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夏至の候、梅雨の自律神経の乱れに注意して、本 日は水曜会

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昨日は夏至でしたが、いやはや京都の蒸し暑かったこと。^^;
エアコンをつけて仕事をしてましたが、座りっぱなしだったので膝の痛むことです。^^;

冬至に比べると、5時間は日が長いのですが、太陽の強いエネルギーを感じますね。
夏至の前後は、この強いエネルギーに身体が順応しないこともあります。^^;

夏至になりやすい体調不良には、眠気・だるさ、めまい・頭痛、躁うつ・不安・イライラ・意欲の低下が挙げられています。
また、梅雨の候ですので、湿気によって身体の不調「湿」が出ることも多いことです。

「水湿」、略して「湿」とは、簡単に言えば、体の水分が溜まっている状態です。
この「水湿の邪」によってもたらされる症状は、その性質から、雨の日など湿気の多い日に悪化する傾向があります。

胃腸に影響を及ぼすことも多く、食欲不振や胃もたれなども引き起こしやすくなります。
そして「水湿」になると、体が重い、顔や手足がむくむ、尿が少ない、むかつき、関節の痛みなどの症状が出たりします。

湿の症状が抜けなければ、イスクラの「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」やツムラの「カッ香正気散(かっこうしょうきさん)」を用いると良いのですが・・
身体は食で作られるので!旬の食材をよく摂ることが、季節に対する順応力をアップしますよ。☆

夏至の候は、6月21日から小暑(7月7日)までを指します。
この間の旬といえば、鱧(はも)・タコ・オクラ・ミョウガ・茄子・トマト・胡瓜・苦瓜・青瓜・スイカ・冬瓜などでしょう。

鱧は京都では、祇園祭の頃に、「落とし」にして梅肉か酢味噌で、或いは天ぷらでいただくものです。w
6月30日の夏越の祓には、和菓子の「水無月」をいただくのが風習ですが・・・
初期糖尿といわれてからは、食べてないです。。

ところで、世界では昔から夏至は神秘的なものと結びついていて、不思議な力があると信じられてきました。w

例えば、1万年にわたって人類が築き続けた複合遺跡、イギリスにある「ストーンヘンジ」では、夏至の日に3万人もの人が集まって日の出を待ちます。
朝日は、ちょうどストーンヘンジの中心にある祭壇の間から昇ります。

夏至に合わせて作られているようですが、日本でも、縄文時代や石器時代の遺跡や聖域では夏至を意識して作られています。

夏至は、1年で最も太陽のエネルギーが降り注ぐ日なので、「太陽の誕生日」や、「太陽年の元旦」とも呼ばれ、
キリスト教が盛んな国々で聖ヨハネの日(6月24日)と関連付けたお祭りが開催されています。

特にフィンランドやスウェーデンでは、週末を挟んで盛大に祝っているそうです。
湖の近くで、一晩中踊りが続くのだとかで、「夏のクリスマス」と呼ばれたりするそうですね。w

日本では夏至祭は少ないのですが、三重県伊勢市にある「夫婦岩」付近で、二見興玉神社の夏至祭が行われています。
夏至の候は、最も太陽にエネルギーが強く、朝早くに目が覚めたりしますね。

黄帝内経には、夏の養生訓として、遅寝早起きが挙げられていますから、睡眠時間は減っても良いので、良い質の睡眠が大事です。
必要な睡眠時間は個人差があるものの、深いノンレム睡眠がしっかり取れれば、睡眠の質は十分といえ、睡眠時間が短くても、ぐっすり眠ったという満足感が得られます。

早く目覚めてしまったら、ぐだぐだと眠ろうとするより、朝日を額に浴びるのが良いでしょう。w
あいにく梅雨の最中なのですが、雨降り以外はぜひともです。w

ヒトは体内時計をもとに、睡眠、覚醒、体温、ホルモン、代謝、循環、細胞分裂などがコントロールされています。
この体内時計がズレると、「指揮者のいないオーケストラ」のように体内がバラバラの状態になり、高血圧、糖尿病、がん、睡眠障害、うつ病など、さまざまな病気の原因となります。

体内時計をリセットするには、太陽の光(2500ルクス以上)をたった5分浴びるだけでも効果的です。
太陽光は、曇りでも10,000ルクス程度の明るさがありますから、朝に外に出ることが良いのです。w

また、幸せを感じるセロトニンは、「朝日を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」によって活性化します。

朝の散歩は、「朝日を浴びる」「リズム運動」(ウォーキングなどの規則的なリズムを刻む運動)の2つを兼ねているので、セロトニンを十分に活性化することができます。
私も、雨降り以外は朝30分の散歩を習慣にしています。w

セロトニンは、覚醒、気分、意欲と関連した脳内物質で、セロトニンが低下するとうつ的になります。
セロトニンが活性化すると、清々しい気分となり、意欲がアップし、集中力の高い仕事ができます。

そして、セロトニンを材料に、夕方から睡眠物質のメラトニンが作られます。
セロトニンが十分に分泌されることで、結果、夜の睡眠が深まるのです。

普通の人でも、仕事が忙しくてストレスフルな生活をしていると、セロトニンを分泌するセロトニン神経が弱ってきます。
朝散歩によって、毎日、セロトニン神経をしっかり活性化することで、ストレスを受け流し、脳の疲労を回復できますよ。w

転機が崩れる日が続きますが、そういうときは自律神経が乱れがちになります。
「疲れているのに、ぐっすり眠れない。」
「夜中、何度も目が覚めてしまう。」
「眠りが浅く、寝た気がしない。」などという不眠症状を訴える人が多いものです。

自律神経が乱れ、副交感神経がちゃんと働いてくれないと・・・
不眠以外にも、身体の緊張や強張り、内臓の不調、頭痛や腰痛など身体の痛みなどが生じます。

特に疲れが抜けなかったり、不眠症状のある方は、寝る前に指先から副交感神経のスイッチを入れて活性化して眠ることがお勧めです。
手の指の爪と皮膚の隙間、内外にそのスイッチがあるのでやってみましょう。w

先ず、左手の親指の爪を、横から右手の親指と人差し指でつまみます。
そしてつまんだまま、指先方向と手首方向へ30回スリスリとこするのです。

親指が終われば、人差指、中指、小指を同様に30回ずつこすり、左手が終われば右手を同様に刺激してください。
薬指は、交感神経のスイッチなので、寝る前には刺激せず、朝に寝起きが良くなければ薬指だけこすると良いです。w

美味しい旬のものを良く味わいつつ、笑顔で歓談して、質の良い眠りに就けますように。^^
今日のメニューは、以下の13品です。
1.刻みオクラ、山ナメタケ、メカブの冷やし麺つゆ和え。
2.京都男前豆腐「特濃ケンちゃん」の冷奴、ミョウガと削りカツオを添えて、生醤油かブラックソルトで。
3.水菜、ツナ、新玉ネギ、ミニトマトのポン酢サラダ。
4.いづみ式茄子、ピーマン、ミニトマトの揚げびたし。
5.京うらら揚げと九条ネギの衣笠煮、注文で玉子とじに。w
6.茄子、アスパラカス、赤パプリカ、セロリなどに豚肉とソーセージを入れた夏スープカレー。
7.タコとキュウリの麺つゆ・リンゴ酢和え。
8.豚ロースの生姜焼きとキャベツのコールスロー。
9.いづみ式素焼きでも美味しいタコ焼き。
10.いづみ式鶏の胸肉のニンニク・生姜・醤油漬け唐揚げ。
11.大原の「上田の手揚げ」、青ネギを散らして生醤油かポン酢で。
12.鴫茄子の焼きナス、生姜・醤油で。
13.鮭ハラスの焼いたん、レモンを添えて。