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嵯峨釈迦堂、清凉寺お松明式

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昨日3月15日は、嵯峨の釈迦堂、清凉寺でお松明式が行われました。
この日は釈迦入滅の日に当たり、本堂では涅槃図を掲げ、釈迦の徳が称えられます。

ロープで囲いした大庭には、松の枯れ枝や藤つるを使い漏斗型(ろうとがた)に組み立られた、高さ7mの大松明。
夜8時過ぎに護摩壇に灯明の火が移され、燃え上がった護摩壇からこの大松明に火入れされます。
読経、念仏を唱えながら僧侶の行列が燃え盛る大松明の周りを廻るのですが、境内には幾十の屋台が出て賑わっています。

お松明式は、五山の送り火、鞍馬の火祭と並んで京都三大火祭として受け継がれてきましたのですが、
近隣住民ならともかく、地方から目当てで来る方は少ないものです。
嵐山に住んでから2年のブランクを含む苦節46年、実は一度も来たことがなかったのですよ。^^;

8時前に着いて、牛串焼きやイカ焼き、フランクフルトなどを屋台で買い、本堂の傍のベンチに座って、
持参した魔法瓶の湯割り焼酎「白虎湯」で祭り気分を味わいました。^^

今回、初のお松明式見物でしたが、いやはや間近に火事場を見るような迫力でした。(笑)
愛宕山からの吹き降ろしの風に煽られた火勢で、火の粉、灰が飛ぶこと、降り注ぐこと。^^;
お松明に火を入れると、燃え上がるまでに充満する煙の量も半端ありません。
保存会プラス消防士の皆さんの協力あってのことですね。

1.護摩壇の炎と煙の周りを巡る提灯行列。
2.護摩壇から飛び散る火の粉と灰が、まるで無数のオーパのようです。
3.燃え盛る護摩壇、炎の高さは5mに達し、熱気で火傷しそうです。
4.高さ7mのお松明3基。それぞれ早稲(わせ)・中稲(なかで)・晩稲(おくで)と呼ばれ、
その火の勢いで、今年の農作物の豊凶を占うとされています。
5.上から火入れされた松明が、火を降ろし、中心下から燃えて行きます。
6.燃え上がる火柱と煙ですが、こうなる前に煙が風下に充満します。
7.燃える松明の火と煙の陰陽競演、オーパのように無数の灰が降り注ぎます。
8.燃え上がる瞬間の大松明。
9.愛宕颪に吹き上げられる松明の炎。
10.早稲と中稲の大松明は、上部が燃え残り、再び火入れが為されます。
僧侶の群れは一心に五穀豊穣を祈るのか、念仏を唱和しています。
今年は早稲と中稲は苦心を伴い、晩稲が豊作を告げるようです。
消防士さん達でないと、とても松明の傍には近寄れませんね。^^;

春を告げる火祭りの翌日、今日は春模様で暖かく、良い陽気です。^^
今日のヒーリング講座では、肩こり・五十肩の治療を肩に触れず、肩甲骨と周辺筋肉を動かして治す、
オステオパシー・テクニックをお伝えすることにしましょう。

夜は龍彌が来るので、減量前にフォアグラステーキや和牛しゃぶしゃぶなどで気を養いましょう。
今年になって二度も風邪をひき、昨日は15時間死んだように眠ってた彼でした。(笑)
今夜は楽しく、涅槃会です。(爆)