雨降るごとに気温が下がり、秋が深まって行きますね。
京都は今日やっと晴れましたが、秋の雨は陰鬱で嫌いです。^^;
散った桃やら菩提樹の葉を掃いて、洗濯物を干し、部屋にもうららかな陽光を採り入れましょう。
朝露ができると晴れと天気のことわざにありますが、日中の空気は乾燥しますが、夕方気温が冷えて来ると湿度も増す候なので、洗濯物は夕方前には取り入れるのが良いですね。
2日後の20日からは秋の土用に入り、11月7日の立冬前日まで土用期間が続きます。
土用は季節の変わり目に当たり、秋から冬へと移行する期間は、心身の変調に注意しましょう。
土に気が盛んになりますので、五行の理では脾・胃に邪気が溜まらないよう、また憂悶が募らないようにすることが要になります。
土用の禁忌は、土を動かしたり、掘ったりすることが第一に挙げられますね。
陰陽道で言う土公神(どくじん)の伝説は迷信ですが、土を休めるべき期間、人体でも胃を休めることは大事です。
食欲の秋ですが、昔と違って過食傾向のある現代、食べすぎ、飲み過ぎは自制しましょう。w
土木工事や植木の移転など、10月20日から11月6日まで18日間もできないのは不便なので、間日が設けてありますね。
秋の土用の間日は、未、酉、亥の日なので、10月23,25,27日と11月4,6日となります。
風習を大事にする方、気になる方はこの間日に着手されると良いでしょう。
土公神はもともとは道教の神でしたが、日本では堅牢地神(地天)と同一視され、文殊菩薩を本地としました。
土をつかさどるこの神は、季節によって遊行するとされ、春はかまど(古い時代かまどは土間に置かれ、土や石でできていた)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にいるとされたものです。
元来は、遊行している季節ごとにかまどや門、井戸、庭に関して土を動かす工事を行うと土公神の怒りをかい、祟りがあるといわれました。w
それが広まってからは、土いじりや草むしり、増築、遠方への旅行も避けるべきとされ、今でも風習として、土木工事の着工の他にも、納骨や地鎮祭も避けることが多いですね。
また、土公神はかまどの神ともされ、かまどに祀り、朝晩に灯明を捧げる地方もあり、この神は不浄を嫌うので、刃物をかまどに向けてはならないとされます。
間日には土中から天に昇り、文殊菩薩の説法を聞きに行くので、間日には障りがないのだと昔の陰陽師は説きました。w
現代の陰陽師は俗信や迷信には関知しませんが。(笑)、それでも風習は伝統文化でもあり、人の意向は大事にしたいところです。w
入籍はともかく、晴れの結婚披露宴に仏滅を選んだり、忌み言葉を披露宴で口にしたり、友引に葬式を出したりすると、人の顰蹙やタタリを受けることもありますからね。(ワラ)
季節の風習は、移り行く時候を感じ、味わい、今を大事に生きることにもつながります。
夏の土用は、丑の日に「う」のつく物、黒いものを食べることが縁起食、風習食でした。
これは夏には枯れた冬の玄気を得ることが夏バテを防ぐという五行の理から生じた風習です。
土用に当たる月は、丑(1月)、辰(4月)、未(7月)、戌(10月)の月です。
6か月前の反対の季節の気が不足するので、夏の未月には対冲の丑月の気を補うということです。
その伝では、戌月の秋の土用は、辰の日に「た」のつく物や青いものを食べることが縁起食になります。
丑の「う」、辰の「た」は単なる縁起担ぎですから、玉ネギでも担々麺でも何でもいいでしょう。w
秋には枯渇した春の青い気を得ようとするなら、秋刀魚や鯖などの青魚が脂が乗ってて良いですね。^^
スーパーなどで、またしても丑の日ウナギを宣伝したり、土気の脾・胃を休める期間なのに同気の甘味がたっぷりの餡ころ餅を出すのはどうかと思いますが。^^;
自覚症状のない初期糖尿と云われた私は、青魚に大根おろし、春の木気に属する酸味あるスダチやカボスなどを添えて、季節を味わうことにしましょう。w
私は別に辰の日には拘りませんが。w
朝食が1週間中3、4日は魚、2,3日はステーキがメインで、野菜・キノコと味噌汁ははほぼ毎日の食習慣ですが、今年はずっと夜にあんまり食べないようにと、いづみが昼食を作ります。^^;
私立ラーメン探査官を密かに名乗ってた私は、たまにはこってりラーメンとか、時間ないならインスタントラーメンでもいいから食べたいんですけど。w
食欲の秋です。。ヒロシです。(違爆)
昼に予約が入ったので、昼食は夜に回すことにしましょう。^^
水曜会の準備が整いました。今日の料理は以下の12品です。
1.いづみ式、ソーセージ、エリンギ、キャベツ、ニンジン入り焼きそば。w
(ちゃっかり、麺も具も自分の昼食用に取り分けて、持ってってるし。^^;)
2.鶏もも肉とエリンギの照り焼きロースト。
3.ガーリック風味豚ロースの豚カツ、キャベツを添えて。
4.水菜とプチトマト、ツナのポン酢マヨサラダ。
5.ヒジキ、蒸し大豆、エノキダケ、シメジ、煎り胡麻の炒め煮。
6.絹豆腐の湯豆腐、手作りポン酢で。
7.山茶ダケのホイル包み焼き、同じくポン酢で。
8.アサリの生姜煮とキュウリの炒めもの。
9.鶏ミンチ、赤万願寺、セロリの肉味噌、レタスで包んで。
10.合挽きミンチ、ミョウガ、長ネギの肉味噌、同じくレタスで包んで。
11.玉ネギのバター蒸し、丸中醤油掛け。
12.切り干し大根、ニンジン、刻み揚げの胡麻油炒め。