オフィシャルブログ

秋感じ、重陽の講座を控えて9月最初の水曜会

Share on Facebook
LINEで送る

DSC00187_R.JPG DSC00189_R.JPG DSCN4153.jpg DSC00194_R.JPG

9月に入って、蒸し暑さはなく、朝などめっきり涼しくなりましたね。^^
9月の第1土日、松尾大社の八朔祭を終えると、夏の終わりを実感します。

今年の夏は野外でバーベキューすることはなかったけど、夏よさらばと敷地で花火をしました。
1.ちょっとしたツマミとハイボールで、花火する光景。w
虫の音と夜風に夏の終わりを感じつつ、然るにトリに点した線香花火は、何故か物悲しく感じます。^^;

私はロケット花火をぶっ放すのが好きですが、(笑)妻の好みは線香花火。w
パチパチと最後まで見届けるのがいいと言いますが、途中で落ち首のごとく、ボトッと落ちると残念至極。^^;

諸行無常を感じやすい秋ですが、秋の心を愁いといいけれ。w
秋先はまだ良いのですが、これが仲秋から晩秋になると、夕暮れ時から特に胸がサビカナムナクルしくしくなりがちです。^^;

17,8歳から兆候はあったのですが、20歳から数年はそのピークだったかも?
31歳の時に友人がアメリカの論文資料を送ってくれて、それがサンセット・シンドロームということが判明しました。w

その頃にはほぼ克服できてたので、苦にはしてませなんだが、その経験がカウンセリングやヒーリングには役立ってますね。
膝の痛みで数年苦しんだこともありましたが、その治し方も自得し、人生、万事、塞翁が馬です。w

今まで、秋の心の不調兆候があると、独り常夏の国に旅立ってたのですが、6月にはチェンマイの寺院と市場巡りも独り遊行の場ではなくなったし。w
10年近く秋には山籠もりに出かけ、山中の野宿をしてたことも今は昔。(歳か?^^;)

陰極まって陽となったり、非日常の体験が日常に活かされたりするのは実感してますが、それも効果的な方法ではあります。
亡き友、洋さんからはよく、生まれる時代間違ったねと言われたもんですが。^^;

今年は酉年で、9月7日からはさらに酉月に入りますので、酉を司る守護本尊、不動明王の加護を得て、心が浮動することなく不動の観想で意識行動しましょう。w
我が流儀の拳礼四我偈文にいわく、我即ち金剛薩た身なり、我怖れず、我惑わず、我即ち不動となる。

2.日曜日に、三十三間堂の東隣にある法住寺に拝観しましたが、不動尊との対座はできませなんだ。^^;
身代わり不動のお守りが霊験あらたかというので、戴いて来ましたが。w

京都に不動明王は数多ありますが、東寺や青蓮院など有名どころでは観光客が多く、なかなかゆっくりと対座することができませんね。^^;
嵐山の近くでは、朝早めに大覚寺に行くと、五大明王とゆっくり対座できます。

東山の南、東福寺の塔頭(たっちゅう)の一つ、同聚院(どうじゅいん)は小さな寺ですが、日本最大の座像とご対面できます。
近畿三十六不動尊霊場の二十一番霊場ですが、拝観料は200円で、東福寺も紅葉の有名どころで観光客は多いのに、謎にここへはあまり観光客は来ませんね。w
まるで結界を張ってるかのようで、おかげでゆっくりじっくりと不動尊の目の前に座って静かな時間が過ごせます。

3.同聚院の不動明王は平安時代の作で、丈六不動明王坐像の名のとおり、265cmの巨大な不動明王像です。
この不動明王は別名「十万不動明王」と呼ばれています。
十万不動と呼ばれる由来は、常に十万の眷属を持つという意味だとか霊夢でのできごとからきているとか。

同聚院で授与されている屋守護の符は有名で、門戸に貼れば、火災など諸災難を除き、福徳円満、子孫繁栄などの仏徳があるとされています。
酉年酉月には、酉の日を選んで行くか、28日のご縁日、或いは遊行同行の依頼あればぜひ行ってみたいところです。

そういえば、明日の7日は丁酉の日、酉月に入って年月共に同じ干支が重なりますね。
ふむ。。予約が入らなかったら、行こうかしら?w

3日後の第2土曜日には9月度の気の講座がありますが、丁度、重陽の節句ですね。
「九」という陽の数が重なることから重陽(ちょうよう)といいます。

昔から中国では奇数を陽の数とし、陽の極である9が重なる9月9日は大変めでたい日とされ、菊の香りを移した菊酒を飲んだりして邪気を払い長命を願うという風習がありました。
日本には平安時代の初めに伝わり、宮中では観菊の宴が催されました。

重陽の節句は、菊の節句、菊の宴とも言われています。
収穫の時期にもあたるため、庶民の間では「お九日(くんち)」と呼ばれて親しまれ、「栗の節句」としてお祝いをしていました。

有名な「長崎くんち」「唐津くんち」はその名残で、新暦の10月に開催されていますね。
今も、重陽の日には、太宰府天満宮の秋思祭(しゅうしさい)など、各地で菊を愛でる祭りや行事が催されています。

江戸時代には五節句が重要な式目として制定されましたが、重陽の節句は最重要とされたものです。
3月3日の雛祭り(上巳)や5月5日の端午、7月7日の七夕は誰もが知ってる節供ですね。
然るに、1月7日の人日(じんじつ)はまだ七草粥の日として残っていますが、重陽の節句は知らないという人も多いのではないでしょうか。^^;

9月9日の重陽の日は、酒に菊の花びらを浮かべて飲むのも風流ですね。
「おくんちに茄子を食べると中風にならない」と言われていますが、秋茄子が旬ですので茄子の料理も良さげです。

重陽の節句の食べものには、不老長寿を願う気持ちが込められているので、敬老の日(9月の第三月曜日)に活かしても良いですね。
この頃、施設の父は誤飲が多くなってきてるので、焼き茄子をほぐしてモロヘイヤの叩きかとろろ芋をだしで溶いて和えて届けようかと思います。
とろみのあるものを先に食べると、誤飲しにくくなりますからね。

さて、本日は9月最初の水曜会です。
買い物、HP改良の打ち合わせ、散髪wとバタバタしましたが、煮込み料理は昨日から仕込んどいたので、準備は整いました。
4.今日のメニューは、以下の12品です。
1.いづみが私の昼の供養にと用意した諸々野菜と豚肉その他の謎スープ。w(食べる間がなかったので^^;)
2.赤ズイキの甘酢炒め、煎り胡麻散らし。
3.インドネシア風酢豚ならぬ牛角のサピ・クチャップ。
4.赤軸水菜とツナの中華風ドレッシング和え。
5.冬瓜、セロリなど夏野菜のジャワ風カレー。
6.豚ミンチ、紫玉ネギ、ピーマンのチェンマイ風ラーブ・ムウ、大葉を添えて。
7.鶏手羽元と大根のパイタン煮込み。
8.鶏胸肉の手作りハム、青紫蘇で挟んで中華風辛子マヨドレッシングで。
9.夏の終りのトウモロコシの蒸したん。w
10.小里芋の煮っ転がし。
11.万願寺唐辛子とちりめんじゃこの粒山椒炒め煮。
12.小ガシラの煮付け。