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冬至と納めの寺院巡り行事を控えて、本日は水曜 会。

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今年も余すところ、あと10日になりましたね。
仕事に追われ、時間に追われて、連日多忙ですが、それもまたよし。w
只管(ただひたすら)、一日一日を充実して行きましょう。

明後日、22日は冬至です。
一年で最も陰気が高くなり、昼の時間が最も短くなる日。

中国の太陰太陽暦(日本の旧暦)では、冬至が暦の起点とされ厳粛な儀式を行っていました。
これが日本にも中世になって伝わり、宮中などでは朔旦冬至(さくたんとうじ)といって祝宴を開いていたようです。

この日を起点として、一陽来復(いちようらいふく)。
「一陽来復」という言葉は、三省堂「明解四字熟語辞典」には、「冬が終り、春が来ること。信念が来ること。また悪い事が続いた後で幸運に向かうこと。」とあります。

この言葉ですが、本来は、易占いの本の「易経」の「地雷復」の項から一人歩きを始めた言葉です。
「易経」には、「復は亨(とお)る。出入疾(やまい)なく、朋(とも)来たりぬに咎(とが)なし。反復その道、七日にして来復。往くところ有るに利(よろ)し。」とあります。

簡単に意訳をすれば、「復は大丈夫。行ったり来たりと出入りは激しく、友は来なくても、問題はない。我慢せよ。七日の我慢で必ずまた陽は射してくる。行こうと思う通りに行けば道は開ける」 という意味になりますね。
さらに簡略に言えば、「大丈夫。周囲にも友にも左右されず、思う通りに精進しよう。とにかく七日頑張れば、また希望が見えて来るさあ。」w

アメリカの成功哲学者、ジャック・アデイントンの言葉に、「夜明け前は、最も暗い。」というのがありましたが、同じような意味合いですね。

だんだん、昼の長さが長くなりゆくのですが、実際には「冬至冬なか、冬はじめ」といって、寒さがいっそう厳しくなるころです。^^;
二十四節気詳説には、「蚯蚓(きゅういん)結ぶ。」とあり、ミミズも寒さで縮みあがっている位、寒さが厳しい頃です。

冬至風呂(柚子風呂)に入る風習が、全国にありますが、ユズ風呂には、血液の流れを良くする血行促進効果が高く、冷え性や神経痛、腰痛、リウマチなどを癒す効果もあります。
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCにより、美肌効果もある上、柚子の精油ピネン・シトラールなどのアロマ効果と皮膚からの刺激により、血行を促進し、皮膚も保湿され、寒くて停滞しがちな、体の機能を目覚めさせるのです。

ある検査によると、さら湯(普通のお湯)と柚子湯に入浴後のノルアドレナリンを比べたところ、
なんと、4倍の差が出たそうです。

ノルアドレナリンは、血管を収縮させる効果のある成分ですから、
それだけ血管が拡張していたことが分かります。

古くから日本では、柚子風呂はひび・あかぎれを治し、風邪の予防になるだけでなく、
中風(脳卒中)にならないと伝承されてきましたが、まさに効果的な、昔の人の知恵ですね。^^

冬至は湯治(とうじ)に通じ、柚子は「融通」が利きますようにと、年の暮れ行事として、 江戸時代の庶民も味わったものです。

柚子湯の作り方としては、柚子の果実を5〜6個輪切りにして、湯に浮かべます。
皮膚が弱い方はヒリヒリしますので、輪切りにした柚子の果実を熱湯で、20〜30分蒸らし、
その後、布袋に入れて湯に浮かべるとよいですよ。^^v

市販のユズの香りの入浴剤より、香りも鮮烈で、効能も高いので、ぜひ味わって下さい。

季節を味わえる行事は、日本の風土の恵みですね。^^
一人朝風呂に入るも好し、幼い子供と入るもまた楽し、綺麗なお姉さんと入ると極楽です。(アホ爆!)

冬至の特有の食べ物は地域によって若干違いますが、「かぼちゃ」のほかには「こんにゃく」を食べる風習もあります。
「トウジ、コンニャク、スナハライ」という言葉が、冬至近くになるとよく口にされますが、こんにゃくは1年間たまった砂を払うものだといわれています。
繊維質が乏しくなり、寒さによって便秘がちになる頃、こんにゃくは格好の腸のお掃除ができますからね。^^

冬至には、「冬至の七種(ななくさ)」といって、「ん」のつく食品を食べると病気にかからず、幸運が得られるという言い伝えもあります。
冬至の七種とは「ん」が2つつく食べもので、 「なんきん(かぼちゃ)」「にんじん」「れんこん」「ぎんなん」「きんかん」「かんてん」「うんどん(うどん)」のことです。

うどんはこじつけみたいですが、運(うん)・鈍(どん)・根(こん)に通じるので、出世するといわれています。
美しき言霊の国、日本ですね。(笑)

ジャック・アデイントンの「心の法則」には、こんな言葉があります。
「言葉は私たちの生活に底知れない影響を与えている。
言葉には感情が移入される。
言葉と感情は強く結びついて、心や身体、ひいては言葉を使う人自身の人生全般にまで影響を及ぼしてゆく。」

「言葉」は「事の葉」で、「事実の一端」を示しますが、中医学でもいうように、全体はある一部分に表れるものです。
精神、仏心という神仏宿るのが人間ですので、運気や健康を良くしていく上でも、良き言葉を使って行きましょう。

言葉という「呪(しゅ)」を、我が身の呪縛に用いず、「祝」の言祝(ことほぎ)に用いるのが良いですね。
言葉もまた諸行無常で、意味や用い方が移り変わって行くものですが、最近の若者言葉はマジ、マンジ。(笑)

意味よりノリとフィーリングで成り立ってるような感じですが、オニムズく考えず、明るく楽しい言葉を使って行きましょう。w
私にとっては、マンジといえば卍マークの寺院ですが、23日は納めの行事、東山の不動明王巡りがあります。

対座瞑想が楽しみですが、前日には注文した丸ごとチキンが届きますので、クリスマスも兼ねて美癒亭キッチンで直会(なおらい)をしましょう。^^v
下拵えと焼き上げがちと大変ですが^^;楽しい酉年納めができますように。(念)

23,24日と全日が予定満杯ですので、顧問先への翌年と翌月の指示書はそれまでに仕上げねば。。
先ずは料理を仕上げて、水曜会の準備を調えておきます。

運気盛りも採り入れて、今日のメニューは以下の12品になりました。
1.ギンナンの乾煎り、ヒマラヤの紅塩で。
2.いづみ式レンコンとニンジンのキンピラ胡麻散らし。
3.ナンキンのチキンミンチそぼろ餡。
4.コンニャクと蒸し大豆の生姜煮。
5.水菜とミニトマトのツナサラダ。
6.豚ロースのパルメザンチーズトンカツ。
7.いづみ式小松菜のお浸し、砕きピーナツ和え。
8.ヒラタケとエリンギの味噌・味醂・バター炒め。
9.鴨肉の山椒そぼろ。
10.牛肉、白菜、ホワイトブナピー、豆腐、京麩のすき焼き。
11.2種の焼きソーセージ、モヤシの豚バラ巻き、スクランブルエッグのアラカルトプレート。
12.いづみ式鶏胸肉の梅肉大葉はさみ焼き、紫キャベツのマヨネーズサラダ添え。

それでは、指示書作成に没頭します。^^v
くれぐれも営業なんぞの電話がありませんように。w