合は、内転筋が働かずサボっているのが要因であることも多いものです。
大腿内側がサボって働かないから、外側や前側が働き過ぎになってるので、一時その緊張や筋硬結を解除しても、戻りが生じるのは当然ですね。^^;
内転筋自体は、エキセントリックなストレッチでも、セルフケヤーで良い効果を出すことができます。w
立位体前屈をやってみて、どこまで前に指や掌、手甲が着くかビフォー検査をしてみましょう。
椅子に座って、膝より後ろに足を引き、足の裏をぴったり床に着けておきます。
次に、前腕を膝の上に付け、お辞儀をする姿勢で、下腹部を少し出すようにして、背筋をお辞儀のままピンと伸ばします。
お尻を少しだけ椅子から浮かして、すぐに尻を下ろして椅子に付け、すばやくトントントンとお尻で椅子を叩くようにする動作を30回繰り返します。
それだけで、立位体前屈を再評価してみると、可動域が良くなっていることが分かります。
このやり方こそが、内転筋のみを働かせて、そのスパズムを解き、神経伝達を良くする方法となります。
全く疲れず、わずかの時間でできますから、腰痛や膝痛、腹部の不調などがある方は3セットほどを日課に取り入れると良いですね。
神経伝達を正常化させることは、筋・筋膜の硬結や関節の不具合を解除するよりも優先課題になります。
痛みがあるならなおさらですが、如何に筋硬結を解いて筋肉をフニャフニャにしても、関節のアライメントをきっちりと復元しても、神経が再起動していないといつまでも痛みは残るものです。
10あった痛みが3に減っても、クライアントは7減ったことを喜ばず、まだ3残ってることを主張するものです。^^;
整体やヒーリングでは、あるあるの事実ですね。w
足のリズフラン関節から、肩や首、全身を整える法は以前にお伝えしましたが、足から頸部までの8法をレシピ手順で操作することによって、効果が格段に上がります。
足部→大腿内側部→股関節前面→腰仙関節→仙腸関節→腰方形筋→梨状筋→頸部が一連の流れになり、途中で痛みや不具合の部分を負う必要はありません。
逆にいえば、全工程を終えずに痛みや不調がなくなれば、全部を仕上げる必要もなく、無罪放免です。(ワラ)
それでも、せっかく途中までやったからと、一応最後までし終えてしまうのは、ボクの優しさ?悪いクセ?w
水の原理からのゼロG・T・Pポジションでの波動伝達、人体への螺旋入力、空間から人体を整える如意輪法などの技法や、脳の松果体や視床下部、間脳などへのアプローチ法など、まだまだお伝えしなくちゃとまとめていることがあるのですが、それはこれからの課題です。w
今を集中し、充実させて、今後をより良くして行きたいものですね。
講座を終えれば、例によって会場をこちらに移して、懇親会を充実させましょう。w
今日のメニューは、以下の15品です。
1.刻みオクラ、山ナメタケ、メカブ、ワカメの冷やし麺つゆ和え。
2.レタス、スイートコーン、2種のミニトマトのサラダ、マヨネーズ・新ショウガを漬けた甘酢で混ぜて。
3.サシミゆばこんにゃくのだし醤油・リンゴ酢掛け。
4.ズッキーニのスライスチーズ乗せ、和風玉ネギドレッシングで。
5.いづみ式胡瓜の新ショウガ乗せ、もろみ味噌で。
6.九条ネギと京うらら揚げの玉子とじ衣笠。
7.新ショウガのすりおろし入り鴫茄子の揚げびたし。
8.手作り絹豆腐の厚揚げ。
9.いづみ式鶏胸肉のガーリック塩唐揚げ。
10.豚骨・鶏骨スープベースのコラーゲンたっぷり野菜入りチーズクリームシチュー。
11.青瓜の昆布・塩だし一夜漬け、青紫蘇をまぶして。
12.とろ鯖の照り焼き。
13,穴子とキュウリのだし醤油酢の物。
14.鶏手羽元の油淋鶏(ユーリンチー)、青ネギを散らして。
15.牛バラ肉とピーマンの青椒肉絲(チンジャオロースー)。