深夜0時を待って、天川大弁財天の本殿に入ります。
天川神社は、飛鳥時代発祥の、日本最古の弁財天として知られる、日本三大弁財
天の一つです。
役の行者(神変大菩薩)の大峯開山の際に、蔵王権現に先立って勧請され、
最高峰である弥山(みせん)の鎮守として祀られたのに始まります。
また、高野山の開山に先立って弘法大師が大峯で修行された話はすでに明らかで
すが、空海の修行中、最大の行場が天河社であったのです。
1.鳥居をくぐると、左の御手洗水場には竜神が迎え、手口を清めてから本殿へ。
行が終わると、いつも竜神からお水をいただいて帰ります。
水割り、コーヒー、炊飯に用いて、気を得ることが楽しみです。
2.二の石の鳥居をくぐって、石段の端を昇って行きます。
常夜灯の灯に導かれ、神韻縹渺たる深夜の本殿に入りましょう。
3.護身法を切り、厳かに儀式して神降ろしして、瞑想に入ります。
竜王印を結んだ掌が熱くなり、不可思議な音や神風に導かれて、深い境地へ。
90分ほどの集中の後、写真を撮ったらこのように。
4.朝、9時前の天川神社の一の鳥居から。
今回は、若宮司さんに祝詞を上げてもらい、ご一緒に般若心経、弁財天真言、南
無神変大菩薩と唱和しました。
ご丁寧な祝詞に感謝です。
嵐山の台風被害にもお気遣いいただき、ありがとうございました。
5.神山、弥山(みせん)を眺めつつ、我が愛車ランエボにて、これから大峰洞
川(どろかわ)へと出発です。
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福田 龍博