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新月前夜、二日灸の甲子日を二日後に控えて、本 日は水曜会

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朝方は気温といい、草露といい、めっきりと秋めいてきましたね。
この3日ほどは、寝るときは冷房を使わずに済み、過ごしやすくなってきました。

今日は旧暦では七月晦日で、明日は八月朔日で新月になります。
月が地球と太陽の間にある状態なので、地球から見るとまるで月に光がないように真っ暗になっているのです。

月の引力は、海面に影響を及ぼし、潮の満ち引きを作り出します。
海は地球の面積の約70%を占めていますが、実は人体の水分量も全体の約70%となっています。

地球と人体の磁力エネルギーががトーラス体構造と一致するように、これも地球と人体のフラクタル構造といえるでしょう。
地球と海の関係のように、私たちの体の中にも海を持っているかのような相似性ですね。

似た構造や形状をしているものは共鳴現象が生じやすくいので、月の満ち欠けも個人差はありますが、人に何らかの影響を及ぼしているようです。
満月や新月の時は、精神的に昂揚して感情が激しやすくなったり、逆に消沈して落ち込みやすくなったりする人が多いものです。

新月も満月と同じように引力が強いのですが、その作用はまったく逆で、人の出産率は満月付近が多く、新月の時が最低になります。
上弦・下弦の半月の時は、うっかりミスや追突事故のような交通事故が多いことも発表されています。

新月を起点として、月はこれから満ちて行きます。
そのため、新月は物事が0から始まる日として、何かをリセットしたり、新しく始めることに適した日だと考えられます。

これまで体調が悪かったり、気持ちが沈んでいた人も、新月が少しだけ前向きに気持ちを切り替えるきっかけとなれば良いでしょう。
きっかけは、因縁生起にもつながるもので、縁起担ぎも含めて、良ききっかけを作ることは効果的です。w

明後日の18日は、陰暦の八月二日に当たり、「二日灸」の日です。
陰暦二月二日と八月二日には、灸をすえると効能が倍になるとか、無病息災で暮らせるという言い伝えの風習があります。

不調や不具合がある方や、健康に心配のある方は、お灸をすえなくても何らかのメンテナンスや健康の手立てを実行することも、良い因縁生起になるといいですね。
コロナ禍の感染防止、外出自粛のご時勢で、飲食店や観光関係のみならず、鍼灸整体治療院や診療所などでも来客が減っています。

苦痛や不調を抱えているだけで喜びや楽しみは減るものですから、早めに手当てして、解決・解消するのが一番です。
インフルエンザよりも感染力のはるかに弱いコロナウィルスの感染を懼れ過ぎて、苦痛や不調がより重大なものとなったり、手遅れにならないようにはしたいものですね。^^;

また、18日は甲子日で、大黒天の御縁日でもあります。
甲子(きのえね)は、60通りある干支の一番最初で、縁起が良いとされ、物事を始めるのに適した吉日とされています。

何せ、3000年余りずっと途絶えず続いてきた干支の筆頭ですからね。
この日に行動を起こすと運気が良い流れになるとか。w
この日から始めたことは良い流れを持ち続くとか。w
長く続けたいことはこの日に始めると良いとか。w

大黒天は、日本には密教とともに伝わり、天部と言われる仏教の守護神達の一神で、軍神・戦闘神、富貴爵禄の神とされました。
特に、中国から財福を強調して祀られたものが、日本に伝えられたようです。

密教を通じて伝来したことから、初期には主に真言宗や天台宗で信仰され、
室町時代になると日蓮宗においても盛んに信仰されました。

元来は、インドでも厨房・食堂の神ともされていたのですが、日本においては最澄が毘沙門天・弁才天と合体した三面大黒を比叡山延暦寺の台所の守護神として祀ったのが始まりとされています。
後に大国主神と習合し、七福神の一神となって、福徳や財宝を与える福の神となります。

食堂や台所にまつられることが多く、そこから転じて寺の婦人(僧侶の妻)を大黒さまと呼ぶこともあります。
また、建物の中心となる太い柱を大黒柱と呼びますが、これは大黒さまが天・地・人を守る事から、屋台骨を支えるものをこのように呼びます。

七福神の大黒様は、狩衣のような服を着て頭巾をかぶり、右手に打出の小槌、左手に大きな袋を背負い、米俵の上に立っているのが一般的です。
俵に乗っている由緒は、「毎日ご飯を供えてお参りすれば、一生、食に不自由はさせない」というお告げあった話が残されており、米俵と結びついたようです。

密教の大黒天供養法は、「一日千座行」や、もっと秘密の「浴餅(よくべい)」がありますが、誰もができるわけでない特殊な供養法です。
一般の家では、仏飯か洗米、一番水かお茶、お酒をお供えすることが多いようですね。

コロナ禍のせいで、京都でも老舗の閉店が増えていて、経済難は続きますが、人事を尽くし天命を待つまでに、叶わぬ時の神頼み。w
叶った時のお礼参りは忘れないようにして、想念が叶うよう神仏に祈念することも良いことと思います。

明日の新月、或いは明後日の甲子日を機に、嫌なことや思わしくないことはリセットして、月が満ちて行くように、明るく快くなって行くよう意識行動したいものです。
今夜はその前夜祭として、ささやかながら水曜会。w

今日のメニューは、以下の11品です。
1.レタス、水菜、赤パプリカ、ロケットトマトのサラダ、亜麻仁油和風ドレッシングで。
2.湯がきブロッコリー、辛子マヨネーズを添えて。
3.エノキダケ、玉ネギ、最後のタイ赤プリック入り鶏胸肉のつくねバーグ。
4.鶏のレバニラ焼き肉ソース炒め、。
5.鶏もも肉の幽庵(味醂:醤油=1:1に料理酒を加えて)ローストチキン。
6.牛ロースとマイタケのステーキ。
7.丸茄子の田楽焼き。
8.小松菜のお浸し醤油絞り、ちりめんじゃこの乾煎り、胡麻油掛け。
9.鮎の田楽串焼き。
10.ニシンの幽庵照り焼き。
11.ヒジキ、シメジ、刻み揚げ、黒ゴマの麺つゆ炒め。