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本日第二土曜日、気の講座

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4月6日に八専に入り、桜散らしの雨が多かったですね。
八専終りは17日ですが、この日が土用の入りとなります。

春の土用は、立夏前日までの18日間ですから、5月5日までが土用期間。
土用は季節の境目に当たり、土の気が盛んになる期間です。
基礎工事や土木工事など、穴掘りや土を動かしたり、犯したりすることが古来より忌まれていたものです。

今でも着工は、土用の間日を選んで施工するところが多いですね。
間日は、春の場合、巳・午・酉の日に当たり、4月23,24,27日、5月5日になります。

陰陽道にいわく、土用は土公神(どくじん)が地を支配する期間で、間日には天の文殊菩薩のもとへ出かけるので着工してもバチが当たらないのだとか。w
土公神は、十二天の一つ地天(じてん)、堅牢地神と同義です。

密教や仏教の良さの一つに、神仏の姿が拝めることが挙げられますね。
地天の姿ってあまり見たことないので、原点を探ると、ヒンズー教のプリテイヴィーという女神だと分かりました。

いわゆる母なる大地の神、地母神(ちぼしん)ともいわれる存在で、これならバリ島でお目にかかったものです。^^
雷神インドラ、火の神アグニのお母さんです。
1.インドネシアのプリテイヴィーのお姿。

土用は、殺生も禁忌事項でしたが、旅行を忌む風習もありましたね。
気学では、土用殺と称して、春の土用は南東がそれに当たり、五黄殺と同じ凶意があるとか?w
土用期間は、吉方位に出かけても吉作用が減退するので、旅行を凶としたのでしょうね。^^;

農業や林業で、土を休ませるのは自然に優しく、良いことでしょう。
それに対して、花見でもゴミ散らかしっぱなしの中国人旅行者の多かったこと。−−;
人にも、環境にも、優しくあることが善ですね。

夏の土用は丑の日に「う」のつくモノや黒いモノを食べることが有名ですね。
土用の丑の日にうなぎを食べるのは、一挙両得。(笑)

その伝でいえば、春の土用は戌の日に「い」のつくモノや白いモノを食べることが縁起物になります。
今年の土用では、4月28日が戌の日に当たります。

これは元来、陰陽五行の養生訓で、夏の土用には冬の黒気を摂り入れること、春の土用は秋の白気を摂り入れることが効果的だと云う理です。
秋病春治で、秋に症状の出る病気は、春から根治を目指しましょう。^^v

冬に腎を病んだ人は、大体春に癒えるものですが、春に良くならなければ、夏の土用にひどくなります。^^;
一日のうち、夕方に症状が悪化し、夜半には軽減するのですが、乾燥は禁物です。w

部屋は加湿し、小まめに水分を補いましょう。
苦みのある食養生を続けると、冬には良くなると黄帝内経に記載されています。

今、鼻炎など花粉症の症状がある方は、後一か月の辛抱ですね。
甜茶やシジュウム茶、紫蘇茶などで症状を軽減しましょう。

さて、本日は4月度、気の講座です。
懇親会の料理は、ほぼ出来上がりました。^^v

2−1.サニーレタス、レタス、紫玉ネギ、プチトマトのサラダ、イタリアンドレッシングで。
2.鶏肩肉のスパイシーから揚げ、レモンを添えて。
3.豚骨、鶏骨のコラーゲンたっぷりカレー、ジャガイモ・ニンジン・玉ネギ入り。
4.豚ロースと春キャベツのカレー風味オイスターソース炒め。
5.タイプリック・フライドガーリック・エノキと鶏ミンチのつくねバーグ。
6.カニカマ・豆腐・卵のフヨウハイ、ネギの水晶餡掛け。
7.鶏胸肉のピカタ、チリケチャップソース添え。
8.豚カツと春キャベツのサラダ。
9.キュウリと柚子大根の昆布塩水漬け物。
10.沢庵の花びら盛り。

11.冷蔵庫には、九条ネギのヌタ和え。
12.人数と気分次第で、新玉ネギのバター醤油蒸し。

甜茶の準備も完了。
お話しする内容を脳内でシュミレーションして、出発を待ちます。^^v