7日に立冬を迎えましたが、冬の気は立たず、暖かい日が続いていますね。
秋から冬は乾燥のシーズンですが、昨日は雨だったし、どうも今年の天候は異常なようです。^^;
暑い日が続いて、身体はまだ夏のモードが残ってるのに、急激な冷えがやってくると身体にも異常が生じやすいものです。
暖かいといっても、季節は確実に冬へと移行しますので、これからの冷えと乾燥にうまく適応して行きましょう。
適度に水を補い、コラーゲンやヒアルロン酸などを含む食材を家庭薬膳として、身体の中から潤いを保つことが大事ですね。
ぬめりある海草、鶏の皮・手羽・軟骨、豚足、豚耳が良く、煮魚は内臓を取って丸ごと煮るのが一番です。
また、季節に対応する気を養うに、白菜、白葱や根菜は、秋から冬に、良いものです。
夏は暑いのでよく人は水を飲みますが、秋になってから減ってませんか?
秋から冬は乾燥のシーズンで、特に水が必要ですが、咽喉が渇いてから飲むのは遅すぎです。^^;
水を食間によく摂ることは大変良いことで、体温、基礎代謝が確かに上がります。
体温が1℃上がると、代謝は12%上昇しますので、ダイエット効果もあります。
血液は50%が水ですが、水をよく摂ると汚血を解消し、血が綺麗になって、デトックス効果も高いものです。
汗もかきやすく、尿の出も良くなり、体内の水の流れやリンパの流れも良くなります。
その適量とは、過激に運動しない限りは一日1.5〜2リットルとなっています。
しかし、がぶ飲みは、体内のナトリウム量を一度に薄めるもので、バテやすくなってしまいます。^^;
コップ半量からせいぜい1杯程度を、小まめに小分けして飲むことと、常温かぬるま湯程度の温度で、沸かさぬ良い水であることが効果的です。
冷えた水は胃腸を傷めますし、沸かした水は溶存酸素がないため身体から即座に排出され、古い水が排出されません。
また日本人にはやや軟水が良く、ミネラルがあまりに豊富な硬水は、血管を損ないやすいのでほどほどが大事となります。^^;
ところで、皆さんは朝、起きたとき、のどが渇いていませんか?
人間は、寝ている間に、特に暑くなくても、最低コップ1杯程度(約200〜300ml)の水分が出ているものです。
また、起き抜けにはトイレにも行くため、朝一番は、身体が最も乾燥している状態にあると言えます。
就寝中、血液中の水分が汗となって体外に出ると、血液の濃度が上がり、
同時に血を固める血小板の凝集能力も上がるので、血液は固まりやすい状態になります。
この状態のピークをむかえるのが、水分を摂取しなくなってから数時間後、つまり明け方ということになります。
明け方は、最も心臓に負担がかかり、心筋梗塞を起こしやすい魔の時間帯なのです。
就寝中は、身体を休める副交感神経の働きで、血流もゆるやかですが、明け方になると、身体を目覚めさせるために、交感神経が働き、一気に大量の血液が心臓から全身に送り出されます。
しかし、血液の濃度が高い場合は、流れが悪く、心臓にも血管にも負担がかかるために、心筋梗塞を起こしやすくなるのです。^^;
これを予防するためには、血液の水分量を充分な状態にしておかなければなりません。
そのためには、就寝前に、睡眠時に不足する量の水を補うこと。寝る前に、コップ一杯の水を摂ることが効果的です。
晩食に納豆と食べることは、朝方に多く発生する脳梗塞などの血管障害が予防できます。
ナットウキナーゼは食後2,3時間後から血栓を溶かす効果を発揮し、8時間効き目が持続しますから。
ここらのお話は、本日の気の講座のご案内に書いておいたので、講座では屋上屋を重ねず、気の体験に重点を置きましょう。
身体の正中線には、任脈と督脈の経絡に気が流れていますが、身体に触れずにこの気を操作することで、立ちバランスが整い、身体の可動も良くなります。
陰陽発気掌と三指銃形掌を使って、頭部をCTスキャンのような動きで気を当てると、誰でも気功師のように触れずに身体を整えることができますよ。w
また督脈の気を操作すれば、頸椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨のどこに異常があるかが分かり、そこを調整することもできます。
自身の「Wオーリングテスト」、相手の「オーワングテスト」を使って、簡単な気の操作で、身体の可動を良くし、痛みも取り去ってみましょう。
筋繊維に固い筋硬結があって、なかなか解消できない疼痛も、呼吸を合わせて簡単な操作で解消しましょう。
仰向きに寝て呼吸すると、仙骨が呼吸に伴って動くことが確認できますが、合気の操作で仙骨が簡単に整います。
例えば腰椎付近のガチガチに固まった筋硬結や、腹部内の硬結でも、内臓反応点の経穴と連絡して操作すると、みるみる柔らかく解けることは面白いですね。
天川でお世話になった民宿の方もそうでしたが、曲がらぬ膝、上がらぬ脚のリハビリに長年かけても痛いだけで、一向に治らない痛みや可動制限に悩まされてる人は多いものです。
骨や関節の自然復元機能や、脳皮質脊髄反射の活用、拮抗筋の反射反応を使って、痛みなく身体の可動が良くなり、戻りなく痛みがリセットされると良いですね。
左右に高低差のできた骨盤も、横にズレて変位した脊椎も、自然の骨の復元機能を活用すると、一瞬で整えることができます。
簡単で効果的な方法で、体幹の前屈や後方伸展、左右回旋なども、即座に良くなることを実感しましょう。
寝る前に行う「抜長法」は、大変効果的なリラクゼーション・リフレッシュ法ですが、全身を仙骨から整える新しい抜長法もぜひ体感してください。
あるポーズでたったの1分、仰向きに寝て身体を揺らせるだけで、その効果が実感できるはずです。w
講座が終われば、例によって会場をこちらに移し、懇親会をお楽しみください。
今日のメニューは、今のところw以下の10品です。
1.オクラの叩き、そばつゆ和え。
2.キャベツのリンゴ酢・レモン黒酢・マヨネーズ・コールスロー。
3.水菜とツナのカボスポン酢・アマニオイルサラダ。
4.鯖の水煮とワサビ菜のカボスポン酢和え。
5.豚骨ベースの大根、人参、玉ネギ、ジャガイモ入りコラーゲンカレー。
6.鶏モモ肉の幽庵ローストチキン。
7.牛ロースとエリンギのケイジャンスパイス・ガーリックソース・バターステーキ。
8.ツマミ菜のカメリナオイル・ゴマ油ソテー。
9.天川村の手作りコンニャクの刺身、生姜と長崎醤油で。
10.切り干し大根、メンマ、蒸し大豆の合わせ炊き。
曇っていた空も、お約束で晴れ渡り、日中の気温は23、4℃にはなるでしょう。w
晴れの心で、心身ともに爽快に、この一日を充実しましょうネ。^^v