立春から2日目ですが、昨日は空模様も春めいて気温も上がり、庭の紅梅の花も
咲き出しました。
毎年節分前後の1週間は天候不順のようで、今日は朝から雨模様で今は降りやみ
ましたが、気温は少し低く感じます。
最も寒気が厳しい月が2月ですから、また寒さはぶり返してくるでしょう。^^;
2月は、和語で如月(きさらぎ)と称しますが、余寒厳しいため、 更に衣を重
ねる衣更着(き さらぎ)の意味です。
厳寒の寒気に犯されないよう、夏の枯渇した火気を補い、感冒や関節・筋肉の不
調を予防しましょう。
黄帝内経による今年の傾向では、人は下痢症状、身体の重だるさ、筋骨の動揺、
腹の腫物などの病気に罹りやすくなり、心は怒りっぽくなりやすいと書かれてい
ます。
また、胃の中心が痛んだり、脇の下に硬結ができたり、胸郭や咽喉の通りが悪くなった り、舌根が固くなったりしやくなるともあります。
これらは、すべて脾から発していると説かれていますので、今年は脾胃のケヤーが大事で
すね。
五行では土に当たる脾・胃に属する消化器系を損なわないよう、粘膜を保護し、
消化を良くし、腸内環境を整えるがよろしいかと。w
また、寒気に当たって発病や症状の悪化が起こりやすいといいますので、身体を内からよ く温めること
も大切です。
寒気による冷えや痛み、水の滞りには注意し、別名、令月と呼ぶように、2月が
佳い月になるといいですね。^^
立春からは己亥(つちのとい・きがい)年の年明けです。
干支を「えと」と読みますが、普通、あなたのエトは?と問われれば、「亥年生まれ」 などと十二支だけで答えますね。^^:
十二支は五惑星(五行の木火土金水の星)の中で、最も尊貴とされた木星の運行に拠って います。
木星の運行は西から東へ移動し、約十二年で天を一周します。
それらの星の場所を「太歳(たいさい)」と呼び、神格化し、十二の動物で名付けたのが 十二支です。
十二支は元来、植物の成長過程を表すもので、庶民に覚えやすいよう動物を当てはめたも のです。
昔当時は字を読めない人も多かったため、十二支を憶えやすくするために、「亥」には動
物の猪を割りあてたといわれています。
尤も、亥をイノシシとするのは日本だけで、中国などでは「猪」は豚ですけどね。w
十二支の1つである「亥」は五行では「水」の陰気に属し、 時間は「午後9時〜 午後11時」までを亥の刻とし、方位は北北西となります。
十二支は、そもそも農作物の成長の過程を12段階で表したものなので、本当は動
物とは関係ないのですよ。w
干支の十二支の1番目の「子(ね)」は、「増える」でこれから子孫を増やそうとする 「種子」の時期を表し、 干支の十二支の最後の12番目の「亥(い)」は「とざす」という意味で、新たな生命 「子」が宿り、エネルギーが閉じ込められ収蔵されている時期を意味します。
今年の干支は己亥ですが、「己(つちのと)」は土の陰気で、語源は三本の平行線で、条
理が整然としている様を表しています。
十干も十二支と同じく生命消長の循環過程を表したものですが、「己」は植物が充分生長し、 形が整然としている状態を表しています。
「己」は、「紀」に通じ、分散を防ぐ統制作用を指す漢字です。
「新たな生命が種子に宿り閉ざされている」地の気の上に、「整然として分散を
防ぐ」天の気が乗る今年の意味合いは、はてさて如何読み取りましょうや?
ストーリーを見出すと、荘子の云うように、易をよくする者は卦が違えども答え
は一つですね。w
それぞれの方が今年の傾向と課題、対策を知って、己亥年が良き年となりますよ
うに。(念)
3日後には2月度の講座を開催しますが、特に筋反射テストとエネルギー療法に
重点を置こうと思います。
身体に触れずに任脈、督脈の気を操作するだけで、身体の出力が変わるのは不思
議なもので、初体験の方は必ず驚きます。w
CTスキャンのように手をかざすだけで、一瞬で身体のバランスと出力が良くな
る気の操作法は、誰でもできて即効果があるので面白いものです。
身体に痛みがあったり、可動域に制限や不具合がある方で、整体や理学療法など
に通ってもなかなか全快しないことは多いものです。^^;
例えば、膝痛がある場合、痛む膝の部分は作用点に過ぎず、原因となってる黒幕
は他にあります。
そこの硬結や異常を治さないと、痛みは軽減しても取り切れず、戻りが生じるこ
とになります。
大腰筋、斜腹筋、腓腹筋、ハムストリングスなどの筋繊維か、仙腸関節、肩甲骨
にあるのか、全体的な見立てが大事ですが、そもそも痛みは脳脊髄神経で伝達さ
れるものなので、脊柱を整えることが大事です。
身体のどこに異常があるのかは、TLテストやOワングテストなどの筋反射テスト
で判別し、本人の無意識から答えてもらうと簡単で楽ですよ。w
人中路にある経穴、ヨガでいうチャクラを操作すると、筋硬結や圧痛が解けたり、
身体の可動が良くなるのは、西洋医学ではまだ解明されてないことですが効果は
テキメンで、人体には精妙な復元力があることに驚きます。
これは故刑部忠和先生の三大公会穴療法を応用、発展させたものですが、まだま
だ応用が利きそうです。
最近では、ゼロポジションという概念から、立位で行う抜長法(気功リラクゼー
ション)がほぼ完成しました。
1,2秒の動きで可動域が良くなり、施術後自分でケヤーできるのが大きなメリッ
トです。
これは我が武術の90度螺旋理論による合気投げの応用に当たりますが、新しい
概念や技術を学ぶと、以前からやってきたことを否定ではなく進化させることに
なるものですね。
20日にはいよいよ高齢者に分別される運びにありますが^^;まだまだ研究課
題があって、新たな気づきや発見があるので、隠居はできそうにないかと?w
ボ〜ッと生きてると、チコちゃんに叱られます。(笑)
さて、考えねばならないことは数あれどですが、そろそろ2月最初の水曜会の食
卓を飾らねば。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.ツナと水菜とプチトマトの青紫蘇ドレッシングサラダ。
2.刻みオクラの湯がき麺つゆ和え。
3.煮アナゴとちりめん山椒のオープンオムレツ。
4.サバの水煮とホワイトアスパラのトマトジュース煮。
5.アサリの酒蒸しバター。
6.牛ロースのステーキ、ピーナツバター乗せ。
7.エリンギとブナシメジの牛肉汁バター焼き、九条ネギ散らし。
8.豚バラ肉、シメジ、キャベツのオイスターソース炒め。
9.京絹揚げのクルミ味噌田楽。
10.牛肉、白菜、シラタキの和風小鍋、隠し味にピーナツバター入り。w
11.鶏レバーとキムチの焼き肉ソースソテー。
12.赤身卵「どん玉」の温泉玉子。
13.アジの開きの焼いたん、スダチを添えて。