オフィシャルブログ

本日、五月度、気の科学体験講座

Share on Facebook
LINEで送る

DSCF3043_R.JPG

端午の節句は終わりましたが、粽(ちまき)、柏餅、菖蒲湯(しょうぶゆ)などが節供の縁起物ですね。

粽は中国の屈原の故事に由来する、魔よけの縁起ものです。
昔はは「茅(ちがや)巻き」と言われていましたが「茅」は「ち」ともいい、こちらが多く使われるようになったため
「粽(ちまき)」という名前が定着したのです。

ちなみに屈原の故事にある、粽を縛った五糸の色は、こいのぼりの吹流しの色として受け継がれています。

柏餅の縁起は柏の木の生態にあり、柏の木の葉は、新芽が出ないと古い葉が落ちません。
このことが「子供が生まれるまで親は死なない」という思いにつながり「家系が絶えない」「子孫繁栄」を持ちという縁起を担いだのです。

菖蒲湯の風習は、1300年も前から受け継がれてきたものです。
菖蒲の葉や根茎には、精油となる成分が多く含まれていて、強い芳香を持ち合わせています。
この強い芳香が、古来において厄を祓うと信じられていたのです。

実際、菖蒲は漢方薬として用いられていますが、その精油成分にはアザロンとオイゲノールを多く含みます。
その効能は、血行促進、疲労回復、腰痛、神経痛、冷え性、筋肉痛、リュウマチ、肩こりに験があります。w

日本に於いては、菖蒲(しょうぶ)は「尚武」に通じ、「勝負」に勝つことが縁起づけられています。
言霊の国、日本らしい掛詞であり、呪8しゅ)ともいえましょう。

それにしても日本の行事や祝い事には、縁起物が付いて回りますね。w
そもそも、「縁起」とは、何かに「縁」って「起」きることであり、原因や条件、または部分によって、 精神的な働きも含む、一切のものが成り立っている、という意味の仏教語です。
「因縁生起」の略語ですね。

幸になるには、幸の因と縁をつくり、活用すべきであり、苦があるなら、苦の因縁を解除せねば。
そうしたきっかけを作るためには、縁起物も言葉や行事の活用も一理あるところです。

縁起を担ぐことを、験を担ぐとも言いますね。
歴史的にみると、江戸時代にヤッコやヤクザ言葉から庶民に逆さ言葉が流行りました。
「えんぎ」が「ギエン」になり、「ゲン」と発音して、「験」という意味合いを兼ねたのだとか。

「験」は「しるし」でもあり、効果、効き目の意味合いがありますね。
修験などのように、仏教や密教、神道の行を修めて、法力を得る意味です。
また、実験など、観察やそれまでに知られている知見に基づき、そこにはこんな仕組みや法則があるのではないかと予想し、反復再現性を確かめるものです。

以前あんな良いことがあったが、その前にこういう予兆があったり、こうした行動を執ったことがあった。
だから、初めにそれをやれば、良い結果がでるのではないか、うん、そうであってほしい、そうしよう。
などという祈念の心理行動、呪の発揚が、縁起や験を担ぐことなのでしょう。w

財布に入れるお金にしても、表裏・上下をきちんと重ねて、人物の頭が下に向くように入れると金運が良くなるとか。
長財布で、紙幣を折らずにしまうことが、金運を良くするのだとか。
これらは、お金を大切に扱う意識行動が、験の根本となっているものです。

陽気が盛んになりゆくこの月は、自身の気分を良くしたり、陰気やマイナス要素を祓ったりして、
運気や人間関係を良くする手立てについて、考えてみましょう。

なるほど、いかにもといった得心や、新しい気づきが、生活の弾みになるといいですね。^^

今日の講座は聞いてるだけで4名の欠席。^^;
人数はこじんまりとしそうですが、内容は濃く、味は豊かにしたいものです。w

鼻炎の方に効く甜茶も調い、料理の方も仕上がりました。
本日の気の講座の懇親会メニューは、以下の11品です。
講座を終えたら、大いに歓談しましょう。^^
1.サニーレタス、京水菜、ズッキーニ、黄パプリカのサラダ、イタリアンドレッシングで。
2.ホウレン草のラーメンだし白和え。
3.鶏もも肉の生姜ニンニク焼き、プチトマトとエリンギのソテー添え。
4.万願寺唐辛子と京揚げの炊いたん。
5.ヒラタケとシイタケのガーリックバターソテー、イカゲソのソテー添え。
6.牛バラ肉の漬け焼き。
7.絹揚げ、ブナシメジ、キャベツ、セロリのオイスターソース炒め。
8.カボチャと鶏ミンチの辣椒醤油、酒炒め煮。
9.ジャコとピーマンの胡麻油炒め、白だし醤油煮。
10.ヒジキ、ホワイトブナピー、刻み揚げの炒め煮。
11.セロリ、ホワイトブナピー、玉ネギのスープカレー。