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お盆中日、16日の送り火を控えて、本日は水曜 会。

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昨日は迎え火でご先祖を迎えましたが、お迎えは15日まで、16日には再びお皈
(かえ)り頂く「お精霊(しょらい)送り」を致します。
正式な盆行事では、13日に墓参りや迎え火などでご先祖を迎え、14・15日
の中日には家で過ごしてもらい、16日に再びの墓参りや精霊流し、送り火など
でご先祖を送り出すことになっています。

したがって、13日から16日がお盆の期間ですが、全国の風習は様々ですね。
よくあるのが、胡瓜と茄子に割り箸を刺して、馬と牛に見立て、迎えの時は早く
先祖に来ていただくべく胡瓜の馬を用意し、送りの時はゆっくりとあの世に帰っ
ていただくべく茄子の牛を用意するとか。w

霊体は質量ゼロですが、そのような物に乗って来るのではなく、故人や先祖に対
する生ける者のいわば思い遣りですね。
そうした風習は否定しませんが、それに拘ることはないかと思いますよ。w

葬儀や供養は、亡き人のためというより、生きてる遺族のためにあるものですから。
仏教の行事ではありますが、元より創設者のお釈迦様自身は、「全ての僧侶よ、
我が葬儀に関わるな」と申し渡したものです。

民間の信者が仏舎利塔を建立しましたが、時代は流れ、お釈迦様の遺骨を分骨し
た寺院こそ、正当な仏統であると誤解されてるよーな?^^;
お釈迦さまも含めて、故人の遺徳や思い出を偲び、感謝するのがお盆であり、お
彼岸の意義ではないでしょうか?w

今日、明日は、お盆の中日ですが、台風が迫ってまいりました。^^;
明日が暴風雨のピークになりそうですが、台風一過で、16日の五山の送り火が
無事行われ、万霊が滞りなく彼岸へ帰れると良いですね。

五山の送り火は、お盆にお迎えしたご先祖様の霊を再び浄土にお送りする、精霊
送りのかがり火を五つの山で焚く行事です。
京都の人は、祇園祭とかへ出かける人よりも、家のすぐ近くから見える送り火に
静かに手を合わせる人が多いものです。

16日の夜8時から、東から西へ「大文字」→「妙法」→「船」→「左大文字」
→「鳥居」の順に次々点火されてゆく送り火は、約1時間静かに燃え続け、その
間、京都市内は幻想的な雰囲気に包まれます。
地方の人がよく「大文字焼き」と言うのを耳にしますが、特に京都のお年寄りか
らは、「山焼きちゃうで。送り火や。」と怒られます。w

嵐山からは、遠くの大文字と近くの鳥居形が見えますが、朝の散歩コースの嵐山
東公園からは、鳥居形が正面に見えます。
8時20分の点火ですが、松ヤニが入った松を使うため、他の山よりオレンジが
かった色になります。

また、他山のように木を組むのではなく松明をそのまま突き立てるため、親火床
から松明を持って各火床に走ります。
この様子を「火が走る」と言われますが、保存会は寺の檀家の世襲ではなく、有
志によって構成されています。

16日の送り火の夜、嵐山では灯篭流しが行われます。
嵐山灯篭流しは、昭和24年、戦没者の霊を慰めるため、灯篭による供養を始め
たことに由来します。

1.渡月橋の東詰から、桂川に精霊送りの灯籠が流されますが、お精霊さまにこ
の灯篭に乗っていただき、浄土へお送りする行事です。
流し灯篭は、一基1000円だったかと。w

お盆と言えば、仏教行事ですが、京都では神社の神事もあります。
14日から16日は、桂川からは三条通りを東の車折(くるまざき)神社で、万
灯祭(まんとうさい)が行われます。

全国の参拝者・崇敬者が奉納された三面からなる紙灯篭に点灯し、奉納された皆
様の様々な願い事の成就を祈念する神事です。
自由に無料で見学できて、1面500円で誰でも灯篭のご奉納ができるのもいい
ですね。

昨夜は、迎え火の後、リビングで間違ってカメラが作動しましたが、薄紫がかっ
た白い光が写ってました。w
式神ではなく、迎えたご精霊ならばと、供養し献杯することにしましょう。w
故人を偲び、面白かったり、楽しかった思い出を語るのも、お盆らしくて良いで
しょう。

さて、お盆中日の今日は、水曜会です。
精進料理に拘らず、夏バテしないよう、しっかり食って、飲むことにしましょう。w
今日のメニューは、以下の13品です。
1.ヤマナメタケ、生キクラゲ、ワカメ、刻みオクラの冷やし汁。
2.茶豆の枝豆。
3.京豆腐「やさしくとけるケンちゃん」の冷奴、ミョウガと削りカツオ、だし
醤油で。
4.皮ごとレンジした蒸しトウモロコシ。w
5.「信ちゃんミニがんも」の炊いたん、冷やしても美味。w
6.カボチャと煎り大豆のピクルスの炊き合わせ。
7.錦糸玉子煎りアナゴ・キュウリ、ポン酢で。
8.イカゲソのニンニク炒め、フライドオニオンとレモンを添えて。
9.絹豆腐「もっちり揚げ」のバター焼き、田楽味噌と明太子乗せ。
10.牛肉、エリンギ、マイタケ、ブナシメジのすき焼き風山賊鍋。
11.鶏胸肉の生ハム、辛子と昆布醤油で。
12.豚バラ肉、人参、シメジのバルサミコ酢ソテー。
13.水ナスの昆布だし漬け。