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旧初午の水曜会

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今日、3月12日は、旧暦二月十二日で壬午の日の旧初午。
初午は伏見稲荷の大神、宇迦御霊神(うかのみたまのかみ)が降臨した日として、祭り事があります。
初午の日に、 稲荷社に使者である狐の好物とされる、油揚げや、 油揚げに寿司を詰め込んだものを奉納したことから、初午の食卓には油揚げなどが並んだものだとか。
この寿司を油揚げに詰め込んだものが、後のいなり寿司と呼ばれるようになった由縁ですね。

宇迦御霊神は古事記では宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)、日本書紀では倉稲魂命(うかのみたまのみこと)と表記されていますが、
名前の「ウカ」は穀物・食物の意味で、穀物の神で、両書とも性別が明確にわかるような記述はないけど古くから女神とされてきました。

伏見稲荷大社の主祭神であり、稲荷神(お稲荷さん)として広く信仰されていますが、伊勢神宮ではそれより早くから、御倉神(みくらのかみ)として祀られました。

神道の古書には、「ウカノミタマ命、この神は百穀を播きし神なり。一名をトヨウケヒメ命という。
大和国の広瀬大明神、伊勢の外宮とは同体の神なり。ヒメ大明神と名づく」とあります。
伊勢の内宮についても、鎌倉時代に伊勢神宮で編纂された「神道五部書」に、御倉神の三座は、
スサノオの子、ウカノミタマ神なり。また、専女(とうめ)とも三狐神(みけつかみ)とも名づく。」と記されてるそうです。

現在、いなりの神は穀物の神としてだけでなく、農業の神、工業の神、商売繁盛の神としても信仰されていますね。
伏見稲荷は、商売繁盛、五穀豊穣、開運のご利益で有名ですが、あの千本鳥居をくぐるのは、異世界に踏み入れるような風情があります。^^;
4月の大祭には、多くの方が参拝されることでしょう。

食神の命式ある私としても、宇迦御霊神は、お顔姿は分からねど、きっと美神と信じて、敬意を払いましょう。(笑)
高野山の宇迦之御魂神は何やら恐ろしいお姿でしたが。^^;「オン・ウガヤジャヤ・ギャラベイ・ソワカ」

家には稲荷を祀ってないのですが、私も昼飯用に、ワサビの茎煮の入ったいなり寿司を買いました。^^
セイブル錠を飲むからと言っても、「また、そんなもの買って!」と監視人by細君にいちゃもん付けられましたが。w
昼過ぎに食べようとしたら、ちゃっかり1個持ってかれてるし。−−
山の神へのお供えじゃあ。(ワラ)

さて、水曜会の料理にも、揚げを使ったものを出すことにしましょう。
昨日の温野菜料理がまだあるので、今日の料理は小品で用意しました。

1.赤だしのしじみ汁、ワカメ、ネギ入り。
2.プチトマト、水菜、グリーンリーフのサラダ、イタリアンドレッシングで。
3.新玉ネギのスライスサラダ、手作りポン酢と胡麻ドレッシングで。
4.蕪の葉の昆布だし塩一夜漬け。
5.菊菜チーズのお揚げ包み焼。
6.ヒジキ、シメジ、お揚げのあっさり煮。
7.三度豆の生醤油浸し、ひねり煎り胡麻散らし。
8.生アジの塩焼き、ポン酢で。
9.一夜干し開きサバの素焼き。

明後日には高雄病院の検査があるので、良い子はでんぷん・糖質控えめに・・(笑)
盛り上がっての飲み過ぎにも注意しましょう。(自爆)