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本日はポカポカ陽気にて、2月度の気の科学体験 講座

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三寒四温で段々と春へと移行して行く候ですが、今朝の嵐山東公園はポカポカ陽気で、歩くと汗ばむほどでした。
寒暖の差で代謝や自律神経が異常をきたさないよう、注意が必要ですね。
特に腹部は温めて、血行を良くすることが大事です。

私といづみも赤の腹巻を着用して、毎日を過ごしております。w
結婚したころは体温が35℃ちょいくらいの彼女でしたが、この習慣ができてからは平均36.5℃の体温で、雪がちらついてても散歩に連れて行かれます。^^;

本日は、2月度の気の科学体験講座を開きますが、気・血・水の血の観点から、血行路の関門を開く一法、腸間膜根をリリースする法をお伝えしましょう。
発生学上、脳は小腸から生じたもので、幸せを感じるセロトニンなどのホルモンも、脳より小腸に多く在るもので、腸内環境を良く整えることが、脳を良くすることにも必須となります。

最近は特に電磁波がめっちゃ飛び交う世の中になってますが、そのせいで原因不明の頭痛などの痛み、鬱やパニック症候群といった不調に悩まされている人が多いものです。
電磁波そのものが悪者ではなく、ノイズがその原因なのですが、人体は脳神経も心臓も筋肉も生体電流で動いているので、ノイズに動じない自身の状態を作ることが大事です。

気・血・水の気を電子電位と捉えると、地球の電磁波と共鳴して、地球の力を我が身に作用させることが大変有効です。
立位大地共鳴法の後、例えば下肢の軸を整えるだけで、計算力など脳の機能がアップすることも実証できています。

水の観点から、池に投げた波紋が全体に伝わるように、太極拳の勁を応用すると、深部の筋硬結が緩むだけでなく、脳へ作用させて視床下部を再起動させることができます。
視床下部を電子伝達の司令塔とすると、脊椎棘突起は電波塔の役目で、神経伝達を整えて、脳から身体を正しい状態に復元することを導けます。

身体の可動域制限が解除され、悩まされていた痛みが解消する方法について、近年の研究成果は著しいものがありますね。
私自身の研究でも、数年前より今が数段と進歩してますが、とてもこれでヨシとすることはできず、まだまだ工夫と研究が必要です。^^;

今週の仕事は少なかったので、勉強と研究がまた進みました。w
最終汚血であろう頭蓋内の静脈洞をリリースすることを我が身で実験してきて、新しいクラニアル法もできたので、これも実体験していただきましょう。w

動作痛については、筋膜のつながりだけでは解消できないケースも多く、関節包内受容器センサーを解除することがとても有効です。
このT1.2センサーは、アジャストやストレッチでは作動しなくて、ほんのわずかな動きによって作動するので、ポジションとアングルと2・2・2・1・1・1のリズムが大事になります。

諸々の動作痛に関しては、下部肋椎関節、特にT(胸椎)9〜12の受容器をリリースすることが重要です。
6X4脊椎理論と照合しても、この理が分かれば、指先一本を被験者の背に触れて誘導するだけで、体幹の回旋などが楽になります。

先週の水曜日に八王子の山口さんが連れてこられたお客様のケースでは、結滞動作(背中側で合掌)ができずに、ヨガインストラクターになるのを断念していた方がありました。
患側の腕を脱力させて、右45度前方に真っ直ぐに伸ばし、指を垂らして4秒かけて上に上げ、4秒かけて元に戻すこと3回で、ほぼ解決。w
肩甲骨と肩関節に掌を当てて、ゼロG(重力の負荷をゼロにする)ポジションを作って、螺旋ラインに沿って掌を擦過させると、引っ掛かりも痛みもなくスムーズに結滞動作ができるようになりました。

肋骨、胸郭を整えることは、呼吸を楽にし、十分な酸素を摂り入れて循環させ、血流を良くし、姿勢を良くし、自己治癒力を高めることができます。
五爪龍陰圧重ね掌の肋骨調整も然りながら、横隔膜を整えることも生命活動の大事となります。

亡友、高尾病院の洋さんとは、気の昇降開合と武術の勁について横隔膜の大事について、よく語り合ったものです。
横隔膜は、呼吸器、循環器、肝臓、腎臓、胃、リンパに作用するモノです。
いわば、生命のジャンクションですね。w

例えば、坐骨神経痛、ヘルニア、脊椎間狭窄症など腰椎の歪みも、その原因がT(胸椎)12番にあることが多くあり、横隔膜調整の対象となります。
T12は、ロゼッタパターンでL(腰椎)5番と連動していますが、重力に負けて横隔膜が落ちてT12が崩れたために、下位にある腰椎L5が負担を受けて崩れているケースが多いものです。

横隔膜の脚は、右がL4まで左はL2〜3まで伸びていますが、横隔膜腱の中心はL7・8・9に当たります。
然るにこれを操作するには、直接横隔膜には触れられないので、T12・L1を操作することで可能になります。

仰臥して腕を体側に伸ばし、SLR(脚上げ)検査をすると、上げにくかった側の肋骨が下がっていることがほとんどです。
その患側の腕を、L字に肩から水平よりわずか上、前腕は肘から90度ほど曲げた状態に置くと、左右の肋骨の下部位置が揃うアングルが見つかります。

このニュートラルアングルから、SLRを再検査すると、良く脚が上がります。
施術はここからで、T12かL1を指で触ると、L4が痛む場合もありますが、圧痛が見つかります。
分かりにくい場合や、下がってる側と反対側に圧痛のある場合は、圧痛側を患側とします。

指はそこに留めておいて、患側の脚をゆっくりと立て膝にして行くと、置いた指先の筋肉が緩むアングルがあります。
これが、ゼロT(緊張)・P(痛み)ポジションになります。
そのアングルの立て膝から、膝の外に掌を当てて、ゆっくりと大腿を内転させて行くと、さらに指先の筋肉が緩みます。

そのままのポジションを維持して、3回深呼吸すると、圧痛は消えて、横隔膜が調整できます。
脊椎横に当てた3指は、力を入れずに脚方向へ軽く牽引するだけです。
発生学上、外胚葉系の皮膚や、神経系は伸ばすことによって反応しますからね。

脚を使う理由は、発生学上、足底筋膜→膝窩筋膜→鼠径部→骨盤隔膜→腹膜とバイオフィジカルリンクを構成し、腹部・骨盤・下肢の連動した不調を同時に取り除けるメリットがあるからです。
また、足は平衡感覚を司る前庭器官・小脳の動きと連動していて、自律神経に作用しますからね。

圧痛が取り切れない場合は、もう一方の掌を圧痛点の反対側すなわち腹に当てて、圧痛点に圧を集めるイメージでダイラタンシー押圧を掛けると消えます。
お伝えしてあるゼロG・T・Pテクニックで、一瞬に消すことも可能です。w

漢方の触診で、へそを中心とした十字触診の方があり、へそは胃、上が心、下が腎、へそ右が肺、左が肝になります。
その部分が硬く、圧痛がある場合、肋骨の下がっている側の脚を、踵一つ分ずつ開いて行くと、圧痛が消えて腹が柔らかくなるアングルが見つかります。

それがゼロT・Pポジションですが、踵をすくい上げることで、ゼロGを作ることができます。
前回は背面腰部の緊張・硬結・圧痛を踵をすくい上げるだけで瞬時に解消する技法をやりましたが、今回は腹部の硬結を解いてみましょう。w

水の観点からと人体エネルギーの螺旋ラインを意識して、手で包んだ足をゆっくりと牽引・押し込みを繰り返すと、腹部硬結が消えます。
太極拳の動きが効果を高めますが、腹部圧痛だけでなく全身に作用し、首や肩の可動も良くなります。w

コロナ禍のせいで、来れない会員さんも多いので、実技の一部を説明しましたが、いやはや書くと分かりづらいものですね。^^;
百聞は一見に如かず、百見は一体験に如かずで、体験し体感して、手取り足取りして伝授し、会得してもらうのが一番です。w

せっかくの貴重な時間、楽しく、有意義で役立つものにしましょう。
講座を終えたら、例によって、会場をこちらに移しての懇親会です。

今日のメニューは、以下の11品になります。
1.京菜の煎り胡麻ドレッシングサラダ、ミニトマトを乗せて。
2.京豆腐「こくとろ」、汐吹昆布を乗せて、レンジで少し温めて食べよっ。w
3.湯がきブロッコリーの擂り黒胡麻だしポン酢和え。
4.カボチャと小豆、黒白蒸し大豆の炊き合わせ。
5.聖護院かぶらの生姜入り和風とろみ餡。
6.牛肩ロースステーキ、水菜のだしポン酢サラダ添え。
7.マイタケとエリンギの鶏ガラだし料理酒バター醤油焼き。
8.豚ロースのニンニク生姜焼き、セロリ葉炒め添え。
9.鶏胸肉小麦粉コーティング、ニンジン、玉ネギ、新じゃが、ブロッコリー、パルメザンチーズ入りクリームシチュー。
10.京絹揚げのバター焼き、クルミ味醂味噌を添えて。
11.赤身卵「どん玉」の温泉玉子、エビチリソルトで。