9月晦日の台風が過ぎ、10月1日は快晴でしたね。
それから3日間、快晴が続いていますが、朝の気温は17℃で、ノーシャツ・ノーパンで甚兵衛さん着てると肌寒く感じます。w
日中はまた連日27℃と、マレーシア並みの夏戻りかと思わせる気温ですが、これからずっと朝方が冷え込むようになってくるでしょう。
実は、人体にとって、秋が最も冷えが応える季節ですので、寝汗で身体を損ねる汗の内攻には注意しましょう。
衣服や寝具の調節には、工夫を要しますね。w
10月に入った1日は、寅の日でしたが、寅の日は金運に縁がある日で、金運招来日ともいわれています。
俗説ですが、虎は「千里を行って千里を帰る」ということから、この日に旅行に出かけると安全に帰ってくることができるといわれてきました。
そのためでしょうか、黄色のシマ模様の虎さんは、金運と密接な関係があり、寅の日に財布を新調すると「お金を使っても呼び戻してくれる」効果が期待できるとか。w
寅の日といえば、毘沙門天の縁日ですね。
毘沙門天は密教では十二天の一つで、仏教では仏教の守護神四天王の一つです。
いずれも北方世界を守護し、黄色の身で忿怒(ふんぬ)の相を表し、甲冑(かっちゅう)を着け、左手に宝塔を捧げ、右手に矛または宝棒を持っておられます。
インドのベーダ時代からの神で、ヒンドゥー教ではクベーラと呼ばれますが、仏教の護法神としてサンスクリット語のバイシュラバナを吠室末拏などと音写し、転じて毘沙門天となったとか。
四天王の一つとしては多聞天と呼ばれますが、財宝を施す神として、施財天ともいわれ、日本では七福神の一つになってますね。
今日は辰の日なので、明日は巳の日ですが、巳の日も金運・財運にまつわる縁起の良い吉日とされています。
俗に、巳の日に弁財天のお遣いである白蛇に願い事をすれば、その願いが弁財天に届けられると言われております。w
明日は暦にも記載される己巳(つちのとみ)の日で、巳の日の中でも最も縁起のい良いとされる弁天様の縁日です。
己巳の日は60日に一度巡って来ますが、弁財天をお祀りしている神社は必ずこの日に催事を行います。
弁天様(弁財天)は、もともとはインドのヒンドゥー教のサラスヴァティーという女神です。
「サラス」は”水”を意味し、「バティー」は”富むこと”を表していることから、水の神様として神格化されました。
また、古代インドのサラスバティー河を流れる水が心地よい音を奏でるため、音楽の神様ともされています。
ヴィーナーという、日本でいう琵琶を持った姿で描かれているのはその為ですね。
仏教の守護神として日本に伝わってきた当初は「弁才天」と書かれ、芸術の神様として崇められました。
やがて「才」が「財」という音に通じることから、財運をもたらす女神様として信仰されるようになったようです。w
日本では七福神の紅一点として、毘沙門天と同じく、宝船に乗っていますね。
巳の日に弁財天にお参りして、「銭洗い」をするとお金が増えるという俗信、いやいや呪(しゅ)があります。
お参りの作法の後、貨幣はそのまま洗えばよいのですが、紙幣は縁を濡らすだけで良いとか。
洗ったお金は、ハンカチなどで綺麗に拭えば、福銭としての効果を持ち、幸福をもたらしたり、さらなる財を招く作用があるとか。w
弁財天を祀る寺社の説には、それぞれの寺社の作法と福銭の使い方があります。
一つは、福銭を種銭として大事に仕舞っておく方法です。
銭洗いした聖なる福の種である紙幣は決して使わず、種から発芽し大事に育てて実りを増やそうとするもので、これは無駄遣いをしない節約につながりましょう。w
もう一つは逆に、可及的速やかに使うことが、福を招き、さらなる収入を増やすというものです。
銭洗いした福銭は、効力があるうちに使って世に広めることが、さらなるお金を舞い戻す効果があるとか。
呼吸と同じで、吐けば吸えると、感謝を持って提供してくれた人の便宜が良いように、対価である支払いを早く、綺麗にする法とも言えますね。
お金は人体における血水と同じで、良く循環することが、世のためにもその人のためにも良いようですね。w
寺社のお勧めがなければ、貯金用の財布に発展計数の紙幣を温存するのと、日ごろ使う財布に残りの福銭を入れて綺麗に支払うのと、ダブル効果を図ってみては?w
いずれにせよ、その際、弁財天の聖水は、呼び水の呪となって働くようです。w
マジナイは「呪い」と書きますが、命名や祈り、アファーメーションと同じく一種の呪(しゅ)で、それなりに効くものですよ。(ワラ)
10月8日から11月6日は戌の月になりますが、年月共に十二支が戌が重なる、今年の焦点月です。
四柱推命では戌の十二運は、墓、養、衰、冠帯の4種類になりますが、10分の3が墓運となります。
表裏を足すと、確率的には10人に6人が墓運が働くことになりますね。
墓は太陽配置でいうと冬至の時期に当たり、陰気が最も盛んとなる候ですが、神仏との縁が働き、仏縁が生じたり、神仏の加護が得られる期間といいます。
宗旨本尊や菩提寺、氏神神社を参拝祈念したり、自分や家族の守護となる神仏と縁を結んだり縁を深めたりして、積極的に神仏を味方として力を得ましょう。w
特別拝観や秘仏開帳の機会を耳目にするなら、それはひょっとして神仏に呼ばれてることかも?w
神仏に対座し、感銘や気づきを得たり、お姿を観想(イメージ)して、神仏同体、同行の意識的言行、振舞いをすることも効果的です。
神社の神様はエネルギーの存在であって、ご神体もしくは場に宿っているモノで、お姿は見えかねます。^^;
が、神社はその土地の最も強いエネルギースポットに建てられており、強い波動があります。
不調や心の乱れは、自分の波動が環境と調和していないことなので、神社で小1時間ほど身を置くと、波長共鳴で気をチューニングすることができます。
これが、祓い清めであり、惟神(かむながら)の作用なのです。
10月は出雲以外は「神無月」と呼んで、全国の八百万の神様は出雲大社に出張されてるとか。w
元より神は人ではありませんので、どの神社もこの月、神と呼ぶエネルギーの存在が無くなることはありませんので、ご利益が薄れることはありませんからご安心を。(笑)
仏教や密教では、智慧や諸々のエネルギーの働きや作用が、仏像や仏画という実体で表されています。
崖が崩れて現れ出た岩ころでも、人がそれを見て、例えばお地蔵さんと見定め、色んな人が地蔵尊として崇めれば、呪が働き、その岩はもう生命無き物体ではなく、立派な地蔵菩薩の働きある存在となりましょう。w
人は上達のためには手本をもって、お手本となるものに近づくことが、上達の近道です。
「学ぶ」は「真似(まね)る」が語源ですが、人を真似ると個性特質が違ってたり、真似続けてもなかなかその人を超えることができません。^^;
だから、芸道や術道に於いては、「守破離」を以って、免許皆伝、独立の指標としたものです。
その点、神仏に学び、神仏を手本として近づくことは、元より人を超えた存在ですので、より効果的かと。w
密教では、「入我我入」といいますが、神仏を念じて、神仏我に入り、我神仏に入ると観想して行じることが修行です。
即身成仏とまではいかなくても、神仏同体、神仏同行を念じ観想して行動することが、効果的な所以ですね。
自身の見事化にもつながり、進化成長にもつながる行だと思います。w
神仏参りは、良く願い事を叶えるために出かける人が多いものですが、お礼参りも大事です。
が、その前に、願い事を祈るならば、神道の祝詞にあるように、「意宣(いの)る」ことが大事で、自分は斯く斯くすると意識を込めて宣言し、加護をお願いしてください。
願を掛けるには、○○断ちが効果的で、叶うまで何かを断って、意識行動し続けることが叶いやすくなるでしょう。w
墓運働くときは、心身に陽気を養うことも大事となります。
そうでなくとも、秋が深まるにつれて、陰気は増して行くものですので、談笑や歓談の機会を多くして、自他の心が明るくなるように努めましょう。
陰極まって陽となる理で、梅干しや酢など酸性のものを摂ると、体内がアルカリ性に向かって働くように、米や麦などのように地上の頂点に実るものより、地中に向かって成る根菜をより摂ることが陽気を高める効果があります。
心気が上がらず、陰気が滞る人は、断食せずとも、主食のでんぷん質より、根菜や野菜を多く摂ることが効果的かと。w
そもそも、レンコンにせよニンジンにせよゴボウにせよ、けっこう根菜には、でんぷん・糖質は多いものです。^^;
高尾病院の江部の康二先生(コウちゃん)の「食品別糖質量ハンドブック」(洋泉社)には、幅広い食品のデータが掲載されていて、ダイエットや糖質制限に役立ちますよ。
さて、原稿もまとめず、ヒーリング技法をあれこれ懸案しつつ、本日は予約もなく、水曜会。w
ハンドブックを手元に置きながらも再読せずに、先月末の検査結果を反省しつつ、料理に掛かることにしましょう。w
中性脂肪に肝数値、理では下がるはずなのに・・ハイボールや焼酎の量が邪魔してるのかしらん。^^;
ま、何の不調も自覚症状も感じませんので、美味しく楽しく秋の夜を過ごしましょう。w
今日のメニューは、以下の14品です。
1.もやし、貝割れ大根、ブロッコリースプラウトの中華マリネ。
2.水菜、ツナ、蒸しサラダ豆の梅紫蘇ドレッシングサラダ。
3.レタスの千切りとコンソメ煮鶏の胸肉、黒胡麻ドレッシングで。
4.叩きオクラの麺つゆ和え。
5.小松菜と京揚げのだし醤油浸し、黒ゴマまぶし。
6.丹波大黒シメジとエリンギのカメリナオイル・バター・ガーリックソテー。
7.ヒジキ、蒸し大豆、ブナシメジの和風炒め煮。
8.手作りシナチク。
9.いづみ式糸こんにゃくとだし揚げの炊いたん。
10.いづみ式エノキダケの豚バラ肉巻き。
11.温泉玉子、たまご用だし醤油で。
12.大根と生コンニャクの粉末おから入り赤だし味噌煮込み。
13.切り干し大根と蒸し大豆、白ゴマの和風炒め煮。
14.牛肉、マイタケ、京麩のすき焼き。