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3日後に己巳の日を控えて、本日は2月最後の水 曜会

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愛宕山の雪は残ってるものの、昨日から天気は回復して暖かくなったようです。
如月の二月は、厳しい寒さで更に衣を重ね着するという意味、「衣更着(きさらぎ)」が語源。w

寒いと血流が悪くなり、さらに寒暖差ある気温に適応するために自律神経に負担が掛かるためか、いわゆる原因不明の不調
に悩まされる人が多いものです。^^;
「自律神経失調症」は、中年女性ならば「更年期障害」といわれて、病気じゃないといわれますが。w
投薬などでは漢方以外、対処療法しかないのが現実でしょう。^^;

冷えは万病の元といわれ、痛みある方には冷えは厳禁です。w
気血水の血の観点からは、身体を温めて血流を良くし、気や水の循環を良くすることが大事です。

ショウガ、シナモン、ニンニク、玉ネギなどの内から身体を温める食物や、人参、
レンコン、ゴボウなどの気を上げる根菜、冬が旬の食物をよく摂るようにしましょう。

また、ビタミンE、ビタミンB1は、手足の細い血管まで広げ、血行を良くする働きがあります。
ビタミンEは、アーモンドなどナッツ類やカボチャ、調整豆乳、子持ちカレイなどに多く含まれています。
ビタミンBは、豚肉、大豆、シイタケなどに多く含まれていますよ。

冬は乾燥の季節ですが、汗をかく夏ほど水分を補給しないので、水の循環も悪くなりがちです。
咽喉の渇きは水不足の身体の訴え・悲鳴ですので、小まめな水の補給は大切です。

冷たい水は寒く感じるなら、白湯が良いでしょうが、工夫が一点。w
溶存酸素のない沸かした水は、入れても即に排出されますので、沸かしたなら水
を足して適温にした白湯を補給するのが良いかと。

さらには、ほんの僅かの天然塩を入れるだけで、塩辛くはなく、水は電解質になります。
人体の水は約70%あり、全ての細胞や神経は電子で動いていますので、電解質
の水分を入れると、気の伝達が良くなります。

痛みや不調・不具合、病気や症状を治すには、気血水の循環を良くすることが根
本だと思います。
食は身体を造るものなので、食事は大事、食餌に非ずですね。w

人には、個々の五行の傾きがあるものですから、有り余るは控え、足らずは補っ
て、バランスの良い食事を心がけましょう。
火気に当たる心臓や循環機能が弱るならば、水剋火で火を剋さぬよう、水気に当
たる五味の塩辛味、塩分は控えねばデス。w

水の気を司る腎が弱いなら、土剋水の理で、土気に当たるでんぷん・糖質や脂な
どは控えるべきです。
土を制する木気の青物や酸味、水気に当たる海の物や五穀では大豆製品、土から
生まれ水気を生み助ける金気の根菜、五菜ではネギなどを、でんぷん物より多く
摂ることが食養になります。

これからは段々と春めいてはくるでしょうが、このまま暖かくなって行くはずはなく、w
また寒気が厳しくぶり返す日もあることでしょう。^^;
自律神経が失調しないよう、身体を温め、適度に動いて血行を良くすることに努
めましょう。

如月の二月は、あと2日で弥生の三月になりますが、日数が一番少ない月で、月
末は特に慌ただしく感じます。^^;
指示書の作成に追われながらも、明るく暖かい春を目指していきたいものです。w

もの・ことには、予兆というものが、ままあるのですが、この頃は、髪の毛の伸びが活発になったようです。w
良い縁起(因縁生起の略)と捉えて、才・能を伸ばそうとするのが良いかしらん。w

3月1日は、己巳(つちのとみ)の日で、5種ある巳の日の中でも特に60日に一度の弁才天の供養日に当たります。
今年は巳年ですので、予約がなければ、参拝祈念に行こうかな?w

十二支の巳(み)は、動物の「蛇(へび)」を指し、インドや中国では古くから、金運開運、豊穣をもたらす縁起の良い生き物として神聖視されています。
蛇は脱皮を繰り返し成長することから、再生や復活のシンボルとされ、生命力、不老不死、無限、繁栄を象徴する動物とされてきました。
また「巳」は「実」や「身」の発音と同じ「み」であることから、実(巳)入りがある、身(巳)につくなどと、縁起を担いだ掛け言葉にもなっています。w

日本では、蛇は仏教の守護神である「弁財天」の使者とされており、白蛇は弁財天の化身と言われています。
弁財天は、弁才天・弁天様とも呼ばれる七福神の一柱で、金運開運、商売繁盛のご利益をもたらす神様として信仰されています。

仏教の天部(仏の守護神)である弁財天は、神仏習合により神格化され「日本書紀」や「古事記」に登場する、宗像(むなかた)三女神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と同一視されていました。
明治政府の愚策、神仏分離令で分離されましたが、市杵島姫命をお祀りする神社は、今も親しみをこめて「弁天社」や「弁天様」と呼ばれています。

また、古くから人間に福徳をもたらす神として信仰されていた蛇の体に人間の顔を持つ神様で、財福の神、食物神・農業神ともされている宇賀神(うがじん)が弁財天(弁才天)と習合あるいは合体したとされ、宇賀神が弁財天の頭頂部に小さく乗る弁財天は「宇賀弁財天」と
呼ばれています。
京都では、神泉苑の宇賀弁財天、山科の毘沙門堂門跡の弁天堂にある宇賀弁財天
と弁財十五童子、人に知られぬところでは樫原にある「まちやカフェ Cafe Charmy Chat(ちゃーみーちゃっと)」
の裏庭から参る樫原(かたぎはら)弁財天などがあります。

今年の「巳」の漢字は、胎児の形を表す象形文字が由来であり、十二支では「草木の成長が極限に達し、次の生命が宿され始める時期」の意味を持ちます。
新生や未来を想像させる文字ですが、今年は乙巳で「乙」は、十干の「乙(きのと)」には、植物がしなやかに広がり伸び成長していくの意味があります。

これらのことから、乙巳年は「成長や変革の年」といわれ、努力を重ねていることが実を結ぶ年になると良いですね。w

永らく行ってない比叡山無動寺弁天堂や、祗園の六波羅蜜寺福寿弁財天も巳の日参りは
特に値打ちがあります。w
家の近くなら、家の墓のある天龍寺の境内塔頭慈済院(じさいいん)福寿大弁財
天、二尊院の九頭龍大弁財天、
人に知られぬところなら五山送りで鳥居形を点す嵯峨・曼荼羅山の南東麓の護法堂弁財天」などがあります。

「才」が「財」を成すことと「ザイ」の音が同じことからの縁起で、弁才天が弁財天になったのでしょうが、弁才天はもとより水の女神です。
ゆえに、池や水のあるところ弁才天ありで、祀っている寺社は幾多数多あることですよ。w

今年の巳の日は皆さんもぜひ、お近くでも弁才天(弁財天)様にお参りされては如何でしょう。?w
ただし、馬券や宝くじが当たりますようにと念じて、金と時間と労力を胴元に寄付することになっても、私は一切関知しませんが。(ワラ)

さて、本日は2月最後の水曜会です。
今日のメニューは、以下の11品になります。
1.法蓮草のお浸し、だし醤油絞り。
2.鶏胸肉ミンチのポーチドミニトマト、ブロッコリースプラウトサラダ添え。
3.パンガシウスのバタームニエ、アンジェレトマト乗せ。
4.聖護院大根の味噌煮、要望あれば小餅を入れてお雑煮に。w
5.カボチャの素揚げ、パルメザンチーズ・ライムペッパーソルト掛け。
6.エリンギのバターガーリック焼き。
7.いづみ式蛯名高原ソーセージとじゃが芋のグラタン。
8.鶏胸肉片栗粉コーティングのセロリ炒め、食養菊の花びらを散らして。
9.大根、人参、白菜、エノキダケ、シメジ、豆腐入り焼きアゴだし鍋。
10.自家製絹揚げ、山椒いりこ味噌乗せ。
11.少し日光を浴びせたどんこ椎茸、焼きたてを手作りポン酢で。