気象庁は昨日11日、記者会見を開き、台風19号の規模やルートが似ていると
して、1958年9月に首都圏や静岡地方に甚大な被害をもたらした「狩野(か
の)川台風」に匹敵すると発表したとありました。
昨年は、京都も台風21号のために被害を受けましたが、少なくともそれを超え
るような規模の台風ですので、くれぐれもご用心ください。
よりにもよって、近畿地方は今日の午後が最も接近する予想となっていますが、
午後2時から4時半は桂西口会館で気の講座の開催。^^;
雨が降ろうが風が吹こうが、槍が降ろうが、第2土曜日は月例講座は開催するの
です。w
日頃「私の往くところ、傘は要らない。」と嘯いており、講座の行き来は雨に当
たらないジンクスがあるのですが、朝から降っていますねえ。^^;
雨脚は強くないのですが、だんだん風が強くなってきてます。。
ま、講座の終わるころには治まってるだろうと思いますが、遠方の会員様達は欠
席が多くなります。^^;
三田、滋賀勢は欠席、三重からは出席の報があり、はてさて何人の出席になるや
ら?w
参加者が少ないと、ついつい内容が濃くなり、マンツーマンで秘訣を手ほどきし
たり、予告内容以外のとっておきを伝えたりするクセがあるので、来られた方は
お得ですが。(笑)
今日のメインは頭蓋内の蝶形骨の調整の予定です。
蝶形骨は仙骨と動きがリンクしていますが、頭蓋骨の一番中心に位置し、他の12枚の頭蓋骨ピースと接しています。
人体の要が仙骨にあるように、頭蓋骨の要がこの蝶形骨と言って良いでしょう。
逆に言うと、蝶形骨を整えることは、人体全てを内から整えることになります。
頭蓋クラニアル技法で、頭蓋縫合に溜まった疲労物質を除去したり、第1頸椎ア
トラス調整やオートマチックアジャストポジションで脳脊髄液の循環を良くする
技法も自己治癒力や復元力をアップする良い方法ですが、今回の方法はセルフケ
ヤーもできるのがうれしいところです。w
今までお披露目した頭蓋クラニアルと違う点は、ハエが止まるような、豆腐を指
で挟むような、触れるだけの圧で、目や口を動かしてもらって呼吸を整えるだけ
で操作できる点にあります。
30秒程度の操作で、体幹の回旋や前後屈、首や肩、股関節の可動など、全身の
可動域がその場で良くなり、時間が経つほどより効果が出てくるのも良いところ
ですので、ぜひ実感してください。w
蝶形骨には脳下垂体が収まっていて、脳下垂体からは「愛情ホルモン」のオキシ
トシンなど7種類のホルモンが分泌され心身のバランスを保っています。
ホルモン分泌や自律神経の異常、ストレスによる心身の症状を整えるには、蝶形
骨を調整することが効果的です。
前頭骨の感情点からの呼吸誘導で、ストレスやトラウマをリセットする技法と併
用すると最も効果的だと思います。
人体の関連性や無意識領域の反応など、ヒトの身体は不思議で興味深いものですね。
TL(セラピー・ローカライゼーション)検査で、例えば三角筋は肺と関連しています。
仰向きに寝て、片腕を垂直に立て、手首の下あたりを押して腰の横に倒そうとし
て抵抗してもらいます。
肺が弱っている人は、抵抗力弱く力が入らないものですが、胸に触るとテキメン
力が入ります。
TL検査では、エコーやレントゲン検査でも見つからない異常や弱りのある箇所を
触れると、筋の出力が変わるので、施術すべきところが分かります。
例えば、腎臓は大腰筋と腸腰筋に関連しています。
仰向きに寝て、片足をやや外旋・外転して伸ばし、脚を真っすぐにして上に浮か
してもらうと、腎臓の弱っている人は大腰筋がヘタっているので、その高さで脚
を維持できなかったり、床に着かせようとして手を押すと抵抗できないものです。
w
この時、手を背後に入れて腎臓の位置に触れてもらうと、筋の出力がテキメン増
して、耐えられるようになります。
合気仙骨調整法や仙骨腎臓操作法、腎臓リリーステクニックなどで、腎臓を整え
ることが腰痛や諸々の不調の原因の解決になるわけですが、腎臓は頭蓋骨では側
頭骨と関連しています。
呼吸とともに頭蓋骨もやや開いたり、閉じたりしていますが、胎内にいる赤ちゃ
んも一次呼吸と言って、頭蓋骨があるリズムで開閉しています。
側頭骨に触れて、一次呼吸を捉えて頭骨を調整するのは至難の業ですが、呼吸を
やや深くすると、一次呼吸を誘発させることができることが分かってきました。
決して強い圧ではなく、豆腐を挟むが如き圧で、4秒吸って4秒吐く呼吸に合わ
せて、耳の後部から眉と目の手前までを撫でるだけで、大腰筋の出力も良くなり、
腎臓が強化できるのです。
4秒吸うのに合わせて指を耳後から目眉の方へ撫で上げ、4秒吐くのに合わせて
指を元の位置に戻すよう撫で下げることたった2回で施術完了。w
大腰筋のゆるむポジションにセットして、振動圧をかけて筋肉を緩ませる法もあ
りますが、はるかに時短になりますね。
長時間の施術は、術者も大変ですが、受ける方も負担が多くなります。^^;
仰向きや横向きの負担の少ないポジションや重力の影響を受けないゼロポジショ
ン、座ってできる調整法やセルフケヤーは重宝なものです。w
何より、筋硬結や関節の可動制限などで痛みや異常がある箇所は、そのほとんど
が原因ではなく作用点に過ぎないので、原因の解除が戻りなき根治には必須なの
です。
このところ2時間半が休憩を挟まずとも、あっという間に過ぎ去るので、ゆっく
り気光瞑想を楽しむ時間が取れてないのがナンですが。^^;
ゆっくり寛ぐのは、講座を終えての懇親会で、会場をこちらに移して楽しむこと
にしましょう。^^v
今日の懇親会メニューは、以下の13品です。
1.いづみ式モズク酢。
2.刻みオクラ、ワカメ、メカブの冷やし汁。
3.キャベツと赤パプリカのシーザードレッシング掛け。
4.エリンギのガーリックバターソテーとヒラタケのバター醤油ソテー。
5.カボチャ、エノキダケ、鶏胸肉ミンチのそぼろ餡。
6.コラーゲンたっぷりのキクラゲ、白菜、人参の中華白湯。
7.里芋と豆腐の和風とろみ餡。
8.鶏胸肉の生ハム、辛子マヨネーズソース添え。
9.鶏胸肉の生ハム、エビチリソルトかレモンペッパーソルトで。
10.コラーゲンたっぷり、野菜たっぷりの特製カレー。
11.水ナスの生姜・だし汁漬け。
12.鮭ハラミのオリーブオイル焼き、大根おろし醤油で。
13.絹揚げのバター焼き、クルミ味噌で。