オフィシャルブログ

本日は快晴にて、6月度の気の科学体験講座

Share on Facebook
LINEで送る

IMG_0339.jpg

このところ、晴れの日が続いて日差しが熱くなってきましたね。
昨日は手弁当や酒を持参して近江舞子の湖畔で昼飲みしましたが、ずいぶん日焼けしてしまったことです。^^;

本日は第2土曜につき、6月度の気の科学体験講座を開きます。
今回のメインとなるのは、人体の横のラインに着目した展開になります。
それが、「隔膜調整法」です。

今までの整体では、経絡・筋絡という東洋的ルートにせよ、アナトミートレイン
という西洋的・解剖学的ルートにせよ、すべて縦の繋がりとその作用に注目して
きたものです。
横の発想というのは、左右や前後の対称点が中心で、横のラインというのは「横
隔膜」しかなかったような?^^;

横隔膜の整体は、呼吸も無論のこと、肝臓や胃腸など内臓の調整に優れた効き目
があります。
横隔膜を例に挙げると、左側調整では花粉症の症状に、右側では腹部疾
患全てに特効があることが分かっています。

内臓由来で筋・骨格系に不調や痛みが生じている場合、幾ら身体の筋肉・靱帯・
関節などのアライメントを整えても、問題は解決できません。

内臓というモノは、不調があれば重力に負けてずり落ちてるもので、血流が悪くなり滞っているものです。^^;
また、その臓器に付着しているインナーマッスルは、筋出力が必ず落ちているものです。

横隔膜など、身体には5つの重要な隔膜があります。
それらは、呼吸と循環に関係しながら、.身体の構造を中心上に繋ぎ止める働きをしてい
ます。

また、内臓がズレたり落ち込んだりしないよう保持しながら、下にある構造を吊
り下げる働きをしています。
そして、重力を分散して一極に負担が掛からないようバランスを保ちながら、起きた不調が全身に波及しないように、バリアとして
堰き止める働きをしています。

私もそうでしたが、人体で隔膜というと、横隔膜しか普通は知らんし。^^;
ですが、頭蓋骨の中には、「鞍隔膜」があり、後頭部にも「後頭下筋隔膜」があります。

前回は、ここまででしたが、今回はここまでの復習をしてから、次の隔膜を調整
して行きましょう。

胸腹部には背中と腰を繋ぐ横隔膜がありますが、首と背中とつないでるのは「胸腹上膜(シプソン筋膜)」といいます。
また、骨盤の中には「骨盤隔膜」があり、それぞれ重要な働きをしています。

呼吸に着目すると、息を吸えば全ての「隔膜」は下がりますが、隔膜が固くなれば動きも小さくなり、十全な呼吸ができません。
よって、呼吸が浅くなり、血液中に酸素の量が不足することになります。

すると、自律神経も不調になるし、細胞や神経の修復も落ちるし、汚れた血の滞りが病気にもなります。^^;
東洋医学では、気・血・水の循環の観点を重視しますが、血の観点から見ても、隔膜の整体は効果的でしょう。w

然も、隔膜の連絡治療には法則性があり、不調ある部分の上下の隔膜を調整する
ことで抜群の効果を発揮することが分かっています。
隔膜を緩める調整は、血流を良くすることだけでなく、神経や筋膜にも持続効果
が高く、内科系疾患にも優れた効果があります。

隔膜を調整すると、その症状や部分のみの改善に留まらず、良い効果が全身に波及して行きます。
隔膜の観点からの施術は、不調部分や症状に合わせて行うのではなく、身体の状態を全身レベルで良くすることによって、自己治癒力を高めるものです。

以前、神経を観点として退化痕に着目したり、連続反射弓に着目した施術法をお伝えしました。
今まで使ってなかった神経が使われたり、繋がってなかった神経回路が繋がることによって、奇跡のようなことも起きます。w

車いす生活だった人が自力で立って歩けたり、固まって動かせなかった四肢が自分の意志で動かせるようになったり、
それらは今までの整体法やリハビリ法ではない、違う観点からの別解の方法が効を奏したわけです。
ほんに縁のものですが、そうした施術ができたとき、まさに冥利に尽きますね。w

今までの縦のラインに着目した技法から、横のラインとその波動共鳴に着目した
展開からも、今までにはなかった効果も表せる可能性があるでしょう。w
その上で、骨膜に着目して、骨膜連鎖反射から原始脳を覚醒し、治癒力を引き上
げる方法を展開しましょう。

講座を終えたら、会場をこちらに移して無料懇親会です。
今日のメニューは、以下の11品です。
1.ワサビ菜の玉ねぎドレッシングサラダ。
2.京水菜の摺り胡麻ドレッシングサラダ。
3.キャベツのコールスロー、ミニトマトを乗せて。
4.京うらら揚げと小松菜の炊いたん。
5.豚ロースのガーリックステーキ、サニーレタスを添えて。
6.豚ロースの生姜焼き。
7.いづみ式鶏胸肉のから揚げ。
8.いづみ式葛葉の天ぷら、ブラックソルトで。
9.自家製絹揚げの麺つゆ浸し。
10.ほうれん草のお浸し、醤油絞り削りカツオ散らし。
11.うどん風コンニャク麺のぼっかけ。