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脳について新しいことを知り、本日は水曜会

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台風一過しましたが、なべて京都はことも無し。w
日中の蒸し暑さが吹き飛んで、朝はちと肌寒いものの、日中は涼しく過ごしやすくなったようです。^^

勉学の秋といわれますが、脳を使うには良い気候になって来たようですね。
脳の平熱は38.5度で、体温よりも高いのですが、人類共通に22〜24℃が脳の適温といわれています。

どうも、気圧が低かったり、湿度が高く蒸し暑く感じると、膝が痛んだり、脳がちゃんと働かなく感じます。^^;
経年劣化か?w体力は衰えてきましたが、脳力は衰えないようにしなくちゃです。w

身体を酷使することは健康を損ねますが、脳をよく働かせることは大事なことですね。
非生産的な心労や、負の考えではなく、プラスになるよう働かせたいものです。w

脳機能の年齢的なピークについて、私が20代で学んだことは、人間の知能は21,2歳をピークとして、脳細胞は壊れて行くというものでした。^^;
生まれながらにして持つ約150億の脳細胞は、この年頃をピークにして衰えて行くので、如何にシナプス連絡を形成して維持促進するかが大事だと捉えていたのです。w

科学は日進月歩していますから、新しい情報を仕入れることも大事ですね。
マサチューセッツ工科大学の認知科学研究者、ジョシュア・ハーツボーン博士の率いる研究チームの発表を読むと、今までの認識が改まりました。^^;
研究チームは、単語記憶、他者の顔の認識、他者の名前の記憶、基本的な計算力などについて、10歳から90歳までの数千人を対象に調査を行いました。

その結果、明らかになったことは、「ほぼどの年齢においても、何らかの能力のピークがある」ということでした。
それは、そうであろうよとタカをくくってたのでですが、詳細を見るとビックリしましたよ。w

この研究によると、脳力のピークを迎えるのは、健康な脳だと以下の年齢になるとのことです。
18歳前後では、総合的な情報処理能力と記憶力。
22歳前後では、他者の名前を記憶する能力。
32歳前後では、他者の顔を認識する能力。
43歳前後では、集中力。
48歳前後では、感情認知の能力。
50歳前後では、基本的な計算能力と新しい情報を学び理解する能力。
67歳前後では、語彙力のピークがあると結論付けられています。

調査では、例えば48歳をピークと結論付けた感情認知の脳力とは、他人の感情を表情などから読み取る脳力のことですが、
研究チームは、数千人の目元のみの写真を見せて、写真の人物が何を感じているのかを被験者に説明させたものです。

無作為抽出した一般的な被験者による結論なので、該当する能力を鍛えて来たなら、ピーク過ぎても劣化していないでしょうね。
まだまだ、ボケたり、歳のせいにはできませんことよ。。w

また、記憶についても、面白い研究結果がありました。w
米国のノースウェスタン大学の准教授ジョエル・ヴォス博士は、磁気パルスを使って海馬を再び活性化させて高齢者の記憶力を改善する方法を研究発表しています。

もの忘れは老化の典型的な特徴の一つですが、65歳以上の約40パーセントが、加齢に伴う記憶力低下にまつわる問題を何かしら抱えているといいます。

いったん物忘れが始まると、たいていは年齢を重ねるごとに悪化するものです。^^;
記憶力の低下を示すこうした事例は、脳にある海馬が自然に衰えていくことが原因であることが多いものです。

脳の一領域である海馬は、短期記憶、長期記憶、空間記憶と密接に結びついています。
しかし、脳に刺激を与える新たな治療法によって、だんだん衰えていく記憶力を回復させることができるかもしれないというのです。w

頭の外部から磁場の変化を伝え、電磁誘導によって脳の特定領域に電流を発生させるという実験が行われました。
海馬は脳の深い部分にあるため、磁場を到達させることはできなません。
そこで、代わりに海馬と連携している脳領域のひとつで、左耳の上辺りに位置する頭頂葉に刺激を与えたのです。

実験の被験者は64歳から80歳までの16人で、健常な範囲内で加齢による記憶力の低下を示す症状が見られました。
いくつかの記憶テストを実施した結果、成績はおしなべて悪く、回答の60パーセント以上が不正解だったといいます。

1日に20分の刺激を5日連続で与えられた後、被験者たちはもう一度記憶テストを受けました。
すると、なんと!若者に匹敵する成績を出したのです。w

ボストン大学の研究では、低い周波数(4ヘルツ)の電流で脳の後方にある「下頭頂小葉」という部位を刺激すると短期記憶、より高い周波数(60ヘルツ)で前方にある「背外側前頭前野」を刺激すると長期記憶がそれぞれ50〜65%向上したと報告しています。
1カ月後にも一定の改善効果が続いていたのも凄い結果ですが、当初の認知能力が低かった人ほど、電気刺激の効果は大きかったそうです。

人体は、脳神経も細胞も電子のやり取りで動いていますので、気を電子電位と捉えると、まだまだ脳を如何に良くするかについて方法がありそうです。w
間脳や視床下部、偏桃体を刺激して、脳を覚醒・再起動する手技があるので、海馬周辺にアプローチすることもできるはずです。w

学習などの不適応障害や、過去の記憶・トラウマによる不安神経症やパニック障害などの症例に対しては、脳へのアプローチが大変有効です。
先日も無熱性痙攣を起こすお子さんと、その不安に悩み不眠のお母さんに脳へのアプローチで施術を行いました。

無意識自動運動が起こり、手足や腹胸部が色々と動きましたが、結果は上々。w
TL検査で、思い出すと筋出力が落ちてしまう無意識下の問題も、全て解決できました。^^v

プラス思考が良い、マイナス思考がいかんなどとよくいわれていますが、陰陽は二重螺旋構造で、バランスを取るのが要です。
陰気が強いときは、陽気を補うだけでなく、場面的に陰極まって陽となる陰陽逆転の法も効果的です。w

脳を加齢のままに劣化させず、良い刺激を与えて、快適化し、より良く使うことが要となるでしょう。
マスク生活による酸素不足、ストレス発散の乏しい生活は、その妨げとなるので注意しましょう。^^;

飲食を共にして談笑するのも、脳に良い影響を与えるものです。
涼しくなった本日の水曜会、そろそろ鍋や煮物も欲しくなってきましたね。w

今日のメニューは、以下の13品です。
1.キャベツ、ブロッコリースプラウト、ミニロケットトマトのコールスローサラダ。
2.レタス、水菜、スィートコーンの和風玉ネギドレッシングサラダ。
3.ベーコン、空心菜、ニンニクのチェンマイ風炒め。
4.青パパイヤ、豚ロース、人参のオイスターチャンプルー。
5.白菜、豚ロース、豆腐の白湯(パイタン)鍋。
6.いづみ式玉ネギ入りカボチャスープ。
7.ブラックソルト茹でじゃがのパルメジャーノチーズ・ペッパー散らし。
8.ヒジキ、蒸しサラダ豆、シメジ、黒胡麻の胡麻油炒り煮。
9.ブリアラ大根の煮込み。
10.カラスカレイの煮つけ。
11.ちりめんじゃこのナメタケ時雨和え。
12.いづみ式モロヘイヤの天ぷら。
13.いづみ式鶏胸肉のガーリック生姜風味唐揚げ。