オフィシャルブログ

三日後に初気の講座を控え、本日は初の水曜会開 き

Share on Facebook
LINEで送る

DSC00274_R.JPG

今日は初寅、毘沙門天のご縁日ですが、十日戎に初金毘羅と重なりましたね。
京都では、特に十日戎が商売繁盛の祈念で多くの参拝客でにぎわいます。

祇園界隈は賑やかでしょうが、古川町商店街や嵐山は静かなもんです。w
御商売には向きませんが、おかげで今年の傾向と対策指示書の作成など、集中しての考え事にはよろしいようで。^^

手持ちの暦では、明日が鏡開きになっていますが、これ関東の風習ですね。w

鏡開きは、一般的に「松の内」の後に行います。
松の内とは、門松を飾っておく期間の事を指し、その間は年神様が家にいると考えられています。

この松の内は、昔は元日から1月15日とされていたため、鏡開きは1月20日に行われていました。
しかし、徳川家光が4月20日に亡くなったのを切っ掛けに、関東近郊では20日という日が忌日として避けるようになり、これに伴って鏡開きの日も1月20日から1月11日に変更されたのです。

ですが、徳川幕府の力が強く影響しない関西地域では以前のまま、1月20日を鏡開きとするところが多く存在するのです。
ちなみに関東では、鏡開きが1月11日に変更されたため、松の内も1月7日までと期間が短縮されていますね。

こちらでは、15日には各地の神社で「どんど焼き」が催されますので、そのときに注連飾りや門松などをお炊き上げしますが、年神様がまだ居て、鏡餅に宿ってるのにそれを割るのは不敬なような?(ワラ)
あ、割るも忌み言葉で、年神様の宿る餅に刃物を当てて切るのも忌みごとで、開くと言わねば。w

そもそも鏡餅というモノは、平安時代には確立されてて源氏物語にも登場してますが、お正月に備えられるようになったのは、室町時代以降のことだとか。
江戸時代初期には武家の間で広まっていて、包丁などの刃物で切るのは切腹を連想するので忌みとされたのです。

日本では、古来から神様にお供えした物を食べるのは、神様との繋がりを強め、神様のパワーを頂けると考えられていました。
したがって、鏡開きは鏡餅をお下げするのではなく、食べることにこそ意味があるものです。w

さすがに15日や20日になると餅も固くなり、雑煮もお汁粉も餅の旨みを損ないますね。^^;
尤も、昔からの言い伝えでは、鏡開きで餅が数多く開ければ、縁起が良くてご利益が高いといいますが。w

開いた餅は、「かき餅」にするのが一番で、手や鎚で割ることを「欠き割る」ということから「欠き餅」(かきもち)になった由来があります。
料理法は、一口大の餅を160度くらいの油で揚げて、塩や醤油をまぶすだけ。
これ、おやつにも、酒のつまみにも最適です。w

今は個包装パックの餅が入っている便利な鏡餅が増え、とても便利になりましたね。
いずれ、子どもたちには、鏡開きは餅を開くのではなく、パックを開くという意味と誤解されるのかも?^^;

家では13日に初気の講座の後、懇親会があるため、年神様の宿った鏡開きはこの日に行い、近江蕪と昆布とともに味噌雑煮にして出すことにします。
丑の月は単純計算では二人に一人が墓運働き、神仏との縁が深まる月ですので、加護とご利益をいただきましょう。^^

さて、本日は今年初の水曜会です。
カウンセリングを終え、一応、用意を調えておきましょう。

先ずは、以下の10品が完成しました。
冷え込むようなら、何か鍋ものでも追加しましょう。w
1.菜の花のすり胡麻辛子酢味噌和え。
2.いづみ式鶏胸肉のヅケ焼き。
3.いづみ式モヤシの豚バラ肉巻き、サニーレタスを添えて。
4.牛バラ肉のローストビーフ。
5.ウナギのかば焼き。
6.ナス、ニンジン、紫玉ネギの豆板醤・甜麺醤・味噌・リンゴ酢・味醂炒め。
7.湯がきブロッコリー。
8.キノコとチーズのマルゲリータ・ピザ。
9.豚ロースの生姜焼き。
10.牛スジ肉と大根の白味噌ドテ煮。