28日、最終日曜、恒例の納め行事は、松尾大社からの社寺参りをしました。
数年前までは、雪の積もる比良山三の滝での禊行でしたが、苦行は卒業。(笑)
今回は歩きで、松尾界隈をゆったりと遊行しました。
天気予報では雨と言ってましたが、なに、神事に往くところ、傘は要らない。(ワラ)
神社近くの民家のバケツには、氷が張っていましたが、陽光はうららかでしたよ。
^^
1.松尾大社拝殿には、大きな未の絵馬が準備されていました。
2.霊亀の滝を祀る滝御前社にて、「ミズハヤメ」の大神とご対面。
清冽な気に身も心も洗われるようです。
3.神泉、亀の井にて、甦りの水を戴く。
これより拝観料を払って、庭園へ入ります。
4.曲水の庭には、綺麗な水が流れ、キラキラと光っていました。
神像館に入り、重文の平安初期の神像三体を初めとする21体の神像とご対面。
5.上古の庭にて、ストーンサークルの如き岩群の前で盤座瞑想。
太陽が光を浴びせてくれて、快い気分で自然と一体になります。
6.蓬莱の庭には、大きな鯉と神のお使いである亀が遊んでいます。
京漬け物「もり」にて試食した後、隣の酒の資料館見学。
7.室町時代末期に生まれた「酒道」の文面。
酒は神授の生薬。服して心を乱さず、身体を損ねず、礼を失わず、和を破らず。
適時適量謹んで用いざれば、久しきに堪えざるべし。
うん、うん。今日の懇親会は、適量がやや増えるかも?(笑)
8.松尾大社から西に旧街道を歩くと、摂社、月読神社があります。
神功皇后がお腹を撫でて安産された月延石を月読尊の神託により、舒明天皇がこの神
社に奉納されたという伝説があり、古来より安産を願ってお参りされる人が多
い神社です。
松尾山の末端に当たるここは、松尾大社を陽とすれば、陰極まったエネルギース
ポットです。
鳥居をくぐると、誰もが清冽な気を感じることでしょう。
一陽来復を祈念し、良き年を迎えましょう。
穢解(かいわい)の水で手と口を浄め、願掛け陰陽石を撫でて、月読みの尊に参拝。
これより、知る人ぞ知る近道(地元の人しか知らないはず)を辿って、「鈴虫寺」に。
正しくは「妙徳山華厳寺」というのですが、鈴虫寺で通ってますね。
年がら年中、5千匹の鈴虫が鳴いている寺ですが、最近では特に恋愛成就の霊験
で有名です。
9.門前で人を迎える幸福地蔵菩薩。
草鞋を履いたお地蔵様で、願えば家まで訪ねて来て、幸福を授けてくださるとのこと。
お札に願いを込めるには、合掌した掌からお地蔵様の顔を出し、住所・氏名を告
げて、願い事を言うのが作法です。
親友の病気平癒を祈念することにします。
10.当山鎮守の白龍大明神。
中学2年の時、この寺を初めて訪れたことがありましたが、今、龍の存在に気づいた。^^;
やっぱりご縁があったようです。
この日もすごい行列でした。^^;
住職の説法は落語家にも似て(笑)面白くお話されます。
禅宗の教えの一つである「茶礼」に基づいた考えで、お茶とお菓子が振舞われま
す。
一日何度も年がら年中休日なしで繰り返される鈴虫説法。
さすがは鈴虫寺ですね。(笑)
家に戻って、6名で忘年会としましょう。
おでんは、大根、厚揚げ、丸揚げ、ごぼ天、コンニャク、竹輪、鶏の手羽元。
エゾシカが入手できたので、焼肉にして薬食いです。
熟し柿、パパイア、白妙の京キンピラ(大根の皮と胡麻の甘辛酢炒め煮)、大高
さんから戴いたお土産の温泉卵を先ずはお出ししました。
その後、白菜の温サラダを色んなドレッシングで楽しみつつ、エビスビール、赤
ワイン、焼酎、ハイボール、雄町の大吟醸酒、ラムコーク、20年物の梅酒など
で盛り上がりました。
いや、適時適量。(ワラ)
皆さん、酔い、ちゃう佳いお年をお迎えください。
しめ飾りは、二重苦の本日ではなく、一夜飾りの31日でもなく、明日の30日
に飾ることにしましょう。^^v
31日の大晦日は、今年最後の水曜会となります。
おせちを摘みに来てください。^^